夢ファク2/26板橋大会(夜の部)



試合開始前の売店では昼の入場式で使われたタスキが1本1000円で売られていた。しかしなぜかロゼッタの以外。


第1試合 夢タッグトーナメント準決勝
神仮面ファラオン&コスモ☆ソルジャー vs 荒くれ海坊主&FM-TARO

先発はファラオンvs海坊主。ヘッドロックからタックル合戦、ファラオンボディスラム、海坊主は足を取って倒し十字に。ファラオン足首を取ってブロック。アキレス腱固めに。海坊主ロープエスケープから場外に出て間を取る。ファラオンはロープ越しのプランチャを打つが海坊主かわす。場外でキック連打。リングに戻してTAROにタッチ。TAROストンピング、エルボースマッシュ。ファラオンはチョップで返す。TAROロープに振ってドロップキック、距離を取ってトラースキックからエルボードロップ。突進は逆にファラオンがショルダータックルで弾き飛ばす。ファラオンコーナーに連れ帰ってコスモにタッチ。コスモエルボー、ボディスラムからダイビングエルボードロップ、ダイビングセントーン、カウント2。ダイビングフットスタンプ2発。5分経過。コスモチョップ入れてコーナーに振り串刺しニーアタック、TAROかわしてかわづ落とし。首投げで寝せてサマーソルトドロップ、反対側のエプロンに出てスワン式でもう一発。海坊主にタッチ。海坊主はローキック連打からバックドロップ、コスモは後方に着地して低空ドロップキック。海坊主足を取らせて延髄蹴りに行くがコスモかわす。しかしコスモのエルボードロップも自爆。海坊主さらにキック、コスモ再度足を捕まえて足一本背負い、ファラオンにタッチ。ファラオンストンピング、ボディスラム。海坊主立ち上がってローキックからバックドロップ。カウントは1。海坊主モンゴリアンチョップ、ファラオンもチョップで返す。海坊主は地獄突きからスリーパー、レフェリーはチョークと判断してブレークを命じる。ファラオン立ち上がってチョップ、海坊主はエルボーで返す。ファラオンドロップキック、海坊主は延髄蹴り、TAROにタッチ。TAROボディスラムからローリングセントーン、ブレーンバスターはファラオンが逆に投げる。ファラオンバックドロップ、TAROの体が一回転。コスモ入り、ファラオンのサイドバスターとコスモのリバースDDTの合体技を見せる。コスモジャーマン、2カウント。ロープワークからコスモはTAROを場外に落としてトペコン、リングに戻すとファラオンがパワースラム(右写真)。

ファラオンさらにサンダーファイヤーパワーボム、カットに入った海坊主にもサンダーファイヤーパワーボム(左写真)。TAROトラースキック打つが、ファラオンはコスモに捕まえさせてラリアット、TAROかわしてコスモに誤爆。TARO再度トラースキック。

TAROコーナー下までファラオンを引きずってムーンサルトプレス(右写真)。同時に海坊主もコスモにムーンサルトプレス。ファラオンに合体パワーボムからTAROエレクトリックスタープレス、しかし寸前でファラオンかわす。

TAROが立ち上がって突っ込んできたところにファラオンはラリアット(左写真)、これでカウント3。

ファラオン(13分16秒 ポーズ付き体固め)TARO
※ファラオン&コスモ組、決勝進出。

「予想外」と言っては失礼だが好勝負だった。


第2試合 夢タッグトーナメント準決勝
藤崎忠優&仮面天使ロゼッタ vs 加藤茂郎&怨霊

怨霊は正装モード(右写真)。

ロゼッタのコールと同時に白い紙テープが飛ぶ(左写真)。怨霊は試合前の握手をロゼッタと交わそうとするが藤崎が邪魔をする。怨霊怒って(?)藤崎にドロップキック、場外に落としてイス攻撃。

その間加藤はロゼッタを捕らえて逆エビ固め(右写真)、リリースしてストンピング浴びせる。加藤はシューズをロゼッタの顔面にこすりつけたりロープに固定したりしていじめまくる。ロゼッタ悲鳴。加藤エルボースタッブ、ストンピングからハイアングルのボディスラム打って怨霊にタッチ。

怨霊はロゼッタを捕まえている加藤の手を放させて「クリーンに」スタート。ロゼッタが先に腕を取るが、怨霊切り返して逆にアームロック(左写真)。怨霊ロープに振る、ロゼッタコルバタ、怨霊場外転落。ロゼッタが覗き込むがまたリング下に姿を消す怨霊。

