JWP 5/18後楽園ホール大会



第1試合 春山香代子 vs 倉垣翼

後楽園ホールに入ると第1試合の途中。倉垣がカナディアンバックブリーカーでかつぎあげ、トップロープに引っかけるとドロップキック。春山エプロンに。倉垣突っ込む、春山エプロンからスリーパーに。リングに戻って張り手の打ち合い。倉垣ヘッドバット。倉垣俵返しに、春山回転エビに取る、カウント2。倉垣ロープに飛ぶ、春山パワースラム、コーナーに上ってミサイルキック(右写真)。

再度コーナーに上ってダイビングプレス。2発目、倉垣は足を立てる。倉垣ロープに走る、春山カウンターで捕らえてスパインボム(左写真)、カウント2。春山2発目狙う、倉垣着地してバックドロップ、カウント2。倉垣コーナーからミサイルキック2連発、カウント2。10分経過。

ボディスラムで投げてコーナーからダイビングヘッドバット、春山かわす。春山ロープに飛ぶ、倉垣カウンターで俵返し、カウント2。倉垣雪崩式バックドロップ狙って春山をコーナーに上げる、春山押しつぶすべくターンバックルを蹴るが、倉垣はそのまま投げ落とす。コーナーに上がって春山にミサイルキック(右写真)、カウント2。

倉垣が立ち上がって「決めるぞー!」と叫ぶと春山は忍び寄ってスクールボーイ。倉垣逆さ押え込みからウィングクラッチホールド(左写真)、カウント2。

倉垣雪崩式バックドロップ、春山押しつぶす(右写真)、カウント2。春山が雪崩式パワースラム狙ってコーナーに上げる。倉垣は飛び越して回転エビ、春山切り返す、倉垣再度切り返す、カウントは2。

倉垣コーナーに上る。春山下からパンチ入れて雪崩式パワースラム(左写真)、カウント3。

春山(13分4秒 片エビ固め)倉垣


第2試合開始前に美咲がリングに上がりインフォメーション(右写真)。あずみのバスツアーなど宣伝。しかしオロナミンCはなし。


第2試合 デビル雅美 vs カルロス天野

ロックアップ、デビルがロープに詰める。ブレーク。デビルチョップ、ロープに振る。天野切り返して飛びつき十字固めに行く(左写真)がデビルはそれを振り払う。デビルコーナーに振る、天野反転ミサイルキック、デビルすぐに立ち上がって串刺しラリアット。

デビル天野を立たせる。天野腕取ってワキ固め、デビル踏ん張る(右写真)。結局グラウンドに持ち込めず。天野リリースしてカニばさみで倒すとバックから十字、デビルロープ。

天野キック、2発目デビルはキャッチして立ち上がるが天野は回転してヒザ十字に持ち込む(左写真)。デビルロープ。天野ストンピング、低空ドロップキックでデビルを場外に落とし、トペに行くがデビルかわす。

デビルは天野を引き回してフェンス攻撃。エプロンに戻してパワーボムの体勢(右写真)、リング内に投げ捨てる。デビルはコーナーに上ってローリングセントーン、天野かわしてロープに飛ぶとフライングラリアット。

しかし2発目はデビルがカウンターのラリアット、天野かわしてエルボー(左写真)。

デビルがバックを取る、天野エルボーでブレークしてバック取り返す。デビルエルボーでブレーク。天野ローリングエルボーで倒して十字(右写真)、デビルロープ。

天野ロープに振る、デビル踏みとどまって天野をパワーボムの体勢に持ち上げる。天野は抱え上げられた状態でデビルの頭にパンチ入れ、空中で三角絞めに。デビル前に倒れ、天野グラウンドで絞める(左写真)。デビルロープ。

天野はデビルの腕にストンピング、立たせても腕に攻撃集中。デビルの腕をロープに引っかけて締め上げ、助走をつけてドロップキック(右写真)。

天野腕折り、デビルスリーパーに切り返す。グラウンドで胴締めスリーパー(左写真。片羽絞め?)に。天野ロープ。デビル走り込んでヒザ蹴り。

中腰の天野にカカト落とし、天野はキャッチしてヒザ十字に。天野一旦立って再度ヒザ十字に取り直す(右写真)。デビル天野の足を取ってアキレス腱固めで反撃。天野はデビルの両足を固めてクロスヒールホールド。天野デビルの体を引っくり返してテキサスクローバーの形に入るが体勢崩れる。

