みちプロ6/10ゲンデルランド大会




盛岡到着。2ヶ月ぶりだ。盛岡からはバスで約40分で西根温泉ゲンデルランドに着く。

ゲンデルランド全景。試合会場はこの建物ではない。「元気が出る」から「ゲンデル」だそうだ。

会場は50mほど離れたこの倉庫。

6時20分開場。中に入ってもやっぱり倉庫(当たり前)。開始は7時ちょうど。まだ外は明るい。6月シリーズ参戦予定のケンドーは7月にスライド、代わりに望月成晃参戦、同じく参戦予定のビリー・ブラックは「交渉決裂」のため来日中止、代わりにスモー“ダンディ”フジ二千の参戦が発表に。


第1試合 スモー“ダンディ”フジ二千 vs 湯浅和也

6/4に6/4に丸坊主にされたはずのフジ二千がアフロ・・・・?

テッドがボディチェックでかつらを脱がすとこの通り(左写真)。フジはこのヅラを湯浅に投げつけて試合開始。フジは湯浅をコーナーに振って踏みつけ、ストンピング。立たせるとロープに詰めて逆水平。首投げからチョーク、テッドがブレーク。

湯浅エルボーで反撃、フジはサミング。ボディスラムからエルボードロップ2発、カウント2。逆エビに(右写真)、湯浅ロープ。

フジコーナーに振って突進、湯浅かわすとドロップキック2発からショルダータックル、カバー、カウント2。ノーザンライトスープレックス(左写真)、カウント2。ロープに飛ぶ、フジがパワースラム、カウント2。

フジノド輪落としの体勢、湯浅一旦はエルボーでブロックするが、フジはラリアットの後改めてノド輪落とし(右写真)、カウント3。

フジ(4分17秒 片エビ固め)湯浅

フジがサスケに対しマイクアピールするが、マイクの音割れが激しく聞き取れない。


第2試合 矢樹広弓 vs マルセラ

久しぶりに見たマルセラは髪が短くなっていた。

握手でスタート。両者高く手を上げて手四つに(右写真)、と思いきやマルセラはボディにキック入れて腕をひねり上げる。マルセラ手にかみつき。ロープに振る、矢樹はクロスボディに行くがマルセラ受け止めてスラム。

マルセラロープに振る、ラリアットかわし矢樹エルボースマッシュ、カバーはカウント1。矢樹首投げから変形のサーフボードストレッチ(左写真)。立たせて腕をひねる、マルセラ切り返しロープに飛び乗るが、そこからホイップに行くのは失敗、一旦リングに降りてホイップ。

マルセラロープに振ってドロップキック、カバーは矢樹がカウント1でブリッジで脱出、ボディスラム(ちょっと失敗)からキャメルクラッチに。矢樹アームストレッチに移行(右写真)、手にかみつく。テッドが注意するとテッドにツバ。

矢樹髪をつかんでホイップ(左写真)、首投げからスリーパー、ボディシザーズに取る。マルセラレッグロックに切り返し、立ち上がると矢樹の足にボディプレス2発。

マルセラ逆片エビに。マルセラ何かアピールするが、矢樹「何言ってるかわからない!」余裕あるのか?

マルセラは矢樹のヒザをマットにぶつけると吊り天井固めに(左写真)。5分経過。

リリースしてレッグロックからハムレットに(右写真)。

マルセラ背中にストンピング、ロープに振る、矢樹切り返して一本背負い、カウント2。ジャーマン(左写真)、これも2。矢樹ターンバックルにぶつけるとコーナーに詰めてヒザ蹴り。対角線コーナーに振る、マルセラ切り返す、矢樹コーナーに飛び乗って反転クロスボディ、マルセラかわす。

マルセラバックを取る、矢樹前方回転エビに丸めようとするがマルセラは持ち上げてフェースイレイザーに、カウント2。マルセラパワーボム(右写真)、矢樹これは脱出して着地するが、ロープに飛んでのウラカン・ラナをライガーボムに切り返される、カウント2。

