大阪プロ5/7大田区体育館大会



開始は3時15分。まずは選手入場式。一斉に出てきてリング前に立ち、リングアナが一人ずつコールするとリングに上ってマイクでコメント、という形式。くいしんぼう仮面はマイクに向かってゲップ。デルフィンは四方に「まいどっ!」(右写真)。これは大阪プロレスのお約束?しかしデルフィンが「まいどっ!」と言うたびにえべっさんが「マイケル富岡!」「マイケル・ジャクソン!」と変な茶々を入れる。


第1試合 和田秀作 vs 橘隆志

和田(左写真)タックル、橘切って上に。マウント取ってV1アームロック、和田返して十字に、橘上体起こしてエビ固め、カウント2。橘胴締めスリーパー、和田体勢入れ替えて立ち上がる。橘は下から三角絞め、和田ブレークしてアキレス腱固め、橘ロープ。

橘タックルからグラウンドヘッドロック、和田ブレークして両者立ち上がる。ロープに振ってショルダータックル、橘3発目をかわしてカウンターのドロップキック。逆エビに取る(右写真)、和田ロープ。橘背中にパンチ、和田が立ち上がるとチョップ、コーナーに振って串刺しドロップキック。

張り手打つと和田も返す。和田エルボー連打からドロップキック。コーナーに振って串刺しドロップキックのお返し。

和田ボディスラムに行く、橘ブロック。和田エルボー入れてボディスラム2連発から逆エビ固め、橘ギブアップ。

和田(6分10秒 逆エビ固め)橘


第2試合 ニセグレート・ニタ vs 犬仁田厚

今日の森谷さんは「最初で最後の変身」ニセグレート・ニタ(右写真)。

頭巾を取るとこんな感じ。ペイントも完璧?

一方の犬仁田、コスチュームは大仁田そっくりだが顔は犬。入場時のポーズから大仁田を完全コピー。リングに上がるとゴングを待たずに犬が突っかかる。ヘッドバット合戦。両者とも同じフォームで頭ぶつけ合う(左写真)。違うのはニセニタが打ち終わったら回ったとこか。

犬がニセニタ捕らえてDDOつーかDDIつーかDD犬。犬四つんばいヘッドバット(右写真)。藤崎もびっくり。これでニセニタ場外転落。犬も場外に追う。

ニセニタはリング下からイスを取り出して犬を殴る。犬「キャイン!」。(左写真

犬もイスを持ってリング復帰、イスチャンバラに(右写真)。ニセニタが打ち勝ち、イスを犬のノド元に。犬弱々しく「キャン」

ニセニタまたリングを降り、リング下から今度は有刺鉄線バットを持ってくる。ニセニタは犬の足に一撃。倒れた犬の肩に押し付ける。ニセニタまたリング下に。今度は鎌(左写真)。犬の口に突っ込む残虐ぶり。5分経過。

犬がイスで反撃。ニセニタが鎌を振り下ろすとイスに深々と刺さり客席から驚きの声(刃がついてないと思ってたのだろう)。犬はヘッドバット連打からDD犬(右写真)、カウント2。

有刺鉄線バット奪って一撃。ロープに振ってもう一発(左写真)。ニセニタは口から赤い毒霧を噴き上げてダウン。犬カバー、カウント2。

犬がコーナーに振って串刺しニーアタック。2発目、ニセニタがコーナーに振り返してフェースクラッシャー。ニセニタDDO、さらにイスの上に有刺鉄線バットを置いて、その上にもう一発DDO、これで3カウント。

ニセニタ(7分21秒 片エビ固め)犬仁田

ニセニタは無言で引き揚げる。犬仁田マイクを取る。一部客から「ワン!ワン!ワン!」と掛け声かかり、犬も「ワンワンワーン!」と叫んで(左写真)帰る。最高。


第3試合 白鳥智香子 vs 井上貴子

貴子はスタンガン持って入場(右写真)。この試合でも使えば面白いけど、使うわけないなあ。

白鳥がドロップキックで先制攻撃仕掛けるが貴子はあっさりスカす。白鳥助走付けてクロスボディ、貴子受け止めてスラム。白鳥ラリアット、貴子かわして腕を固めるとダブルアームスープレックス。白鳥パンチ、貴子パンチで返して(左写真)DDT。貴子ヒザ蹴り、白鳥スクールボーイに行くが貴子に腕を取られる。貴子はロープの反動で白鳥を飛ばすと顔面キック。ボディスラムからカバー、2カウント。

