大日本1/2後楽園大会



開場はちょいと遅れて6時だったが、開始はほぼ予定通りの6時35分。今日は7試合+腕相撲と「プロテストマッチ」、いったい何時に終わるのだろう?入りはほぼ満員、立見も多数。


プロテストマッチ 関本大介 vs 佐藤義尚

「テスト」されるのは佐藤の方だよなあ?でも地方大会ですでにデビューしているのでは?>佐藤。
試合はグラウンドでの素早いポジションの取り合いからスタート。やっぱ新人はこうでなきゃ。先にデビューしている関本がマウントから十字(右写真)、エスケープ。両者立ち上がって今度はロープワークからのタックル合戦。互角の当たりが3度続いた後佐藤は一本背負いから十字、今度は関本がロープ。佐藤は首投げを打って関本の後頭部に頭突き。関本は立ち上がり首投げから背中へのキックでお返し。

佐藤エルボースマッシュ、関本はチョップ。佐藤は頭突き連打から十字を狙うがこれはうまく入らず。関本立ち上がると張り手、ドロップキック。ロープに振ってショルダースルー。佐藤が立ち上がるところに横殴りのラリアットを浴びせ、最後は逆片エビ(左写真)、佐藤ギブアップ。

関本(1分3秒 逆片エビ固め)佐藤


大日本腕相撲協会・第二回アームレスリングトーナメント

1回戦第1試合はマイク・サンプラス(向こう側)が大黒坊弁慶に速攻勝利。

第2試合、前回王者の松永(左写真・背中)が関本を一蹴。決勝でもサンプラスを秒殺し、2回連続の優勝。盛り上がりはなし。


第1試合 中野知陽呂 vs マルセラ

手四つからマルセラがボディにキックを入れ、中野の腕をひねり上げる。そのままコーナーに飛び乗るとロープ渡り(右写真)。ホイップの後ドロップキック2連発、首投げからスリーパーに取るが中野は下から蹴り上げてブレーク。中野は首投げから低空ドロップキック。さらにコーナーに振って前蹴り。

中野ヒザ蹴り連打。マルセラも張り手で対抗しようとするが、中野はミドルキック連打でマルセラを圧倒(左写真)。ロープに振って前蹴り、カバー、カウント2。コーナーに振る。マルセラ切り返す。中野スライディングして向きを変えると突っ込んで来たマルセラにソバット。

中野がマルセラを場外に落とそうとする。マルセラ切り返して中野を落とし、エプロンから首を取っての場外スイングDDT。コーナーに上ってプランチャ(右写真)。両者リングに戻る。中野キック、マルセラかわすが中野は足を取らせて延髄蹴り、さらにトラースキックを浴びせて場外に落とし、コーナーからトペコン、足からヒット。中野はマルセラをリングに戻しボディスラムからダイビングニードロップ、マルセラかわし中野を捕らえるとストレッチボム、カウントは1。5分経過。

マルセラ風車式バックブリーカー、ダブルアーム式バックブリーカーを連発、いずれもカウントは2。キャメルクラッチに取る(左写真)。マルセラ飛行機投げからコーナーに上りダイビングエルボードロップ、これも2。マルセラパワーボム、中野着地してハイキック2発打つがいずれもかする程度(このへんの不確実さが・・・)。

中野浴びせ蹴りからカバー、カウントは2。中野コーナーに上る。マルセラコーナーに上り雪崩式フランケンシュタイナー(右写真)、カウント2。マルセラボディスラム、中野無理矢理着地して足を取るとヒザ十字、マルセラロープ。中野ノーザンライトスープレックス狙うがマルセラはエルボーでブロックしてライガーボム、カウント2。マルセラキャメルクラッチ、中野ロープ。

マルセラボディスラム、中野背後に着地してハイキック2発、これもかする程度。中野ミドルキックはきれいにヒットさせ、予告してのショーンキャプチャー(左写真)、マルセラギブアップ。