天野低空ドロップキック入れてコーナーに。ダイビングラリアット、デビルかわす。逆にデビルがラリアット、カウント2。デビルライガーボム(左写真)、天野は2で返す。

デビルどんぐり、天野は2発目をDDTに切り返す。天野突っ込む、デビル前蹴りから一気にひっこ抜くとファイヤーバレー(右写真)、3カウント。

デビル(14分12秒 体固め)天野

ここで5/28日本青年館大会のカードが発表。第1試合に植松&ブラディー参戦。メインの関西、豊田、レジーの相手は堀田さえ入ってれば後は「誰でもいい」


第3試合 輝優優&アキュート冴 vs 藪下めぐみ&阿部幸江(Jd')

先発は冴と阿部。冴パンチ連打、阿部受けきって打ち返す。冴ドロップキック3連発、阿部は3発目をスカして逆にドロップキック3連発。阿部コーナーに振る、冴コーナーに飛び乗って回転エビ、カウント2。冴首投げからスリーパー、阿部体勢を入れ替えエビ固め、カウント2。藪下が入り、冴をコーナーに振ると串刺しドロップキック。阿部も藪下の腕を踏みきり台にして串刺しドロップキック。阿部ダブルアームスープレックス打って藪下に正式タッチ。藪下ロープに振る、冴はクロスボディで返し輝にタッチ。輝コーナーに振ってイナヅマ(左写真)。DDTからカバー、カウント2。

輝首投げから首4の字。藪下引っくり返す、輝ロープ。藪下足4の字、阿部がコーナーからダイビングプレス(右写真)2発。冴が藪下を蹴ってカット。さらに藪下にフットスタンプ連発。輝がロープに振る、藪下は飛びついてフェースクラッシャーで返す。藪下ダブルアームスープレックス、カウント2。

阿部が入って輝をロープに振る、輝切り返し、帰ってきたところをいきなり肩に担いでのブラックバスター、阿部肩から落下(左写真)。輝続いてニードロップ落とそうとするが阿部がジタバタしているためゆっくりしたニースタンプになる。冴にタッチ。冴はストンピング、ボディスラムから逆エビ。さらにキャメルクラッチにスイッチ。5分経過。

冴リリースしてコーナーに振る、阿部切り返す、冴反転クロスボディ、阿部かわすが輝が入ってドロップキック。冴もドロップキック。冴がハンマースルー、輝がイナヅマ。ダブルで振るがクローズラインは阿部がかわして藪下が二人まとめて押しつぶす(右写真)。阿部は冴にジャンピングヒップアタック浴びせて藪下にタッチ。

冴が果敢にも一本背負いから十字、藪下ロープ。冴ロープに振る、藪下「ナメんなよ!」で切り返して一本背負い(左写真)お返し、2連発から十字、輝がカット。

藪下ジャーマンに行く、冴前方回転エビで丸め込む、カウント2。冴ロープに飛んでウラカン・ラナ、カウント2。ロープに飛んでダブルフットスタンプ(右写真)3連発、カウント2。

輝にタッチ。輝はイナヅマ(左写真)3連発からカバー、カウント2。肩に担ぐ、藪下着地、ラリアット、輝かわす。輝バックドロップ、藪下着地、藪下突っ込む、輝トラースキック。

輝コーナーに振って串刺しニーアタック、藪下かわして輝はコーナー上に。藪下場外に突き落とし、阿部が合体のプランチャで飛んでいく(右写真)。リングに戻し飛びつき十字固め、冴がカット。再度十字、これも冴がカット。藪下が捕まえて阿部がコーナーからアストロシザーズ、カウント2。

阿部フランケンシュタイナー、ロープに振る、輝切り返してブラックバスター狙うが崩れて俵返しのように落ちる。カバーはカウント2。輝コーナーに上る、藪下がエプロンから押さえて阿部が雪崩式ブレーンバスター(左写真)、カウント2。10分経過。

阿部スクールボーイ、カウント2。コーナーに上ってダイビングのヒッププレス、輝はキャッチして、持ち変えて肩に担ぐとブラックバスター、カウント2。再度肩に担ぎ上げ、そのままコーナーに上がり、セカンドロープから雪崩式ブラックバスター(右写真)、カバーは藪下がカット。

