Jd' 10/15後楽園ホール大会(その1)



6時5分から練習生2人(山本、丸山)のプロテスト。試合では動きの悪く見える西千明(右写真上)も練習生相手だとすごく強く見える。やはりこのレベルを超えたからこそのデビューなのだな。結果は2人とも不合格。

続いて6時半からはアストレスのプロテスト。メニューはレスラーとはちと違う。柔道出身の堺愛美がスパーリングで目立ったが、結局3人とも不合格。次回11月14日に再度受験だそうだ。(左写真は香川照子)


そして7時からいよいよLSD2時間開始。ルールは最初に抽選で選ばれた2チームが戦い、勝ったほうが暫定TWFタッグチャンピオンに認定される。そのチームにまた抽選で選ばれたチームが挑戦、を繰り返す。15分一本勝負で、時間切れ引き分け・両者リングアウトの場合は両チーム退場で暫定チャンピオンはなくなり、改めて選ばれた2チームで暫定チャンピオンを決める。一度負けたチームは2度と出れないが、パートナーを代えれば出場可。引き分けで退場したチームはパートナーを代えないでの再出場可。で、7時から2時間経過した時点で試合終了、その時点で暫定チャンピオンだったチームが最終的に優勝、TWFチャンピオンになる、というもの。抽選で選ばれた最初の2チームは武藤裕代&ドレイク森松と阿部幸江&X。

阿部が一人で現れ、「武藤!お前と最初に当たれてうれしいよ。約束どおりパートナー連れてきたよ。見て驚くな!」

で、出てきたパートナーは三田英津子。

武藤は先発してきた阿部を相手にせず三田を呼び込む。三田はブレイジングチョップ連打から阿部にタッチ、ミサイルキック打たせる。阿部大車輪ボディアタック連発するが3発目を武藤が受け損なって変な形で着地、足を痛める。武藤は抱え上げて変なバックブリーカー(右写真)、森松にタッチ。森松ラリアット連発。5分経過。

森松が阿部を肩に担ぐ、阿部回転エビに。コーナーに上る。森松雪崩式パワースラムに。三田がカット。阿部コルバタを決めてようやく三田にタッチ。森松は三田にバット攻撃。ラリアット打って武藤にタッチ。武藤カナディアンバックブリーカー狙うがこれは無理。三田ブレイジングチョップ、武藤は逆水平で反撃(左写真)。

三田はアルゼンチンバックブリーカーをかわして肩車式バックドロップ、阿部にタッチ。阿部ダイビングプレス、武藤足を出す。コーナーに上げる。阿部上からビンタ入れてアストロシザーズ(右写真)。森松がカット。

阿部再度大車輪ボディアタックに行くが武藤は受け止めてそのままアルゼンチンに(左写真)。阿部ギブアップ。

武藤(8分23秒 アルゼンチンバックブリーカー)阿部
※武藤&森松、暫定チャンピオンに。

阿部、傷めた足を引きずって退場。長引くケガじゃなきゃいいが。

暫定王者への最初の挑戦者は乱丸&姫丸。

乱丸先発。カンガルーキック、延髄蹴り、ニールキックとキック主体の攻撃。姫丸も入ってダブルの攻撃(右写真)。武藤ボディスラム、肩に担いで落とす。フルネルソンに取るが乱丸キックでブレーク。乱丸首投げからサッカーボールキック、スリーパー。森松カットに入り「さっさとタッチしろ!」と命令、武藤拒否。

姫丸が入りバックキック、浴びせ蹴り。ロープを使ったレッグブリーカーからヒザ十字固め(左写真)、武藤ロープ。乱丸にタッチ。乱丸も足にニードロップからアキレス腱固め、武藤ロープ。乱丸フライングメイヤーからグラウンドヘッドロック、武藤ヘッドシザーズで返す。5分経過。

