DDT NON-FIX "7.27" Club ATOM大会




ATOMに着いたら第2試合の途中。

第2試合 MIKAMI vs 高井憲悟

高井ヘッドバット連打。「見とけ!」と叫んで狭いATOM中に音の響くヘッドバット(右写真)。ここで「5分経過」のコール。

高井ブレーンバスター(左写真)。ボディスラムからコーナーに上ってダイビングヘッドバット、MIKAMIかわす。MIKAMIエプロンに出てうつぶせの高井の腰目掛けてスワンダイブ式のフットスタンプ。引っくり返してカバー、カウント2。

MIKAMIボディスラムからダイビングセントーン(右写真)、カウント2。MIKAMIローリング張り手、もう一発張り手、エプロンに出てスワン式ミサイルキック、しかし高井はすぐに立ち上がってラリアット、カウント2。MIKAMIローリング張り手、高井かわしてノーザンライトスープレックス、カウント2。

MIKAMIリバースDDT狙い(左写真)、高井切り返す。MIKAMIさらに切り返してバック取る、高井切り返してジャーマン、カウント2。

高井フルネルソンからドラゴンスープレックス(右写真)、カウント2。高井ヘッドバット打ち込んでMIKAMIをコーナーに上げる。MIKAI張り手で高井を落とす。高井また上がる、MIKAMIエルボーで落とす、高井また上がる。MIKAMI股間をくぐって垂直落下式スクールボーイ、カウント3。

MIKAMI(8分53秒 エビ固め)高井


第3試合 木村浩一郎 vs 「昭和」

まずは両者のコメントがビデオで流れる。「昭和」は「ヒクソンと闘った木村浩一郎に昭和のテクニックでぶつかる」。木村は「昨日折原で今日は「昭和」?三和ぁ!カードもうちょっと考えろよ。つぶすぞ、「昭和」。」

しかし試合は握手で始まる(左写真)。木村ヘッドロック、「昭和」切り返そうとするが木村は放さない。「昭和」は脇腹にエルボーを入れてようやくロープに振るが木村タックルで返す。木村ストンピング。

木村首投げ、「昭和」ブリッジで起き上がり逆に首投げ、木村アームロックに切り返す。「昭和」さらに切り返す(右写真)、木村の頭をヘッドシザーズに。木村ブレーク。

木村ローキック連打(左写真)、倒れた「昭和」にサッカーボールキック。「昭和」ヨロヨロとコーナーに逃げると「タイム」のポーズ。こうして見てると「昭和」がなんか本当に前時代の老レスラーのように見えてくる。

木村ミドルキック連発、「昭和」は3発目をキャッチし(右写真)裏アキレス腱固め。

「昭和」足をたたむとインディアンデスロック(左写真)、さらに鎌固め。木村ロープ。「昭和」ドロップキックで木村を場外に落とす。サンダーがスタンガンで木村を襲うが木村かわすとサンダーの肩をぐい、とひねり上げる。サンダー無言でうずくまる。

木村リングに戻ると「昭和」をコーナーに振ると串刺しラリアット、高々と差し上げてブレーンバスター(右写真)。

木村ロープに走り、「死ね!」と叫んでラリアット。「昭和」かわして卍固め(左写真)。がっちり極まる。木村ゆっくりゆっくりとロープに近づく。「昭和」は大「昭和」コールに押されて絞り上げるが体勢崩れてついに木村はロープに。5分経過。

「昭和」ドロップキックで木村を場外に落とすとサンダーが羽交い絞めにして「昭和」がトペ・スイシーダ(右写真)。リングに戻し逆エビ固めに取ろうとするが木村を裏返すことができない。

木村逆に足取ってアンクルホールド、「昭和」ロープ。木村スライディングキックで「昭和」を場外に落とす。

「昭和」リングに戻る。木村ロー、ロー、ミドル(右写真)。

「昭和」2発目のミドルキックキャッチしドラゴンスクリューから4の字(左写真)。木村一旦裏返すが「昭和」戻す。木村ロープ。「昭和」がなかなか外さないと木村は「早く早く」とレフェリーにブレークを急がせる。

「昭和」ネックロックからブレーンバスター狙うが上がらない。木村ワキ固めに切り返す(右写真)。さらにアームストレッチに、「昭和」ロープ。

木村腕にストンピング、ミドルキック連打。「昭和」場外に逃げてレフェリーに「足になんか入ってる」とアピール。あれだけやられてまだ減らず口が出るか。木村も苦笑しながらレフェリーのボディチェックに応じる。「昭和」リングに戻るとバックドロップ(左写真)、カウント2。

「昭和」延髄蹴り、フロントスープレックス、カウント1。ノーザンライトスープレックス(右写真)、カウント2。

木村ラリアットからタイガードライバーに行くが「昭和」は逆さ押さえ込みに切り返す。木村構わず2発目(左写真)、今度は成功しカウント2。

パワーボムは「昭和」がウラカン・ラナに切り返す。「昭和」後方に回って十字架固め、いずれもカウント2。「昭和」パワーボム狙うが木村リバース。木村サッカーボールキックから足取って逆片エビ、体をひねってアンクルホールド、片足で「昭和」の足を踏みつけると「昭和」ギブアップ。