貴子STFに捕らえる(右写真)。白鳥全然動かない。貴子リリースしてロープに振る。白鳥ドロップキック、貴子またスカす。貴子ストンピング入れてコーナーに振る。白鳥切り返す。貴子ラリアット、白鳥かわしてドロップキック、これはヒット。白鳥DDT、すっぽ抜け。2発目は成功、カバー、カウント2。白鳥足4の字固めに行く。白鳥がモタモタしてる間に貴子はうつぶせになる。白鳥仕方ないので逆片エビに。これも反らすことができずレッグロックにスイッチ。両腕も固める。

白鳥リリースして再度4の字にトライ。貴子下から蹴ってブロック。貴子DDT、ロープに走っての顔面キック3連発、カウント2。貴子逆片エビのお返し(左写真)、反り過ぎて貴子後ろに倒れる。5分経過。

貴子改めて逆エビに。白鳥ロープ。腰にストンピング、立たせてツームストンドライバー、カウント2。バックドロップ、これも2。コブラツイストはリリースしてロープに振る。白鳥ドロップキックで返すが次のフライングネックブリーカードロップはまたスカされる。貴子キック連打。4発目を白鳥スカすが貴子はパンチ打ってカバー、白鳥ブリッジで起き上がってロープに走り、貴子に飛びつきDDT、カバーはカウント1で返される。白鳥裏拳、体の回転が遅い。2発目でヒット。バック取ってジャーマンに行くが崩れる。それでもカウントは2。白鳥コーナーに上る。貴子はセカンドロープに上ってハイキック、トップロープに上がって雪崩式アームホイップ(右写真)、カウント2。

貴子バック取る、白鳥丸め込む、カウント2。貴子オーロラスペシャルの体勢、白鳥丸め込む、これも2。貴子ローキック、ハイキック浴びせる、カバー、カウント2。貴子パワーボム(左写真)、これも2。

貴子コーナーに上ってデスティニーハンマー、白鳥かわしてラ・マヒストラル、カウント2。白鳥裏拳、貴子かわしてソバット、逆に裏拳一発(右写真)、カウント3。

貴子(11分30秒 片エビ固め)白鳥

すくいようない試合だなー。チャンピオンだ女子プロの中で収入がどうだ言う前に客から金がいただける試合ができてるかどうかの方が大事なのでは?


第4試合 菅本嘉人、ドリームキャス子、モンキーマジック vs キングマンドラ、Zマンドラ、ポリスメ〜ン

キングマンドラがこの方だったこういう容姿だったとは!(左写真

モンキーマジックの如意棒の使い方は歴代(って何人いたっけ?)の中でもトップでは?

6人入り乱れての乱闘でスタート。ポリスメ〜ンとドリームキャス子(左写真)がリング上に。キャス子、恥ずかしがりながらソバットをヒット。

ポリスメ〜ンはラリアットでキャス子を倒すとジュラルミンケースからPS2を取り出し一撃(右写真)。やっぱドリキャスじゃPS2には勝てないのかな?また6人が場外戦。

怪獣軍がリングに戻ってポーズ(左写真)、キングが手を差し伸べるとなぜかひれ伏すZマンドラ。モンキーとZで再開。Zロープに振る、モンキー飛びつくと2回転式コルバタ。再度飛びつきアストロシザーズ。ロープに走る、Zはリープフロッグで飛び越して戻ってきたところにドロップキック。キングと菅本がリングイン。大声の出し合いからロープに飛んでのショルダータックル合戦。キングのラリアットかわしてタックル、ドロップキック。エプロンに出てスワンダイブミサイルキック、キング場外に。

ポリスメ〜ンとモンキーが入る。モンキーカサドーラホイップ、トップロープ利用してのホイップでポリスメ〜ンを投げる。ポリスメ〜ンバック取る、モンキー切り返す、ポリスメ〜ン急所蹴り。場外に落とすと頭からすべりこんで場外スイングDDT。キャス子とZがリングイン。キャス子ロープに振ってタックル、コーナーに振って飛びつき、「キャッ」と一声上げてからモンキーフリップ。続けてコルバタ、ミステリオ・ラナ風コルバタ(右写真)、コーナーに振って側転からソバット。素晴らしい動き。Zロープに振る、ラリアット、キャス子かわしてドロップキックで場外に落とす。キャス子飛ぶと見せかけてロープ際で倒立、すべりこんで場外コルバタ。

キングと菅本が入る。キングブレーンバスター、ロープに振ってエルボー。ポリスメ〜ンにタッチ。ポリスメ〜ンシュミット流バックブリーカーからライオンサルト、カウント2。Zにタッチ。ブレーンバスターからカバー、キャス子がカット。キングにタッチ、キングはキャス子をバックドロップ、DDTからカバー、カウント2。ポリスメ〜ンが入ってボディスラム。Zもボディスラム、キングはDDT。コーナーに振って3人でアタック。3人で誇らしげにレスラーウォーク(左写真

