y2D 5/28 金町地区センター大会



会場に行くとちょうど第1試合の橋本友彦(JPWA)vsキャノンボールKAZUが橋本の三角絞めで終わったところ。

橋本(16分2秒 三角絞め)KAZU


第2試合 内藤恒仁 vs 幻

幻は自分のテーマ曲に合わせてラップ。一方の内藤は今日も穏やかに入場(右写真)。

幻打って行く(左写真)、内藤コーナーに詰まるが決定打は食わない。

内藤幻の攻撃をかわしてタックルで倒すとグラウンドヘッドロックから足を取ってアンクルホールドに(右写真)。幻ロープ。

幻ミドルキック、内藤キャッチ。幻ヒザ蹴りで脱出、さらにヒザ、ミドル、ロー入れる。内藤足取って倒すとスタンディングのヒザ十字からアンクルホールド(左写真)。グラウンドに移行すると幻はスリーパーで抵抗、内藤はレッグロックにスイッチ。

内藤上になってアームロック(右写真)、幻ロープ。幻カカト落とし、内藤かわす。内藤は倒れた幻にサマーソルトドロップ落として再度アームロックに。5分経過。

内藤がアームロックをリリースしたスキに幻は下から三角絞め、内藤あわてずアンクルホールドに切り返す、幻ロープ。内藤ドロップキック、ジャーマンから逆片エビ(左写真)、幻ロープ。

内藤フロントネックチャンスリードロップで投げ、セントーンを落として再度逆片エビ(右写真)、幻ギブアップ。

内藤(6分54秒 逆片エビ固め)幻


第3試合 種市課長引退試合
種市課長 vs 高井憲悟

「青森転勤のため」引退となった種市課長、最後の勇姿。

いきなり「黒影部長のバカヤロー!」でカバンアタック(右写真)2発。マットにカバンを置いてその上にフェースクラッシャー。

さらにカバンの上にパイルドライバー(左写真。これによりどう効果があるかは最後まで謎のまま)。ロープの間を走って「コーポレイト」エルボー。コーナーに上がってダイビングプレス、これは高井かわす。

この自爆で課長のメガネが飛ぶ(右写真)。スーザンが拾うが課長は投げ捨てるとマジモードに。

ロックアップから高井フライングメイヤー、グラウンドヘッドロックで締め上げる(左写真)。種市外す。再度ロックアップ、高井首投げからスリーパー、種市切り返す、高井さらに切り返す。両者立ち上がって張り手合戦。さらにチョップの打ち合い。

種市ヘッドロック、高井ロープに振る、種市タックルで倒しキック打ち込む(右写真)。種市ヘッドバット、高井もヘッドバット打ち返す。高井のローリングヘッドバットかわして串刺しドロップキック。

種市高速ブレーンバスター(左写真)、タメのないパイルドライバー、カバーは2カウント。種市パンチ、高井足をすくって倒しストンピング。ボディスラムから倒れ込みヘッドバット、カウント2。スリーパーからカバー、2カウント。5分経過。

高井ブレーンバスターから逆エビに。種市ロープ。高井逆片エビ狙う、種市十字に切り返し、さらに三角絞めに(右写真)。高井ロープ。

チョップの打ち合い(左写真)。高井のローリングヘッドバットをかわして種市延髄蹴りからDDT、カウント2。種市スリーパー、高井ロープ。高井ヘッドロックに取って頭にパンチ、種市倒れる。高い容赦のないストンピング。種市のズボンが破れる。

チョップとエルボーでコーナーに詰めて串刺しドロップキック。ブレーンバスターから逆エビ、高井ロープ。高井ヘッドロック、種市バックドロップで投げる(右写真)。種市が掟破りのローリングヘッドバット、高井はラリアット打ち込む。カバー、カウント2。

種市ボロボロになりながらも高井に追いすがる。高井は満を持してのローリングヘッドバットからエビ固め(左写真)、これでカウント3。

高井(8分45秒 エビ固め)種市

課長マイク。「すいません、やっぱり引退して当然の選手だったかもしれません。引退の・・・みなさんへの言葉の代わりにこの人を紹介したいと思います。この人がいなければ、自分はプロを目指しながらも途中で挫折したかもしれません。今日は代理の方がいらっしゃってるようです。前衆院議員、山口○○さん(聞こえず)!」代理の人が花束。

