みちのく11/5 Zepp Sendai大会



仙台駅東口徒歩1分。こんだけ駅からアクセスのいい会場もない>Zepp Sendai。

ステージ(入場花道もあり)にはおなじみブルーシートが敷かれていてそこには着席、リングの置いてあるフロアはオールスタンディング、2階席は着席、その後ろに立ち見という形。開場15分でほぼ満員。


第0試合 つぼ原人 vs ペロ・ルッソ

「みちのくふたり旅」タッグリーグでチームを組んでいながら再三の誤爆でついに仲間割れをやらかしてしまったこの2人が最終戦でシングル対決。しかし「カードは決まっているので」第0試合・10分一本勝負という条件。つぼが先に入場。顔のペイントはグレート・ムタ風(頬には「つ」「ぼ」)。ペロがステージに姿を現すとつぼはステージ観客席まで出て迎え撃つ。ここでゴング。そのまま観客席で乱闘を繰り広げる2人。テッド・タナベの場外カウントが20を数える。おい、これで終わりかい!?

つぼ(0分20秒 両者リングアウト)ルッソ
※おそらく両者リングアウト試合の最短記録。

んー、写真1枚も撮ってないぞ、というよりルッソの姿は見てない。


第1試合 TAKAみちのく vs 湯浅和也

ロックアップからフライングメイヤーをシザーズで切り返し、それを外してブレーク、というある意味お約束なスタートだったが、TAKAはヘッドシザーズに入るとキツく締め上げ外させない(右写真)。さらに腕十字に移行、湯浅なんとかロープエスケープするとそのまま場外へ。

湯浅リングに戻ると手四つからドロップキック(左写真)、TAKA倒れない。もう一発、やはり倒れない。

湯浅助走つけてラリアット、TAKAはキャッチするとワキ固め(右写真)。湯浅ロープ。TAKA腕折り、コーナーに振る。湯浅切り返しコーナーに振ると突進、TAKAはキックを合わせるが湯浅はちょっと下がっただけで再突進、串刺しラリアット。TAKAは2発目をかわしてハイキック。しかし湯浅不意打ちラリアット、カウント2。スクールボーイ、これも2。

湯浅ロープに振る、TAKA切り返してワキ固めに。TAKAはステップオーバーアームストレッチに移行、湯浅ロープ。湯浅立ち上がるとラリアット、カウント2。湯浅突っ込む、TAKAは巻き投げから羽根折り十字固め(左写真)、湯浅ギブアップ。

TAKA(3分24秒 羽根折り十字固め)湯浅


第2試合 田村欣子 vs タニー・マウス

篠塚リングアナ「田村様の入場です!」うはははは。そして入場してきた田村様はこのいでたち(右写真)。

田村風格を見せ付けるかのように自分は手を挙げるのみで動かない。タニーがその動きを伺うように手を合わせて行く。手四つから力比べ、田村が勝つ。タニーヘッドバット連打、田村耐える。タニーさらにヘッドバット連打、田村ついに倒れる。コーナーに振る、田村コーナーに飛び乗り足を上げて待ち構える。タニー突っ込まず。田村がリングに下りてくるとタニーキック、ロープに振る。田村クロスボディ(左写真)、カウント1。

田村コブラクラッチに取る(右写真)。締め上げてからキャメルクラッチに移行。タニーが抵抗すると田村は頭をヒジでグリグリ。さらに鼻に指突っ込む。タニー「顔はやめろー!」今度は頬骨にヒジを押し付ける。タニーはかみつきでブレーク。

タニーは三方向に向けて変な顔攻撃仕返し(左写真)。タニーストンピング入れて「オラ田村様どうした!」タニーは首投げからスリーパー、胴絞めスリーパーに移行するが首の方は外れてしまう。田村ヒジを使ってブレーク、両足取って逆エビに。5分経過。

田村逆片エビに移行(右写真)。タニーなんとかハネ返そうとするがなかなか返せず。ようやくロープまで到達。客席から拍手。田村も拍手。田村コーナーに振る、タニー切り返してヘッドバットで突っ込む。2発目田村かわす。

田村バック取る、タニー切り返す。田村首取ってエースクラッシャー(左写真)。

エルボーの打ち合いは田村が制し、コーナーに詰めてヒザ蹴り連打(右写真)。よく見る光景なのだが、初めて見る人には結構衝撃あったようだ。田村もう一発エースクラッシャー、カウント2。田村ダブルリストアームサルト、タニーブロックしてジャーマン、カウント2でブリッジが崩れる。

タニーロープ間を2往復してからの倒れこみヘッドバットを田村のボディに(左写真)、カウント2。タニーコーナーに振る、田村コーナーに飛び乗って反転ミサイルキック。コーナーに上ってもう一発、片エビに取るがカウントは2。

田村ロープに振る、タニー切り返して十字固めに(右写真)。田村ロープ。タニーコーナーに上りダイビングヘッドバット、田村かわしてラ・マヒストラル、カウント2。もう一度、タニー3寸前で返す。