菅本入ってキングをドロップキックで場外に落とすとプランチャ。Zが菅本にケブラーダ、モンキーがトペコン(右写真)、ポリスメ〜ンもケブラーダで続く。

キャス子はコーナー最上段から場外へケブラーダ(左写真)。10分経過。

Zとモンキーがリングに戻る。モンキーミサイルキック、ウラカン・ラナはカウント2。ポリスメ〜ン入る。モンキーニールキック、ポリスメ〜ン首を取ると敬礼スタナー、ランニングライガーボムはカウント2。ジュラルミンケースの上にDDT、カバーは菅本がカット。Zと菅本が入る。ロープワークからコルバタのように飛びついて、もう半回転してDDTに持って行く菅本。コーナーに上がりダイビングヘッドバット(右写真)、カウント2。さらにジャーマン、これも2。菅本コーナーに振る、Z待ち構えてキック。ロープに振ってパワースラム。再度ロープに振る。両手でリフトアップした状態からみちのくドライバーに持って行く、カウント2。

Zはパワーボムに行こうとするがキャス子がコーナーから飛んで阻止。菅本ジャーマン、キングがカット。キングコーナーに振ってニールキック(左写真)。続いてフィッシャーマンバスター。

モンキーがコーナー上る。それに気づいたポリスメ〜ンはキングの肩に乗ってから「摩周」で投げ(右写真)、そこにZがダイビングプレス、カウント2。

キングがコーナーに腰掛ける。Zとポリスメ〜ンがモンキーを抱え上げてスーパーパワーボム、キャス子がカット。Zロープに振る、キャス子返す、カニばさみで倒してラ・マヒストラル、カウント2。15分経過。

他の4人は場外乱闘。キャス子ミステリオ・ラナ、Zはパワーボムに切り返す。Zはフルネルソンに取ってマンドラ(ドラゴン)スープレックス、カウント3。

Zマンドラ(15分20秒 マンドラスープレックスホールド)キャス子

異様なキャラクターばっかりでどんな試合になるのかと思ったら、動きはみんな凄かった。


15分のはずの休憩が25分続き、しかも休憩後にリングアナが白鳥が出てくる(左写真)。「重大発表」とか言うから何かと思えば「CDを出す」んだそうだ。それで終わればいいが、実際歌いやがった。あーんな恥ずかしい試合してよくできますねー。さすがタレントさんは違う。


第5試合 大阪名物世界一決定戦
くいしんぼう仮面(世界一) vs えべっさん(世界ニ)

まずはえべっさん入場。リング周りを一周して賽銭集めてからリングイン(右写真)。

次にくいしんぼう仮面。こっちはこっちでお菓子配ってリング一周。リングに入るとトップロープ上に寝そべる(左写真)。長えよ。

ゴング。始まる「くいしんぼう、チャチャチャ」に怒ったえべっさんは全速力でステージに戻る。今度は「えべっさん」コール。気をよくしてステージで踊るえべっさん(右写真)。ようやくリングに戻る。かと思ったら客席で「タイム」。なかなか始まらない。えべっさんリングイン。ロックアップ、えべっさんロープに詰めてパンチ。再度ロックアップ、今度はくいしんぼうがロープに詰めてチョップ。えべっさん怒る。ロックアップ、と見せかけてスカすのを3回やって両者「疲れた、タッチ」とばかりにエプロンに下がる。松井レフェリーが「シングルマッチだ!」と両者を戻す。

えべっさん腕をぐるぐる回して張り手、くいしんぼう泣き出す。えべっさんがバック取ってグラウンドに。くいしんぼう一旦立つがえべっさんはフライングメイヤー。くいしんぼうはヘッドシザーズで返す。ロープワークからタックル合戦、両者ロープに飛び、同時にリープフロッグ。えべっさんアームホイップで投げてドロップキック(左写真)。5分経過。

えべっさんロープに振る、くいしんぼうラリアットをかわしてトラースキック。ロープワークから欽ちゃんジャンプ、レフェリーも飛ぶ。えべっさんはくいしんぼう仮面にカンチョー。えべっさんコーナーに振って串刺しラリアット、フェースクラッシャー(右写真)。

