レッスル夢ファクトリーYF:21
2/6ベイサイドクラブヘブン大会



二瓶組のチラシには「貯木場前」バス停下車すぐ、とあったが、実際はバス停から海方向に5分ほど。やっぱわかりにくいねえ。>ベイサイドクラブヘブン

今日の試合の組み合わせは藤崎と加藤の「カードゲーム」にて決定。まず加藤が6枚のNMCカードをテーブルに並べ、藤崎がYF:21の一人一人に対する対戦相手カードをひく形で(左写真)。この結果TARO−ザ・マッドネスG.O.D.、ファラオン−死神、コスモ−加藤、海坊主−ゴーストボクサー、ロゼッタ−怨霊、藤崎−デビラッツが決定。

加藤に付いて来たデビラッツ、なぜか渡辺美乃里リングアナにデビラッツマスクをかぶせようとする(右写真)。美乃里ちゃん「何するんですか!」と断固拒否。カードが決まった後、試合順は藤崎が一人で決定、自らは第1試合に。


第1試合 藤崎忠優(YF:21) vs 吸血鼠魔女デビラッツ(NMC)

デビラッツラリアット連発(左写真)、藤崎3発目をキャッチするがデビラッツは急所蹴りで逃げる。藤崎四つんばい状態で威嚇。デビラッツも四つんばいで睨み返すが藤崎の迫力に負けて場外に逃げる。藤崎追うが、場外に出ると死神が加勢をする。

リングに戻しデビラッツはエルボー。藤崎はヘッドバットで反撃(右写真)。デビラッツかなり痛そうだが耐えて倒れない。デビラッツラリアット、藤崎かわしてバックドロップ。

ほとんどグロッギー状態のデビラッツに藤崎は最近のフィニッシャー、グラウンドヘッドロックでデビラッツをギブアップさせる(左写真)。

藤崎(2分35秒 グラウンドヘッドロック)デビラッツ
※YF:211勝。


第2試合 荒くれ海坊主(YF:21) vs ゴーストボクサー(NMC)

海坊主タックル、ゴーストボクサー上からパンチ入れるが海坊主は強引に倒して十字に(右写真)、ゴーストボクサーロープ。海坊主タックルに行く、ゴーストボクサー下がってロープをつかむ。これが何度も続き海坊主は「逃げてばっかりじゃないか!」とレフェリーに抗議。海坊主ボディにヒザ、ミドルキック連打。ゴーストボクサーダウン、8でようやく立ち上がる。アバラでも痛めたんだろうか?海坊主バックドロップから十字、ゴーストボクサーロープ。ゴーストボクサーボディ、顔面にパンチ、海坊主ダウン。カウント5で立つ。海坊主ゴーストボクサーの脇腹にキック連打。ゴーストボクサーダウン、カウント8まで進む。5分経過。

海坊主のキックをキャッチしてゴーストボクサーパンチ連打。海坊主はパンチかわしてラリアット。ゴーストボクサーパンチ連打(左写真)。海坊主はゴーストボクサーの脇腹にパンチ、ゴーストボクサー崩れ落ちる。さらにストンピング。海坊主はゴートボクサーの足と首をたたんで締め上げる、ゴーストボクサーロープ。海坊主はさらに脇腹にストンピング、掌底。バックドロップから十字に行くがゴーストボクサーロープ。

海坊主さらに脇腹へ攻撃を加え、前のめりになったところで腕を取ってワキ固め(右写真)、ゴーストボクサーロープ。ゴーストボクサー立ち上がるとパンチ連打、海坊主ダウンするがカウント4で立ち上がる。

海坊主はゴーストボクサーを捕らえるとフロントスープレックス(左写真)から十字。

ゴーストボクサーは上体を起こすと上からパンチ振り下ろす(右写真)。10分経過。海坊主場外で間を取ろうとするが、ゴーストボクサーは観客席まで追い回す。ステージの観客席でマウントパンチを出すゴーストボクサーだが、海坊主は固いフロアにボディスラム。しかしカウント20までにはリングに戻れず、両者リングアウト。

海坊主(12分50秒 両者リングアウト)ゴーストボクサー
※YF:211勝1分。

まあ、最近珍しくなった「両者リングアウト」だが、あそこまでやると納得せざるを得ない。海坊主は「あいつ立ってこれねえじゃねえか!」と「場外KO」を主張していたが。


第3試合 神仮面ファラオン(YF:21) vs 死神(NMC)

なかなか両者組もうとしない。死神は例によって高く手を差し上げてファラオンを誘う(左写真)が、ファラオンはそれを嫌ってバックを取る。死神切り返す。ファラオン再度切り返す、死神は体を沈めてエビに、カウント2。死神バック取る。ファラオンワキ固めに。さらにバックの取り合いからブレーク。

死神はファラオンに握手求める。ファラオンはこれを信用せずキック。さらに逆水平(右写真)。死神はこれに対して脳天唐竹割りで反撃。ファラオンはブレーンバスター、死神すぐに起き上がると首投げからショルダークロー、ファラオンロープ。ファラオン足を取って倒す。死神はまたショルダークロー、ファラオン場外まで逃げる。死神は鉄柱、イスでファラオンの腕を攻撃。5分経過。

