大仁田興行5/21Zepp Tokyo大会



ニセ大仁田・森谷俊之引退特別試合 大仁田厚 vs ニセ大仁田

大仁田が先に入場。後から入場のニセ大仁田に紫の紙テープが飛ぶ。ニセ大仁田張り手打ち込んでいくが大仁田は一発で返す(右写真)。

大仁田スリーパー、ニセ大仁田切り返して立ち上がる。大仁田パンチ打ち込んで場外に放り出す。リングに戻ってもまたパンチ。ニセ大仁田は「森谷さん」コールに押されてチョップで反撃(左写真)、しかし大仁田は倒れない。

ニセ大仁田さらにチョップ(右写真)。助走を付けてのエルボーでやっと倒す。カバーはカウント1。5分経過。

ニセ大仁田ラリアット(左写真)。大仁田意に介さず。

大仁田反撃のパンチ(右写真)。

大仁田DDO。

大仁田キックからサンダーファイヤーパワーボム(右写真)、ニセ大仁田は2で返す。

大仁田はDDOから再度TFPB(左写真)、ニセ大仁田はこれも2で返す。3を聞いた瞬間に大仁田との大事なシングルマッチが終わるんだものな。

しかし大仁田は非情に3発目のTFPB(右写真)、がっちりとエビに押え込んで3カウント。

大仁田(6分35秒 エビ固め)ニセ大仁田

大仁田はニセ大仁田を起こしてやると「聖水」を吹きかける。

大仁田マイク「森谷!森谷!森谷!森谷!オイ!オイ!オイ!オイ!よく聞けぇ!ニセモノやってくれて、ニセモノやってくれてぇ・・・ありがとうよ!

森谷「大仁田さん、この1年間、このニセモノを許してくださってありがとうございました!最後の、最後の、最後の、最後の一瞬まで胸いっぱい、胸いっぱい、胸いっぱい闘って、俺達ここにいる人間がインディーのマットを絶対に守っていきます!最初はさんざ評判悪かったんですけど、最後の最後に1回だけこんな舞台を作ってくれて、みなさんありがとうございます!」


第1試合 高井憲悟、勇作、FM-TARO vs 佐々木貴、負死鳥カラス、大作

先発は佐々木vsTARO。ロックアップからバックの取り合い。TAROハンマーロックに取る、佐々木切り返す、TAROさらに切り返す。佐々木ボディにパンチ入れて腕を取る。TAROは回転して切り返す。チョップ合戦から佐々木はソバット、ドロップキック。ロープに振る、TARO切り返してドロップキックのお返し。勇作と大作にタッチ。勇作チョップ、大作はキックで打ち合い。勇作打ち勝ってさらにエルボーからサイドバスター、カウントは2。大作はエルボードロップかわしてハイキック、延髄蹴りからダブルアームスープレックス、カウント2。コーナーに振る、勇作切り返す、大作はカウンターでキック。大作突っ込む、勇作パワースラム。5分経過。

高井が入る。大作とはいつ以来だろうか?高井ヘッドバット、ボディスラムから倒れ込み式のヘッドバット、カウント2。ブレーンバスター、カウント2。ストンピング、エルボー打つが大作はミドルキックで倒すとサッカーボールキック。カラスにタッチ。チョップ打ち合い、カラスドロップキック、高井ヘッドバット(左写真)。高井はカラスを捕まえて自軍コーナーに。TAROにタッチ。

TAROはボディスラム打ってコーナーからローリングセントーン。エルボードロップ(右写真)、カウント2。

ロープに振る、カラスはコルバタで場外に落としトペコン(左写真)。佐々木にタッチ。佐々木はTAROをリングに戻すとヒザ蹴り、ターンバックルにぶつけ、対角線コーナーに振って串刺しニーアタック。

佐々木勇作を呼び込む。タックル合戦は佐々木の勝ち(右写真)。佐々木ブレーンバスター、カウント2。首投げからサッカーボールキック、大作にタッチ。勇作は大作を自軍コーナーに連れて行き高井にタッチ。大作は顔面にヒザ蹴り入れてブレーンバスター、カラスにタッチ。カラスチョップ連打、高井はヘッドバットで倒しストンピング。ボディスラムからダイビングヘッドバット、カバーは大作がカット。10分経過。

