y2D 8/17 Club ATOM大会



今日はy2D興行。ということでDDTではない「全選手入場式」も(右写真)。代表あいさつは佐々木。「話すこともありませんので、今日はシバき合いを堪能してください。」と。


第1試合 高木三四郎 vs NOSAWA

ロックアップ、NOSAWAロープに詰めてブレーク。再びロックアップ、今度は高木がロープに詰めるがやはりクリーンにブレーク。NOSAWA足をすくってレッグロック、高木の体を引っくり返して十字架固め(左写真)、カウント2。変形のエビ固め、これも2。

NOSAWAキックを入れて腕をひねるとかみつき。腕にチョップ入れるが高木切り返して逆に腕にかみつき。腕にエルボー入れてアームロックに(右写真)。NOSAWA足すくって脱出、両足を固める。NOSAWA高木の上半身を起こすとリバースフルネルソン。高木は立ち上がって切り返しアームロックに。NOSAWAロープに逃げるが高木はロープを使って腕を締め上げる。NOSAWAサミングで脱出し、高木をロープに振るとドロップキック。

手四つでリスタート。高木が力で押し込むとNOSAWA「反則だ!」とレフェリーのグレースにアピール。すると高木は「反則ってのはこうだ!」と腕をロックして指を逆に曲げる(左写真)NOSAWAエビ固めに切り返す、カウント1。高木ロープに振ってドロップキック。5分経過。

NOSAWA「やめてくれ」ポーズ。高木構わず踏みつける(右写真)。高木ヘッドロック、NOSAWAロープに振ってタックル合戦。高木3発目にラリアット出すがNOSAWAはかわして逆にラリアット。NOSAWAサッカーボールキック、顔面パンチ、脳天唐竹割り。高木チョップで反撃。NOSAWA低空ドロップキック。

NOSAWAコーナーに振る、高木切り返して突っ込む、NOSAWAキック。高木再度突っ込む、NOSAWAエルボー。高木もう一度突進、NOSAWAカニばさみで倒す。NOSAWAバックドロップ、カウント2。ターンバックルにぶつけてコーナーに上げる。下からチョップ打つが高木はこれをキャッチするとスイング式アームブリーカー(左写真)。リング上でもう一発ジャンピングアームブリーカー打ってカバー、カウント2。

高木ロープに振る、NOSAWAコブラツイストに切り返す(右写真)。

高木さらに切り返して拷問コブラツイスト(左写真)。NOSAWAはサミングでブレークして卍固めに。高木力で外してリバーススープレックスで投げるがNOSAWAは回転エビに丸め込む。

NOSAWAラリアット、高木キャッチしてリバースDDTの体勢から引き倒す、カウント2。高木フェースクラッシャーから三四ロック(右写真)。NOSAWAエスケープ。高木もう一度三四ロック、NOSAWAロープ。10分経過。

高木ジャーマン狙ってバック取る、NOSAWA返してスクールボーイ、カウント2。NOSAWA低空ドロップキック、ブレーンバスター、カウント2。NOSAWA変形ストレッチ(左写真)、締め上げた後エビ固めに、カウント2。

高木先に立ってステップオーバーアームストレッチに。リリースしてステップオーバーレッグストレッチに移行、NOSAWAロープ。高木バック取ってジャーマン(右写真)、カウント2。

高木久々のデンジャラスドラゴンスリーパー・高木(左写真)、NOSAWAはサミングでブレーク。

NOSAWAは首投げから高木の両腕を取って変なストレッチ技に(右写真)。しかし高木の抵抗で外れる。NOSAWAは高木の両足をロックして引っくり返しエビ固めに、高木の手がロープに届く。

NOSAWAラリアット、高木ブロックしてストーンコールドスタナー、三四郎ボトム(左写真)、カウント2。

残り30秒から高木は再度三四ロックに(右写真)。しかしNOSAWA耐え抜いてタイムアップ。

高木(15分時間切れ引き分け)NOSAWA

NOSAWAマイク「おいDDT!今日は10分一本勝負じゃなかったのかよ!キタねえぞ三四郎!」
高木「シングル久しぶりじゃねえか。俺が15分って言っといたんだよ。次はアメリカでやろう。俺とお前で。」
NOSAWA「パスポート持ってますか?」
高木「5年あるよ!」

高木「NOSAWA、今日はありがとう。でも申し訳ないが、DDTに『引き分けのテーマ』はないんだよ。だから、俺の曲をかけろ!ミュージック、スタート!」

2人でファイヤー(左写真)。


第2試合 菊澤光信 vs 佐野直

佐野は握手した後背後からドロップキックで先制、さらにコーナーに詰めてチョップ連打(右写真)。対角線コーナーに振って串刺しラリアット。ブレーンバスターからチョーク。グレースがチェック入れると佐野は「そーりょーさんチェックしろよ!」と何もしてない人を巻き込もうとする。