「こんな未熟な自分でも、レスラーとして、同志として暖かく励まし、時には厳しく見守って練習を付けてくれた高木さん、木村さん、ありがとうございました!」

高木、木村、佐々木がリングに。

「短い間でしたが、自分の夢は叶いました!私は今日で選手としては引退しますが、DDT青森支店の営業として、DDT青森大会を実現するようがんばっていきます!何年後になるかわかりませんが、見守っていてください!」

木村がMIKAMI、鳥羽もリングに呼び込み、全員で胴上げ。低い天井の金町で胴上げされるほうもかなりこわかろう。


第4試合 高木三四郎&負死鳥カラス vs 「昭和」&ポイズン澤田BLACK

今日も入場前にまむしドリンク一気飲み、ア〜ンドコーナーに上ってのポイズンポーズ。流行らせるにはやりつづけるしかないぞ?

ぬ?「昭和」が3人?(セコンドの2人は見たことある体型だが)

先発は高木とポイズン。ロックアップからヘッドロック、ロープに振ってタックル、2発目はリープフロッグでかわす、という教科書どおりの展開からポイズンは意表をついてスリーパー(右写真)。首投げで返そうとしても放さないアナコンダ殺法いやマムシ殺法に高木も思わず「からみつくっ!」。なんとかロープに逃れるがその後もロープに振ってはスリーパーを繰り返すポイズン。ポイズンは「昭和」にタッチ。

「昭和」コーナーからニードロップ(と言ってもスネが胸板に当たる「昭和」式)。サイドヘッドロックに捕らえる。高木が首投げで投げても放さない(左写真)。高木腕をなんとか引き離すと腕折り2発、カラスにタッチ。「昭和」ニースタンプ、カラス腕を取ってワキ固め、ポイズンがカット。「昭和」はカラスをコーナーに連れて行きポイズンにタッチ。

ポイズンコーナーに振って串刺しラリアット、その後もストンピングの猛攻、カラスが動かなくなる。ポイズン足で踏みつけて「死んだか?」(右写真)5分経過。

しかしカラスはポイズンが目を離したスキにヘッドスプリングで起き上がるとドロップキックでポイズンを場外に落とし、スワン式のトペコン(左写真)。ポイズンはリングに戻ると急所打ちで形勢逆転、「昭和」にタッチ。

「昭和」はコーナーにカラスを詰めると懐かしいセンヌキ攻撃。ボディスラム打って逆エビ(右写真)。リリースしてロープに振るとドロップキック。カラスは逃げ出して高木にタッチ。

高木と「昭和」のチョップ合戦。

高木ロープに振る、「昭和」コブラツイストで切り返す(右写真)。ポイズンもカラスにまむしツイスト。両軍ブレーク。「昭和」はパワーボムからセントーン、カウント2。チョップ合戦、「昭和」はロープに押し込んで帰ってきたところにケサ斬りチョップという力道山殺法。力道山もまた「昭和」である。相手を打ち倒すと「昭和」は拳を高々と上げて「ショワー!」(not「ショアー!」)「昭和」はブレーンバスター打ってポイズンにタッチ。

ポイズンは高木をコーナーに詰めて反則し放題。チョーク、センヌキなどどこか懐かしい反則ばかりだが。

高木はセンヌキをかわして「昭和」にクリップラーフェースロック。ポイズンが入ってくるとポイズンにもクリップラーフェースロック(右写真)。ポイズンを立たせると三四郎ボトム(ちょっと失敗気味?)、カラスにタッチ。

カラスはポイズンのパワーボムをウラカン・ラナ(左写真)に切り返す、カウント2。

カラスはエプロンに出てウルトラ・ウラカン・ラナ狙うがポイズンキャッチして(右写真)パワーボム、カウント2。

ポイズンフィッシャーマンズスープレックス(左写真)、カウント2。続けざまにノーザンライトスープレックス、カウント2。ポイズンロープに振る、カラスはキック入れて高木にタッチ。

高木入ってリバースDDT、垂直落下ブレーンバスターでカウント2。高木がストーンコールドスタナーに行こうとするがポイズンは片羽絞めに切り返し、必殺キャトルミューティレーションに移行(右写真)、カラスがカット。2度目は高木が未然に防ぐ。ポイズンロープに振ってニールキックからキャトルミューティレーションに行こうとするが高木は立ち上がってスタナー風のチンクラッシャー。高木ラリアット、ポイズン「昭和」にタッチ。「昭和」ドロップキック、高木はカラスにタッチ。

