全日本 7/9 後楽園ホール大会
第1試合 スコーピオ vs SHINOBI
踊るスコーピオ。
トンボを切るSHINOBI。
SHINOBIは人工衛星ヘッドシザーズで場外に落ちたスコーピオにコルバタからラ・ケブラーダ。
コーナーに上ったスコーピオに雪崩式フランケンシュタイナー。
スコーピオムーンサルトプレス。しかしこれでフィニッシュにはせずに、
最後はスコーピオスプラッシュ。
スコーピオ(8分11秒 片エビ固め)SHINOBI
まあ、笑いあり、技あり、野次あり・・・・スコーピオ、試合後に京平にも踊るよう誘うが京平は乗らず。しかし第1試合で京平の姿を見ようとは。
第2試合 新崎人生 vs 相島勇人
いやー、いい体してるわ>相島。
力では負けてない相島。コーナーに人生を押し込む。
しかしグラウンドでは人生が圧倒。
ロープワークから人生が珍しいドロップキック。
人生ストラングルホールド、これで相島の動きが鈍くなる。
人生コーナーに詰めてカウボーイ。
しかし相島もこれで終わることはなくラリアットで反撃。この一発では人生を倒せなかったが、
ロープに飛んでもう一発、人生をぶっ倒す。
人生がロープに飛ぶとパワースラム。
すかさずコーナートップからダイビングエルボー。
しかし相島が攻め手をゆるめたスキに輪廻(つーより延髄斬り)で形勢逆転する人生。
コーナーに上ってダイビングショルダーブロック、これでフォールすることはせずに、
極楽固め、さらに平にそうしたように思いっきり反り上げる。さすがに相島ギブアップ。
人生(10分33秒 極楽固め)相島
あの反り方は人生なりの敬意の表し方ではないだろうか?試合そのものはいつもの人生以外の何物でもなかったが。
相島は観客に一礼してリングを去る。好感度高し。
ここで休憩。ここから後が全日勢の出る本編の試合ですよ、という意味か。
第3試合 石川雄規&ジョニー・スミス vs 渕正信&奥村茂雄
全日リングも赤いタオルを首に巻き、誰かさんみたいなガウンの脱ぎ方をする馬鹿者。
いきなりリングに寝る石川。期せずして「イノキ」コール。ここは全日のリングなのに・・・・。さらにインディアンデスロックで見得を切る。
渕もインディアンデスロックで返す。この辺りは度量の広さかな。
懲りない男は腕折り、
卍固め(崩れ)とやりたい放題。いやいや、全日のリングでこういうのが見れるとは。
かと思うとバトっぽい三角絞めで攻めたりもする。
渕は容赦ない顔面キック。
石川スリーパーで反撃。
奥村も要所要所で締める。
スミスはECWで流行ってるクレイドルパイルドライバー(いわゆるゴッチ式)で奥村を叩きつける。奥村2カウントで返す。
しかし最後は石川が「魔性のスリーパー」で渕を押さえる間にスミスがブリティッシュフォールから奥村をフォール。
スミス(20分46秒 片エビ固め)奥村
20分越してたかあ。まあ長かったけど見ごたえあり。
第4試合 スティーヴ・ウィリアムス&ウルフ・ホークフィールド vs マイク・バートン&ジャイアント・キマラ
全日常連の4外人によるタッグマッチ。エースは逃げたがまあそれも個人の選択。
やはり互いに意識しあうバートンとウィリアムス。
バートン長滞空時間のブレーンバスター。
ウルフにストレッチボム。
ウィリアムスは怨敵・バートンにタイガードライバー。
ウルフ、ロープに振ってフライングショルダータックル。
バートンがウィリアムスと場外乱闘している間にキマラがコーナーからウルフにダイビングネックブリーカードロップ。
最後はフライングソーセージ。
キマラ(19分24秒 体固め)ウルフ
この試合も長かったなあ。キマラブレークというよりウルフやっぱりやられ役?って感じ。
第5試合 川田利明&マウナケア・モスマン vs 藤原喜明&モハメド・ヨネ
時を超えた師弟コンビ。
川田は藤原に猛烈なチョップ。やっぱり「(藤原が)10年若ければ」の感は否めない。
ヨネはモスマン攻撃担当?モスマン、リングインの時の足がロック様入ってる。ま、同じハワイ系だからこの際徹底して真似してもいいんじゃないかな?
川田とヨネ蹴り合い。威力は川田のほうがあるんだが見栄えはしないのだよな。ヨネは集中攻撃を受けても悲愴感なしにがんばり抜く。こうじゃなきゃ、ね。
藤原モスマンにヘッドバット連打。モスマンあんまり痛がらずに反撃。
川田にもヘッドバット。川田は受け知ってるというか。
川田と藤原が場外に出るとモスマンはすぐにハワイアンクラッシャーでヨネをフォール。組み立てヘタクソなんじゃないか?
モスマン(20分53秒 片エビ固め)ヨネ
まあ、20分もやりゃあ十分か。
川田と渕と外人勢しか残っていないのに、いかにも全日、という感じがしたのはすごく不思議。別に元子夫人が出てきたわけでもないのに。
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