田村ロープに飛ぶ、タニーカウンターの逆水平、カウント2。タニー急角度のバックドロップ3連発(左写真)、3発目でホールド、カウントは2。

タニーコーナーに上る。田村立ち上がって掌底打ち込むと雪崩式ダブルリストアームサルト(右写真)、カウント2。10分経過。

田村バック取る、タニーエルボーでブレークしてダブルアームドライバー・タニー(左写真)、カウント2。

しかし田村はすぐに立ち上がると裏ダブルリストアームサルト(右写真)、カウント2。

田村助走つけて強烈なエルボースマッシュ(左写真)、これでカウント3。

田村(11分20秒 片エビ固め)タニー

田村「また、ベルトを持って、みちのくのリングに上がる!田村欣子が今決めた!ケッテーイ!」



ここでメインイベントの「入場順」を決める抽選会。最初シングルで始まって、2分30秒ごとに一人ずつ入るため、どちらが入るかでどちらが2vs1の状況を作れるか変わるためのことらしいが、興行の「流れ」を断ってまでやることだろうか?案の定10人揃うのに時間がかかる。しかも「抽選」はコイントス。で、ルード軍が先攻に決定。で、これで終わりかと思ったらやはり乱闘。ペンタゴンはステージ上で浜田にツームストーン、旋回式ツームストーンを連発。昨日肩を痛めたというのに今日もこれでは・・・。


第3試合 高木三四郎&藤沢一生 vs 佐々木貴&西野湧喜

で、気を取り直して(?)DDT提供のタッグマッチ。入場時の盛り上がりはATOM並み、というのは言い過ぎかもしれないが、かなり凄いものがあった。

高木はコール時にもコーナーで「ファイヤー」。

先発は藤沢と西野。ロックアップ(右写真)からロープに押し込んではチョップ打ってブレーク、という展開。ヘッドロック、藤沢ロープに振って西野がタックル。藤沢は西野にもう一度タックル打たせる、これも耐える藤沢。

今度は藤沢がロープに飛ぶ、西野は受け止めてボディスラム(右写真)。エルボードロップ打つが藤沢かわす。藤沢もエルボードロップ、西野もかわす。

チョップ合戦からラリアット合戦(左写真)、西野は顔面にラリアットを叩き込んで佐々木にタッチ。藤沢も高木にタッチ。

高木ヘッドロック、佐々木ロープに振る、高木タックル。高木ロープに振る、佐々木ドロップキックで返す。佐々木キックで高木を前かがみにすると顔面に横からドロップキック(右写真)。

高木ヒザ蹴り連打、背中にパンチ、藤沢を呼び入れてダブルのタックル(左写真)。藤沢逆水平、佐々木も逆水平で返す。藤沢コーナーに振って串刺しラリアット、佐々木2発目にはキックを合わせ、コーナーに上がってミサイルキック。佐々木コーナーに詰めて串刺しニールキック、西野にタッチ。

西野がペンデュラムバックブリーカーに捕らえて佐々木がセカンドコーナーからギロチンドロップ(右写真)落とす。佐々木と西野ダブルの起き上がりこぼしチョップ、コーナーに振って佐々木が串刺しニーアタック、西野が串刺しラリアット。太鼓の乱れ打ちからダブルブレーンバスター、藤沢を踏みつけて2人でファイヤーポーズ。

西野ブレーンバスター、ヒザが完調でないのかちょっと揺らぐ。藤沢立ち上がると西野をコーナーに振ってフェースクラッシャーからストラングルホールド(左写真)。会場大ウケ。西野力で外す。

藤沢は腕を回すポーズからスピアー(右写真)、高木にタッチ。西野も佐々木にタッチ。高木チョップ、サッカーボールキック。5分経過。

高木は佐々木を場外に出して鉄柱攻撃、場外ドロップキック(左写真)。佐々木も場外ニーアタックで応戦。

2人ステージに上がってラリアット相打ち(右写真)。リング上の西野は藤沢にヘッドバット連打。佐々木にタッチ。

佐々木ストンピング、ジャンピングハイキック、カウント2。コーナーに上ってダイビングニードロップ(左写真)、カウント2。ラリアット、カウント2。西野にタッチ。

西野がベアハッグに抱えてスパインボムと佐々木のランニングネックブリーカードロップの合体技(右写真)、カウント2。

西野バックドロップ、カウント2。西野ロープに飛んでラリアット、藤沢キャッチして逆一本背負い。

すかさずノーザンライトボム(右写真)、高木にタッチ。

高木ラリアット(左写真)からカバー、佐々木カット。佐々木ロープに振ってラリアット、高木かわしてストーンコールドスタナー。西野にもスタナー。

高木は三四郎スタナー2000(右写真)、

しかしカバーには行かずキャトルミューティレーションに(左写真)。一瞬腕が外れたが締めなおして西野ギブアップ。

高木(9分10秒 キャトルミューティレーション)西野

こ、これは蛇人間改造エキスの影響?3日の青森、4日の八戸ではそういうところは一切なかったのに・・・(「ネットに書くな」と言われたから書かなかったというわけじゃないよ)

何もなかったかのように「東北の皆さん、ありがとうございましたーーっ!次はDDTとして、必ず戻って来るぞ!」

4人で4コーナーに上がって「ファイヤー」ポーズ。これがすべてじゃないけれど、"This is DDT"ってとこは見せられただろう。

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