DDT "NEVER MIND" 12/14 ジオポリス大会その2



第4試合 佐々木貴&西野湧喜 vs MIKAMI&タノムサク鳥羽

MIKAMIの復帰を祝う紙テープが飛ぶ(左写真)中、Suicide Boyzが先制攻撃。鳥羽は西野を場外に落としてプランチャ。MIKAMIも佐々木を落としてトペ(?)。リングに戻る。改めて佐々木とMIKAMIでスタート。と思いきやMIKAMIはすぐ鳥羽にタッチ。

鳥羽はパンチの連打で佐々木をコーナーに追い詰める(右写真)。佐々木もヒザ、張り手で押し戻す。コーナーに詰めて張り手連打、西野にタッチ。

西野ストンピング、立たせて逆水平。鳥羽はパンチで反撃。連打で西野の動きを止めるとウラカン・ラナで引っくり返して(左写真)マウントパンチ。MIKAMIにタッチ。MIKAMI首投げからストンピング。座った状態の西野の横を通り過ぎるように走り、ロープの間をくぐったかと思うとその勢いでドロップキック。この発想は素晴らしいな。カウントは2。MIKAMIパンチ、西野チョップ。首筋にエルボースタッブ、MIKAMI苦悶。西野は佐々木にタッチ。

西野がペンデュラムバックブリーカーの体勢に取り、佐々木がコーナーからギロチンドロップ(右写真)。これも首狙い。ダブルの起き上がりこぼしチョップ、コーナーに振って佐々木串刺しニーアタック、西野串刺しラリアット、佐々木のミドルキックと西野の逆水平が交互に。太鼓の乱れ打ちからダブルのブレーンバスター。佐々木一人残ってストンピング。ロープに振ってキック、ロープに飛んで顔面キック、MIKAMI吹っ飛ぶ。首投げからサッカーボールキック、西野にタッチ。西野ストンピング、エルボースタッブ。ブレーンバスターはMIKAMI着地してリバースDDTからのネックブリーカー、鳥羽にタッチ。5分経過。

鳥羽パンチ連打、西野一旦ダウンするが腕パンチで逆襲して佐々木にタッチ。鳥羽はパンチ、ヒザ蹴りで佐々木を場外に落とすと客席の中まで佐々木を追いかけて殴りまくる。佐々木は張り手で対抗。鳥羽のパンチと佐々木の張り手が同時にヒット、続いてのハイキックも壮絶な同時ヒット。両者リングに戻る。鳥羽ヒザ蹴り、ハイキック、MIKAMIにタッチ。MIKAMIロープに振ってドロップキック(左写真)。起こしてツームストンドライバー、コーナーに上ってダイビングセントーン、カウント2。ムーンサルトには佐々木ヒザを出す。

佐々木ツームストンドライバーのお返し、ニードロップ入れてコーナーに上る。鳥羽がエプロンからハイキック、MIKAMIはリングからジャンプしてのフランケンシュタイナー。この技は何度見ても驚嘆。カウントは2。MIKAMIエアスマッシュ、佐々木かわして延髄蹴り、西野にタッチ。MIKAMIロープに飛ぶ、西野キャッチしてパワースラム(右写真)、カウント2。西野ヘッドバット3連発からロープに飛んでランニングヘッドバット、佐々木にタッチ。

佐々木ラリアット、MIKAMIかわしてローリング張り手からジャックナイフ式スクールボーイ(左写真)、カウント2。佐々木切り返して丸め込む、カウント2。MIKAMI低空ドロップキック、エプロンに出てスワンダイブで飛ぶが佐々木はドロップキックで撃墜。コーナーに上って延髄ニードロップ、MIKAMIかわしてみちのくドライバー、カバーは西野がカット。

鳥羽は西野に「お前は死んでろ!」と叫ぶとパンチ、場外に落とす。その間にMIKAMIがコーナーに上り、佐々木に450°スプラッシュ(右写真)、佐々木は自力でカウント2で返す。両軍タッチ。10分経過。

西野ヘッドバット連打、鳥羽はパンチ連打。西野ランニングヘッドバット(左写真)、3発目でカバー、カウントは2。西野は鳥羽を肩に担いでのハイアングルフェースバスター、佐々木にタッチ。佐々木ミドルキック、ソバット。鳥羽はバックブロー。佐々木くらって後ろに下がるも戻る勢いでビッグブーツ、さらに延髄蹴りからカバー、カウント2。