武藤ボディスラム、アトミックドロップからカナディアンバックブリーカーに。よろけてコーナーに近づいたところで森松が強引にタッチ。姫丸キック、正拳突き。森松ヘッドバット、コーナーに振って串刺しラリアット。乱丸入ってダブルのバックキック。姫丸カサドーラ、森松フェースイレイザーで叩き付ける。武藤にタッチ。武藤エルボー連打からカバー、姫丸の足がロープに。武藤アルゼンチンバックブリーカー、姫丸着地。武藤カナディアンバックブリーカー、姫丸回転エビからヒザ十字(右写真)。森松エプロンから「ロープ逃げろ」と言うだけでカットには入らない。姫丸裏アキレス腱固めに移行、武藤ロープ。姫丸リング中央にひきずって裏足4の字、武藤ロープ。10分経過。

姫丸DDTからカバー、森松これはカット。姫丸パイルドライバー、乱丸にタッチ。乱丸ミサイルキック、カウント2。首固め、これも2。正面から胸板に蹴り入れてカバー、カウント2。アキレス腱固め、武藤ロープ。乱丸カカト落とし、ミドルキック。武藤かわしてかわづ落とし。残り時間3分。武藤かわづ落とし連発からカバー、姫丸カット。武藤バックドロップ、カウント2。武藤もう一発バックドロップ、そこに森松がダイビングギロチン(左写真)。森松がカバーするがレフェリーはタッチを認めない。

森松一旦コーナーに戻ってタッチ、改めてボディスラムからギロチンドロップ、ラリアット。担いでノドからセカンドロープに落とす。乱丸首固めで丸め込んで姫丸にタッチ。姫丸コーナーに振って串刺しドロップキック(右写真)、DDT。残り時間1分。

姫丸コーナーから回転カカト落とし。森松かわす。森松みちのくドライバー、乱丸カット。森松もう一発みちのくドライバー(左写真)、カウント2。森松ロープに振ってラリアット、姫丸かわしてフブキ・ラナ、カウント2入ったところでタイムアップ。

姫丸(15分時間切れ引き分け)森松

森松と武藤、別々に帰る。

両者退場のため2チームが新たに抽選で選ばれる。おばっち飯塚&鳥居はるみvs春山香代子&コマンド・ボリショイに決定。

おばっち、今日は自転車なし。先発はおばっちとコマンド。手四つと見せて互いの出した足を踏み合う(右写真)。コマンド足を思いっきり踏んづけてバック取る。おばっち急所蹴り。そのまま後退する形でコーナーに詰めヒッププッシュ連発。

おばっち対角線コーナーに上る。コマンドは遠く離れたまま。おばっちロープ渡りをやりたいと懇願。コマンド拒否。レフェリーまで仲介に入ってコマンドしぶしぶ腕を渡しおばっちは大根持ってロープ渡り開始。しかし春山がロープを揺すりおばっち転落(左写真)。

春山リングに入りダブルのタックル。コマンドはおばっちの腕を取るとロープ渡り。こっちはバックも成功(右写真)、そしてホイップ。コマンドロープに振る、おばっちフライングヘッドアタック。さらに2連発決めてカバー、カウント2。おばっちドロップからカバー、これも2。鳥居にタッチ。鳥居ドロップキック2発、3発目は春山が妨害。コマンド地獄突き入れて春山にタッチ。

春山ロープに飛んでフェースクラッシャー。おばっち入って大根で殴ろうとするが見事に空振り、大根は観客席まで飛んでいく。鳥居タックル連発。ボディスラムからコーナーに上りダイビングプレス(左写真)、カウント2。

鳥居バック取る、春山切り返す、おばっち鍋で鳥居をぶん殴る。今の誤爆というにはあまりに明らかに鳥居に行ってたような・・・。春山はジャーマン(右写真)、鳥居2で返す。