両者リング復帰。ファラオンパンチ、死神キック入れてコーナーに振る。ファラオンはトラースキックで返す。ファラオンコーナーに振ってスプラッシュ、すぐさまブレーンバスターで投げ、コーナーからフライングラリアット、カウント2。ファラオンSTFに取る(左写真)。途中から足を外してスリーパーで締め上げるが死神はロープ。

ファラオンロープに振ってパワースラム、足をたたんでサソリ固めに持っていくが死神は下からブレーンクロー(右写真)、そのまま場外にぶん投げる。場外のファラオンに死神はエプロンからダブルアックスハンドル落とし鉄柱攻撃。リングに戻して椰子の実割り3連発。カバーはカウント2。

死神はネックハンギングでファラオンを持ち上げ、コーナーに座らせると下からドロップキック(左写真)、ファラオンエプロンに転落。10分経過。

死神はブレーンクローでエプロンからファラオンを引っ張り込むとそのまま顔面潰し裏投げに(右写真)、カウントは2。

死神はボディスラムからブロディばりの助走付きニードロップ、ファラオンかわしてこれは自爆。ファラオンロープに振ってパワースラム(左写真)、コーナーに振って串刺しニールキック、足を抱え込んでの変形バックドロップ、投げっ放しジャーマンと猛攻。しかし死神はけいれんしながらカウント2で返す。

死神エプロンに出る。ファラオンはコーナーからダイビングラリアット、両者場外転落。死神は場外でブレーンクロー、ファラオンはそれを振り切り、コーナーポストを背に立った死神にファラオン・ゴッドラリアット2連発、カウント18でリングに復帰(右写真)し、辛くもリングアウト勝ちを拾う。

ファラオン(13分48秒 リングアウト)死神
※YF:212勝1分。

試合後、夜の部の二瓶組興行で死神と当たるザ☆モンゴルマンが死神を挑発、乱闘になるが藤崎と二瓶組長が押さえる。


第4試合 FM-TARO(YF:21) vs ザ・マッドネスG.O.D.(NMC)

ザ・マッドネスG.O.D.はこんな感じ(左写真)。体型とマスクから出てる金髪でたいていの人には誰かわかったようだが。

TAROはゴングを待たずにドロップキックで先制(右写真)、トラースキックで場外に落とすとラ・ケブラーダ。鉄柱攻撃を加えてリングに戻す。さらにコーナーに振って串刺しドロップキック、首投げからエルボードロップ、サマーソルトドロップ2発(2発目スワンダイブ)からカバー、カウント2。

TARO「てめーは誰だ!」と叫んでマスクに手を掛ける。レフェリーの制止も聞かない。しかしコーナーに詰めてパンチを打とうとしたところを投げ飛ばされ、さらにチョークスラムで叩き付けられる(左写真)。マッドネスはモンゴリアンチョップ、バックドロップで叩き付け、自らマスクを取る。当然その正体は矢口壹琅。

矢口はTAROをステージの観客席に投げ込み、イスで埋める。さらにイスの上へブレーンバスター(右写真)。リングに戻して顔面パンチ連発。コーナーに詰めて「テンリュー!」と叫ぶと逆水平、グーパンチの連打。5分経過。

矢口コーナーに振って串刺しジーザスボンバー、もう一度コーナーに振る。TAROがフラフラと戻ってくるところにジーザスボンバー、カウント2。ブレーンバスター(左写真)からカバー、これも2。矢口ロープに振ってニールキック、TAROかわしてドロップキックで反撃。

TAROはフライングクロスアタック、スイートチンミュージック、ギロチンドロップからボディスラムで寝せてムーンサルトプレス(右写真)、カウント2。

TAROラリアット、矢口かわしてエースクラッシャー(左写真)。

ロープに振ってジーザスボンバー(右写真)、カウントは矢口が1で止めて引き起こす。

ロープに振ってニールキック、DDT(左写真)、しかしカバーはまた1で起こす。10分経過。

そしてサンダーファイヤーパワーボム(右写真)、これは押え込みに入った矢口だが、TAROは2で返す。

矢口はTAROをコーナーに乗せるとハルマゲドン(左写真)でとどめ。

マッドネス(11分17秒 体固め)TARO
※YF:212勝1敗1分。


第5試合 仮面天使ロゼッタ(YF:21) vs 怨霊(NMC)

怨霊、今日はいつものズタボロコスチュームではなく「私服」風装い(右写真)。

一方のロゼッタ、怨霊の真意を量りかねている様子。

試合前のボディチェック、怨霊は胸ポケットにロゼッタフィギュアを入れていたが、バロン田村レフェリーに取り上げられる(右写真)。

まずは握手を求める怨霊(左写真)。ロゼッタおっかなびっくりだが手を差し出す。怨霊は手の甲にキス。しかし前にやってたそのスキをついてドロップキック、はなし。静かに試合がスタート。