佐々木は生徒会長ロック(右写真)、鳥羽必死に暴れてブレーク。MIKAMIが救出に入るが西野のラリアットを食らって一回転、そのまま場外に。佐々木ハイキック連打、鳥羽はブロックするとバックブロー、佐々木かわして投げっ放しジャーマン。カバーはカウント2。

鳥羽立ち上がるとバックブロー、佐々木ブロックするとラリアット、カウント2。最後は久々のD-ガイスト(左写真)、カウント3。

佐々木(12分43秒 片エビ固め)鳥羽

MIKAMIはリングに戻ると佐々木と西野を場外に落とす。仲村に迫るMIKAMI。仲村、「握手しよう」と手を差し出す。

しかしその手はFuck Youポーズに変わり、仲村はMIKAMIにみちドラ(右写真)。

MIKAMIマイク「何だ今のは?佐々木、西野、お前らの技より効くじゃねーか。お前ら、来年もとことん追い詰めるからな。オレ様の世界を取ったスク〜ルボ〜イ、五体満足で年越せただけでもよかったと思え!」

仲村「バカじゃないの?」

佐々木「おいSuicide!何でお前らに女子が付いていないか教えてやろうか?男はな、顔じゃないんだ!ハートさ!トシちゃんだってそう言ってるぞ。」

報復を果たした仲村は誇らしげにポーズ(左写真)。


第5試合 KO-D無差別級選手権試合4WAYイリミネーションマッチ
ポイズン澤田JULIE(王者)vs スーパー宇宙パワー(挑戦者)vs 橋本友彦(挑戦者)vs 高木三四郎(挑戦者)

試合前に各選手のインタビュー(右写真)。もちろん3選手のみ。駐車場で待つ高木。そこに浅野社長がCDの山を押しながら戻ってくる。これで高木も出場権回復。

ポイズンと高木はのっけから場外戦。宇宙は橋本にキック、橋本はその蹴り足をキャッチしてフィッシャーマンズスープレックス(左写真)。宇宙場外エスケープ。橋本は追いかけて客席に宇宙を投げ込む。高木はポイズンに鉄柱攻撃からドロップキック、ポイズンは急所攻撃で反撃。ベルトで殴る。橋本がポイズンを捕まえてリングに戻す。腰投げ、STOからカバー、宇宙がカット。宇宙と橋本はポイズンをダブルでコーナーに振って串刺しラリアット2連発。しかし宇宙が宇宙ミューティレーションの体勢に入ると橋本がカット。ようやく高木がリングに戻ってくる。

4人がリング上でにらみ合い。高木が宇宙にキック、橋本は捕まえて腰投げ(右写真)。ポイズンはガラガラチョップ。高木がコーナーに振って串刺しラリアット、ポイズンはニールキック、橋本はコーナースプラッシュ。橋本は宇宙を担ぎ上げるとカミカゼ、カバーは高木がカット。橋本は高木を腰投げ連発からカバー、ポイズンと宇宙が2人でカット。

橋本は高木を投げ飛ばすとダン・スバーン直伝のスバーン・クランクに(左写真)、宇宙がカット。橋本は宇宙に腰投げ、STOに行くがこれは宇宙ブロック。しかし橋本は宇宙を強引なバックドロップで投げる。カバーはポイズンがカット。橋本はポイズンに腰投げ、カウント2。5分経過。

橋本は高木を呼び込み、宇宙に対しダブルの攻撃を要請。まずはダブルのタックル。高木が「オーバー・ザ・クラッシュだ!」と指示を出すが橋本は裏切って払い腰(右写真)。宇宙が高木にラリアット。

宇宙は返す刀で橋本にもラリアット、カウント2で引き起こすとパワーボム、橋本2で返す。宇宙はこの機を逃がさじともう一発パワーボム(左写真)、橋本沈む。

宇宙(6分24秒 エビ固め)橋本
※橋本友彦退場。

ポイズンは宇宙に共闘を要請。宇宙拒否。すると今度は高木に共闘要請。高木は応じるそぶり(右写真)。が、やっぱりポイズンと組むことはなく、逆に宇宙とダブルのクローズライン。ポイズンを場外に蹴り出し、場外戦に移るとヘビダーと蛇影が介入。宇宙を観客席に投げ込む。一方の高木はポイズンと観客席の真中でラリアットの相打ち。ポイズンと高木戻る。宇宙も戻る。ポイズンと宇宙が高木にストンピング。10分経過。

