DDT NON-FIX "8.3" Club ATOM大会



まずはプレジデンツ入場(右写真)。三和社長、「さて、今日の挑戦者決定戦に勝って、明日のKo-Dのタイトルに挑戦する佐々木選手を呼んでみましょう。」佐々木と西野が入場すると、佐々木の肩をもむ三和社長。ヤマモがマイクを取って「見ましたか今の!選手とフロントがうまくいってる!これがあるべき姿です!」おいおい。

しかし佐々木は「今日のタッグマッチに勝つことしか考えてません。」とそっけなくリングを後にする。

プレジデンツ「Heart to Heart」ポーズやって退場。


第1試合 高井憲悟 vs 橋本友彦

橋本ローキック2発、捕まえると高速腰投げ(左写真)から十字、高井なんとかロープ。高井そのまま場外で間を取る。

高井リングに戻るとロープに詰めてヒザ蹴り。首投げからストンピング、ヘッドバット、ロープに詰めてエルボー、距離を取ってドロップキック(右写真)。

高井ラリアット、橋本キャッチすると腕を両手で持ってドラゴンスクリューの要領でひねり投げる。すぐさま腕がらみ、しかし高井の足がロープに届く。高井は立ち上がるとヘッドバット連打(左写真)。ストンピング、高井一本背負いから十字、橋本ロープ。

高井ヘッドロック、橋本急角度のバックドロップ(右写真)。

橋本腰投げ、高井こらえる。橋本強引に投げて十字(左写真)、高井ロープ。

橋本飛行機投げ、高井背後に着地するとジャーマン(右写真)、高井カバー、カウント2。高井ボディスラムからダイビングヘッドバット、カウント2。5分経過。

高井ドラゴン狙ってフルネルソンに。橋本巻き込むように投げる。腕がらみ、高井ロープ。橋本腰投げから再度腕がらみ、高井ギブアップ。

橋本(5分40秒 腕がらみ)高井


第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

まずは映像。佐野直に羽交い絞めにさせて、王者ロホ・デル・ソルをいたぶるポイズン澤田。再三カバーに入るがカウントは2。何度目かのカバーをデル・ソルがなんとかキックアウトしたかと思うと今度は佐野直がスクールボーイ、カウント3。

佐野(19時23分 体固め)デル・ソル
※時間は試合時間ではなく王座移動時刻。

ベルトを持ってリングに登場の佐野。デル・ソルもそれを追ってリングに(右写真)。

デル・ソルはベルトを奪うとそれで佐野の頭を一撃、カバー、カウント3(左写真)。

デル・ソル(19時24分 体固め)佐野
※デル・ソル王座奪回。

ポイズンがリングイン、頭を押さえながらマイク。「明日やってやる!どんな手を使ってでもな。控室では気をつけとけ!」

デル・ソルもマイク「ポイズン、勝って兜の緒を締めよ、ダヨ!」


第3試合 MIKAMI vs 菊澤光信

試合前のインタビュー。菊澤「サンダーさん、勝てないよ。オレもうやめようかな。」サンダー「大丈夫だって。」
MIKAMI、天狗の声を聞く。「出ました。今日のフィニッシュは雪崩式スク〜ルボ〜イ。」

試合開始。ロックアップ、バックの取り合いからグラウンドに。腕の取り合い(右写真)、足のすくい合い、一旦ブレーク。菊澤チョップ、首投げからスリーパー。「MIKAMI〜」と応援するコギャルに「うるせー異星人。」するとMIKAMI締められながらも「おい言い過ぎだよこの野郎」。MIKAMI場外エスケープ。

菊澤コーナーに置いてあった天狗の面で遊ぶ(左写真)。投げ捨てると「パキッ」という音。割れたらしい。

するとなぜか鼻を押さえて痛がるMIKAMI(右写真)。体の一部だったらしい。菊澤も鼻にパンチ。菊澤ヘッドロック、MIKAMIロープに振る、帰ってきたところをリープフロッグでかわしホイップ、飛びついて回転式ホイップ2発、菊澤場外転落。

MIKAMI割れた天狗のお面を見つめて悲しむ(左写真)。菊澤は「タイム」と宣言して休む。リングアナが「5分経過」コールをすると菊澤「休憩5分!」MIKAMI「おい!・・・・結構(値段が)するんだぞ・・・・」菊澤リングに戻る。MIKAMIストンピング、腕ひねって倒し顔面踏みつけ。MIKAMIヘッドロック、菊澤バックドロップ。

菊澤ロープに振ってニールキック、カウント2。ボディスラムからサマーソルトドロップ、これも2。菊澤また「うるせーガングロ」。しかしレフェリーのグレースが「言ってない。別の人。」と突っ込む。菊澤コーナーに振ってスプラッシュ、もう一度、MIKAMI一旦エプロンに逃げ、スワン式でコルバタ(右写真)。

