DDT NON-FIX "12.7"



オープニングエキシビションマッチ・5分
MIKAMI vs Naoshi Sano

オープニングの前にMIKAMIの復帰エキシビションマッチ、と伊藤こ〜へ〜リングアナが紹介。今日もこ〜へ〜さんか。うまいからいいけど。手四つでスタート、探り合い、ブレーク。再度手四つから今度はロックアップ、Sanoロープに詰める。MIKAMI切り返すがクリーンにブレーク。ロックアップ、MIKAMIヘッドロック。Sanoロープに振ろうとするがMIKAMI放さない。MIKAMIフライングメイヤー、Sanoヘッドシザーズ、ブレーク。

MIKAMI再度フライングメイヤー、Sanoまたヘッドシザーズに切り返す(左写真)。MIKAMIは倒立から脱出。首は大丈夫、か?MIKAMIグラウンドヘッドロック、Sanoはエビに固めるがカウントは2。両者立ち上がる、MIKAMI腕をひねり上げるがSano切り返す。MIKAMIはロープを使って回転、切り返す。Sano片足タックルで倒して足を固めに行くがMIKAMIは下から蹴ってブレーク。3分経過。

Sanoホイップからアームロック、MIKAMI切り返してアームロック、Sano立ってエルボー、首投げ。MIKAMI返す。MIKAMI首投げ、Sano返す。MIKAMIはSanoの両腕を固める。残り1分。首投げからスリーパー、サーフボードから十字架固め、カウント2。Sano立つ、ここでタイムアップ。

MIKAMI(5分時間切れ)Sano

MIKAMIマイク。「今日はエキシビションってことで、本来、若手が第一試合であるべき姿で。Sano、わかってるだろ?基本ができてこそ初めて個性が生まれるんだよな。今日はSanoを指名してグラウンドの攻防をやりたかったんで、引き分けで仕方ない。」これで締めてリングを降りようとしたが、客の期待を感じたのかリングに戻って「スク〜ルボ〜イ」ポーズ。

こういうの、もっと見たい。1月のy2Dで、同じカードで30分一本くらいやってくれないかな?


「Into The Light」が流れてオープニング。まずは映像。ユニバーサルレコードを訪れる浅野社長、菊池広報、そして高木。ユニバ・塩田本部長は浅野社長「全米進出計画」(左写真)のために14日の全日空便でニューヨークに発つよう指示。浅野社長が持っていた250万円はこの旅行のための前渡金だったらしい。しかし14日と言えばDDT・ジオポリス大会の当日。「しょうがないね。」と言い切る浅野社長に対し困惑の高木。

リングにはPresidents(右写真)。篠社長が「橋本の特訓の模様を見てください。」

橋本と鳥羽が練習しているところに、篠社長に連れられてダン・スバーン(左写真)が訪れる。英語のできない橋本のためにスバーンについてきた通訳はなんと浅草の祈祷師。ちゃんと通訳していても怪しいのはなぜだろうか。スバーンはレスリングの基本技を橋本と反復練習した後「各団体で使用を禁止された技」スバーン・クランク(両腕で首を極める技)を橋本に伝授。

コネクションを自慢する篠。しかしそこに蛇界転生入場。三和と篠にKO-Dタイトルマッチ参加料250万円を出すよう命じる。前回は小切手だったが、両者とも今回は現ナマ(右写真)。

ポイズン「我々の目的に一歩一歩近づいてきたな。」

そこに高木入場(左写真)。コンビニ袋に250万の札束。リングに上がると「このヤロー。金にばっか執着しやがって。蛇界には金なんか必要ないんじゃなかったのか?」

ヘビモおだまり!あなたは浅野社長との関係、雲行きが怪しくなってきたじゃあないですか!」

高木「おだまり!俺と浅野社長は男と男の絆で結ばれてるんだ!このヤロー、お前達が金を欲しがる理由は何だ?」」

ヘビモ「私たちはこの金でJakaiWrestling withPoison、通称JWPを作るんです!」

ポイズン「富士山のふもとに我々の理想を詰め込んだ『蛇界ランド』を作り、世界中のみなしごを蛇人間に改造して各プロレス団体に送り込み、ギャラの50%を吸い上げるのだ。わーっはっはっは。」

高木「このヤロー。今日のメインでお前に勝てば、14日に挑戦できるんだな?」

ポイズン「蛇に二言はない!」


第1試合 アイアンマンヘビーメタル級&アメリカスミドル級ダブルタイトルマッチ
長瀬館長(王者)vs 鴨居長太郎(挑戦者)