木村(13分47秒 アンクルホールド)「昭和」

木村マイク。「「昭和」、楽しかったよ。お前三四郎と組まないで俺のチームに入った方がいいぞ。」観客「えー」木村「えーじゃねえよ。本人の自由だろ!」それ以上は勧誘せず握手して別れる。


第4試合 高木三四郎&エキサイティング吉田 vs 佐々木貴&西野勇喜

今日は高木が奇襲をかける。佐々木を場外に落とし(左写真)チョップ合戦で倒すとレッグブリーカー。リングに戻って吉田とダブルタックル。龍原砲ばりのサンドイッチラリアット。

高木延髄蹴り。高木が天龍役?と思ったら吉田も西野の額にチョン蹴り。「龍原砲バンザイ!」と叫んで吉田ラリアット。

高木ボディスラムからコーナーに上って天龍型ダイビングエルボー(左写真)。DDTからカバー、カウント2。吉田にタッチ。

吉田「今度は小林邦昭だ!」と叫ぶとロープに振ってキックからフィッシャーマンズスープレックス、カウント2。西野立ち上がってチョップ合戦、エルボー打ち合いは吉田が制し、コーナーに振って串刺しエルボー。西野ラリアット打って佐々木にタッチ。

佐々木走り込んでドロップキック(左写真)、コーナーに振って串刺しニーアタック、さらにヒザ蹴り。吉田ヒザをキャッチして裏アキレス腱固めからアンクルホールド。佐々木ロープ。吉田は高木にタッチ。

高木はロープを使ってレッグブリーカー。ロープに引っ掛けた足にドロップキック。吉田にタッチ。吉田も足をロープに引っ掛けてキック。高木にタッチ。高木は佐々木を場外に出す。ラリアットは相打ちに(右写真)。しかし高木トラースキックで倒すとリングに戻して吉田にタッチ。吉田アニマルエルボー。5分経過。

佐々木DDT打ってコーナーに帰ろうとするが吉田逃がさない。高木入ってサソリ固め、リリースしてストンピング。吉田入ってロープに振ってのエルボーからネックブリーカードロップ。ギロチン落としてカバー、カウント2。ブレーンバスター、佐々木逆に投げて延髄蹴り打つと西野にタッチ。西野と吉田ヘッドバット合戦、場外に出ても続く。西野の距離を取っての一発に吉田は観客を巻き添えにして倒れる。リングに戻ると額から流血。佐々木にタッチ。吉田タックルで倒して足にニースタンプ。高木入ってダブルのヒザ砕き(左写真)。

高木ロープに飛んでのフェースクラッシャーから三四ロック(右写真)、西野カット。

吉田が西野を場外に出す。そのスキに高木はストーンコールドスタナーからラリアット、カバー、カウント2。

高木は三四郎スタナー2000(右写真)、吉田を振り切った西野がカット。

高木もう一発三四郎スタナー2000(左写真)、これも西野がカット。

西野ラリアット(右写真)、ノーザンライトボムで高木を攻めつけるとコーナーに戻って佐々木のタッチを受ける。高木も吉田にタッチ。

西野が吉田にラリアット、バックドロップの体勢に担ぎ上げる。佐々木がトップロープからハイジャックラリアット(左写真)。10分経過。

西野ノーザンライトボム(右写真)、

佐々木が高木を場外に固定して西野は吉田をリバーストランキライザーに(左写真)、吉田ギブアップ。

西野(11分5秒 リバーストランキライザー)吉田
※1勝1敗に。

抱き合って喜ぶ2人。
「高木!これで1vs1だ。8/3も俺たちが勝って、勝ち越しだ!西野さん、これからもタッグ組んで2人でがんばりましょう。」

佐々木「高木、なんか言ってみろ。」
高木「てめー・・・」
佐々木「んなこたぁどーだっていいんだよ!」
「今日は悪いけどFireも三四郎集会もなし!今からATOM下で佐々木&西野集会だ!『This is War』をかけろ、ミュージック、スタート!」

口下手の2人が大丈夫か、と思ったら、自分らが2巡目のエレベーターで降りたときにはもう集会は終わりかけてた(笑)。
佐々木「プロレスはしゃべりやスキットじゃないんだよ!体でぶつかる闘いなんだ!だからThis is Warだ!しゃべりも練習するけどな。もう間が持たなくなってきたんで以上。」
「にっちゃん、なんかしゃべれ。」と西野に振る。
西野「にっちゃんって呼ばれると気合い抜けるんだよ。とにかくがんばる。以上。」

ほんとに短いんでやんの。

いやー、今日は面白かった。見た3試合すべて。昨日のやーな感じもぜんぶ吹っ飛んだ。佐々木と高木の対立(遺恨じゃなくて)がはっきり出たのがよかったのかもしれん。



観戦記INDEXへ。