カラスは佐々木にタッチ。佐々木キック、ブレーンバスター、エルボー。高井はヘッドバットで対抗。佐々木もヘッドバットで返すが自分のほうが痛い。高井張り手連打からローリングヘッドバット、佐々木これをキャッチして逆にヘッドバット、ラリアット打ち込んでカバー、2カウント。D−ガイストの体勢に入るがこれは勇作が入って押しつぶす。高井首固め、カウント2。ボディスラムからコーナーに上ってダイビングヘッドバット(左写真)、佐々木かわす。TAROと大作にタッチ。

大作あびせ蹴り。コーナーに詰めてキック連打(右写真)。立たせてロープに振る、TARO切り返してかわづ落とし。TAROコーナー上ってエルボードロップ。コーナーに下がってスイートチン・ミュージック、大作キャッチしてラリアット。大作はキャプチュードで投げて佐々木にタッチ。

佐々木ラリアット(左写真)。カラスにタッチ。

カラスムーンサルト(右写真)、勇作がカット。

勇作ボディスラムからフロッグスプラッシュ(左写真)、TAROがカバー、カウント2。

カラス首固め、カウント2、逆さ押え込みもカウント2で返される。TAROはフィッシャーマンズスープレックスホールド(右写真)、カウント2。

最後はエレクトリックスタープレス(左写真)、3カウント。

TARO(14分40秒 体固め)カラス


第2試合 男女ハンディキャップマッチ
サンボ浅子 vs ミス・モンゴル&門田幸子

「モンゴル、さっきおみやげもらったけど、お父さんもお母さんもありがとう!だけど手ェ抜かないよ。」

門田とモンゴルがダブルで攻めるが浅子の顔はニヤついたまま。

浅子が門田の腕をひねり上げる(左写真)と西田レフェリー「何マジメに試合やってんだよ!」

モンゴルかなりイヤそう。

浅子「お父さんすいません」と叫んでモンゴルの胸をもむ。モンゴル怒って首絞め。浅子「首やめてくれよ。ひび入ってて痛いんだから。」

モンゴルテイクダウンして逆エビ、門田も入ってキャメルクラッチ(右写真)。

門田パンチ、浅子「首痛いんだよ〜」モンゴル「首なんかないくせに。」門田ネックブリーカー。モンゴル入る。浅子股裂きの体勢、門田にも手伝わせる。門田なぜか従う(左写真)。西田が止める。

モンゴルはコーナーに詰めてモンゴリアンチョップ、STO。門田が門田ドロップ2発、コーナーからもう一発(右写真)。浅子モンゴルの胸を再度狙う。モンゴル急所攻撃から首固め、門田も加勢して3カウント。

モンゴル(9分20秒 エビ固め)浅子

浅子「お父さん、モンゴルは強くなりましたよ。」

モンゴル「浅子さん、もうちょっとでお父さん出てきて3vs1になるとこでしたね。」


第3試合 足立知也、アジアン・クーガー、エル・マテマティコ vs ヘブン、NOSAWA、ベビー・リチャード

ヘブン様「ちぃーーーーーっす!ごきげんいかが?」

序盤はマテマティコとリチャードのルチャルチゃな攻防。ホイップ合戦からリチャードがレッグロックに捕らえる(右写真)。足立とNOSAWAにタッチ。

腕の取り合い、足立が足をすくって倒し、両足を固めると倒立。NOSAWAが上体起こすと足立は足を伸ばして蹴る。足立リリースするとエルボードロップからカバー、リチャードがカット。足立首投げからスリーパー、NOSAWA立ってストンピング、ヘッドバット。羽根折りに固める(左写真)。ヘブンとクーガーにタッチ。5分経過。

ロックアップからロープに振ってのタックル合戦。ヘブンロープワークから前蹴り、延髄蹴りで場外に落としてトペ。クーガーリングに戻るとコーナーに振って串刺しニールキック(右写真)で場外に落としギロチン、足立にタッチ。

ヘブン戻る。足立ホイップでヘブンを場外に落とすとラ・ケブラーダ(左写真)。

足立リングに戻る。ヘブンも戻りコーナーからダイビングボディアタック(右写真)。足立バック取る、ヘブン急所蹴り。ヘブンバック取る、足立急所蹴り。2人で股間押さえてぴょんぴょん飛ぶ。マテマティコとリチャードにタッチ。

リチャードロープに振ってキチンシンク。NOSAWAが入りマテマティコと力比べ、ヘブンが背後からマテマティコにキック。リチャード入る。マテマティコは2人まとめてホイップ(左写真)。クーガー入ってキック、足にギロチン落としてレッグロック、ヘブンがカット。クーガー逆片エビ、NOSAWAがカット。ロープに振ってドロップキック。ブレーンバスターからカバー、カウント2。10分経過。

