P★MIXグランプリトーナメント6/29後楽園大会



6時40分頃、対戦カード発表。今日石川雄規と組んで準決勝に出場予定だったアジャ・コングが顔の傷に黴菌が入ったため欠場、石川&アジャ組の棄権により田中&府川組が不戦勝で決勝進出、と発表。おわびのあいさつに立った石川は「レスリングしたいので」とアーバン・ケン相手に10分間のエキシビション。「こっちの方がよかったぞ!」なんて声も飛んでたが、そういう石川雄規はバトでいくらでも見れるだろうに。P★MIXに出ないんなら「顔見せ」は不要。


第1試合 藤田穣 vs 湯浅和也

藤田は足を引きずりながら入場。さすがにまだ完治とはいかないようである。ロックアップ、藤田がコーナーに詰める、ブレーク。再度ロックアップ、湯浅がロープに詰める、藤田体勢入れ替える。湯浅返してエルボー連打するが藤田は張り手一発で形勢逆転(右写真)。首投げから後頭部にドロップキック、ロープに飛んで顔の正面からもう一発。ボディスラムからカバー、カウント2。

藤田ロープに振ってエルボー、カウント2。足をすくって倒しスリーパー、湯浅切り返す。湯浅はアームストレッチからアームバー、藤田立ち上がる。湯浅は逃がさずアームロックホイップからチキンウィングアームロックに行く(左写真)が極まらない。リリースして腕にストンピング。

湯浅ヘッドロック、藤田切り返して腕をひねり上げ、グラウンドに持ち込むと腕十字(右写真)、湯浅ロープ。5分経過。湯浅エルボー連打。ヘッドロック、藤田ロープに振る、湯浅タックル。3発目藤田がリープフロッグでかわすが湯浅はロープに飛んでエルボー。ラリアットはかわされるがタックルで倒しカバー、カウント2。

湯浅ストンピング打ち込んでスリーパー、藤田はチンクラッシャーでブレーク。藤田足を取るとニークラッシャーからヒザ十字(左写真)、湯浅ロープ。藤田首投げからサッカーボールキック。顔面キック、張り手打ち込んで「遠慮してんじゃねえぞ!」と檄。

湯浅エルボー、首投げからサッカーボールキックのお返し、エルボードロップ、カウントは2。湯浅逆片エビ、藤田ロープ。藤田エルボーで反撃してコーナーに振ると串刺しエルボーアタック。湯浅2発目かわして逆にエルボースマッシュからブレーンバスターに行くが藤田はブロック。湯浅張り手、後ろに下がって助走つきの串刺しラリアット(右写真)からノーザンンライトスープレックス、カウント2。

湯浅逆エビ、藤田ロープ。ロープに振ってドロップキック。ボディスラム2発から逆片エビ狙って足を取るが藤田は足を取られた体勢で張り手、湯浅が足を放すと首を取ってDDT、カウント2。藤田バックドロップ(左写真)からスリーパー、湯浅ロープ。10分経過。

藤田バック取る、湯浅エルボーでブレークしてロープに飛ぶ、藤田カウンターの前蹴りからギロチン式エースクラッシャー、そのままリバースバイパーホールドに持ち込んで(右写真)勝利。

藤田(10分26秒 リバースバイパーホールド)湯浅

リングを下りるとまたかなり痛そうなそぶりを見せる藤田。しかし藤田が十分に動けないのを差し引いても今日の湯浅は良かったかな。


第2試合 P★MIXグランプリトーナメント準決勝
タイガーマスク&矢樹広弓 vs グラン浜田&浜田文子

矢樹、タイガーを押さえて先発を買って出る(左写真)。

最初は探りあい、やがて手四つの体勢に(右写真)。

文子が押し込んで矢樹ブリッジで耐える。矢樹盛り返して逆に文子を押さえつける。きれいなブリッジ。

矢樹そのブリッジに乗るかと見せかけて腕を取って十字に(右写真)。文子必死にブロックして腕を抜いて上に。ブレークして両軍タッチ。

タイガーローキックから入る。エルボーの打ち合いは浜田の勝ち。しかしタイガーは不意をついてソバット。浜田片足タックルからレッグロックに(左写真)。タイガースリーパーで切り返そうとするが浜田はヒジをつかってこれを外しさらに締め上げる。タイガー再度スリーパー、浜田切り返してワキ固め、タイガーロープ。手四つから力比べ、タイガーはヒザ蹴り入れてロープに振るとドロップキック。

浜田は足をすくってタイガーを倒すと文子にタッチ。ダブルのレッグブリーカー(右写真)。文子さらにドロップキック。しかしタイガーはやはりお「女とは戦えない」と矢樹にタッチ。

矢樹ヒザ蹴り入れて文子をロープに振ると一本背負い、カバー(左写真)、カウント2。5分経過。

矢樹がキャメルクラッチに取ってタイガーを呼び込むがタイガーは文子を蹴ることはせず、自分がキャメルクラッチに取って矢樹にドロップキック打たせる(右写真)。親父がカットに入ると矢樹は場外まで逃げる。

浜田がタイガーをキャメルクラッチに捕らえて文子顔面にドロップキック(左写真)。タイガーさすがに怒ったか文子の足を取って矢樹を呼び込みダブルのレッグブリーカーのお返し。

文子が矢樹をロープに振る、矢樹カサドーラで切り返す、カウントで文子返す、矢樹2で返すと背中を飛び越えるようにして腕十字(右写真)。

文子持ち上げようとするが上がらない(左写真)。矢樹三角絞めにスイッチ、文子今度こそ持ち上げるが矢樹は着地してスクールボーイ、カウントは入らず。

矢樹コーナーに。文子追うが矢樹は突き落としてミサイルキック(右写真)、カウント2。矢樹ロープに振る、文子はカウンターでスピンキック、バックドロップ、矢樹はバック宙で着地して逆に投げっ放しジャーマン。

場外に逃げた文子に矢樹プランチャ(左写真。テッドが邪魔だ。)タイガーと浜田がリングイン。タイガーロープに振ってショルダースルー、浜田着地するがそこにタイガーハイキック。

タイガーツームストーンドライバー(右写真)タイガーコーナーに。文子がエプロンから足を引っ張るが、タイガーは蹴散らしてダイビングボディアタック、カウント2。

タイガーは浜田をコーナーに詰めてハイキック、浜田をコーナーに上げるがタイガーが上ると文子が落とす。浜田はこの助けを受けてスイングDDT(左写真)、カウントは2。

浜田バックドロップ、タイガー着地。タイガーロープに飛んでラリアット、浜田一本背負いで切り返す。浜田ラリアットでタイガー場外。浜田トペに行こうとするが文子がこれを制して自分がラ・ケブラーダ(右写真)。

矢樹がコーナーに上って浜田にダイビングボディアタック、浜田キャッチしてスラム、そこにエプロンまで戻ってきた文子がスワンダイブ式ボディプレス。浜田はタイガーにプランチャ。文子パワーボム、矢樹抵抗して体勢崩れる(左写真)。

しかし文子は強引に持ち上げると旋回式のライガーボム。そこからこんな形に決める(右写真)と矢樹ギブアップ。

文子(10分51秒 ラ・アヤキータ2000)矢樹
※浜田親娘決勝進出。

決勝とかその他の試合には興味がないのでDDTの北沢に向かう。



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