中野(10分43秒 ショーンキャプチャー)マルセラ


第2試合 ファンタスティック&伊東竜二 vs 大黒坊弁慶&茂木正淑

伊東&ファンタスティック組(右写真)はドロップキックで先制、弁慶を捕らえるとロープに振ってダブルのドロップキック、場外に落とす。

茂木とファンタスティックで正式スタート、ロープワークからアームホイップでファンタスティックが茂木を場外に落とす。ファンタスティックは一度フェイントをはさんでトップロープ越えのトペ・アトミコ(左写真)。伊東にタッチ。伊東キック連打、バックを取る。茂木エルボーでブレークしようとするが伊東はその動きを利用してノーザンライトスープレックス、カウント2。ファンタスティック入りいきなりみちのくドライバー、カウント2。ボディスラムからムーンサルトプレス、茂木かわしてちゃぶ台投げつける。弁慶にタッチ。弁慶ヘッドバットでファンタスティックを場外に落とすと飛ぼうとする振り。

ファンタスティック客席中段まで逃げる。エプロンに戻ってスワン式スイングDDT、形が崩れる。ロープに飛ぶが弁慶パワースラム、伊東がカット。そのままタッチ。伊東は弁慶にもキック連打、弁慶はコーナーに押し込んで対角線に振ろうとするが伊東はかわしてまたキック。しかし伊藤が振ろうとすると弁慶は弾き飛ばす。茂木にタッチ。茂木ヒザ蹴り、ターンバックルにぶつけて対角線コーナーに振るとちゃぶ台アタック(右写真)。5分経過。

さらにちゃぶ台の上への垂直落下式ブレーンバスター、カウント2。ワンハンドバックブリーカーから逆片エビ(左写真)、ファンタスティックカット。弁慶にタッチ。弁慶サイドバスターから逆片エビ、伊東ロープ。背中にエルボードロップ3発落としてまた逆片エビ、これも必死にロープ。茂木入ってロープに振りキチンシンク。吊り天井(2回)からカベルナリア、伊東はサミングでブレーク。茂木これに怒ったか伊東を場外に出してちゃぶ台攻撃。リングに戻すとペンデュラムバックブリーカー、カウント2。弁慶にタッチ。

弁慶は伊東の背中にパンチ入れロープに振る。伊東はなんか返し技狙ったようだが失敗。弁慶はパンチ入れてベアハッグで締め上げる(右写真)。伊東耐える。その背中に茂木がまたちゃぶ台、弁慶がカバー、カウント2。10分経過。

弁慶ロープに振ってショルダースルー狙い、伊東はその下げた頭目掛けてカカト落とし。ギロチンドロップ、サッカーボールキック入れてようやくファンタスティックにタッチ。ダブルで振ると串刺しラリアット2連発。ファンタスティックが踏み台になって伊東がコーナーに立つ弁慶に向かってアタック!しかし距離が足りず手前に落ちる伊東。が、それが幸いして弁慶の急所を伊東の頭が直撃(笑)。ダブルのブレーンバスターからファンタスティックカバー、カウント2。ファンタスティックはボディスラムからダイビングセントーン(左写真)、これも2。伊東にタッチ。

伊東スワンダイブミサイルキック、弁慶その勢いでコーナーに戻って茂木にタッチ。茂木強烈な掌底入れるとカナディアンバックブリーカーに担ぎ上げる。そのままコーナーに乗せると雪崩式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。茂木バック取る。伊東切り返す、茂木急所蹴り。再びバックを取ると投げっ放しジャーマン、弁慶にタッチ。

弁慶エルボードロップ、カウント2。バックドロップからのカバーはファンタスティックがカット。茂木がファンタスティックを場外に落とす。弁慶ライガーボム、これは伊東自力で返す。しかし続いてのノド輪落とし(左写真)は返せず、3カウント。

弁慶(15分5秒 体固め)伊東

伊東はいいですなあ。関本と違って線は細いけど。


第3試合 マイク・サンプラス vs ゲレーロ・デラ・フトゥーロ

なんか名前は聞いたことあるがマスクに見覚えはないなあ>フトゥーロ(右写真

今年はワイシャツではないらしい>サンプラス。

フトゥーロ背後からドロップキックで先制、コーナーに詰めてパンチ。ここでゴング。キック入れてコーナーに振る。サンプラス切り返す。ターンバックルにぶつかってフラフラと前に出てくるフトゥーロにサンプラスはラリアット、がっちり押え込む(右写真)と3カウント。

サンプラス(10秒 体固め)フトゥーロ

ありゃ、もう終わっちゃった。フトゥーロの本領発揮はファンタスティック辺りと当たった時かな?