マルセラボディスラムからコーナーに上ってひねりを加えたプレス、矢樹よけるが完全にはかわせず。矢樹腕取ってワキ固め(左写真)、マルセラロープ。

矢樹ロープに振る、マルセラ切り返してストレッチボム(右写真)、カウント2。

2発目、矢樹は勢いを利用して一回転するとワキ固めに(左写真)、マルセラロープ。

矢樹コーナーに上ってミサイルキック、マルセラが「平気だ」と言わんばかりに立ち上がったところに飛びつき腕十字(右写真)、マルセラギブアップ。

矢樹(8分48秒 腕ひしぎ十字固め)マルセラ


第3試合 P★MIX GRAND PRIX1回戦
ザ・グレート・サスケ&チャパリータASARI vs アパッチェ&マリー・アパッチェ

アパッチェ親娘。顔も似てると言えば似ている。

写真ボケボケだが、ASARIがサスケ風のマスクをかぶって入場。(もちろんコール時に取る)

サスケがしつこく「男と男、女と女だな?女となんかできるか!」と確認する(つっても前振りなんだろうけど)。

先発はASARIとマリー、しかしすぐにアパッチェが出てくる。するとサスケが出る。アパッチェ引っ込み、結局マリーとASARIでスタート。腕の取り合いからホイップ合戦、マリーがアパッチェにタッチ。ASARIもサスケにタッチ、男同士の対戦に(左写真)。ロックアップ、サスケがホイップ。アパッチェ立ち上がると得意のウォーク。

手四つでリスタート、力比べはアパッチェが押し込むがサスケはブリッジで返し(右写真)、外掛けで倒してカバー、カウント2。サスケカニばさみからスリーパー、アパッチェ立ち上がって後ろに放る。ロープに詰めて張り手、ドロップキックで落としてマリーにタッチ。ASARIも入る。

マリーキック入れてロープに振ると風車式バックブリーカー(左写真)2連発。

ダブルレッグロックに固めると体をひねってスリーパーに。ASARIなんとかエスケープ。5分経過。

マリーコーナーに振る、ASARI突進を待ち構えてコルバタ、コーナーに振ってロンダートカンガルーキック。ダブルアームスープレックスはちょっと崩れた感じに(左写真)。サスケにタッチ。サスケはマリーに襲い掛かるがアパッチェが助ける。サスケとアパッチェ、素早いロープワーク、サスケが側転ボディアタック、マリーがカット。

マリーそのままサスケと相対する。ロープワークからホイップ2発(右写真)、3度目はサスケブロックしてキックに行くがマリーかわしてニールキック。両軍タッチしてアパッチェとASARIに。アパッチェタックル、当たりがやさしい。ドロップキックをスカしてASARIウラカン・ラナ、マリーがカット。ASARIはサスケにタッチ。サスケはマリーを挑発。

アパッチェ構わずサスケに張り手からメキシカンストレッチ、サスケも同じようなストレッチで返す(左写真)がアパッチェは急所蹴りで脱出し逆片エビに。サスケロープ。アパッチェ放さず。テッドがスペイン語で反則カウント「ウノ、ドス、トレス!」アパッチェ「ワカラナイ、ニホンゴ!」いいなあ。アパッチェ低空ドロップキックでサスケを場外に。ASARIとマリー入る。

アパッチェがASARIを捕らえてコーナーに振り、マリーが串刺しラリアット。サスケが戻ってくると2人でロープに振り、持ち上げてダブルのスパインボム(右写真)。サスケをマリーがロープに固定、背中目掛けてアパッチェが馬飛び。父娘交代してもう一発。10分経過。

アパッチェがサスケを持ち上げてマリーがライガーボムに。凄い連係。マリーサスケにラリアット、カウント2。カサドーラで丸め込む、これも2。コーナーに上ってミサイルキック(左写真)、2発目はサスケかわしてコーナーからセントーンレベルサ、マリーがかわしてサスケ自爆。アパッチェが入ってクラッチ技で丸め込む、カウント2。首固め、これも2。

サスケは肩に飛び乗ってウラカン・ラナ(右写真)、カウント2。ロープに走ってブファドーラ、カウント2。サスケコーナーに。マリーがロープを揺すってサスケ転落、ASARIがリングイン。アパッチェドロップキック、ASARIかわす。