MIKAMI人工衛星ヘッドシザーズで菊澤を場外に落とすとひねりを加えたプランチャ(左写真)。菊澤リングに戻る。

MIKAMIトップロープに飛び乗ってスワンダイブ式ミサイルキック(右写真)。MIKAMI首投げからコーナーに上る。サンダーが竹刀で一撃

。菊澤雪崩式ブレーンバスター狙うがMIKAMIは突き落とし、ウルトラ・ウラカン・ラナ(左写真)、カウント2。10分経過。

MIKAMIロープに走る、菊澤キャッチしてタルサン・ボム。ロープに振ってババ・カッター。リバースDDT狙う、MIKAMIも切り返すが、菊澤再度切り返してリバースブレーンバスター(右写真)。

菊澤ラリアット、MIKAMI一回転。菊澤ハイアングルパワーボム(左写真)。

菊澤コーナーに上る、MIKAMI捕まえて予告どおりの雪崩式スクールボーイ(右写真)、カウント3。

MIKAMI(11分37秒 エビ固め)菊澤

MIKAMIマイク「この野郎、(お面)わざと割っただろ!まぁそれはともかく、後で請求書送るから。これが、佐々木の左足をも粉砕した、必殺のスク〜ルボ〜イ!今日は雪崩式ということでひとつ。言いたい事があるらしいのでおれはこのへんで。」

菊澤マイク「ファウルカップさえつけていれば・・・・でもダメだね、サンダーさん。勝てねーや。やっぱ今日でやめるわ。やめる。引退。10カウントゴング鳴らしてくれ。悪いけどみんな起立。あ、立ってるか。」

リングアナ言われるままゴング鳴らす。神妙な顔で聞く菊澤(左写真

「ありがとう・・・・・もう、もう、パチンコはやんねーーーー!昨日は1万2千円、今日は2万5千円やられたーーーー!」ということでパチンコ引退だそうだ>菊澤


休憩時間、ロホ・デル・ソルが「この夏限定」Tシャツを発売。


第4試合 木村浩一郎 vs タノムサク鳥羽

試合前インタビュー。鳥羽「今日は勝ちます。勝たなきゃいけないんで。」木村「鳥羽〜思いっきり行くよ〜。」こわ。

今日は最初からグローブをつけ、ガウンを着ての入場の鳥羽(右写真)。

両者キックを出し合う。鳥羽のパンチがヒット、木村クリンチしてロープに詰める。ブレークすると同時に鳥羽がストレートを顔面に打ち込む。怒った木村はハイキックで威嚇。

木村タックルで倒すと上から掌底を打ち込んで(右写真)足を取ると逆片エビ、鳥羽ロープ。腰を落とした状態の鳥羽に木村キック、顔面をかすめて空振り。さらに蹴りまくる。鳥羽立ち上がる。木村ロー、ハイ、ロー。鳥羽キャッチして飛びヒザ蹴り。木村場外へ。

鳥羽場外に追いかけパンチ連打。木村足取ってアキレス腱固め(右写真)。放してサッカーボールキック連打。ブレーンバスター、鳥羽着地してパンチ。先に戻る。場外カウント始まるが木村「よいしょ」と起きてカウント9で戻る。

鳥羽は木村をコーナーに詰めて蹴りまくる(右写真)。ミドルキックがヒット、木村座りこむ(ダウンカウントはなし)。鳥羽ハイキック連打、ミドルは木村がキャッチして裏アキレス腱固めに。鳥羽ロープ。5分経過。

鳥羽ヒザ蹴り、木村キャッチして抱え上げるとツームストーンドライバー(左写真)、カウント2。

木村腰投げからクルックヘッドシザーズ→アームストレッチ(右写真)。鳥羽は下からキック打ち込んでブレーク。立ち上がった鳥羽は飛び込んでのパンチから片エビ、カウント2。

木村ミドルキック連打で鳥羽をコーナーに追い詰め、渾身のミドル一撃(左写真)、鳥羽ダウン。カウント9でなんとか立つ。

木村ミドルキック2発、ハイは鳥羽かわしてバックブロー、木村タックルで倒すとスタンディングヒールホールド(右写真)、鳥羽ロープ。

木村キック、鳥羽パンチ、バックブロー。木村は捕まえてヒザ蹴りからパワーボム(左写真)、カウント2。木村ミドル、ハイ、鳥羽ダウン。これもぎりぎり9で立つ。

キックとパンチの打ち合い(右写真)。木村は掌底を連打。ハイキックがヒット、鳥羽ダウン。今度は10カウントでもようやく四つんばい状態、KO。

木村(9分48秒 KO)鳥羽

木村マイク「2回目だよ、本気でやったの。1回目は高木、2回目が鳥羽。ありがとよ。プロレスは体じゃなくてハートだってことをお前に教えられた。いいか鳥羽。お前は佐々木のライバルじゃなかったのか?佐々木は上に行ってるぞ。お前もこれをきっかけにしろ。俺は後押しするぞ。お前の監督だからな。」


第5試合 KO-D無差別級次期挑戦者決定タッグマッチ
高木三四郎&エキサイティング吉田 vs 佐々木貴&西野勇喜

西野入場。こんな感じ(左写真)なので入場時の「バッチン」はなし。先発は高木と佐々木。ロックアップ、佐々木ロープに詰める、クリーンブレーク。今度は高木がロープに詰める、高木はチョップ、キック。ロープに振ってドロップキック、佐々木かわしてジャンピングニー、高木キャッチして逆水平。ヒザ蹴り入れて吉田にタッチ。