第4試合 市来貴代子試練のシングルマッチ第1戦
市来貴代子 vs 渡辺智子(全女)

「○番勝負」とは決まってない「試練のシングルマッチ」ねぇ。とにかく大会場では市来は中野やマルセラとは絡まず他団体のビッグネームとやるってことだろうか?それじゃあ中野もJWP参戦志願するわけだ。

市来クロスボディ、渡辺キャッチしてボディスラム。もう一発ボディスラムからロープに飛び乗ってのエルボードロップ。ギロチンドロップから引き起こしてスリーパー。ボディシザーズに捕らえて後頭部にキック。リリースしてロープに振る。市来はショーンキャプチャーで返す。足を取り直してアキレス腱固め(右写真)、渡辺ロープ。渡辺の負傷しているヒザにストンピングを打つ市来。逆エビに取るが渡辺はあっさりハネ返す。

渡辺コーナーに振ってスプラッシュ。ブレーンバスターからカバー、カウント2。渡辺サソリ固めに(左写真)。がっちり決まって市来動けない。渡辺サソリは外して抱え込み式の逆片エビに。これもリリースして立たせようとする渡辺。市来はヒザを着いたままボディにパンチ。渡辺蹴り倒す。ロープに振る。市来は大車輪ボディアタックで返す。市来は首投げからスリーパー、さらにボディシザーズに移行するが渡辺余裕。5分経過。

渡辺力で足を外すとその足にギロチンドロップ。そして4の字(右写真)市来「放せー」渡辺「誰が放すか!」市来なんとかロープエスケープ。渡辺「さっきのお返し」とアキレス腱固め。立たせてラリアット。渡辺ロープに振る。市来反転ボディアタック、カウント2。市来ロープに振る。渡辺「こーやってやるんだよ!」と反転ボディアタックのお返し。

立ち上がったところにラリアット(左写真)、カウント2。ロープに固定してラリアット。2発目市来がかわすと渡辺は勢い余って(?)場外転落。市来はエプロンからダイビングニー、さらの客席に放り込んでイス攻撃。10分経過。

しかしラフでも渡辺はあっさり形勢逆転(そりゃそうだよなあ)。イスで殴り返して南側階段席に。通路に立たせ、助走付けてのラリアット。渡辺リングに戻る。市来四つんばいになってカウント18でようやく戻ってくる。渡辺ラリアット、市来かわしてフィッシャーマンズスープレックス、カウント2。市来バック取るが上がらず。渡辺が逆にジャーマン(右写真)、カウント2。市来は渡辺のバックドロップをうまく着地して今度こそジャーマンで投げることに成功。

コーナーに上って延髄ニー(左写真)2発。首投げからまたコーナーに上がってダイビングフットスタンプ、カウント2。市来もう一度延髄ニー、渡辺かわして後頭部にラリアット。渡辺バック取る、市来エビに丸め込む、カウント2。市来ロープに振る、渡辺がラリアット。最後は持ち上げたところで一度タメを作ってのダブルアームドライバー、これで3カウント。

渡辺(15分21秒 エビ固め)市来

試練のシングルマッチはそうかもしれんが、勝者がさっさと帰り、敗者が涙に暮れる構図をいつまでも続けてるわけにもいかんと思うが?


ここで休憩。休憩が終わる頃、小鹿社長がリングに上がって新年のあいさつ。するとそこに「予告」通り金村キンタロー、邪道、外道の3人がやってくる(右写真)。金村「お前ら、デスマッチ進化しとるゆーけど、お前(小鹿)は退化しとるやないか!」そこに山川も来る。「5日行ってやるからな!」具体的には何も出ず。


第5試合 MEN'Sテイオー&葛西純 vs アブドーラ・ザ・ブッチャー&クレイジー・シーク

うーん、なんだこの髪の色は!?やっぱり一晩悩んでいる間にこうなってしまったのだろうか?