ASARIホイップで投げるのは成功するが、バックドロップは抱え上げることができず。逆にアパッチェがASARIをコーナーに上げてマリーにタッチ、マリーが雪崩式ブレーンバスター(左写真)、カウント2。

マリーがASARI、アパッチェがサスケを吊り天井に捕らえる(右写真)。

マリーパワーボム、ASARIウラカンに切り返そうとするがマリーは力で持ち上げてライガーボムに(左写真)。マリーコーナーからスワントンボム、ASARIかわす。ASARIロープに振って大車輪ヒッププレス。コーナーに上がってミサイルキック、カウント2。ボディスラム打ってスカイツイスター狙って後ろ向きにコーナーに。マリー起き上がって肩車、ASARIウラカンに丸め込む、カウント2。15分経過。

ASARIロープに飛ぶ、マリーラリアット、カウント2。マリーみちドラ、ASARI着地するがマリーは振り向きざまにラリアット、サスケがカット。ASARIはマリーをコーナーに上げて雪崩式フランケン(右写真)、アパッチェがカット。

マリーがASARIを羽交い締め。アパッチェが前から接近、顔を押さえて(左写真)張り手かと思いきやキス。続いて張り手に行くがこれはASARIかわしてマリーに誤爆。

サスケがアパッチェを場外に落として大車輪トペコン、その間にASARIがマリーをチャパドラ(右写真)からフォール。

ASARI(16分59秒 片エビ固め)マリー
※サスケ&ASARI組、2回戦進出。

試合後も握手すると見せかけてASARIにキスするアパッチェ。なんか素晴らしいぞ、このオヤジ。



休憩時間、矢樹とマルセラが売店に。なんとなく似てなくもない(髪型だけ?)


第4試合 新崎人生 vs ボビー・ブレイズ

ボビー・ブレイズって何年ぶりの来日だろうか?なんか以前に見たときよりちょっと腹が出てる感じ。

手四つからスタート、力比べは人生が優勢、しかしブレイズも押し返してロープに押し込む。ロックアップ、人生が腕をひねる、ブレイズ切り返す。ブレイズはヒジを押し当てて人生をマットに押さえつけアームロックに。人生返す。序盤とはいえ体格で人生を圧倒する選手なんて久しぶりに見た。

人生ハンマーロック、ブレイズすぐに切り返す(左写真)、人生は下からキック打ってブレーク。ブレイズヘッドロック、人生ロープに振る、ブレイズタックル、さらにロープに走る、人生リープフロッグからトラースキック。人生の地獄突きにパンチで対抗するブレイズ。エルボースマッシュで人生を場外に落とす。人生はゆっくり間を取る。5分経過。

人生がエプロンに戻るとブレイズパンチ、人生はそれをキャッチしてロープ渡り(右写真)。しかし人生の脳天唐竹割りはブレイズかわす。おおっ、こりゃ期待していいのか?ブレイズボディスラムからエルボードロップ落としてスリーパー、後頭部にエルボースタッブ入れて再度スリーパー、人生ロープ。

ブレイズコーナーに詰めてタックル、対角線コーナーに振ってスプラッシュ、人生かわして地獄突き。ロープに振ってショルダースルー、人生早くも拝みパワーボムの体勢(左写真)、ブレイズこらえてショルダースルーに返す。肩に担ぐとカミカゼ、カウント2。

ブレイズキック、人生はキャッチすると曼荼羅捻り(右写真)。するとブレイズの動きがぴたっと止まる。人生コーナーから脳天唐竹割り、ダイビングショルダータックル、カウント2。

最後は極楽固め(左写真)、ブレイズあえなくギブアップ。

人生(8分27秒 極楽固め)ブレイズ

途中までは期待させたのになあ、終わってみれば「いつもの」人生の試合だった。


第5試合 タイガーマスク、グラン浜田、藤田穣 vs 望月成晃、ペンタゴン、チャド・コリアー

望月、キックボードに乗って入場。

ちゃんとたたみます。

ペンタゴン。

望月、たたんだキックボードで藤田を攻撃、場外戦に。場外でキック、鉄柱攻撃後リングに戻す。

藤田をロープに振ってキックボードアタック(右写真)、倒れた藤田に胴締めキックボードスリーパー。ペンタゴン入って藤田にストンピング。ブレーンバスターからギロチンドロップ。望月にタッチ。望月キック連打、コーナーに振る、藤田切り返してカニばさみ、望月顔面からターンバックルに。藤田突っ込む、望月トラースキック、コーナーに振って突進、藤田かわしてDDT、浜田にタッチ。

