埼玉プロレス旗揚げ第ロク戦・4/29大田区民プラザ



恒例の「館内の注意事項」(右写真)。今日のネタは会社法121条と民法868条。

飛田あいさつ(左写真「悲しいお知らせがあります。SPWCアリーナことここ体育室がどこぞの団体だか床にヒビ入れちゃって改装工事とか、もうプロレス団体には貸さないってことになっちゃって・・・(えぇーーー)泣きたいのはオレだよ!これからどこでやりゃあいいんだ?てなわけで大田区ラストということで、全選手は燃えないかもしれませんが私は魂焦がしてやりたいと思います。」


第1試合 ザ・カラテ・デビル vs ザ・カラテ・デビル上司

妙に礼儀正しいカラテ・デビル。

こちらが上司。

上司が下段蹴りで先手を取る(右写真)。「野村克也なんかより『理想の上司』に挙げたい!」との賞賛の声があがる。試合が進むと畳がズレるので、両者勝負を中断してリング調整。

しかしカラテ・デビルもヒザ蹴り(左写真)、上段蹴りで上司からダウンを奪う。実力主義の導入という奴か。上司はダウンから立ち上がると猛反撃、逆にデビルからダウンを取る。

上司の後ろ回し蹴り(右写真)がヒット、しかしデビルも上段蹴り、ヒザ蹴りでまた上司をダウンさせる。カウントは6。

上司は立ち上がると下段蹴り連発から上段蹴りを決めてバックに回るとスリーパー、そのままグラウンドで絞め上げて(左写真)タップを奪う。

上司(4分24秒 スリーパーホールド)デビル


第2試合 大作 vs ザおそろしゴリラ

なんか大作がDDT時代よりよりナチュラルつうかワイルドな感じになっていた(右写真)。

こっちはもっとワイルドに。

大作ローキック(左写真)、ミドルキック打ち込む。ゴリラは体当たりで大作を吹っ飛ばす。大作ダウン、カウント8。ゴリラはラリアット連打でまたダウン奪う。

大作ミドル、ハイ(左写真)のコンビネーション。

卍に決める(右写真)がゴリラは難なく力で外す。大作が立ち上がったところにゴリラ体当たり。

ゴリラ背中にパンチを連打して大作がうつぶせになるとバックマントでさらにパンチ打ち込む(左写真)。大作ダウン、カウント5。

ゴリラブレーンクロー(右写真)、大作なんとか足を場外に出してエスケープ。ゴリラ背中にパンチ入れてまたクロー、大作はローキックでこれをブレークするとミドル、ヒザ蹴り。

しかしゴリラは体当たりで倒しエルボードロップ、ヒッププレス(左写真)、カウント2。

ゴリラ体当たり狙う、大作カウンターでトラースキック入れる(右写真)と延髄蹴り、浴びせ蹴りからキャプチュード、片エビで押さえ込んで3カウント。

大作(5分7秒 片エビ固め)ゴリラ

判定に不服なゴリラはひと暴れして帰って行く。


ここで休憩。これまた長い。


第3試合 ジ・オクトパスエイト vs Onnaニセ森谷

後半戦もリングアナをやろうとしたブロディ安藤をブレーメン大島が急襲(左写真)、久々に埼玉のリングアナに復帰。

オクトパスエイトは背中にタコ型のピコピコハンマーを隠して入場。

「Onnaニセ森谷」というから誰かと思ったらこの人!(左写真。ちなみに宮崎有妃ですよ。)。ちなみに革ジャンもTシャツも森谷さんから借りたもよう。

オクトパスエイトはピコピコハンマーで先制攻撃、ニセ森谷かわす(右写真)が、ダッキングしたところを上からぶたれる。怒ったニセ森谷はオクトパスエイトを追い回す。

オクトパスエイトは観客席に逃げ込むが、すっかり溶け込んでしまってどこにいるか全くわからない(左写真)。

ニセ森谷はリング内に引きずり込むとヘッドバット連打からサンダーファイヤーパワーボム狙う。が、上がらない(右写真)。

ニセ森谷バック取る、オクトパスエイト急所蹴り。オクトパスエイト腕を取る、ニセ森谷切り返してDDOに(左写真2連発)。

今度はサンダーファイヤーパワーボムをきれいに決めて(右写真)3カウント。

Onnaニセ森谷(2分50秒 エビ固め)オクトパスエイト

Onnaニセ森谷さんマイク(左写真)。ファンがリングに駆け寄って畳を叩く。「お前らよく聞け!お前らよく聞け!ニセモノにはな、ニセモノの意地があるんじゃぁ!」

これだけやれば満点。


第4試合 サバイバル飛田 vs ボーキサイト・ミディアム

飛田が先に入場、ボーキサイト・ミディアムの入場を待つ。

そして入ってきたボーキサイト・ミディアム(右写真)。手が一斗缶になってるようだ。

ずんずんリングに近づくボーキサイト・ミディアム。声は一切発しない。

しかし何なんだろう?>スリップ剤。

ファイティングポーズで威嚇する飛田だが、ミディアムの方に戦う意思はない。飛田、イスを出して座り、リアルゴールドを飲み始める。

しかし飛田が飲み終えた缶をリングに無造作にポイ捨てした(右写真)瞬間・・・・ミディアムは肩を怒りに震わせて飛田に襲い掛かった!

手の一斗缶で飛田の頭を打ち据えるミディアム(左写真)。飛田ダウン。カウントは8まで進む。

飛田がダウンしている間、両手の一斗缶をぶつけるミディアム(右写真)。

飛田が立ち上がるとミディアムはまた一斗缶で連打(左写真)。飛田ダウンを重ねる、

ミディアムの猛攻、一斗缶が飛田の顔面を直撃(右写真)。

今度はボディに(左写真)。飛田は観客席に倒れこむ。

飛田は畳を持ち上げて反撃開始(右写真)。ミディアムの一斗缶を両方とも打ち落とす。

飛田はブレーンバスターから必殺の首4の字固め(左写真)。しかしミディアムは場内からの「アキカン」コールを受けてこの首4の字を外す!5分経過。

飛田は次々に畳を持ち上げるとミディアムに投げつけ、押し付ける(右写真)。

ついにミディアムを畳で埋めてしまうと上から押さえ込む。レフェリー森谷さんがカウント3つ叩く。

飛田(5分52秒 体固め)ミディアム

畳を取り除くと力なく横たわるミディアム。

飛田マイク(右写真)。「とりあえず、回収されれば資源になるから。こいつの怒りが一斗缶を通してオレの脳みそにガンガン伝わってきたよ。みんなもゴミは分別してから出してくれ。気の利いたことは言えないが、これで年内最終戦・・・かもしれないので早めに、よいお年を!」

闘いの後(左写真)。一斗缶は一個230円で即売されていた。


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