テイオー&葛西は先に入場して来たシークをリング調整の金具で攻撃(右写真)、あっという間に流血させる。葛西さらに額にかみつき。ストンピング、ダブルのエルボー、葛西はロープに振ってヘッドアタック2発、カバー、2カウント。

ブッチャーは助けに入らずじっと戦況を注視。

葛西は「レイス式」ダイビングヘッドバット(右写真)、カウント2。シークはボディへのパンチで逆転、ブレーンバスターで投げてブッチャーにタッチ。ブッチャー地獄突きで葛西の動きを止めるとすぐにフォーク攻撃。場外戦に。テイオーはこれには参加せず、しばしして思い出したようにシークに攻撃。ブッチャーと葛西がリングに戻ってくる。5分経過。

葛西はこのありさま(左写真)。ブッチャーさらにフォーク攻撃。シークが入ってパンチ、ラリアット。葛西はヘッドバットで反撃するが自分が痛い。ブッチャーに代わるとまた場外に。ブッチャーは客席に葛西を投げ込み、イス攻撃。テイオーはやっぱりこれには参加せずにレフェリーとお決まりのやり取りをしてるのみ。ブッチャーが葛西をリングに戻し、腹の上に乗っかる。ロープに振って地獄突き。シークにタッチ。葛西低空ドロップキック、ヘッドバット入れてテイオーにタッチ。

テイオーはいつものテリーパンチからコーナーに詰めてレッグホイップ、スピニングトーホールドに(右写真)。ブッチャーが場外に出てリングの下をなにやら探る。ビールびんを見つけると鉄柱で割り、テイオーに突き刺す。

さらにテイオーの手の甲にびんの破片を突き立てる(左写真)。フォークも手の甲に。額ほど派手な流血にはならんが、これはダメージキツいぞ。テイオー左のパンチでなんとか脱出、葛西にタッチ。葛西シークにドロップキック。シーク2発目をかわす。ブッチャー入って葛西を捕まえる。テイオーがビールびんの破片でブッチャーを攻撃。ブッチャーも流血。

シークが葛西をロープに振りショルダータックル。エルボードロップからカバー、テイオーがイスでカット。しかしシークもう一発エルボードロップ(右写真)、カウント3。

シーク(14分26秒 片エビ固め)葛西

乱闘は延々と続く。ブッチャーマイクを取り「カモンコツィーカ!」何を言ってるのかと思ったら「カモンシャチョー!」小鹿社長を呼んでるらしい。小鹿もそれに呼応して登場、イスでシークを打ち払う。テイオーマイク「社長、今度葛西と3人で組んでブッチャー軍団とやりましょう!今日は負けたけど葛西はきっと大きくなります!僕は葛西と組んでいきます!」それなら乱闘でももちっとサポートしてやってくれい。葛西マイク「皆さん!デスマッチ界のハーリー・レイスをよろしくお願いします!」確かに大物かも。


第6試合 大日本認定タッグ選手権試合
松崎駿馬&『神風』(王者組)vs シャドウWX&ジ・ウィンガー(挑戦者組)

今やシャドウWXにはファンの期待感がいちばん集中してる気がする。カリスマ、というのとはまた違うが。

先発は松崎(右写真)とウィンガー。グラウンドでの取り合いはちっと空回り気味。手四つになると松崎が力で押し込む。アームホイップからアームロック。ウィンガーは足をすくって倒しレッグロックに。松崎ロープ。松崎ヘッドロック、ウィンガーロープに振る。松崎ショルダータックルで倒す。松崎ロープに飛ぶ、ウィンガー捕まえてボディスラム、エルボードロップは双方自爆。両軍タッチ。手四つを嫌って『神風』キック。チョップ合戦、エルボー合戦。『神風』足を取ってエルボー落とす。WX立ち上がってキック、首投げからドロップキック打ってウィンガーにタッチ。5分経過。