クーガーはヘブンの首をエプロンから出してロープ超えギロチン(右写真)。リチャードと足立がリングイン。足立ロープに振る、リチャードかわしてエビに丸める、カウント2。ヘブンとマテマティコにタッチ。ロープワークからマテマティコがホイップ、ヘブンは場外転落。NOSAWAとクーガーが入る。

クーガーはNOSAWAをエプロンから出してロープ超えギロチン(左写真)。ヘブンと足立入る。バックの取り合いから足立が人工衛星ヘッドシザーズ。足立ボディスラムからアラビアンプレス、カウント2。チョップ合戦、足立は腕を取ってロープ渡り。リチャードが揺らしてもバックで対応、ホイップして反対側のロープに飛び乗るとブファドーラ、カウント2。ヘブンはバックドロップかわして着地、ドロップキックで足立を場外に落とすとトルニージョ。15分経過。

クーガーとNOSAWA入る。NOSAWAラリアット、クーガーは2発目をかわしてニールキック。ここから飛び技競演。足立がヘブンにプランチャ、マテマティコもリチャードにプランチャ、NOSAWAがトペ、クーガーがトペコンと続く。マテマティコとNOSAWAがリングに戻る。NOSAWAがコーナーに上がる、マテマティコ捕まえてマテマティカの体勢(右写真)、NOSAWAギブアップ。

マテマティコ(18分23秒 マテマティカ)NOSAWA

なんかこう、メリハリがない感じの試合。ヘブン様のマイクも試合前だけだったし。


第4試合 高木三四郎&エキサイティング吉田 vs 荒谷信孝&ブラックジャック・ファンク

先発は高木とファンク(左写真)。ロックアップ、ファンクロープに詰める、ブレーク。高木ヘッドロック、ファンクロープに振る。高木タックル。ストンピング打ち込んで吉田にタッチ。吉田、左半分が白、右半分が黒という変わったワンショルダータイツ。吉田チョップ、ファンク捕まえて荒谷にタッチ。

荒谷ヘッドロック、吉田振る、荒谷タックル。ボディスラムからブレーンバスター(右写真)、カバーはカウント1。荒谷首投げからスリーパー、吉田「ゲホゲホ」。ジャッジ金子はブレークを命じる。荒谷はファンクにタッチ。ファンクナックルパート、首投げ、ネックブリーカーからネッククラッチ。また荒谷にタッチ。荒谷キック、パンチ、吉田大きく受け身。荒谷は急所ヘッドバット入れて逆片エビ、ニアロープでブレーク。荒谷ブレーンバスター狙う、吉田こらえて逆に投げ、高木にタッチ。

高木ドロップキックで荒谷を場外に落とす。すぐに戻してヘッドバット、首投げからスリーパー、荒谷切り返す。立ち上がると高木の鼻にヘッドバット。骨折からは半年経っているとはいえこれはエグい。ファンクにタッチ。ファンクも鼻にパンチ入れてからブルドッギングヘッドロック(左写真)、カバーは吉田がカット。ファンクヘッドバット、荒谷にタッチ。荒谷豪快なブレーンバスター、カウント2。5分経過。

荒谷アームロック、高木ロープ。背中にパンチ(右写真)。また鼻にヘッドバット。倒れたところにニースタンプ。スリーパーに捕らえて鼻をつかむ。ファンクにタッチ。ファンクネックロック、サミング。頭に拳でグリグリ。場外に一旦出して鉄柱攻撃、客席に放り込んで戻す。チョップ合戦は高木が制して吉田にタッチ。吉田パンチ、空振り、ラリアットは相打ちになって2人同時に大きく倒れる。

吉田立ってヘッドバット連打。4発目、ロープの反動を利用しての一発をファンクはブレーンクローでキャッチ(左写真)。そのまま場外に引きずり出す。鉄柱に吉田の後頭部をぶつけ、そのまま鉄柱を背に立たせる。ファンク距離を取って再度ブレーンクローに、吉田よける。

誤って鉄柱にクローをかけてしまったファンク(右写真)、そう簡単には取れない。吉田のキックでようやく外れる。ファンクは荒谷にタッチ。10分経過。

荒谷は吉田をコーナーに振って串刺しラリアット。2発目かわし吉田エルボーで荒谷を倒す。アニマルエルボー2発。荒谷場外エスケープ。吉田追う。高木とファンクも場外戦。高木と吉田が荒谷をステージまで連れて行き、一旦袖に消える。何をするのかを思ったら、吉田を台車に乗せて再登場(左写真)。吉田の手にはMALT'S。高木が押して吉田が荒谷にMALT'Sアタック。