長瀬館長ロー、ミドルで機先を制し、グラウンドに持ち込むとマウントを取りパンチ(左写真)。十字に行くが鴨居ロープ。長瀬再びマウントパンチ、鴨居うつぶせになるがスリーパーに取られる前に足でロープエスケープ。両者立つ。鴨居パンチ、長瀬もパンチでロープに詰める。長瀬ローキック、カニばさみで倒すが鴨居上からパンチ。鴨居立つと「立てコラー!」長瀬は寝っ転がって猪木アリ状態。

鴨居上からパンチ、長瀬は下から足を取るとアキレス腱固め、鴨居ロープ。長瀬マウントパンチ、背中にキック。鴨居立ち上がってパンチ、長瀬寝っ転がってかわす。鴨居イラついて「立てよコノヤロー!」。立ち上がるとパンチ、長瀬ダウン(右写真)、5分経過。

長瀬タックル、鴨居ロープ、「放せ!」と叫ぶ。鴨居フック連打、長瀬ダウン、カウントは4。長瀬ミドルキック、組み付いて首投げ、上になってパンチ(左写真)、スリーパーに行くが外れる。

鴨居「立てコノヤロー!」捕まえられると「放せコノヤロー!」。長瀬が立つと「打って来いコノヤロー!」長瀬パンチ、鴨居受けておいてフックの連打で返す(右写真)。

長瀬首投げから上になるとコツコツパンチ、スリーパーに取ると鴨居あえなくギブアップ(左写真)。

長瀬(7分42秒 スリーパーホールド)鴨居
※長瀬館長、両タイトル防衛。

長瀬マイク「おい!お前普通にできないのかよ!控室で襲ったり。DDTも、いつまでも同じカード組むのか?他にレスラーいないんですか?来週はアメリカスのベルトは持ってきません。アイアンマンの方は何人かかってきても構いません。」
鴨居寝っ転がってマイク。「俺は、生まれて初めてベルトを巻いた。子供の頃から優勝とかそういうのには縁がなかった。だから、あのベルトには執着してます。14日は絶対長瀬を倒してベルトを取り返します。

全然噛み合ってなかったが、なんか凄い試合だった気もする。


第2試合 佐々木貴&「昭和」vs 西野湧喜&高井憲悟

佐々木入場。いつものようにズボンを投げ飛ばす(右写真)。

佐々木vs西野でスタート、と思いきや西野は「昭和」を呼び込む。京都で負けたお返しをするつもりか?ロックアップ、「昭和」がロープに詰める、ブレーク間際にチョップ。再度ロックアップ、今度は西野がロープに詰める。西野チョップ、「昭和」も返す。西野チョップからホイップ、「昭和」ホイップで返す。「昭和」腕取る、西野ボディスラムからストンピング。

「昭和」ロープに飛んでタックル、パイルドライバー狙うが西野はリバース(左写真)。「昭和」ブリッジで返す。「昭和」十字架固め、カウント2。佐々木にタッチ。(佐々木ミドルキック、西野ラリアット)×3。佐々木ソバット、ロープに飛んで顔面ドロップキック。チョップとミドルキックの打ち合い。西野はミドルキックをキャッチしてヒザにエルボー、高井にタッチ。高井は佐々木のヒザにヘッドバット打ち込んでヒザ十字。リリースしてマウントポジションからヘッドバット。立ち上がってストンピング。佐々木も立つ。高井チョップ、佐々木も逆水平、ヒザ蹴り。高井ヘッドバット、ブレーンバスター。バックの取り合いから佐々木ラリアット、高井エルボー、佐々木エプロンに。高井エルボーで場外に落とそうとするが佐々木はカウンターのハイキック。しかし高井はヘッドバットで佐々木を場外に落とし、西野と2人でヘッドバット連打。

リングに戻り「昭和」にもダブルのヘッドバット、佐々木にもダブルのヘッドバット狙うが佐々木はブロックして2人にラリアット、「昭和」にタッチ。「昭和」は高井に卍固め(右写真)。西野がカットに入るが佐々木が捕まえてこちらにも卍。高井がなんとか脱出。「昭和」トーキック連打、高井は「昭和」のボディにヘッドバット。エルボースタッブ、コーナーに振って串刺しエルボーからブレーンバスター、カウント2。5分経過。

高井は「平成だー!」と叫んでパワーボム(左写真)、カウント2。

高井フルネルソン、「昭和」踏ん張る、高井後頭部にヘッドバット入れてジャーマン(右写真)、カウント2で「昭和」ワキ固めに切り返す。西野がカット。佐々木が西野を場外に出す間に「昭和」は高井にジャパニーズレッグロールクラッチホールド、西野が場外から戻ってカット。高井は西野にタッチ。