ポイズンと宇宙はダブルのガラガラチョップ、ダブルのブレーンバスターから2人でカバー、カウント2。ダブルでロープに振る、高木は両腕で2人にラリアット、ポイズンは場外に。高木は宇宙をロープに振ってドロップキック、宇宙スカすと腰投げから十字(左写真)、戻ってきたポイズンがカット。

宇宙はポイズンにキック連打。ロープに振ってラリアット、カウント2。サッカーボールキックをはさんでもう一度ラリアット、ポイズンかわしてチョークスラム(右写真)、カバーは宇宙がカウント1で返す。ポイズンはキャトルミューティレーションに、宇宙脱出するとドラゴンスリーパー、高木がカット。

宇宙は高木にラリアット、パワーボム、カウント2。サッカーボールキックから足を取ってスタンディングアンクルホールド(左写真)with顔踏みつけ。高木なんとかロープに。

宇宙ストンピング、ロープに振ってラリアット、高木かわして三四郎ボトム(左写真)。高木は三四郎スタナー2000の体勢に入るが宇宙は切り返してチキンウィングフェースロックに。高木はチンクラッシャーでブレークするとストーンコールドスタナー。

高木引き起こすと三四郎スタナー、カウント2。サンダーファイヤーパワーボム、これは2。高木もう一発サンダーファイヤーパワーボム(左写真)、3入った!

高木(14分55秒 エビ固め)宇宙
※スーパー宇宙パワー、退場。

ここまでどこにいたのかポイズンが戻ってくる。高木とロックアップ、ブレークすると2人でチョップ合戦。両者ロープに飛んでラリアットの相打ち2度(右写真)。ポイズンは先に立ってダブルアームDDT、カウント2。

ポイズンチョークスラム2連発、カウント2。チョップからガラガラスリーパー(左写真)、高木ロープ。ポイズンロープに振って再度スリーパー。高木ロープ。邪魔しようとしたヘビモを浅野社長が力で排除。ポイズンは蛇影とヘビダーを呼び込む。

3人がかりでコーナーに振ると蛇影が串刺しラリアット、ヘビダーが竹刀。コーナートップに上げてポイズンが蛇界ノクラズム(右写真)、カウント2。キャトルミューティレーションに行くが高木は未然に脱出。20分経過。

ポイズンチョークスラム、カウント2。キャトルミューティレーション狙い、高木は立ち上がるとチンクラッシャーでブレーク、ストーンコールドスタナーからロープに飛んでラリアット(左写真)、カウント2。

高木は三四郎スタナー2000(右写真)、カウント2。もう一発、蛇影がカット。蛇影コーナーに振って串刺しラリアット、ボディスラムからムーンサルトプレス、ポイズンにカバーするよう促すがポイズンも立てない。

ポイズンようやく立ち、高木をコーナーに上げるとヴィーナスからゴリコノクラズムに。高木は腕のクロスを解いて三四郎ダストに行こうとするが蛇影が妨害。そこに浅野社長がイスを持って駆けつけ、蛇影を排除、高木は三四郎ダスト(左写真)。

三四郎スタナー2000、カウント2。もう一発三四郎スタナー2000(右写真)、ポイズン返せず3カウント。

高木(23分25秒 片エビ固め)ポイズン
※高木がKO-D第4代王者に。

ポイズンは蛇影、ヘビダー、ヘビモにまるで十字架にかけられたような体勢で担がれていく。高木マイク、の瞬間場内暗くなる。

スクリーンには「魔界転生」の沢田研二のように自らの首を小脇に抱えたポイズンが(左写真)。「今宵は負けを認めるが、私はDDT乗っ取りをあきらめたわけではない。次に対戦する時を楽しみにしているぞ・・・・」ポイズン消える。

高木ベルトを掲げ「来年、このベルトに、宇宙、佐々木、MIKAMI、橋本、そしてポイズン!誰でもいいから挑戦して来い!」と叫ぶ。

三四郎集会は1階で。さらにジオポリスの外に出てもう1回。

ついでにその後飛田集会もあったりする。

終了は11時近く。遠くから来た人は大変だろうが、7時半開始、11時終了というのも悪くはない。休憩や試合の合間を詰めればもっと短くなるんだろうし。

DDTの今年はこれで終わり。来年はどうなるか?



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