吉田ストンピング、首投げからエルボー、立たせてネックブリーカードロップ。首投げで座らせて、後頭部にヒップドロップ、ボディプレス。ボディスラムからギロチン、佐々木かわしてドロップキック、西野にタッチ。西野チョップ、エルボースタッブ。ボディスラムからストンピング。ロープワークから西野ドロップキックで場外に落とす。場外でヘッドバット合戦(右写真)、勝った西野は鉄柱にぶつけリングに戻す。

西野は首投げからスリーパー。リリースしてボディスラムからサソリ固めに(左写真)。高木がカットに入るが西野放さない。吉田なんとかロープに。西野腰にストンピング、佐々木にタッチ。2人で太鼓の乱れ打ち。佐々木ブレーンバスター、カバーは吉田の足がロープにかかっていてノーカウント。佐々木首投げからサッカーボールキック、ロープに振ってドロップキック。吉田この勢いでコーナーに戻り高木にタッチ。5分経過。

高木手四つから佐々木を押し込む、佐々木ブリッジ(右写真)。佐々木押し返す、高木もブリッジで耐えて起き上がる、佐々木足を払って十字。高木はブロックして上体を起こすとヒザを固める。

高木ヒザ十字に(左写真)。西野がカット。

高木は吉田を呼び込むと「We are Revolution!」と叫んでダブルタックル、サンドイッチラリアット(右写真)。高木が振って吉田ラリアット、高木延髄蹴り。吉田がエプロンで腰を押さえてるのに高木ムリヤリタッチ。吉田エルボー連打、コーナーに振る、西野切り返して串刺しラリアット、吉田横受身。

ロープワークからタックル合戦、西野ヘッドロック、吉田バックドロップ。吉田予告してブレーンバスターに行こうとするが佐々木が後ろから腰にドロップキック、西野が逆にブレーンバスターで投げる(左写真)。佐々木にタッチ。

佐々木もブレーンバスター、カウント2。コーナーに振る、吉田切り返して串刺しエルボー、高木にタッチ。高木はキック入れてコブラツイスト(右写真)。西野がカットするが高木はしつこくコブラ。しかも拷問式。西野カット。高木は吉田にタッチ。吉田キツそう。10分経過。

佐々木チョップ、ボディスラム。西野にタッチ。西野アルゼンチンバックブリーカー(左写真)から放り投げる。西野サソリ、吉田がプッシュアップで返そうとすると佐々木が顔面にドロップキック。吉田ロープ。西野は場外に突き落とす。佐々木が抱え上げて腰を鉄柱にぶつける。

高木は吉田をコーナーに連れ帰ってタッチ、西野にラリアット、ブレーンバスター(右写真)。いつものフェースクラッシャーの要領だが今日は西野を後頭部から落とす。三四ロックに行くが不完全なまま佐々木のカットを許す。西野ラリアット、佐々木にタッチ。

佐々木DDT3連発、カウント2。ラリアット、高木かわしてリバースDDT。さらにストーンコールドスタナー、ラリアット、カウントは2。三四郎スタナー2000の体勢に入るが西野がラリアットで未然にカット。佐々木は西野にタッチ。西野ノーザンライトボム(左写真)。

西野トランキライザー(右写真)、吉田がカット。佐々木が吉田を場外に落とす。

佐々木と西野は合体パワーボム(左写真)、カウント2。西野は佐々木にタッチ。西野がバックドロップの体勢で抱え上げ、佐々木がコーナーからニードロップ落とす。佐々木がカバー、高木1で返す。

高木気合い入れて立ち上がる。しかしその死角から西野が後頭部にラリアット。続いて佐々木も前からラリアット(右写真)、カウント2。

佐々木D-ガイスト(左写真)(右写真)、カウント3。

佐々木(14分50秒 片エビ固め)高木

三和社長リングに。「おめでとうございます。明日のタイトルマッチの木村浩一郎の相手は佐々木選手です。」
佐々木「ちょっと待った。俺は5月から『高木越え』を目指してやってきた。1回くらい勝ったからって満足するわけないだろう。明日の北沢、俺はタイトルなんかいらない!高木と一騎打ちだ!」
三和「ダメだよ。」右写真
佐々木「フロントがゴチャゴチャ言うな!リングで闘ってるのはレスラーだ!俺はフロントの言うことなんか聞かない。木村のタイトルに挑戦するのは、にっちゃん、行ってくれ。」
そこに木村入場。黙って西野と握手。
佐々木「悪いが今日も三四郎集会はなしだ!This is Warをかけろ!ミュージック!スタート!」この後また佐々木&西野集会に。

ヤマモマイク。「見ましたか今の!レスラーとフロントがうまく行ってない!これがあるべき姿です!」

すげえオチ。

リングを去る西野に久々に「バッチン」してもらった。ヒジの関節がどうかなるかと思った。ATOM興行は2回連続大当たりだな。明日の北沢はどうなる?



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