大阪プロレス11/18交野ドーム大会



すでに各所で噂にはなっていたが・・・・・東郷、星川、薬師寺、ポリスメ〜ン、モンキーマジック、そして296の退団が張り紙で告知されていた。しかしこの5人が同一行動というのも考えづらいのだが?

入場式。少なくなったとはいえ、これだけいればまだマシな方かも。デメキンは入場式には出ているが残念ながらまだ欠場。デルフィンがマイクを取り、5選手が「方向性の違い」により退団したことを報告。「決して喧嘩別れしたわけではないので、また彼らが大阪に来ることがあったら応援してくれ」とも。


第1試合 村浜武洋 vs 和田秀作

和田がタックルからグラウンドヘッドロック、村浜はヘッドシザーズで切り返しキーロックに。和田起き上がってエビに固める、カウント2。和田首投げからスリーパー、村浜切り返してハンマーロック、上になってアームロック狙うが和田ブロック。村浜ヒザ十字にスイッチ、和田はアキレス腱固めに切り返す(左写真)。

村浜は立ち上がって上から張り手打ち込みステップオーバートーホールドに。さらにインディアンデスロックからネルソンで固める(右写真)。リリースして和田を立たせるとスリーパー、和田ロープ。村浜ローキック、和田タックルで倒して上に。十字を狙うが決まらず。村浜ネックロック、和田切り返す。村浜体勢を戻し十字に。和田ヒザ十字に切り返す。村浜起き上がって変形キャメルクラッチからフェースロック、十字架固めは2カウント。足を取って逆片エビ、和田ロープ。5分経過。

和田ヘッドロック、村浜ロープに振る、和田タックル。2発目村浜リープフロッグでかわしてドロップキック。ミドルキックで倒すとサッカーボールキック。ボディスラムで寝せてフィストドロップ、カウント2。立たせてさらにミドル連打(左写真)、ソバット。和田はチョップで返すが村浜さらにミドルキックからスロイダー、カウント2。

村浜コーナーに振る、和田切り返して串刺しドロップキック。フロントネックチャンスリードロップからエルボードロップ、カウント2。両足取って逆エビ固め(右写真)、村浜ロープ。

和田ストンピング、エルボースタッブ。和田ロープに飛ぶ、村浜カウンターでミドルキック。バックドロップからカバー、カウントは2。村浜ブレーンバスター(左写真)、これも2。村浜逆水平入れてロープに振るとフライングニールキック、片エビで3カウント。

村浜(8分36秒 片エビ固め)和田


第2試合 TSUBASA vs 橘隆志

TSUBASAが足をすくって倒す、グラウンドで素早い切り返し合いに。橘腕をひねる、TSUBASA立ち上がって足をすくう。ステップオーバートーホールドから足にエルボードロップ。TSUBASAレッグロックからSTF、さらにフェースロックへと移行。橘が立ち上がるとTSUBASAチキンウィング、橘が腕取ってブレーク。手四つからリスタート、TSUBASAは体を沈めてコークスクリューシザーズ2連発。橘2発目を受けてTSUBASAの足をたたみ、さらにフェースロック(右写真)。

TSUBASA切り返して腕を取る、橘切り返す。TSUBASAさらに切り返してアームホイップ。ロープワークから橘ホイップ、両者ロープに飛ぶ、TSUBASA飛びついてコルバタ(左写真)。橘場外転落するがTSUBASA追わず。橘がリングに戻るとTSUBASAミドルキック連打。首投げからサッカーボールキック、ロープに飛んで顔面にドロップキック、カバー、2カウント。5分経過。

両者エルボーの打ち合い、橘首投げからサッカーボールキックお返し。ストンピングからネッククラッチ。立たせてパンチ、ボディスラム、エルボードロップ、TSUBASA1で返す。TSUBASAボディにパンチ、チョップ合戦に。TSUBASAラリアットからカバー、カウント2。TSUBASA腕を取ってメキシカンストレッチ(右写真)。

リリースしてゴリースペシャル(左写真)、橘耐える。TSUBASA投げ捨ててストンピング。TSUBASAカベルナリア、リリースしてストンピング。ロープに振る、橘切り返してかわづ落とし。ストンピング、逆水平からコーナーに振って串刺しドロップキック。