カラスムーンサルト、カウント2。カラスがバック取る、ポイズン急所蹴り。ポイズンはダブルアームDDTからスリーパー(左写真)、カラスロープ。

「昭和」が高木の足を場外で引っ張る間にポイズンはカラスにキャトルミューティレーション(右写真)、カラスギブアップ。

ポイズン(14分36秒 キャトルミューティレーション)カラス

ポイズンマイク。「おい高木!タッグとはいえ、お前に二度勝ってんだからな。覚えとけよ!今年の12月25日、高木三四郎とまむしデスマッチ・・・・やろうかな〜。会場ウケながらも賛否両論。

高木「場所はもちろん流山なんだろうな!?」
「まむしデスマッチ、受けてやろうじゃねーか!って言いたいところだけど、オレ今DDTのプロデューサーじゃないんだよなー。」


ポイズン「オレがプロモーターでやってやるよ!覚えとけよ!高木!」

高木「お前こそ覚えてんだろうな?半年も先だぞ?」

高木、一人残ったカラスに「なんでか知らないんだけど、オレ一人なんだよ。またDDTでもy2Dでも組もう。一緒に練習しよう!収録はもちろんシティテレビ中野!」

最後にいつものように「Fire」ポーズを決めようとする高木だが、なぜか腕がポイズンポーズになりかけて、あわてる。


第5試合 佐々木貴&スーパー宇宙パワー vs MIKAMI&タノムサク鳥羽

久々に登場、スーパー宇宙パワー(左写真)。

先発は佐々木とMIKAMI。手四つからMIKAMIバック取る。佐々木切り返す。ここから目にも止まらぬ切り返し合い。この2人ならでは。一旦ブレーク、佐々木のヘッドロックでリスタート。MIKAMIロープに振る、佐々木タックル、MIKAMI2発目をリープフロッグでかわすとドロップキック。ボディスラム打って鳥羽にタッチ。鳥羽は宇宙を呼び込む。佐々木嫌々ながら宇宙にタッチ。

宇宙が鳥羽をコーナーに詰める。ヒザ蹴り。鳥羽ネックロック。宇宙は投げ捨てるとマウント取ってパンチ(右写真)。鳥羽の体を横にすると鳥羽の腕を首に巻きつけて絞め、なおも殴る。5/26でヒクソンが船木にやった技だ・・・・。そして当然スリーパー、MIKAMIがカット。宇宙は佐々木にタッチ。佐々木コーナーに詰めてヒザ連打、串刺しドロップキック。鳥羽もパンチ、キック返してMIKAMIにタッチ。5分経過。

MIKAMIも宇宙呼び込む。佐々木、またも不本意ながら宇宙とタッチ。宇宙いきなりマウント、足取ってヒザ十字(左写真)、腕が空いたと見るやすぐに腕ひしぎ十字固め、MIKAMIロープ。MIKAMI張り手、コーナーに振って串刺しエルボー。

MIKAMI首投げからマスクに手を掛ける(右写真)。脱がすのには失敗するが顔面にキック。鳥羽エプロンから「マスクなしの方が動けるんじゃないのー?」宇宙MIKAMIを抱え上げて投げようとするがMIKAMIはスイングDDTに切り返す。MIKAMIロープに振ってドロップキック、これは宇宙スカす。

宇宙怒りのサッカーボールキック4連発(左写真)、ボディスラムからスタンディングクラッチに取る。

リリースして今度は腕を固める(右写真)、MIKAMIロープ。

MIKAMIタックル、宇宙ガードポジションを取るがMIKAMIは足を取ってアンクルホールド(左写真)、宇宙ロープ。

宇宙もタックルからアンクルホールドのお返し(右写真)、佐々木にタッチ。

佐々木はMIKAMIをタックルで倒し、エプロンの鳥羽にもエルボー。MIKAMIにミドルキックの連打からロープに振ってドロップキック(左写真)。再度ロープに振ってラリアット、MIKAMIかわしてコルバタ、場外に落とす。鳥羽がロープ越しのプランチャやるのかと思いきや、ロープ飛び越えてエプロンでロープの間を空ける。そこからMIKAMIがトペ。10分経過。

佐々木をリングに戻し、ストンピング打ち込んで鳥羽にタッチ。MIKAMIと鳥羽、「グレイシートレイン」状態で佐々木にダブルフットスタンプ連発(右写真)。佐々木を踏みつけて天狗ポーズ。お茶目な攻撃もCLUB・EYEの特徴?