コーナー最上段からフロッグスプラッシュ、カウント2。くいしんぼうがえべっさんを場外に落としてトルニージョ。リングに戻るとコーナーに振る、えべっさんがキックで返す。ロープワークからくいしんぼうはクロスボディ決める。くいしんぼうボディスラム打ってコーナーに。えべっさんが下から捕らえてライガーボム(左写真)、カウント2。

えべっさんバックドロップ、えびす落し(右写真。くいしんぼうドライバーに似てるが)、カウント2。10分経過。

ボディスラム打って予告付きムーンサルトに行く(左写真)が、かわされてえべっさん自爆。

コーナーに上げて雪崩式フランケン、すかさず関空トルネード(右写真)、カウント3。

くいしんぼう仮面(10分56秒 片エビ固め)えべっさん
※くいしんぼう仮面、世界一の座を防衛。


第6試合 星川尚浩、薬師寺正人、スペル・デメキン vs ディック東郷、ブラック・バファロー、大王QUALLT

まだ紙テープがリング上を舞う中乱闘で試合がスタート(左写真)。

正規軍の3人がLOVを場外に落とし3人同時トペ(右写真)。

東郷がリングに戻る。正規軍は星川が相手を買って出る。東郷ショルダータックル、ロープに飛ぶ。星川ホイップ。星川キック、東郷はチョップで返す。ロープワークから東郷はラリアットで星川を場外に落とす。バファローとデメキンが入る。ロープに振る、デメキンショルダータックル。バファローロープに走る、デメキンリープフロッグでかわそうとするがバファローは空中でキャッチしてマンハッタンドロップに。バファローロープに振る。デメキンはラリアットかわしてドロップキック(左写真)、バファロー場外転落。

薬師寺とQUALLTが入る。薬師寺アームホイップ、ヘッドシザーズホイップでQUALLT落とす。場外に滑り込んでコルバタ、ここからまた6人で場外戦。正規軍は3人とも観客席に放り込まれる。東郷はどこからかプラケースを持ってきてデメキンをぶん殴る。星川とQUALLTがリングイン。東郷とバファローが捕らえて3人でキック。QUALLTラリアット(右写真)、パワーボムに行くが星川リバース。QUALLTロープに振ってエルボー、コーナーに振って串刺しエルボー。5分経過。

東郷にタッチ。チョップ合戦から東郷いきなりバック宙キック。ロープに星川を固定して、背中にバファローが馬飛びの要領で飛んでくる(左写真)。星川の首がロープからエプロンの方に出ると東郷、バファローが連続してギロチン、東郷はリング下から突き上げるドロップキック。QUALLTがヒッププレス落としてカバー、カウントは2。QUALLT持ち上げてギロチンホイップ。目をロープでこすり、チョーク攻撃。

東郷入りキック、ロープに振ってスリーパー。星川エルボーでブレーク、ロープに飛ぶ。東郷足を掛けて倒しSTF(右写真)、星川ロープ。東郷ロープに振ってショルダースルー。星川立ち上がってキック、東郷はラリアットで応戦。カバーは薬師寺がカット。QUALLTと東郷がダブルでコーナーに振る。QUALLTの突進をかわして星川は東郷にイナヅマ。薬師寺入ってトラースキックで東郷を落とし、スライディングキックで追撃、場外でコルバタ。

バファローとデメキンが入る。ドロップキック、ボディスラムからダイビングプレス、カウント2。バファローデメキンをコーナーに振って突進、デメキンかわす。薬師寺入って串刺しニールキック(左写真)、デメキンがカバー、カウント2。薬師寺コーナーに上る。デメキンがバファローのバックを取るがバファローはデメキンに急所蹴り、ロープにぶつかって薬師寺を股間からトップロープにぶつけさせる。バファローが薬師寺にラリアット、カバーは星川がカット。東郷にタッチ。

星川東郷にイナヅマ、カウント2。ノーザンライトスープレックス(右写真)、これも2カウント。東郷はQUALLTにタッチ。星川QUALLTに顔面蹴り。10分経過。

星川がQUALLTにテイオーロック、薬師寺も東郷を捕らえてゲーム・オブ・デスの二重奏(左写真)。デメキンもバファローを押さえる。しかしバファローはデメキンを振り切ってカットイン。

デメキン正式に入る。バファローキック、ラリアット、カウント2。ジャンピングラリアット、これも2。バックドロップ、デメキン2で返す。バファローはデメキンをコーナーに振って突進、デメキンかわしてミサイルキック(右写真)。デメキン別コーナーから後頭部にもミサイルキック。ジャーマンで投げるがカウントは2。もう一発ジャーマン、QUALLTがカット。薬師寺にタッチ。

QUALLTはツームストーンのような体勢から薬師寺を持ち上げると顔面からターンバックルに。QUALLT突進、薬師寺かわしてスクールボーイ、カウント2。QUALLTパイルドライバー狙う、薬師寺エビに丸め込む、カウント2。薬師寺逆さ押さえ込みに行く、QUALLT切り返してチョークスラム(左写真)。

東郷にタッチ。東郷はコーナートップからセントーン(右写真)、カウント2。QUALLTが捕まえる。東郷エルボーに行くが薬師寺かわして誤爆。星川入ってQUALLTにジャーマン、カウント2.5?