橘ロープに振ってすくい投げ、ロープに飛ぶとスピアー、カウント2。橘コーナーに上ってダイブ、TSUBASA下からドロップキックで撃墜(右写真)。TSUBASAロープに振る、橘切り返して逆さ押さえ込み、カウント2。チョップ合戦、TSUBASAソバット。

TSUBASAバック取る、橘エルボーでブレークしてロープに飛ぶ、TSUBASAキャッチしてケブラドーラ・コン・ヒーロ。TSUBASAファルコンアローから逆片エビ、橘ギブアップ。

TSUBASA(9分14秒 逆片エビ)橘


第3試合 菅本嘉人 vs 和田秀作

和田、握手の後菅本が後ろを向いたスキにドロップキックで先制、パンチ入れてコーナーに振り串刺しドロップキック。これが菅本の傷めている肩にヒット。和田さらにステップオーバートーホールドで肩を攻めつける(右写真)。菅本ロープ。和田ストンピング、立たせてドロップキックをまた肩に。和田腕をひねってエルボースタッブ。肩口にニースタンプ。立たせてヘッドロック、菅本バックドロップ。

菅本ヘッドバット連打、ボディスラムから倒れこみヘッドバット、カウント2。高速ブレーンバスター、これも2。菅本スリーパー、和田ぐったりする(左写真)がレフェリーがカウントを取ると3つ目で立ち上がりエルボーでブレーク。菅本逆水平、和田もチョップで返す。菅本張り手でダウンさせてカバー、カウント2。

コーナー詰めてキック、エルボー、ドロップキックから逆エビ固め(右写真)、和田ロープ。ストンピング入れてロープに振ってラリアット、和田かわしてドロップキック。ロープワークからもう一発ドロップキック。コーナーに上ってミサイルキック、カウント2。ロープに飛ぶ、菅本カウンターのラリアット、カウント2。5分経過。

菅本バック取る、和田切り返して菅本を飛び越すと回転エビ、カウント2。和田DDT、これも2。和田ロープに振る、菅本カウンターのドロップキック(左写真)。ラリアット、和田2で返す。

菅本フィッシャーマンバスター、和田はこれも2で返す。しかし菅本はハイアングルのパワーボム(右写真)、これで3カウント。

菅本(6分18秒 エビ固め)和田

和田1日2敗。


ここで早くも休憩。セミ前で休憩と言うのはちっとも珍しくないが、「早い」と感じた。試合時間が短かったのはもちろんだが、和田が2回出ても2試合見た、って気にはならんし。やっぱり一人2試合が多いのはつらいなあ。


第4試合 えべっさん&怪獣Zマンドラ vs くいしんぼう仮面&TSUBASA

今日は賽銭箱ではなく募金箱をもって会場を回るえべっさん。

赤コーナーはくいしんぼう仮面で先発。しかし青コーナーの2人は両方ともエプロンに出て戦おうとしない。ようやくえべっさんが説得されてリングインするが、会場から「えべっさーん」と声がかかるたびに「ハイハイ!」と応えて試合をしようとしない(右写真)。松井レフェリーが注意してようやく両者ロックアップ、かと思いきや空振りの連続。ようやくロックアップ、くいしんぼうが腕を取る、えべっさんはTSUBASAにタッチ求める。えべっさん切り返す、くいんしんぼう切り返す。その連続がいつかダンス風になる。さらに2人でかわいいポーズ。バックの取り合いからフライングメイヤーをえべっさんがヘッドシザーズで返すと両者一礼してそれぞれタッチ。

ロープワークからTSUBASAタックル、マンドラはね返す。マンドラロープに振ってリフトアップアンドスラム。コーナーに振ってスプラッシュ、2発目はTSUBASAトラースキックで返す。TSUBASAコーナーから飛んでティヘラ、ロープに振ってコルバタ、マンドラ場外転落。えべっさんとくいしんぼうが入る。ロープワークからくいしんぼうがホイップ、しかし2発目はえべっさんスカす。今度はえべっさんがホイップ、くいしんぼうスカす。ヘッドロックからロープに振る、タックル、両者同体で倒れる。ロープに振る、両者ともリングに伏せる。ロープに飛ぶ、両者リープフロッグ(左写真)。しかし2度目はくいしんぼうがリープフロッグからドロップキックでえべっさんを場外に落とす。5分経過。