佐野ロープに振ってXファクター(左写真)、またチョーク。ロープに振ってSA-NOドライバー、菊澤1で返す。

佐野ドロップキック連打、菊澤倒れない(右写真)。3発目、菊澤「東京愚連隊」Tシャツを脱いで黒タイツ一丁に。菊澤腕のサポーターをたくし上げ、ロープに振ってダイアモンドカッター、カウント2。

サンダーが佐野を捕まえて菊澤がラリアットを放つが佐野かわしてサンダーに誤爆(左写真)。場外でのた打ち回るサンダー。佐野スクールボーイ、カウント2。

佐野パイルドライバー狙う、菊澤リバース。ん?なんかハンセンチックな歩き方。菊澤腕を差し上げてアピールするがロープに振ってエルボースマッシュ。おお、これもハンセン流。菊澤「ディーーーーヤッ」と声を上げてエルボードロップ3発からスリーパー。「Ask him, Huh?」も出る。最後はもちろんロープに振ってラリアット(左写真)、カウント3。

菊澤(2分36秒 体固め)佐野

その瞬間流れる「サンライズ」(爆)。

菊澤「ウィーーーーーーーーッ!」左写真)。ハンセン・ウォークを見せた後、今日はマイクもなしに脱いだTシャツをブルロープのようにぶん回して客を威嚇しながら帰る。最高。


第3試合 「昭和」vs ロホ・デルソル

開始してすぐは「ビバ、メヒコ!」と「昭和!」で応援合戦。ロックアップ、「昭和」がロープに詰める、クリーンブレーク。再度ロックアップ、デルソルロープに詰める、ブレーク際にチョップ。デルソル首投げ、「昭和」ブリッジで起き上がって逆に首投げからスリーパー、デルソルロープ。デルソル場外エスケープ。

レフェリージャッジ金子が場外カウント開始。デルソルこれに合わせて踊る(左写真)。なぜかジャッジ金子も足を上げてカウント数える。10で戻る。

「昭和」ヘッドロック、デルソルロープに振って「昭和」タックル。2発目をデルソルブロックしてすくい投げに。立ち上がったところにドロップキック。「昭和」場外転落。デルソルすかさず「ビバメヒコ!」プランチャ(右写真)。場外でチョップ合戦。デルソルは「昭和」の頭をエプロンにぶつけリングに戻る。「昭和」も遅れて戻る。

デルソルヘッドバット、逆水平、ロープに飛んでフライングクロスアタック、カバーはカウント1。デルソルパンチ3連発、「昭和」も立ち上がって「弓を引くナックル」で反撃(左写真)。こっちも3連発。5分経過。

「昭和」インディアンデスロック(右写真)、デルソル急所打ちで脱出し、場外に出ると「昭和」の首をエプロンに出してギロチンドロップ、さらにリング下からドロップキック。

リングに戻ってバックドロップ(左写真)、カウント2。「モウイッチョウ!」でもう一発、これも2で返す。

ロープに振ってフライングラリアット(右写真)、カウント2。

デルソルロープに振ってラリアット、「昭和」ブロックして卍固め(左写真)、デルソルロープ。

「昭和」延髄蹴り、コブラの掛け合いから「昭和」グラウンドコブラ(右写真)、カウント2。「昭和」キック打ってコーナーに振る、デルソル待ち構えてキック、コーナーに上ってミサイルキック。

デルソルコーナーに上ってダイビングボディアタック、「昭和」切り返してフォール(左写真)、3カウント。

「昭和」(7分38秒 片エビ固め)デルソル

デルソルマイク。「昭和」サン、今日ハ日本ノ旧キ良キれすりんぐヲ楽シミマシタ。アリガトウ。ヤハリ『亀の甲より年の功』!」


ここで休憩。久々にグッズガールが登場(右写真)。しかしそこに東京愚連隊の2人が入ってきてTシャツ売ろうとする。2枚あっさり売れて退場。グッズガールも売店に移動。


第4試合 MIKAMI(Suicide Boys)vs 西野勇喜(D-NA)

西野がTAZZばりにタオルかぶってリング中央に。後から入場のMIKAMI、いきなりスワンダイブ式ミサイルキック。すかさずスクールボーイ(左写真)、カウント2。西野は場外エスケープ。

西野戻る、MIKAMIヒザ、首投げから顔踏み。ボディスラムからカバー、カウント2。顔面パンチ、シュミット流バックブリーカー、ロープに振ってコルバタ、西野回転を途中で止めてフェースバスターに。西野顔面パンチ(右写真)、エルボースタッブ、チョップ。コーナーに振って串刺しラリアット、ストンピング。