しかしスパインボム(左写真)は返せず3カウント。

春山(4分5秒 エビ固め)鳥居


これによりJWPの春山&ボリショイ組が暫定チャンピオンに。次の挑戦者は西千明と2戦連続のおばっち。

おばっち、控室に戻るとしたところを引き戻される。西が一人でリングに向かいそうになり、一旦戻っておばっちと入ってくる。2人でコーナーのコマンドと春山に先制攻撃。おばっちがコーナーに戻ると西も戻る。おばっち「行けよ!」西あわてて再度リングイン。コマンドコーナーに振って串刺しドロップキック、春山も続く。春山さらにフェースクラッシャー、カウント2。

春山コーナーに上る、おばっちエプロンから押さえる。春山振り切ってミサイルキックに行くが西かわす。逆に西がコーナーに上り、おばっちが押さえた春山にミサイルキック(左写真)、西カバー、カウント2。

西バック取る、春山切り返して心中アトミックドロップ。おばっちにもお見舞い。西逆さ押さえ込み、カウント2。春山もう一発心中アトミックドロップ決めてエビ固めに(右写真。ジャーマンではない)

春山(2分1秒 エビ固め)西
※春山&コマンド防衛。

次の挑戦者は武藤と・・・三田!

春山先発、ホイップ連発。三田と武藤はダブルで抱え上げ(左写真)顔面から落とす。武藤がカバー、カウント2。春山が腕を取ってスープレックスに行こうとするが武藤はこれを無視するようにかわづ落とし。春山はコマンドにタッチ。

コマンドバックドロップ打ってコーナーに上る。すぐさまダイビングフットスタンプ。春山もダイビングプレス、コマンドがカバー、カウント2。コマンドコーナーに上る。三田が押さえて武藤肩車に取るがコマンドはライムライトで丸め込む、三田カット。武藤カナディアンバックブリーカー狙う、コマンド着地、そこに三田がブレイジングチョップ。武藤は三田にタッチ。三田ブレイジングチョップ、コマンドかわしてバック取る、三田ロープ。春山が入ってジャーマン、コマンドはコルバタで投げる(右写真)。

春山ミサイルキック2連発、カウント2。ダイビングプレスは三田が足を出してブロック。三田バック取る、春山切り返す、三田が再度切り返したところを春山ストーンコールドスタナー。春山バック取る、三田エルボーでブロックすると元祖デスバレーボム(左写真)、3カウント。

三田(5分15秒 体固め)春山
※三田&武藤、暫定チャンピオンに。

そこにヒザに包帯ぐるぐる巻きの阿部がやって来る。「なんでお前らが組んでんだよ!」

続いての挑戦者は仮面天使ロゼッタ&仮面天使フレイア(初タッグ)。「仮面伝説第51話・ふたりの星をつかめ」だそうだ。

初めての2人並んでのポーズ(右写真)。ばっちり息が合う、というわけには行かず。

ロゼッタが武藤を捕らえてキャメルクラッチ、フレイアがドロップキック。今度はフレイアはキャメルクラッチ、ロゼッタが顔面にドロップキック(左写真)、フレイアがカバー、カウント2。フレイア武藤の髪をつかんでホイップ、顔面踏み付け。ロゼッタにタッチ。

ロゼッタ首投げからスリーパー(右写真)。ロゼッタロープに振ってエルボー。2発目武藤かわして担ぎ上げると前に落としてカバー、フレイアがカット。

ロゼッタコーナーに振ってフェースクラッシャー(左写真)、カウント2。

武藤アトミックドロップ2連発(右写真)、エルボードロップ。ロゼッタ2発目かわしてジャックナイフ、カウント2。ロゼッタロープに走る、武藤担いで振り子落とし、カウント2。三田にタッチ。

三田カナディアンバックブリーカー、ロゼッタエビに丸め込む、カウント1。ロゼッタコーナーに上ってミサイルキック(左写真)、フレイア入って低空ドロップキック、ダブルのブレーンバスター狙うが三田は2人まとめてDDTに。