くいしんぼうがエプロンに戻る、セカンドロープをまたごうとしたところでえべっさんがロープを蹴る、くいしんぼう股間を押さえてまた場外へ。松井レフェリーがチェックに行く。えべっさんが飛ぼうとするとくいしんぼうは松井レフェリーを楯に。くいしんぼうエプロンに復帰、えべっさんチョップ、くいしんぼうこれをキャッチすると拝みロープ渡りからホイップ。ロープワークから欽ちゃんジャンプ、両軍タッチ。マンドラがTSUBASAにキック入れて首4の字に。くいしんぼう入ってやはり首4の字。えべっさん入る。何をするかと思ったらロープの間を走って3人を3回飛び越えてから逆エビに(右写真)。くいしんぼうがロープエスケープ。えべっさんとマンドラがくいしんぼうとTSUBASAをヘッドロックに取って同士討ちを狙う、が、勢いつきすぎて4人が激突、4人ともダウン。松井レフェリーがカウント取ると2で4人とも起き上がる。

再度同士討ち狙い、今度はくいしんぼうとTSUBASAがドロップキックで2人を場外に落としTSUBASAはえべっさんにプランチャ、くいしんぼうはマンドラにケブラーダ。くいしんぼうとマンドラが戻る。くいしんぼうコーナーに振る、マンドラ切り返して突進、くいしんぼうカウンターでキック。ロープに走るがマンドラはカウンターのフロントスープレックス。ジャーマンに行くがこれはくいしんぼうバック宙で着地。飛びついて肩車、マンドラは前に落とすとバック取ってジャーマン(左写真)、カウント2。

マンドラアルゼンチンバックブリーカー、TSUBASAがカット。えべっさんとTSUBASAチョップ合戦、えべっさんが「行くぞー!」と叫んでロープに走ろうとするが後ろに引き倒される。TSUBASA飛びついてミステリオラナ、えべっさんはこれを切り返してえびす落とし(右写真)、カウント2。ボディスラムからコーナーに上る、TSUBASAは雪崩式フランケン、マンドラがカット。10分経過。

マンドラがTSUBASAをロープに振ってラリアット、TSUBASAかわしてドロップキック、マンドラを落とす。この間にくいしんぼうが関空トルネード(左写真)でえべっさんをフォール。

くいしんぼう(10分21秒 体固め)えべっさん


第5試合 スペル・デルフィン&村浜武洋 vs 大王QUALLT&ブラック・バファロー

バファロー、カッコいいなあ。この人が残ってくれててよかった。

両軍に花束贈呈、LOV(と言うのだろうか、今も?)はその花束でリンピオ軍を襲う、そのまま場外に落として試合開始。QUALLTはデルフィンを壁にぶつける(左写真)。バファローは村浜を観客席に投げ込むがすぐにリングに連れ戻す。QUALLTも戻ってロープに振ってダブルタックル。2人でストンピング。もう一度ダブルで振る、クローズラインかわして村浜ドロップキック、両者場外転落。村浜はデルフィンにタッチ。QUALLTがリングに戻る。

デルフィンホイップ、両者ロープに飛ぶ、デルフィンはリープフロッグでQUALLTをかわしてドロップキック、コルバタ(右写真)でQUALLTを場外に落とす。いつもはここから飛ぶ振り→ポーズなんだろうが、今日はさらにスライディングで場外に下りて客席前でもう一発コルバタ、QUALLTが客席に突っ込む。村浜とバファローリングイン。村浜キック、バファローかわしてヒザ蹴り。ヘッドロック、村浜ロープに振ろうとするがバファロー放さない。2度目のトライでようやく振るがバファロータックルで吹っ飛ばす。両者ロープに飛ぶ、村浜リープフロッグ、バファローキャッチしてマンハッタンドロップ。さらに股間に後頭部ドロップ。