浜田ヘッドバット3連打、望月もミドルキック3連打で返す(左写真)。浜田ラリアット、望月かわしてミドルキック、浜田キャッチしてドラゴンスクリュー。ロープに振る、望月がラリアット、浜田キャッチし損ねるが強引にワキ固めに。ペンタゴンとタイガーがリングイン。ペンタゴンドロップキック、パンチ打ってコーナーに振る、タイガー切り返してサマーソルトキック、さらにショルダースルー。タイガードロップキックでペンタゴンを場外に落とす。浜田とコリアーが入る。コリアーブレーンバスターの体勢、浜田DDTに切り返す。5分経過。

タイガーにタッチ。タイガーロープに振ってドロップキック、ブレーンバスター、藤田にタッチ。藤田コーナーに振ってエルボー、ブレーンバスター、カウント2。藤田ロープに振ってドロップキック。望月入る。望月首投げからサッカーボールキック。望月ニー、藤田エルボー打ってタイガーにタッチ。ペンタゴンが入ってボディスラムからコーナーに上ってフィストドロップ(右写真)、カウント2。ブレーンバスターからカバー、浜田がカット。

藤田がドロップキック、ペンタゴン場外へ。コリアーが入る。コリアーエルボースマッシュ、ロープに振ってラリアット、カウント2。ダブルアームスープレックス(左写真)、カウント2。望月にタッチ。

藤田をコーナーに吊り下げてボディにミドルキック。コリアーがカニばさみからキャメルクラッチ、望月がキック(右写真)。今度は望月がキャメルク、コリアーとペンタゴンが顔の両側からドロップキック。ダブルでロープに振る。コリアーが串刺しラリアット、しかしペンタゴンのニーアタックはかわす。ペンタゴン場外に転落。藤田がリング内から予想も付かない方向にトペ。タイガーもコリアーを場外に落としてトペ。望月は浜田をロープに振ってソバットから垂直落下式ブレーンバスター、カウント2。10分経過。

望月ロープに振る、浜田切り返す、望月ラリアット、浜田かわしてバックドロップから十字、ペンタゴンカット。タイガーにタッチ。タイガーはペンタゴンにバックドロップ、カウント2。タイガームーンサルト、ペンタゴンかわしてタイガーも着地、バックを取るがペンタゴン急所蹴りでブレーク、風車式バックブリーカー2発からダブルアーム式バックブリーカー(左写真)、ドラゴンスリーパーに。藤田がカット。

コリアーが入る。藤田エルボー打ち込んでロープに飛ぶ、コリアーパワースラム、カウント2。コリアーパワーボム、浜田がカット。コリアーバックを取る、藤田切り返してドラゴンの体勢、コリアーがブロックするとリバースDDTにスイッチ。藤田エプロンに出てスワンダイブ式ボディプレス、カウント2。藤田ロープに飛ぶ、望月エプロンからキック。コリアーが捕まえて望月が三角飛び蹴り狙うが(右写真)コリアーに誤爆。

これをきっかけに6人が乱戦に。その間に藤田はドラゴンでコリアーをフォール(左写真)。

藤田(13分54秒 ドラゴンスープレックスホールド)コリアー

望月がマイク。「藤田クン、ベスト・オブ・スーパージュニア、最下位おめでとう!その新日帰りの勢いで、明日タイトル取って、俺に挑戦させろ!サスケよりお前の方が簡単そうだから言ってるだけだけどな。」

藤田反論。「望月!お前急にスカジャン着てキックボード乗って、頭おかしくなったんじゃねーのか?スーパージュニアはなあ、最下位じゃなくて12位と言ってくれよ。」
「みなさん、今日はどうもありがとうございました。今日からはまた東北のファンの前で一からやり直しますので応援よろしくお願いします!」


すっかり藤田がマイク要員になってるな。しかしメインもよかったし、なんかいい興行だった。客が出来上がってたかな?



翌日の弘前大会(2試合のみ)




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