DDT NON-FIX "10.12"



第1試合 蛇影 vs Mr.Blue

Mr.Blue(右写真)はカメラ持参で入場。

対戦相手の蛇影にポーズを取らせ、写真を撮りまくる(左写真)。ようやく試合開始、Mr.Blueはカメラのフラッシュで蛇影の目をくらます。Mr.Blue腕を取る、蛇影切り返す。Mr.Blueさらに切り返す、蛇影足をすくって倒す。蛇影ヘッドロック、Mr.Blueロープに振る。蛇影タックル。2発目Mr.Blueはリープフロッグでかわそうとするが急所打ちをくらう。蛇影首投げからスリーパー。リリースしてロープに振るとトラースキック、ロープに飛んでフェースクラッシャー。

蛇影コーナーに振る。Mr.Blueはコーナーで倒立(右写真)。蛇影が近寄るとシザーズホイップ。蛇影の腕を取るとロープ渡りからトップロープ反動でホイップ、ロープに飛び乗ってブファドーラに行くが回転が足りずトペ・レベルサ風に蛇影に激突。Mr.Blueは蛇影をドロップキックで場外に落とすとコーナーに飛び乗ってケブラーダ。これは見事。

Mr.Blueは蛇影を場外で押さえつけるとポーズを取ってセコンドに付いていた高井憲悟に写真撮らせる(左写真)。リングに戻るとロープに飛んでフライングラリアット、カバーはカウント1。

Mr.Blueコーナーに振って突進、蛇影カウンターでキック。蛇影ラリアット、Mr.Blueかわして突っ込むが蛇影またキック。蛇影コーナーに飛び乗って三角飛び延髄からタイガードライバー(右写真)。そのままキャトルイミテーションに行こうとするが失敗。

改めて首投げからキャトルイミテーション(左写真)、Mr.Blueギブアップ。

蛇影(4分39秒 キャトルイミテーション)Mr.Blue

Mr.Blueマイク「皆さんこんばんは。デビュー2戦目のMr.Blueです。今スポンサー募集中です。スナックななこさんにビール3杯ということで入れてます(腕を見せる)。カメラが好きなんで写真屋さんとかそういう会社の社員の方がいましたらよろしくお願いします。」


第2試合 佐々木貴 vs 藤沢一生&負死鳥カラス

藤沢とカラスが先に入場。佐々木入ってくる。ありゃ、ヒゲがあごだけになってる。しかも白タイツ。革ジャンはなし。佐々木がリングに上がると藤沢とカラスが奇襲攻撃(右写真)。藤沢がボディスラムで叩き付けてカラスがサマーソルトドロップ。コーナーに振ってカラスがニールキック、藤沢は串刺しラリアット。カラス突進、佐々木カウンターのラリアット。藤沢にもラリアット。

佐々木サッカーボールキック連発からカラスをブレーンバスターで投げ、エル・ヌドで固めて動けなくしてしまう(左写真)と藤沢に「一騎打ちだ!」と宣言。藤沢も受けて立つ。

佐々木ヘッドロック、藤沢ロープに振る。佐々木タックル、藤沢耐える。今度は藤沢がタックル、佐々木も耐える。佐々木逆水平(右写真)、藤沢はモンゴリアンチョップで逆襲。ロープに振ってボディスラム、敬礼ポーズ取ってナガタロックに。佐々木ロープ。

藤沢佐々木をコーナーに振ってショルダータックル、コーナーに上る。佐々木も上って雪崩式ブレーンバスター(左写真)。この震動でカラスの身が自由になる。佐々木藤沢をカバー、カラスカット。

カラスソバット、みちのくドライバー、カウント2。藤沢スピアー2連発、カラスムーンサルト(右写真)、カウント2。

藤沢アルゼンチンバックブリーカー(左写真)、佐々木暴れる。藤沢前に落とす。

藤沢足踏みしてからラリアット、佐々木もラリアット打ち返す(右写真)。2人で打ち合い。藤沢がもう一発狙って突っ込む、佐々木が川田ばりの(ややこしい)カウンターのジャンピングハイキック、カバーはカラスがカット。5分経過。

佐々木は2人目掛けてミサイルキック、今度は藤沢をヌドに固めて動けなくするとカラスにフェースロック(左写真)、カラスギブアップ。

佐々木(6分11秒 フェースロック)カラス

藤沢マイク「こんなハンディキャップマッチじゃ俺は納得しねーぞ!今度はシングルだ!」うーん、キャラに徹してるな?

佐々木マイク(右写真「お前第2試合に出てるような奴がマイクアピールすること自体間違ってんだよ!こういうDDTの間違ってるところを、俺は生徒会長としてひとつひとつ改革して元のDDTを取り戻します!」高井を呼び付けて「俺のパートナーのにっちゃんが今ケガしてて、俺はにっちゃんが副会長だと思ってんだけど、高井、お前はDDTの書記としてこのうすらバカを来週叩き潰そう。」高井同意。来週はタッグマッチ?