荒谷をリングに戻し、ダブルのブレーンバスター、ダブルのチョップ。吉田ラリアット、効果なし。高木入ってラリアット3連発(右写真)、カバーはカウント2。荒谷はファンクにタッチ。高木ストーンコールドスタナー、ラリアット、カウント2。ネックロックからワキ固め、吉田も入ってワキ固め、荒谷がカット。15分経過。

ファンク急所攻撃から荒谷にタッチ。荒谷ラリアット、コーナーに振って串刺しラリアット(左写真)2発。垂直落下式ブレーンバスター、これも2。

荒谷サンダーファイヤーパワーボム、しかしこれを高木は2で返す。とどめのムーンサルトプレス(右写真)、高木はこれも2で返す。荒谷STF、吉田はファンクが押さえている。高木は自力でロープへ。ファンクも入ってダブルで振る。高木ラリアットで2人とも倒す。バック取り合い、荒谷がバックに回ると高木急所蹴り、両軍タッチ。

吉田ラリアット、ランニングネックブリーカードロップ、ボディスラムからダイビングギロチン(左写真)、カウント2。

吉田「コモエスタ小林邦昭!」と叫ぶとフィッシャーマンズスープレックス(右写真)、カウント2。吉田高木にタッチして荒谷を場外に落とす。

高木はキック、ストーンコールドスタナー(左写真)、三四郎スタナーと畳み掛けてファンクから3カウント。

高木(18分20秒 片エビ固め)ファンク

高木「荒谷さん、何回でも当たりますからまたよろしくお願いします。」吉田「何回でも飲んでやるからまた飲もうぜ。」高木「今から休憩?じゃあ、観覧車の下で緊急三四郎集会だ!」と叫ぶとほんとうに観覧車の下まで走ってって集会敢行。


第5試合 ノーロープ有刺鉄線ストリートファイトトルネード5vs6ハンディキャップキャプテンフォールルーザーリーブタウンデスマッチ
☆ニセ大仁田、大仁田厚、ディック東郷、菊澤光信、奥村茂雄 vs ☆会場敏、矢口壹琅、ヤセ矢口、中牧昭二、グレート・ケンドー、バイキング・タニグチ(☆印がキャプテン)

矢口ギター持って入場。

大仁田入場。

試合開始。しかし「NEW W★ING」キャプテンの会場は「なんで俺がキャプテンなんだよ?キャプテンはヤセ矢口だ!」と押し付ける。

ヤセ矢口が東郷に攻撃(左写真)。しかし菊澤が持ち上げて東郷が3Dを決める。カウントは2。

いつのまにかニセ大仁田が流血。さらに矢口と中牧が持ち上げて有刺鉄線の上に叩き付ける(右写真)。矢口は有刺鉄線を切り取って中牧と2人で有刺鉄線クローズライン連発。10分経過。

矢口がニセ大仁田にニールキック、フィッシャーマンバスター、合体パワーボム、大仁田がカット。大仁田DDO(左写真)。

矢口ニセ大仁田を捕らえ容赦なくサンダーファイヤーパワーボム、カウント2で返す。合体パワーボムは菊澤が未然に防ぎ、逆にニセ大仁田がDDO。大仁田がヤセ矢口にサンダーファイヤーパワーボム(右写真)、

東郷がライガーボム(左写真)、

最後は大仁田とニセ大仁田の合体サンダーファイヤーパワーボム(右写真)、ニセ大仁田が押え込んで3カウント。

ニセ大仁田(14分52秒 エビ固め)ヤセ矢口

しかしそこにCZWのザンディグ(左写真)とワイフビーターが会場に先導され芝刈り機持って乱入、大仁田のTシャツを裂き、ニセ大仁田にもホチキス攻撃。6月25日に予定されている大仁田のアメリカでの電流爆破をにらんだデモンストレーション?

大仁田はCZWのTシャツに着替えてマイク。「森谷!森谷!お前も病院から俺達の活躍を祈ってくれ!」

森谷さんと最後の抱擁。

邪道革ジャンを着せてやる。

「東郷!お前も一緒にアメリカに来るか?」6/25のタッグパートナーは東郷?ということは、電流爆破マッチのカード(タッグマッチが噂されている)は大仁田&東郷vsテリー&ザンディグなんだろうか?

大仁田のマイクが続く中、菊澤の肩を借りて森谷さんはゆっくりリングを去る。



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