冴がコーナーからダイビングフットスタンプ、阿部かわしてバックを取るとバックドロップホールド(左写真)、カウント2。藪下が輝を場外に落とす。

阿部がトップロープに。藪下が雪崩式ブレーンバスターの要領で阿部を冴に投げつける(右写真)、カバーは戻ってきた輝がカット。

藪下が冴を肩車して、阿部がトップロープからダブルインパクト式ヒッププレス(左写真)、これも輝がカット。阿部ラ・マヒストラル、カウント2。阿部逆さ押え込み、冴逆に回転エビに丸める、カウント2。阿部下から足を掛けてエビ固め、これも2。

阿部がトップロープに。輝がエプロンから押さえる。冴が上って雪崩式一本背負い(右写真)、カウント2。

輝がコーナーからダイビングフットスタンプ(左写真)、冴もダイビングフットスタンプ、冴カバー、藪下がカット。

阿部ジャーマン(右写真)、カウント2。

輝が阿部にエルボー、冴にフィニッシュ指示。輝が藪下のカットを防ぐ中、冴がコーナーからのダイビングフットスタンプ(左写真)で阿部からフォール勝ち!

冴(14分48秒 片エビ固め)阿部


輝がマイクで「5月31日に旗揚げするNEOのみなさんです。」と紹介。ネオレディースのテーマに乗って元気・田村・遠藤の3選手がリング上に(右写真)。あいさつは元気。「JWPファンのみなさん、こんばんは。NEOです。5月31日の北沢大会で再旗揚げすることになりました。Jは同じ世代の選手が多くて、競い合ってきましたけど、今回の旗揚げのメインイベントが元気&輝vs田村&日向ということでベテラン勢は置いといて新世代でメインを務めます。今ベテランが話題になってますが、もう世代闘争は始まってます。みなさん、時代の証人になるため、ぜひ北沢にお越しください。」

輝と握手して3人退場、のはずが遠藤一人残り輝にドラゴンスープレックス。乱闘に。遠藤マイクを取る。「おい輝!元気や田村はどうか知らないけど、私は私のやり方でやるからな!」 輝マイク「おい遠藤、いい根性してんじゃねえか!いつでもやってやるぞ!」で控室まで追いかけていく。ここで休憩。


第4試合 コマンド・ボリショイ vs 美咲華菜

休憩後のインフォメはなくすぐ試合に。オロナミン完全になくなった?ボリショイのコスチューム、変。黒のフリンジってのはやめようよ。ロックアップ、美咲エルボー打ってロープに振る、コマンド切り返してアームホイップ。コマンド突っ込む、美咲キック、ロープに振る、切り返す、美咲ソバット、コマンドチョップ(右写真)、ロープに走ってラリアット、美咲かわして見合う。なんか変だなあ。手四つでリスタート。腕の取り合い、コマンドが制してターンバックルにぶつけるとキャメルクラッチに。髪をつかむ。レフェリーのチェック、カウント4でうやめる。ん?コミカルな線で行くのかな?

コマンド首投げからスリーパー、美咲切り返すと立ち上がってDDTに。キャメルクラッチお返し(左写真)、すぐにボディシザーズにスイッチ。コマンドレッグロックに切り返す、美咲ロープ。コマンド髪ホイップ2発、ロープ際で顔面踏み付け。コマンドロープに振る、美咲切り返して帰ってきたところをキューティースペシャル、カウント1。美咲DDT、コマンドこれも1で返すとワキ固め。5分経過。

コマンドが美咲の鼻をつまむ。コーナーに連れて行くが美咲がカニばさみで倒す。コマンドをコーナーに乗せて倒立式雪崩ウラカン(右写真)、カウント2。美咲振る、コマンドかわして投げっ放しジャーマン。コマンドコーナーに。美咲追う。コマンド肩車からライムライトに行くが崩れる。それでも強引に押え込む、カウント2。バックの取り合いからコマンドワキ固め、さらに腕ひしぎ十字固め、ヒザ十字固めとスイッチ。足を狙われると美咲はすぐにロープエスケープ。ロープワークから美咲がバックドロップ、コーナーに上がってローリングセントーン、コマンドかわす。コマンド上る、美咲雪崩式ブレーンバスター、カウント2。

美咲コーナーに。コマンド場外に落とす。コマンドロープを走ってロープの間くぐりのフェイントからケブラーダに行こうとするが美咲がいつまでたっても立ち上がらない。またヒザか?「一時試合を中断します。」のアナウンス。ようやく美咲が立ち上がり(左写真)、改めて場外カウント開始。6で戻る。