ここで蛇界転生第4歌(左写真)。

画面には瞑想する木村浩一郎(右写真)。モノローグがかぶさる(が、これ木村の声じゃないような・・)「俺の人生は闘いにつぐ闘い・・」今までの名シーン(ヒクソンを持ち上げた瞬間も)が流れる。「常に新たな敵を探してきた・・しかし昨日私は敗れた。もう闘いの場から身を引いてもいいのではないだろうか・・・・しかし!」映像が高木に変わる「この高木。なぜこの男ばかり取り上げられるのだ?こいつを倒さないことには・・しかし戻れるだろうか?」そこにポイズン。「戻れるとも。蛇界に入れば・・・。あなたにはDDTを恐怖に陥れたもうひとつの顔がある・・・。」蛇影が蛇人間エキスを口に注ぎ込む。おとなしく飲み込む浩一郎。「では口づけを・・・」そこに高木。片目に刀のつばで眼帯。口づけは阻止したが、すでに蛇界転生の3人と木村の姿はなし。奪回は失敗・・・。

そして会場に柳生三四郎十兵衛登場(左写真)。リングには蛇界転生の3人。

高木「あわれポイズン。とうとう蛇に魂を売り渡したか・・。」 ポイズン「お前が何を言おうと、今ベルトを持っているのは私だ。今のトップは私なのだ。今日のメインでお前にもわかるだろう・・・。」右写真

高木「俺の曲をかけろ!音楽開始!で退場。蛇界転生の3人は踊る(左写真)。


第3試合 菊澤光信、エキサイティング吉田、鴨居長太郎 vs 太陽ロホ、「昭和」、タノムサク鳥羽

6人が入場するなり菊澤がマイク。「昨日北沢来た人?」多数が手を挙げる。「みんなも知ってる通り、昨日長さんが暴走した。ファンからだけではなく、関係者からもひんしゅくを買い、NHKからも『これは流せません』と言われた。長さんは今までも数々暴走してきた。『赤いダイヤ』だ、とか言ってアズキの先物相場にも手を出したりもしている。長さんは昨日のことについて謝罪したいと言っている。」
鴨居「すいませんでした。」
菊澤「それで、提案がある。ここにいるみんなに長さんがただのホモじゃない、格闘技のできるホモだってことを証明したい。長さんはパンチドランカー、いや、ハードパンチャーなんだよ。こういうのはどうだ?6人タッグではなくひとりずつ、1対1で3試合行う。時間は5分1本。なぜならば、撤収の都合があるからだ。こっちは俺が先鋒、エキ吉が次鋒、長さんは副将・・あれ?まあいいや。」結局先鋒戦が菊澤vsロホ、中堅戦が吉田vs「昭和」、大将戦が鴨居vs鳥羽と決定。

<先鋒戦>菊澤光信 vs 太陽ロホ

ロホ「先手必勝!」と叫んで先制のタックル。ロープワークから菊澤ドロップキック。さらにパワースラム、2カウント。菊澤はロホを肩に担ぐと(左写真)半回転させてみちドラ風に落とす。くいしんぼうドライバー?

菊澤とロホ、パンチの打ち合い(右写真)。菊澤急所打ちでロホの動きを止める。ボディスラムからエルボードロップ、カウントは1。菊澤パンチ、ボディスラムからムーンサルト、ロホはこれも1で返す。ロホドロップキックで菊澤を場外に落とす。しかしトップロープ越しのプランチャは菊澤かわす。ロホ腕を強打した様子。菊澤場外で踏みつけ、鉄柱攻撃。

リングに戻して串刺しラリアット。菊澤コーナーに振る、ロホコーナーに上って反転ミサイルキック。ロホバックドロップ、カウント2。コーナー上ってダイビングボディアタック(左写真)、カウント2。3分が経過。

ロホパイルドライバー狙い、菊澤リバース。菊澤突進、ロホかわしてスクールボーイ、カウント2。首固め、菊澤切り返してこれも2。菊澤低空ドロップキック、スピニングレッグブリーカーからヒザ十字(右写真)。ロホロープ。ドラゴンスクリューから再度ヒザ十字、ロホ1分近く耐えてとうとうタイムアップ。

菊澤(5分時間切れ引き分け)ロホ

<中堅戦>エキサイティング吉田 vs 「昭和」

吉田ヘッドロック、「昭和」ロープに振る、吉田タックル。ロープに飛ぶ、「昭和」すくい投げ。吉田パンチ打ち込んで腕を取る、「昭和」チョップ入れて切り返す。「昭和」は吉田の片腕を固めてソルトで投げる、カウントは2。「昭和」ブレーンバスター(右写真)、これも2。吉田ボディにパンチ、サミングで形勢逆転。ヘッドバット3連発。ボディスラムからロープに飛んでアニマルエルボー、2発目「昭和」かわしてカニばさみからリバースデスロック、さらに弓矢固めに。体勢が崩れると吉田を立たせてかわづ落とし。3分経過。

ロープに振ってドロップキック、吉田場外転落。「昭和」が追うが、吉田は客の持っていた缶ビールを取り上げそれで頭を殴る。両者観客の真ん中でチョップ合戦。吉田先にリングに戻ると後からエプロンに上がってきた「昭和」のマスクに手を掛ける(左写真)。大ブーイング。