佐々木が立ち上がると鳥羽パンチ連打。フックがきれいに入って(左写真)佐々木ダウン、カウント8で立つ。佐々木ヒザ蹴り連打、鳥羽はコーナーに詰めてパンチ連打、佐々木張り手の連打で対角線コーナーまで押し戻す。鳥羽がまた盛り返す、佐々木も反撃。打ち合いから佐々木ヒザ叩き込み、鳥羽の動きを止めると頭にドロップキック。コーナーに振る、鳥羽切り返すが佐々木はコーナーに飛び乗ってミサイルキック、宇宙にタッチ。

宇宙ブレーンバスターからマウント取る。立ち上がってキック連打、鳥羽もキックで対抗(右写真)。鳥羽ヒザ蹴り、宇宙キャッチしてキャプチュード。

宇宙クルックヘッドシザーズから十字に(左写真)、MIKAMIがカット。鳥羽はガードポジションの上からのしかかるようにパンチ打ち込むが宇宙はあっさり返してマウント。15分経過。

宇宙アームロック(右写真)、これもMIKAMIがカット。

宇宙パワーボム(左写真)、カウント1で手を放す。改めて足で踏みつけてフォール、しかしこれも1でやめる。鳥羽を立たせてローキック、鳥羽パンチで反撃、しかしハイキックは宇宙キャッチしてアンクルホールドに。カットに入ろうとするMIKAMIにラリアット入れて佐々木にタッチ。

佐々木は鳥羽をコーナーに詰めてミドル、ハイ。鳥羽ダウンするがカウント7でMIKAMIにタッチ。佐々木ロープに振ってラリアット、MIKAMI倒れない。助走付けてもう一発、今度は倒してカバー、カウント2。佐々木もう一発ラリアット、MIKAMIブロックして佐々木を捕まえるとリバースDDTから頭を引き落とす技。鳥羽リングイン、MIKAMIトラースキック、鳥羽パンチ、MIKAMI張り手、カウント2。MIKAMIはエプロンの宇宙をリング下に落としてプランチャ。鳥羽キック、飛びヒザ蹴り、しかし鳥羽の方がダウン。何があった?カウント5で立つ。佐々木ブレーンバスターからD−ガイスト狙うがMIKAMIがコーナーからダイブしてカット(右写真)。

MIKAMIは場外で宇宙を押さえようとするが宇宙は逆にパワーボムで叩き付ける。そしてサッカーボールキック。リング上では鳥羽が佐々木に必殺バックブローを決める、佐々木ダウン。佐々木立ち上がると鳥羽とハイキックの打ち合い、一瞬のスキを突いて佐々木ラリアット、鳥羽吹っ飛ぶ(左写真)、佐々木カバー、カウント3。

佐々木(19分29秒 片エビ固め)鳥羽

宇宙マイク。「久々ノ地球ナンデ、チョット疲レチャッタ。夏ハチョット弱イカナ?ネー、コレガ今噂ノちーむ天狗トカCLUB・EYEトカイウ奴?チョット物足リナイナア。今カラ友達ノ木村君ニ言ッテ、モット鍛エテモラウヨ。佐々木君、頼モシクナッタナ。コレカラモドンドン地球ニ来ルカラ、相手シテヤルヨ。デハマタ会ウ日マデ。アリガトウゴザイマシタ。」

佐々木マイク「オレも今、DDTの中でどうやって闘って行くのか試行錯誤を繰り返しています。高木を倒す、という気持ちが芽生えた以上、中途半端なことはできません。どうするか決めるまで、もう少し時間かかると思いますが、期待を裏切らないようにします!今日はどうもありがとうございました!」

佐々木と宇宙退場。MIKAMI「宇宙!どうでもいいけどマスク曲がってるよ。まあいい。佐々木!三四郎!お前らみんなまとめてオレの必殺スクールボーイで血の海に沈めてやる!

MIKAMI、鳥羽に天狗ポーズ促すが、取られた鳥羽は今日もまた反省しきり。


ここで、今日が最後となる木村拓郎リングアナも卒業式。木村浩一郎が花束持ってくるが、汗びっしょり。「なんで汗かいてるの?」と指摘され「試合はしてません!」と変な弁解。

花束を渡し、最後は胴上げ。レスラーでもないのにやっぱり3回目で落とされる。

高木が出た、というだけではなく、なんか今一つDDT本興行との違いがなかったような。本興行の方が佐々木、MIKAMI中心になってるせいかな?



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