西野対角線コーナーに振る、MIKAMIエプロンに出てスワン式コルバタ、西野はパワーボムに切り返す(左写真)。ストンピング、立たせてチョップ、エルボースタッブ、ヘッドバット。西野ロープに飛ぶ、MIKAMIフランケンシュタイナー、西野場外転落。MIKAMIトペ。

リングに戻して首投げからダイビングセントーン(右写真)、カウント2。西野チョップ、MIKAMI張り手、西野チョップ、MIKAMIローリング張り手。MIKAMIラリアット、西野かわして逆にラリアット。トランキライザーはMIKAMIブロック。5分経過。

西野ノーザンライトボムの体勢、MIKAMI着地、リバースDDTの体勢に。西野切り返してリバースブレーンバスターの体勢、MIKAMI着地(左写真)してスクールボーイ。

西野切り返してエビ固め、MIKAMIさらに切り返してスクールボーイ(右写真)、カウント3。

MIKAMI(5分31秒 スクールボーイ)西野

MIKAMIマイク。「俺様の新必殺技、起き上がりこぼし式スクールボーイだ!次はどんなスクールボーイが登場するか?来週も来てくれるかな?」
「いいともー!」


第5試合 佐々木貴(D-NA)vs タノムサク鳥羽(Suicide Boys)

にらみ合い(左写真)、両者なかなか動かず。たまに牽制気味に双方ローキックを出す。佐々木ハイキック、鳥羽かわす。鳥羽パンチ、佐々木かわす。互いにローキック。佐々木のミドルキックをキャッチして鳥羽パンチでラッシュ。

鳥羽ハイキック、佐々木張り手、ヒザ蹴り、ミドルキック(右写真)で反撃。鳥羽のヒジが佐々木のアゴにヒット、佐々木よろけて腰から落ちるがダウンカウントはなし。

鳥羽パンチでラッシュ(左写真)、佐々木場外に出る。鳥羽追う。

場外で壮絶なシバき合い。ハイキック相打ち(右写真)、両者ダウン。両者リングに戻る。

佐々木ヒザ、鳥羽フック連打(左写真)。

佐々木ヒザ、張り手。鳥羽フック(右写真)、ダブルノックダウン。カウントは入らず。

鳥羽パンチ連打から飛びヒザ蹴り、佐々木キャッチしてニークラッシャーに(左写真)。足にキック入れてもう一発ニークラッシャー。5分経過。

佐々木ドラゴンスクリュー、足にキック入れてもう一度狙う。鳥羽足を捕まれたままパンチ打つが佐々木構わずドラゴンスクリュー。佐々木低空ドロップキック、鳥羽場外転落。佐々木場外でブレーンバスター、鳥羽パンチ、バックブロー。佐々木かわす。バックドロップをブロックしてバックブロー。鳥羽先に戻る。佐々木カウント18で戻る。鳥羽キック、佐々木キャッチして張り手(右写真)。

佐々木ヒザ、鳥羽もヒザで返す、佐々木ロープで反動を付けてラリアット(左写真)、カウント2。

佐々木トランキライザー、鳥羽ロープ(右写真)。鳥羽ヒジ連打。パンチ、バックブローは佐々木ブロック。しかし鳥羽ソバットからバックブロー、片エビに取るがカウント2。

佐々木フラフラになりながら張り手、タックル、鳥羽は受け止めて後頭部にヒジ(左写真)。鳥羽バックブロー、佐々木かわしてラリアット。佐々木延髄蹴り、ハイキック。10分経過。

佐々木ハイキック、鳥羽もハイキックで返す。佐々木ドロップキック2連発から逆片エビ(右写真)、鳥羽ロープを探るが佐々木は逆エビ、鳥羽ギブアップ。

佐々木(10分58秒 逆エビ固め)鳥羽

うーん、とても書ききれないや>シバキ合いのすべて

鳥羽マイク。「佐々木さん、お客さん、こんなとこで、負けた自分が言うのもおかしいんですが、凄い楽しかったです。負ける時は自分ですぐに音を上げてやられてしまうんですけど、今日は凄い負けたけど楽しいです。自分、体も小さくて手にグローブ着けて、プロレスラーじゃないじゃないですか。そんな自分に付き合ってくれるのは佐々木さんくらいなもんです。だからこうやって今日のメインイベントにいられるのも、僕がDDTにいられるのも佐々木さんがいるからだと思うんです。佐々木さん、ほんとうにありがとうございます。」

佐々木マイク。「鳥羽ちゃん、ありがとう。今日はKOできなかったのが残念だ。今度打撃で行くぞ。こんな闘いをしていたら80年生きられる体も今日1日で終わっちゃうかもしれません。しかし、ここにライバルがいる限り力いっぱい闘います。」



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