星川コーナーに上って流星キック(左写真)、カウント2。再度コーナーに上るがバファローがエプロンからキック。星川をコーナーに逆さ吊りにして顔面にスライディングキック。デメキンとQUALLT入る。

デメキンがQUALLTにボディスラム打ってコーナーに上る。東郷がリングイン。デメキン飛ぶ、東郷空中でキャッチしてババ・カッター。すぐさまペディグリー(右写真)。

間をおかずコーナーからダイビングセントーン、これで3カウント(左写真)。

東郷(15分50秒 体固め)デメキン

いやーフィニッシュに至るシークエンスのカッコいいこと。ライオンがウサギを獲るのにも全力を尽くす、とかそういう感じ。とはいえデメキンもイメージと違ってちゃんとデキル選手だったし。


第7試合 大阪プロレス選手権試合
スペル・デルフィン(王者)vs 村浜武洋(挑戦者)

ルールは3分5ラウンド、決着が着かない場合は時間無制限の延長戦。判定はKO、TKO、ギブアップのみ。ヒジ・ヒザあり、グラウンドでの顔面攻撃もあり。

選手権試合宣言はなぜかタレントの神田利則(右写真)。

選手権試合前の記念撮影(左写真)。国家吹奏もあり。

1ラウンド。デルフィンは村浜のローをかわしタックルから十字に。村浜がロープに逃れると「村浜選手エスケープ1です!」というアナウンス。そういう説明あったっけ?村浜パンチ、デルフィンタックル、村浜ロープに逃れる。これはエスケープではないようだ。村浜のパンチをくぐってデルフィンタックル。バックを取るが村浜は脱出するとキック。デルフィンタックルからバック取る。村浜ガードポジションに。村浜下から十字、デルフィンは持ち上げて落とす。デルフィンタックル、村浜下から腕取って十字、デルフィン切り返して十字、村浜エスケープ。「村浜選手あと1回のエスケープまたはダウンでTKO負けとなります!」あ、エスケープとダウンが同等で、1ラウンド3ダウンでTKOなわけね。しかしほどなく1ラウンド終了。

2ラウンド開始。村浜は中に入って連打、デルフィンは低くタックル、村浜ロープブレークに。村浜パンチ、デルフィン胴タックル、ロープブレークを無視してフロントスープレックスからヘッドロック。村浜脱出して立ち上がる。デルフィンタックル、村浜ガード。ブレーク。デルフィンタックルで倒してマウントポジションから張り手の連打(左写真)。レフェリーはロープブレークを命じる。両者立つ。

村浜パンチ連打(右写真)、デルフィンロープに寄りかかる。レフェリーはダウンの判定。デルフィンカウント8でファイティングポーズ。

村浜のヒザ蹴りかわしてデルフィン上に。十字に行く(左写真)。ロープブレーク。

デルフィン強引にマットに投げつけてアームロック(右写真)、村浜エスケープ。2ラウンド終了。

3ラウンド。村浜スタートからラッシュ(左写真)。

デルフィンパンチをかわしてバックを取ると崩して逆片エビに(右写真)。村浜エスケープ。村浜ロー連打。さらにヒザ蹴り。デルフィンかわしてバックドロップからアームロック。村浜はサミング(?)で脱出。

村浜アッパーの連打(左写真)でデルフィンからダウンを奪う。デルフィンはカウント9ぎりぎりで立ち上がる。ファイティングポーズはなし。村浜パンチ一発から後頭部にハイキック、デルフィン立ち上がれず10カウントKO。

村浜(3ラウンド1分5秒 KO)デルフィン
※村浜、第2代王者に。

村浜マイク「こんなんか?こんなもんなんや!これがプロレスの実力や!わかったか!これで大阪プロレスとはサラバじゃ。このベルトを土産に各団体に乗り込みます。今までどうもありがとうございました!どうしてもオレに防衛戦やってほしいんなら今のファイトマネーの10倍くらいは出せよ。ま、でもオレも東京に来るし、大阪プロレスもまた東京に来ることあるだろうからその時は応援よろしくお願いします!」



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