怨霊すぐに腕を取る(右写真)。ロゼッタ切り返してハンマーロック。怨霊さらに切り返す。

怨霊ロープに振る。ロゼッタカウンターの攻撃をかわして逆さ押さえ込み(左写真)、カウント2。

怨霊バックを取る、ロゼッタはカサドーラで丸め込む(右写真)、これも2。ロゼッタ怨霊の足を払って丸め込む。カウントは怨霊がレフェリーの手を止めて2どまり。怨霊は一旦場外に出て、息を整えてからリングに戻る。

怨霊ロープに振ってフライングエルボー(左写真)。怨霊ロープに振ってドロップキックに行く、ロゼッタかわしてコルバタ。

ロゼッタタックルからスクールボーイで転がして腕を取る。WARスペシャルのような体勢(右写真)からサーフボードストレッチ、ステップオーバーアームストレッチと移行するが怨霊はハネ飛ばす。ロゼッタが場外に逃げようとすると死神が引きずり落とし、デビラッツがストンピングを打つが怨霊は「手を出すな」と制止してロゼッタをリングに戻す。5分経過。

怨霊は変形の三角絞め風にロゼッタを捕らえる。ロゼッタロープエスケープ。怨霊パンチ連打からボディスラム。カバーはロゼッタがブリッジでブレーク。怨霊がサイドバスター狙う、ロゼッタこれをコルバタに切り返す。ロゼッタジャーマン、カウント2。トップロープからミサイルキック(左写真)、これも2。

ロゼッタ2発目を狙ってコーナーに上がる。怨霊は雪崩式フランケンシュタイナー(右写真)、ロゼッタ頭強打。

怨霊クラッチ(左写真)、これはロゼッタ2でクリア。

怨霊ドライバー、一発目はうまく脱出するが、ロープワークからの2発目(右写真)はきれいに決まってしまい、3カウント。

怨霊(8分6秒 怨霊ドライバー)ロゼッタ
※NMC2勝2敗1分。

怨霊が死神、デビラッツの制止を振り切ってロゼッタに手を伸ばす。ロゼッタはそれに応えようとするがまたも親父・ファラオンが邪魔をする(左写真)。

そこにフレイア乱入、鈴のついた凶器(?)で怨霊をメッタ打ち(右写真)。今日はMAKOTOはいないが、この行動は何を意味する?単にMAKOTOの敵として怨霊を敵視するのかそれとも仮面天使を誘惑する行為が許せないのか?


第6試合 コスモ☆ソルジャー(YF:21) vs 加藤茂郎(NMC)

コスモがコール時にエルボースマッシュで先制、ロープに振ってドロップキック(左写真)、加藤は場外転落。コスモ即座にプランチャ。

リングに戻してエルボースマッシュ、ブレーンバスター、そしてジャーマン(右写真)、カウント2。コスモボディスラムからコーナーに上ってダイビングセントーン、カウントは2。コスモテキサスクローバー風に足を固めに行くが加藤はロープエスケープ。コスモバック取る、加藤急所蹴り狙うがコスモはかわしてチキンウィングフェースロック、加藤急所蹴りで脱出。

加藤低空ドロップキックから8の字固め狙うがコスモは食わない。加藤はしつこく足殺しに出る。加藤スピニングトーホールド、コスモ下から十字に。加藤はエビに丸めるが、コスモは切り返して足を固めると変形のテキサスクローバーホールドに(左写真)。加藤ロープ。5分経過。

コスモ裏投げ。2発目は加藤ブロックして大外刈りで切り返す。加藤チョン蹴りの後予告してブレーンバスターに行くがコスモは着地するとエースクラッシャー(右写真)、カウント2。

コスモボディスラムからダイビングエルボー(左写真)、カウント2。コスモがスワンダイブ技狙ってロープに飛び乗る、加藤はロープ目掛けてドロップキック、コスモリングに転落。バックの取り合いから加藤カチ上げエルボー、コスモは2発目をかわして逆さ押さえ込みからエビ固め、カウント2。

コスモウラカン・ラナ、これも2。コスモのエルボーかわして加藤はラリアット。加藤マンハッタンドロップ3連発(右写真)。ロープに振ってアレックス・スミルノフのようなハイキック、足で踏みつけてカバー、カウントは2。

加藤今度こそ、の予告付き垂直落下ブレーンバスター(左写真)からダイビングエルボードロップ、これで3カウント。

加藤(9分13秒 体固め)コスモ
※NMC3勝2敗1分。NMCが6vs6シングル決戦に勝利し、2/26のタッグトーナメントの組み合わせ権を獲得。

勝ち誇るNMCの面々。加藤「俺達が夢ファク変えていくよ。」矢口も祝福(右写真)。「おめでとう、カトちゃん。ん?なんで三浦がいねーんだ?何?クビ?そうか。NMC・・・・ナイトメア・・・いい名前じゃねーか。しかし顔は藤崎の方が『ナイトメア』じゃねーか?悪夢だもんな。俺はその点『ナイトメア』じゃない。世の女性に『いい夢見せてもらった』と言われるからな。そういった意味で今度ロゼッタとやらせろ。」加藤「善処します。」
最後は「1、2、3、愛だーっ!」



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