ウィンガーボディスラムからチンロック。立たせてコーナーに振る。『神風』切り返して突っ込む、ウィンガーカウンターのキック、『神風』場外転落。ウィンガーはコーナーまで下がり、助走を付けてのコーナー越えトペコン(左写真)。リングに戻ってウィンガーはブレーンバスター狙うがこれは『神風』が逆に投げて松崎にタッチ。松崎もブレーンバスター、カウント2。ウィンガーはWXにタッチ。手四つから松崎キック、コーナーに詰めてタックル。『神風』にタッチ。WXキックからロープに振ってすくい投げ。WXラリアット、2度かわされるが3度目でヒット。ギロチンドロップ落としてウィンガーにタッチ。ウィンガーと『神風』チョップ合戦、エルボー合戦。松崎にタッチ。松崎ブルドッギングヘッドロック、カウント2。10分経過。

松崎バックドロップ、わざとタイミングをずらして真っ逆さまに落とす。カバーはWXがカットするが、ウィンガーは立てない。なんてことするんだろうなあ、もうヴェテランの域の人が。松崎はとっくにエプロンに下がっているが『神風』もWXもどうしていいかわからない(右写真)。ウィンガーの意識があるのを確認した登坂レフェリーがダウンカウント開始。ほっ、「非常事態」にはならんかったようだな。『神風』がカウント5でウィンガーを引き起こしバックドロップ、ウィンガー自力で2で返す。『神風』今度は垂直落下式ブレーンバスター、これも2。そんな頭から落とす技連発しなくても。どっかの双子じゃあるまいに。

松崎が入ってサイドスープレックス、バックフリップ。また『神風』に代わってダブルアームスープレックス(左写真)。また急角度のバックドロップ、WX見かねてカット。見てる方も引くなあ、これは。松崎にタッチ。ロープに振る。ウィンガーキックで返し、DDT打ってようやくWXにタッチ。

WXはラリアット、XYZ(だっけか?旋回式スタナー)、カウント2。逆エビに取り渾身の力で締め上げる(右写真)。『神風』カット。松崎腕を取る。WX切り返して腕を抱え込んだままDDT、ウィンガーにタッチ。ウィンガーロープに振ってカニばさみからラ・マヒストラル、カウントは2。15分経過。

ボディスラムからダイビングセントーン(左写真)、『神風』カット。ウィンガーロープに振る。松崎切り返して逆さ押さえ込み、カウント2。『神風』にタッチ。『神風』ニールキック、フィッシャーマンズスープレックス、カウント2。ムーンサルトプレスはWXがカット。もう一発ムーンサルトプレス、今度はウィンガー自力で返す。

『神風』フェースロック、ウィンガーロープ。『神風』リング中央に引き戻してまたフェースロック、WXがカット。松崎がノータッチで入ってWXにフライングネックブリーカードロップ。松崎がウィンガーを羽交い締めにして『神風』が「アックスボンバー!」しかしこれはウィンガーがかわして松崎に誤爆(右写真)。

ウィンガーは『神風』にボディスラムからダイビングセントーン(左写真)、そしてウラカン・ラナ、しかし『神風』はすぐに立ち上がるとダッシュしてラリアット、これで3カウント。

『神風』(18分38秒 片エビ固め)ウィンガー

『神風』がマイクアピール。試合内容に輪を掛けて不快。


第7試合 BJ2000トーナメント1回戦&大日本認定デスマッチヘビー級選手権試合
山川竜司(王者)vs 本間朋晃(挑戦者)

リングサイドにセットされた5寸釘ボード。何人か客が触って「先つぶしてあるよー」とか言ってたが、元来5寸釘ってそんなに先は尖ってないと思うのだが?

今日の山川は南側から普通に登場(左写真)、と思ったら暴漢から女性を救出して、かついだままリングまでやってきた。

握手でスタート。ロックアップからグラウンドに。本間が有刺鉄線に押し込む、山川逃げる。本間パンチ、ヒザ蹴り、ヘッドバット。山川もヘッドバットで返す。山川はボディスラムからランニングギロチン2発。ネックロックに取るが本間は立ち上がってバックドロップに。本間コーナーに向かって振る、山川スライディング。本間ドロップキックで追撃するが山川はかわす。本間カニばさみからヘッドロック、スリーパーと移行。本間立たせてコーナーに振る。山川切り返す。本間ボードを蹴ったかと思うとそのままサルト・モルタル!うわー、これは凄い!