三田ロゼッタにパワーボム(右写真)、カウント2。デスバレー狙って肩に担ぐがロゼッタは回転エビに、カウント1。ロゼッタカサドーラ、カウント2。フレイアにタッチ。

三田コーナーに振る、フレイア反転ミサイルキック、三田スカす。三田ロープに振る、フレイアブファドーラ(左写真)、カウント2。

フレイアコーナーに上る、三田雪崩式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。5分経過。

武藤入ってカナディアンバックブリーカー、フレイア着地。フレイアロープに飛ぶ、武藤抱え上げてバックブリーカー、カウント2。三田入って2人で抱え上げて顔面から落とす。武藤カバー、カウント2。武藤コーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター、カウント2。武藤アルゼンチンバックブリーカー、フレイア着地してスクールボーイ(左写真)、3カウント

フレイア(6分24秒 エビ固め)武藤
※ロゼッタ&フレイア、暫定チャンピオンに。

次の挑戦者は藪下&坂井。

先発はフレイアと藪下。藪下スクールボーイからアキレス腱固め、フレイアロープ。

藪下逆エビ、坂井も入って攻撃(左写真)。藪下キャメルクラッチに移行、フレイアかみつきで脱出。ストンピング、ボディスラムからカバー、カウント1。ロゼッタにタッチ。

ロゼッタ髪ホイップ、コーナーに振って側転アタック(右写真)。

ロゼッタフィッシャーマンズスープレックス(左写真)、カウント2。

ロゼッタ首投げからスリーパー、藪下切り返して裏アキレス腱固め、さらに4の字に移行。そこに坂井がダイビングプレス(右写真)。坂井ストンピング。ダブルでクローズライン、ダブルでキック、坂井がカバー、カウント2。

坂井首投げからボディシザーズ。ロゼッタ引っくり返してエビ固め。坂井コーナーに振る、ロゼッタ切り返して側転アタック、坂井背中にキック。パンチ合戦、ロゼッタぐるぐるパンチ(左写真)、カウント2。

坂井低空ドロップキックからカバー、ロゼッタカウント1でブリッジで起き上がるとロープに飛んでコルバタで場外に落とす。フレイアが藪下も場外に落としてロゼッタはコーナーからプランチャ(右写真)。

フレイアもトペ(左写真)。ロゼッタ坂井をリングに戻してジャーマン、カウント2。フレイア入ってダイビングプレス。フレイアネックハンギングからコーナーマットに叩きつける。対角線コーナーに振る、坂井待ち構えてコルバタ。

坂井コーナーに上ってミサイルキック。藪下が押さえてもう一発、カウント2。ダブルの攻撃かわして坂井に串刺しドロップキック2連発。ダブルのブレーンバスター(右写真)からコーナーに上ってダブルのダイビングヘッドバット、坂井かわして2人とも自爆。

坂井は藪下にタッチ、藪下スワンダイブの回転エビから十字固め(左写真)、フレイアロープ。

藪下バック取る、フレイアエルボーでブレークすると逆にバック取ってジャーマン(右写真)、カウント2。

フレイア藪下をコーナーに上げて突っ込む、藪下キック入れてボディアタック、フレイアかわす。フレイア突っ込む、藪下ワキ固め、ロゼッタカット。藪下ロープに振る、フレイアブファドーラ(左写真)、カウント2。ロゼッタにタッチ。

ロゼッタムーンサルト、藪下かわす。藪下パンチ、ロゼッタかわしてあびせ蹴りからロゼッタストーン、坂井がカット(右写真)。

ロゼッタバック取る、藪下エルボーでブレークすると飛びつき十字(左写真)、ロゼッタロープ。藪下ワキ固め、ロゼッタブロック、そこにフレイアがミサイルキック。10分経過。

ロゼッタもミサイルキック、藪下かわすと変形の4の字固め(右写真)、ロゼッタギブアップ。

藪下(10分10秒 ヤブ十字リバース4)ロゼッタ
※藪下&坂井組、暫定チャンピオンに。

この時点で残り時間52分。

後半へ。