西野ロープに飛んでヘッドバット2発、3発目は「昭和」がカウンターのナックルパートで返し佐々木にタッチ。佐々木ラリアット(左写真)、DDTからコーナーに上ってダイビングニードロップ、カバーは高井がカット。佐々木キック、西野ラリアットの打ち合い、佐々木ラリアットで倒して「昭和」にタッチ。

西野「昭和」にラリアット、さらにロープに飛ぶ、「昭和」かわしてバックドロップ(右写真)、カウント2。2発目は西野が体をひねってつぶす。佐々木がカット。高井が入り佐々木に張り手連打からローリングヘッドバットで場外に落とす。

西野ヘッドバット連打からノーザンライトボム(左写真)で「昭和」をフォール。

西野(7分22秒 片エビ固め)「昭和」

佐々木マイク。「にっちゃん、今日は効いたよ。ありがとう。これが生徒会の闘いです。校歌斉唱!」しかしDJブースにはMIKAMI。三度This Is WarではなくMIKAMIのテーマ。MIKAMIリングに。

すると仲村由佳が制服のままMIKAMIにストンピング(右写真)。

「もう、ガマンできないんです!」と叫ぶと制服を脱ぎ始める(左写真)。下に着てるのはコスチュームなんだが、なんか萌え萌え。

戦闘態勢に入った仲村(右写真)、しかしMIKAMIは「世界を取った」スク〜ルボ〜イで仲村を丸めるとストンピング。

「14日、完全復活して、スク〜ルボ〜イが爆発して、一人でチャック上げれなくしてやる」


第3試合 Mr.Blue vs GENTARO

前回コニカがスポンサーに付いて以来、1ヶ月試合をしてなかったMr.Blue。何をしていたかの映像が(左写真)。なんと写真館「ワンダフル」の店員・のり子さんと仲良くなってデートに明け暮れていたのだ。フカヒレを食べながらのり子さんに「一度も試合を見たことがない」と言われるとMr.Blueは「俺は無敗だよ。じゃあ、12月7日に見においでよ。」と誘う。のり子さんは「勝ったら一眼レフあげる」と約束。

てなわけでコスチュームも一新、コニカ・グッディギャル2人を従えてMr.Blue入場(右写真)。Mr.Blueは握手を求める。GENTAROが応じるといきなりフラッシュ攻撃からヘッドロック。GENTAROロープに振る、タックル、ロープワークからGENTAROドロップキック。今度はGENTAROが握手を求める。Mr.Blueが手を出すとGENTAROキック、エルボースタッブ。GENTAROチョップ、Mr.Blue「おー痛ェー」と言いつつチョップを返す。ロープワークからGENTAROコルバタ。GENTAROロープに振って担ぎ上げる、Mr.Blueホイップで場外に落とすが飛ばずにポーズ。

GENTAROリングに戻る。Mr.Blueキック入れてロープに振り、カニばさみで倒して背中にエルボードロップ、カウント2。Mr.Blueコーナーに振る、GENTAROトンボ切ってかわしホイップ、ロープに振ってドロップキックからエルボードロップ、カウント2。コーナーに振ってキック。Mr.Blueは人工衛星ヘッドシザーズ(ちょっとハンパ)でGENTAROを場外に落とすと三角飛びトペコン(左写真)。リングに戻ってロープワークからMr.Blueブファドーラ、カウント2。Mr.Blueパンチ、GENTAROかわしてDDT。5分経過。

GENTAROツームストン(右写真)からエプロンに出てスワンダイブ式ボディプレス、カウント2。マウントパンチからコーナーに上ってダイビングエルボードロップ。

コーナーに下がってスウィートチン・ミュージック、Mr.Blueキャッチすると(左写真)フィッシャーマンズスープレックス、GENTARO2で返す。

Mr.Blueボディスラムから「フラッシングエルボー!」(相手にフラッシュを浴びせてからのエルボードロップ)と叫んでロープの間を走る。GENTAROはカニばさみで倒すと怨霊クラッチ、3カウント。

GENTARO(6分58秒 怨霊クラッチ)Mr.Blue

そこに映像。のり子さんは写真館で働いてる。会場には来てなかったのか。「あ、Blueさんのことですか?無敗とかいうの、全部ウソだってわかったんで。一眼レフも私もおあずけってことで。じゃ、仕事中ですので。」とつれない態度。

Mr.Blueマイクを取る。「こんばんは。ハートブレイク・キッドMr.Blueです。」

こ〜へ〜リングアナが「今日はあなたに大事なお客さんが来ています。」とコニカの方々を紹介。コニカの吉田宣伝課長(だったかな?)とグッディギャル(左写真。足が長いんだこの人が)がリングに。「今日はMr.Blueさんは負けましたが、コニカは引き続きMr.Blueさんを応援します!」とありがたい言葉。さらに「今日ご来場のお客様に一本ずつコニカのフィルムを差し上げます!」と。太っ腹だなあ。