バファローロープに振ってラリアット、村浜かわしてソバット。村浜ネックロックに取る、デルフィンがコーナーからダブルアックスハンドル。ロープに振ってダブルドロップキック、バファロー場外転落。QUALLTが入る、デルフィンと村浜ダブルのブレーンバスター(左写真)。デルフィンボディスラム。村浜ロープに飛ぶ、デルフィンがリフトアップスラムで村浜をQUALLTに叩きつける。村浜そのままカバー、カウント2。村浜ストンピング、ボディスラムからフィストドロップ、カウント2。村浜ロープに飛ぶ、バファローがエプロンからキック。QUALLTはラリアット。ロープに固定してバファローが馬跳びアタック。バファローさらにエプロンでギロチンドロップ、QUALLTはイス攻撃、本部席で2人でアピール。5分経過。

バファローロープに振ってラリアット、エルボードロップからカバー、カウント2。バファローチョップ連打からロープに振ってエルボー、倒れた村浜にギロチンドロップ、カウント2。QUALLTが入ってボディスラム、ストンピングからチョーク攻撃。ロープに振って抱え上げるとスタンガン(右写真)。QUALLTチョップ、村浜もチョップで返す。QUALLTチョーク、エルボースタッブ。バファロー入ってパンチ連打。村浜ミドルキック連打からロープに飛ぶ、バファローカウンターでラリアット、カウント2。

バファローは四方に見せ付けてドリルアホールパイルドライバー(左写真)、カバーはデルフィンがカット。QUALLT入ってブレーンバスター、村浜ブロックしてワキ固めに切り返す。バファローがカット。バファローはデルフィンを場外に落としてから村浜に足4の字。QUALLTがデルフィンを場外で釘付けにするがデルフィンなんとか振り切ってカットに入る。QUALLTは村浜をロープに振ってカニばさみ、抱え上げるとフェースイレイザー、カウント2。QUALLTロープに振る、ショルダースルー狙うが村浜キック。ロープに飛んでフェースクラッシャー、ようやくデルフィンにタッチ。デルフィンは2人にラリアット連発、ボディスラム連発。QUALLTをトラースキックで場外に落とすとプランチャ。村浜とバファローが入る。村浜コーナーに振る、バファロー切り返して串刺しラリアット。10分経過。

2発目村浜はカウンターのトラースキックで返しロープに飛んでフライングニールキック、カウント2。ミドルキック連打からロープに振って逆一本背負い、すかさず十字に(右写真)、QUALLTがカット。デルフィン入ってQUALLTにDDT、コーナーに上ってダイビングボディアタック、カウント2。ロープに振る、QUALLT切り返してパワースラム、カウント2。

QUALLTパワーボム、デルフィンウラカン・ラナに切り返す、カウント2。ロープに飛んで飛びつきのスイングDDT、カウント2。デルフィンアッパー、QUALLTかわしてラリアット、デルフィンかわしてアッパー決める(左写真)、カバー、カウント2。

デルフィンスイングDDTに、QUALLTは持ち上げて股間からトップロープに叩きつける、さらにバファローがイス攻撃(右写真)でリング内に落とす。バファローコーナーに上ると立ち上がるデルフィンに延髄ニー、カウント2。

バファローフライングネックブリーカードロップ(左写真)、カウント2。高角度バックドロップ。デルフィンは2で返す。バファローボディスラム、QUALLTがコーナートップからダイビングプレス、これも2。ダブルでコーナーに振ってバファローが突進、デルフィンかわしてQUALLTにアッパー、場外に落ちたQUALLTに村浜がトペコン。

デルフィンはバファローにスイングDDTからアッパー連打(右写真)、片エビでがっちり固めて3カウント。

デルフィン(13分46秒 片エビ固め)バファロー

試合後府議会議員に募金を渡すデルフィンとえべっさん。リング外での混乱をよくも悪くもリング上までひきずるのがみちプロなら、そういうのは全然なしでリングをきれいにまとめるのが大阪プロ、ということか?もうそういう比較の対象でないのかもしれないが。とにかくセミとメインはきっちりやってくれたんで興行としては「穴」はなかったんじゃないだろうか。5人のファンだった人は不満だろうが、そういう声も特にはなかったし。



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