吉田ロープに振って逆水平、「昭和」かわしてラリアット打つが吉田もラリアットを合わせ相打ちに。吉田またラリアット、「昭和」かわして卍に(右写真)。吉田ロープ。「昭和」ボディスラム狙う、吉田首固めに丸め込む、カウント2。吉田逆さ押え込み、カウント2。回転エビ、これも2。

吉田ブレーンバスターから両足とってエキサイティングスコーピオン(左写真)、「昭和」耐えてこれもタイムアップ。

吉田(5分時間切れ引き分け)「昭和」

<大将戦>鴨居長太郎 vs タノムサク鳥羽

2分けのまま大将戦に。鴨居がスタートからラッシュ(右写真)、パンチを顔面に浴びせてダウンを奪う。鳥羽カウント5で立つ。鴨居さらに連打、鳥羽場外に転落。場外でも激しい殴り合い。菊澤らセコンドが2人を分けてリングに戻す。

鴨居鳥羽の顔面にフック(左写真)、鳥羽ダウンするがカウント入る前に立ちあがる。鳥羽ローキックからパンチ、鴨居クロスカウンターでダウンさせるがこれもカウント前に鳥羽が立つ。鳥羽はキックで鴨居をダウンさせるが鴨居もカウント前に立つ。鳥羽パンチ、鴨居カウンター、鳥羽ダウン、すぐ立つ。3分経過。

鳥羽ローキックで鴨居の体勢を崩すとコーナーで踏みつけ(右写真)。鴨居ついにダウンカウントを聞く。カウント8で立つ。鳥羽ハイキック、バックブロー、鴨居すぐに立ち上がる。鳥羽キック、パンチからストンピング、カウントを待たず片足とって片エビに、カウント3。

鳥羽(4分39秒 片エビ固め)鴨居

鴨居「みなさん、ありがとうございました。一所懸命やりますから、堪忍してください。」

素晴らしい試合だった。3試合とも。


第4試合 KO-D無差別級選手権
ポイズン澤田JULIE(王者)vs 高木三四郎(挑戦者)

高木先に入場。ポイズンが入場してくると観客席まで降りていって先制攻撃。ATOMの壁にぶつけ、リングに戻すとロープに振ってドロップキック(左写真)。

高木パンチ、ポイズンコブラクローで相手の動きを止めるとエルボー、ストンピング。ロープに振ってニールキック、コブラクローからフォールに行く(右写真)がカウントは2。

ポイズンスリーパー、高木ロープ。ポイズンストンピング入れてまたスリーパー(左写真)、高木ロープ。

高木立ち上がるとパンチ連打、ロープに詰めてラリアット、エプロンに出てロープを使ったネックブリーカードロップ(右写真)、両者場外へ。場外ではチョップ合戦からラリアットの相打ち2度。やっぱプロレスはこうでなきゃあ。

リングに戻ってもチョップ合戦(左写真)。高木のラトルスネークポーズからのチョップとポイズンのガラガラチョップが相打ちになり両者ダウン。高木先に立ってブレーンバスター。5分経過。

ロープに振ってラリアット、ポイズンかわすが高木は首を取ってストーンコールドスタナー狙い。しかしポイズンは背中を蹴ってブレーク、コブラクローからフォール、カウント2。ポイズンノーザンライトスープレックス、カウント2。フィッシャーマンズスープレックス、これも2(右写真)。ポイズン高木ラリアット、、高木はスープレックスで切り返す。高木ラリアット、カウントは2。

高木ストーンコールドスタナー狙うがポイズンは背中を蹴って体勢を崩し、キャトル狙う。高木はWARスペシャルの体勢で止めてロープに。ポイズンダブルアームDDTから再度キャトル狙い。また完成する前に高木はチンクラッシャーでブレーク。ポイズンは蛇毒を口の中に仕込む。高木が突っ込んできたところをかわしてレフェリーのジャッジ金子に激突させる。ヘビダーと蛇影がこのスキにリングに上がり、ストンピング&竹刀攻撃。ヘビダーが羽交い締めにしてポイズン蛇毒噴射狙うが高木がかわし、蛇毒はヘビダーの顔面に(左写真)。

高木ストーンコールドスタナーから三四郎スタナー2000(右写真)、しかしレフェリーはカウントを取れない。

その時リングサイドにスーパー宇宙パワーが(左写真)。エプロンに上がる宇宙。高木「何だ?何しに来た?」とこっちに気を取られる。その間にポイズン復活。ジャッジ金子もようやく起きる。

ポイズンは蛇毒を高木の顔面に噴きつけるとチョークスラムからキャトルミューティレーション(右写真)、ジャッジ金子レフェリーストップ。

ポイズン(8分53秒 キャトルミューティレーションでレフェリーストップ)高木

※ポイズン初防衛。

ポイズン「高木!どうだ!これからもまだまだ蛇界転生は勢力を拡大していく!」3人でポーズ(左写真
もちろん三四郎集会はなし。ということで三和社長が締める。



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