コマンドは足を取って裏4の字、美咲悲鳴。ヒザ十字に(右写真)。美咲ロープに逃れ、また場外へ逃れる。10分経過。

コマンドプランチャ、美咲かわす。美咲客席をひきずり回す。リングに戻り、美咲は足が動くのを確認するような仕種の後ミサイルキック2連発からダイビングセントーン(左写真)、カウント2。ラ・マヒストラル2回、いずれも2。

フィッシャーマンバスター狙うが上がらない。ソバット、顔面パンチはさんで再度トライ、今度は成功(右写真)、しかしカウントは2。

美咲コーナーに上る、コマンド下から掌底入れて雪崩式裏投げ(左写真)、カウント2。

コマンドフルネルソン、美咲ブロック。コマンド掌底、投げっ放しタイガースープレックスからセンセイ固めII(右写真)、美咲タップ。

コマンド(14分50秒 センセイ固めII)美咲

最初はコミカルなんだか世代闘争なんだかわからん感じで、途中からは美咲のヒザでボロボロ。どうにも「ダメ」としか言いようのない試合だった。

美咲が背負われて退場した後、コマンドはセコンドに付いていた輝優優に向かってマイク。「おい輝!お前日向を説得するとか言ってるけど、日向は私と組んでタッグ取り返しに行くんだよ!お前はシングルをしっかり守っとけ!」


第5試合 ダイナマイト・関西 vs 日向あずみ

デビルvs天野、コマンドvs美咲をベテランと四天王の世代間闘争と見れば四天王がここまで2連敗、日向に期待が、と言いたいところだが、内容的にはちと違うようだ。
ロックアップ、関西がロープに詰める。関西ロープに振る、日向切り返してジャンピングニー(左写真)、関西キャッチしてそのままサソリ固めに。日向未然にロープ。

関西ローキック、エルボースマッシュ。ロープに振る。日向切り返すが関西はロープに飛ばずローキック。倒れた日向にサソリ固め(右写真)。日向ロープ。

関西は日向の背中にエルボー、サッカーボールキック。立ち上がった胸板にミドルキック。コーナーに振って串刺しラリアット(左写真)。2発目は日向がカウンターで低空ドロップキック。日向はコーナーに上ってミサイルキック。2発目関西スカす。

関西ロープに振る。日向エプロンに出る。関西スワンダイブを読んで突っ込む、日向はショルダースルーで関西を場外に落とすとコーナーからトペコン(右写真)。フェンス攻撃の後関西をリングに戻し、自分はコーナーに上ってミサイルキック、カウント2。

日向バック取る、関西ロープに。日向ロープに振る、関西切り返してラリアット、日向かわしてスリーパー(左写真)。関西はコーナーに押し付けてブレーク。

しかし日向はリング中央に戻るとジャーマン。ジャンピングニーをはさんでロコモーションジャーマン、3発目でブリッジ(右写真)、カウントは2。5分経過。

日向コーナーから飛ぶ、関西キックで迎撃。ロープをつかんで立ち上がる日向に関西ラリアット。バックドロップは日向空中で体を翻す。が、関西はつぶされることなくツームストーンドライバーに持っていく。カウント2。関西コーナーからダイビングフットスタンプ、日向かわす。関西ラリアット、これもかわす。が、関西はブレーンクローに捕らえる(左写真)。日向なんとかロープエスケープ。

関西ハイキック、日向ダウン。関西ミドル、ハイ、日向またダウン。関西は日向が立ち上がるたびにラリアット浴びせる(右写真)。しかし3発目日向はかわしてジャーマン、カウント2。

コーナーに上って関西の顔面にダイビングニーアタック(左写真)。

対角線コーナーから今度は延髄ニー。さらにもう一発延髄ニー(右写真)、カバー、カウントは2。日向みちのくドライバー狙うが上げることができない。ロープに走ってエルボースマッシュ。日向コーナーに上る。

関西下から顔面にジャンピングキック、日向落下。関西はスプラッシュマウンテンの体勢、落とそうとする瞬間に日向は後方に回って回転エビ(左写真)、カウントは2。

日向ドロップキック、ロープに飛ぶ、関西キャッチして変形のみちドラ(右写真)、日向これを2で返す。

しかし関西は再度のスプラッシュマウンテン、これは返せず3カウント。

関西(10分33秒 スプラッシュマウンテン)日向

関西、日向ともにマイクなしでリングを去る。「エース」輝優優が締める。「日向は必ず説得して、早くJWPのタッグベルトを取り返しに行きます。今日は応援よろしく、あ、ありがとうございました!」



観戦記INDEXへ。