出て来た時にはロゼッタの「タスキ」をくわえていた(右写真)。売ってないと思ったら怨霊が持ってっちゃったのね。ロゼッタ困り果てた声で「レフェリー〜」。加藤もさすがに「お前何やってんだよ?」しかしロゼッタは怨霊のスキを突いてスクールボーイで丸め込む、カウント2。怨霊バック取る、ロゼッタカサドーラから丸め込む、これも2。足をすくってカバー、これも2。藤崎にタッチ。怨霊はロープに振ってフライングエルボー、カバー、カウント2。5分経過。

藤崎パンチ、怨霊はサミングからドロップキック、ニースタンプ入れる。藤崎がヘッドロックに捕らえるとかみつきで脱出、加藤にタッチ。加藤はボディにキック入れネックロックから回転式ネックブリーカー。しかしチョップ合戦は藤崎が制す。藤崎サイドスープレックス(左写真)からカバー、カウント2。加藤は立ち上がると低空ドロップキック。さらに足にストンピング。ここから足殺しオンパレードかと思いきや立たせてショルダーネックブリーカードロップ。

藤崎ラリアットで反撃、2発目でカバー、怨霊がカット。怨霊入ってキック、首投げから「梅干し」(両の拳でこめかみグリグリ)。レフェリーが止めるとスリーパーに。加藤にタッチ。加藤はドリルアホールパイルドライバー(右写真)、カバーはロゼッタがカット。加藤もう一発、またもロゼッタがカット。10分経過。

藤崎ロープに振る、加藤ショルダータックルを浴びせロープに飛ぶ。藤崎カウンターのラリアット。藤崎ヘッドバット、バックドロップ(左写真)から四つんばいヘッドバット、カウント2。

藤崎はロゼッタにタッチしてから加藤にバックドロップ、それをロゼッタがジャックナイフで丸め込むがカウントは2。怨霊が藤崎を場外に落としてスワン式トペ・コン・ヒーロ(右写真)。ロゼッタは加藤にロゼッタエンジェルキックからカバー、カウント2。加藤立ち上がってラリアット。

怨霊が場外でのスリーパーで藤崎を足止めする間に加藤はまたも垂直落下式ブレーンバスター(左写真)で3カウント、2試合続けてこの技で天使殺し。

加藤(12分39秒 片エビ固め)ロゼッタ
※加藤&怨霊組、決勝進出。

第3試合 仮面天使フレイア&MAKOTO vs 海賊魔人バイキング&吸血鼠魔女デビラッツ

バイキングは試合前のボディチェックでのレフェリー・バロン田村とのやりとりで笑いを取る。いいキャラだ(素顔の時より)。

先発はフレイアとデビラッツ。ちょっとだけ背の高いフレイアが手四つに行こうとすると(左写真)デビラッツはコーナーに上ってそれに対抗。んー、それはやりすぎかな。デビラッツすぐにコーナーを降り、フレイアを捕らえてロープで顔面こすり。フレイアロープに振る。エプロンからMAKOTOがデビラッツを捕まえてフレイアがドロップキック。フレイアロープに振ってもう一度ドロップキック、デビラッツかわしてバイキングにタッチ。フレイアもMAKOTOにタッチ。バイキングロープに詰めてエルボー。力比べから腕をひねり上げるバイキング。MAKOTOは切り返してマスクに手を掛ける。バイキング「とれちゃうとれちゃう!」ロックアップからMAKOTOヘッドロック、バイキングはサミングで返す。キャメルクラッチからMAKOTOの鼻に手を掛けるバイキング。一部観客「とれちゃうとれちゃう!」MAKOTOキック連打してフレイアにタッチ。

ダブルで振ってクローズライン、フレイアストンピングからキャメルクラッチに。その顔面目掛けてMAKOTOがドロップキック、フレイアがカバー、カウント2。フレイアタックル、さすがに動じないバイキング。フレイアコルバタ、なんとか成功。5分経過。デビラッツとMAKOTOにタッチ。デビラッツチョップ打ち込むが効かないと見るや「やめた!」と叫んでコーナーに帰ろうとする。MAKOTOはしっぽを引っ張って戻す。デビラッツ仕方なくラリアット、これも効かない。急所攻撃はさんでもう一発、これはヒット。バイキング入ってMAKOTOを羽交い締め、デビラッツが急所蹴り狙うがMAKOTOがかわしてバイキングに誤爆。フレイアとMAKOTOはダブルでデビラッツを振ってキック、フレイアがフェースクラッシャー(右写真)。

フレイアロープに振る、デビラッツ切り返してラリアット、フレイアかわしてフライングネックブリーカードロップ、カウント2。フレイアバックを取る、デビラッツはエルボーでブレーク、フレイアロープに飛ぶ、デビラッツカウンターのラリアット。ボディスラムを打ってフレイアの腕を取るとコーナーに上る。お、ロープ渡り!(左写真)。しかし途中まで歩いたところで止まり、バイキングに「早く、早く!」とせかす。なにをするのかと思ったら、