休憩時間、先ほどから試合を見ていたジェラルド・ゴルドーを篠社長がリング上で紹介(右写真)。

さらにグッズ・コーナーに続く。今日はたんぽぽちゃんが休みということでうらんちゃん(左写真)が初めてしゃべるか、と期待されたが、マイクを持ったものの結局一言も発せず。


第4試合 エニウェアフォール4WAYタッグバトル
ポイズン澤田JULIE&蛇影 vs スーパー宇宙パワー&みさえちゃん vs 高木三四郎&エキサイティング吉田 vs 橋本友彦&タノムサク鳥羽

高木&吉田組がまず入場(右写真)。続いて橋本&鳥羽with篠社長、宇宙&みさえちゃんwith三和社長、最後にポイズン&蛇影withヘビモ。選手8人なうえにエニウェアということでレフェリーも3人。

8人がリングに上がったところで高木が蛇影にストーンコールドスタナー(左写真)、カバーに入るが一斉にカットされる。次に橋本が高木にSTO、カバーに入るがこれもみなでカット。宇宙が高木をロープに振る、7人(吉田も)続けて串刺し攻撃。ヘビダーも竹刀、ポイズンが高木をカバー、しかし橋本がカット。橋本ポイズンに十字、ヘビダーがカット。戦場は次第に場外へ。

高木とポイズンラリアットの打ち合い、高木ドロップキックから場外でカバー(右写真)、宇宙がカット。宇宙はポイズンを壁にぶつけみさえちゃんがラリアット。

ポイズンリングに戻る。高木と吉田がダブルでロープに振ってダブルタックル、ダブル正拳から高木Xファクター、カバーに入るが宇宙がカット。橋本が宇宙にキック(左写真)。

いやもう何が何だか8人の動きなんて追えるわけがない。リング上では宇宙がキック(右写真)、ポイズンガラガラチョップで対抗。橋本が宇宙に突っかかる、みさえちゃんがカット。

橋本ポイズンにSTO、2発目狙うがポイズンが呪文を唱えると橋本の手がヘビの動きに!(左写真)鳥羽がカット、橋本キックからカバー、カウント2。5分経過。

高木が橋本にミサイルキック(右写真)からカバー、宇宙がカット。宇宙が橋本にパワーボム、高木がカット。

宇宙とみさえちゃんは高木にダブルのクローズラインからダブルのブレーンバスター(左写真)、カバーは吉田がカット。橋本がみさえちゃんにアキレス腱固め、宇宙がカット。みさえちゃん場外エスケープ。

ポイズンがみさえちゃんをリングに引き上げる。しかしみさえちゃんは天敵の本領発揮、逆水平で追い詰める(右写真)。

みさえちゃんさらにビッグブーツ3連発からカンパーナ(左写真)、落としてエルボードロップ。カバーは宇宙、蛇影がカット。橋本が宇宙にSTO、カウントは2。

鳥羽がみさえちゃんにパンチ連打、みさえちゃん受け切ってネックハンギング(右写真)から投げ飛ばす。つええ。宇宙は場外で蛇影にツームストン。これで蛇影は戦闘不能状態に。10分経過。

高木は橋本をコーナーに振って串刺しラリアット(左写真)。

さらに三四郎スタナー2000(右写真)、これで決まるか?いや、宇宙がカット。宇宙パワーボム、ポイズンがカット。ポイズンは宇宙にチョークスラム。さらにキャトルミューティレーションに行くがみさえちゃんがカット。

鳥羽がポイズンにバックブロー、吉田がバックドロップ、そしてみさえちゃんがGドライバー(左写真)という各パートナーの3連打から橋本、宇宙、高木が一斉に飛びついてポイズンをカバー、3カウント。

橋本、宇宙、高木(11分45秒 片エビ固め)ポイズン

挑戦者が誰になったのか、で騒然となるリング上(右写真)。

ポイズンマイクを取って「14日は3人とやってやる!」左写真)。蛇影も戻ってカサブランカ・ダンディー踊る。

宇宙マイク「ミサエ、アリガト。今年ハヤッパリ真実ノ愛ダヨネ。来年ハ何年?へび年ダケド、来週へびハ宇宙が殺スカラ、来年ノへび年ニぽいずんハイナイ。来週ノ4WAYデ勝ツノハ?サン、ハイ。」

「宇宙!」

「アリガト。」

各挑戦者がアピールして帰った後三四郎集会。しかしそこにユニバーサルレコードの大枝さんとIWAジャパンの菊池広報が(右写真)。高木から250万円を回収して帰って行く。高木は「14日、俺は浅野社長を信じる!」



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