意表を突かれた、という感じの山川をボードに振る。今度は山川もかわし切れずにボードに直撃(左写真)。本間はボードのないコーナーに振って串刺しエルボー、場外に出してダブルアックスハンドル、そのまま客席で乱闘。本間イス攻撃。2人は南側階段席へ。通路の壁にぶつけようとした本間だが山川切り返す。本間勢いよく壁に激突。2人はロビーに向かう階段へと消えていく。しばしして東側の客席に姿を表す2人。本間は額から流血。5分経過。

山川は本間の頭を「東」の看板に何度もぶつける。北のステージ席に移動、そこで山川ラガーボム、垂直落下式ブレーンバスター。イス攻撃の後ようやくリングに戻ってくる。山川がエプロンに出て、本間をロープ越しのブレーンバスターで5寸釘ボードに投げようとする。本間これはこらえて逆に持ち上げ、トップロープに腹から打ち付ける。エプロンに立った山川に本間は助走を付けてエルボー(右写真)、山川は5寸釘ボードを飛び越えて観客席に。本間をそれを追って、これまたトップロープと5寸釘ボードを飛び越えてのトペコン。大ダメージの山川の額を5寸釘ボードに押しつけて流血させる。

本間はイスを持ってリングに戻り、山川の背中をイスで強打。さらにイスと有刺鉄線ボードをリング上にセットして山川を肩に担ぐ。カミカゼでもやるのかと思ったら後に飛んでバックフリップで有刺鉄線ボードに(左写真)。

こすりつけるようにぶつけられた山川の背中はこんな風に。

本間再度イスとボードをセットして山川をコーナーに上げる。本間雪崩式フランケン狙うが、山川はコーナーを降り、逆に本間をコーナーに上げて雪崩式フランケン(左写真)。

山川ボードの上へのライガーボム(右写真)、3寸前で本間が肩を上げる。山川ロープに振ってラリアット、本間前転してかわすが、その足がちょうど山川の腕に当たってダメージを与える。本間延髄蹴り、前転式ネックブリーカードロップ。

ツームストーンドライバーで山川を寝せるとコーナーからダイビングヘッドバット(左写真)。

本間場外に出て、リングサイド(5寸釘ボードのない南側)にイスと有刺鉄線ボードをセットする。そして山川を外向きにコーナーに乗せ、自分もエプロンからコーナーに上がる。そ、それはやめろよなあ・・・・山川の体勢が崩れ2人ともリング内に落ちる(右写真

失敗でホッとした(?)のも束の間、本間は再トライ。本間の体はうまく回り(左写真)山川は勢いを付けて場外の有刺鉄線ボードに突っ込む・・・・・。

リングに戻って本間はエルボー連打、カバーはカウント2。本間山川を抱え上げるとファイヤーサンダー(右写真)、山川が頭からマットに突き刺さる。さすがにこれは首に効いた様子。しかしカウントは2。しかし山川は本間のラリアットをかわすと投げっ放しジャーマン、エルボーもかわしてラリアット、カウント2。20分が経過。

今度は山川が場外に出て机をリングサイドに置き、リングとの間に有刺鉄線ボードを渡す。東側だからその下には5寸釘もあるのでは?山川は本間をエプロンに出し、ボムで叩き付けようとする。本間必死でブロックしエルボーを打ち込むと逆に山川をパワーボムでボードに叩き付ける(左写真)。

リングに戻ってエルボースマッシュ2発。3発目はしかし山川のラリアットと相討ちに。同時に立ち上がる2人、本間がジャンプしてのしかかるようなエルボースマッシュ、そのまま押え込む。1、2、本間は返されないように足も掛けて押え込む。3!

本間(23分45秒 片エビ固め)山川
※本間、2回戦進出&第9代王者に。

山川が先にマイクを取る。「本間ぁ、2000年は、お前の年になりそうだな。おめでとーーーーーーっ!」そんなにあっさり負けを認めなくても。
本間マイク「やっと、チャンピオンになることができました!FMWだろうが、何だろうが知らないけど、誰にもこのベルトは渡さない!みんなからの、お年玉は絶対手放さない!オレは、裏にとどまっているつもりはない!みんなで表に出て行こうじゃないか!みんな大日本に、本間朋晃に絶対付いて来い!」

ベルトを巻いて四方にアピールする本間。これがメインで本当によかった。



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