バイキングは反対側のコーナーからMAKOTOの腕を取ってエプロン渡り(右写真)。ま、ただ歩いてるだけなんだが。デビラッツは渡り終わるとフレイアをホイップ、カバー、カウント2。バイキングにタッチ。バイキング、フレイアにフライングソーセージ狙うがフレイアこれはかわす。コーナーに引っ張って来てダイビングフットスタンプ。MAKOTOにタッチ、MAKOTOもフットスタンプ。エプロンに出てスワン式ニールキック、カウントは2。

デビラッツが入る。MAKOTOはデビラッツを抱え上げてバイキングの首にデビラッツの足を掛ける。そしてデビラッツを投げるとデビラッツによるコルバタの形に。MAKOTOがバイキングをカバー、デビラッツがエルボードロップでカット、MAKOTOがかわしてバキングに誤爆。フレイアがデビラッツを場外に出し、MAKOTOはバイキングをラ・マヒストラルで丸め込み3カウント。

MAKOTO(9分4秒 ラ・マヒストラル)バイキング

これはこういうテイストの試合ということで合格点。


第4試合 死神&ゴーストボクサー vs アステカ&KAZE

先発は死神とKAZE。体格のぜんぜん違う両者がまずはグラウンドの勝負(右写真)。速さに勝るKAZEだが死神はまったくいいところを取らせない。力比べ、もちろん死神が圧倒。KAZEタックルでようやく倒すが死神切り返す。死神「よくやった」とばかりに観客に拍手を要請するがこれは完封した余裕だろうな。死神ボクサーにタッチ。KAZEもアステカにタッチ。

ボクサーパンチ連打、アステカモロにくらってしまい場外にエスケープ。アステカリングに戻るとタックルで倒す、ボクサーロープ。ボクサー立ち上がるとまたパンチ連打。アステカコーナーに下がる。KAZEがタッチを買って出る。KAZEタックルで倒す、ボクサーは下からボディにパンチ(左写真)。両者立ち上がり、ボクサーパンチ、KAZEはこれをかいくぐってタックル、ボクサーロープ。KAZEはアステカにタッチ。

アステカはボクサーにキック連打(右写真)、ワキ固めに取るが死神がカット。アステカストンピング、エルボードロップ、サマーソルトドロップ。十字に取るがボクサーロープ。KAZEにタッチ。KAZEはボクサーの腕にエルボー。昼の部から痛め続けられてかなり痛そう。KAZEホイップしてアームロック、5分経過。

KAZEタックルで倒してマウントから十字、ボクサーロープ。アステカにタッチ。アステカキック、腕にエルボー。アームロックホイップからチキンウィングアームロック(左写真)。リリースしてストンピング、KAZEにタッチ。KAZEもアームロック、ボクサーパンチでブレーク、倒すとマウントパンチ。KAZEもマウント切り返して張り手から十字。ボクサーブレーク。両軍タッチ。

死神アステカにブレーンクロー(右写真)、KAZEがカットに入るとKAZEにもクロー。死神はKAZEを場外に放り出すと死神スープレックス、カウント2。

再度顔面潰し裏投げを狙うが(左写真)アステカはカサドーラから丸め込む、カウント2。

アステカとKAZE、ダブルで死神をロープに振るとドロップキックで場外に落とす。すかさずKAZEがプランチャに行く(右写真)が死神がキャッチ。アステカがトペでサポート。10分経過。

死神エプロンに戻る、突っ込んで来たアステカをターンバックルにぶつけコーナーに上る。アステカ下からパンチ打って雪崩式ブレーンバスター(左写真)。さらにアステカボム、カウント2。アステカはKAZEにタッチ、ボクサーにドロップキック浴びせて場外に落とす。

KAZE死神にドロップキック連打、飛びついてウラカン・ラナ、カウント2。ロープに飛んでクロスボディ、しかし死神はこれをブレーンクローでキャッチ、そのまま締め上げて(右写真)ギブアップ奪う。アステカは場外でボクサーに捕まり救出できず。

死神(11分31秒 ブレーンクロー)KAZE

アステカマイク「てめーら一人ずつやってやるよ!」

死神マイク「九州でも地獄の果てでも行ってやるよ。シングルマッチ、望むところだ。KAZE、お前顔じゃねーんだ。引っ込んでろ!」


第5試合 夢タッグトーナメント決勝戦
神仮面ファラオン&コスモ☆ソルジャー vs 加藤茂郎&怨霊

ファラオンとコスモが奇襲で先制、ファラオンが怨霊を場外に落とし、加藤をサイドバスターの体勢に。コスモが首を取ってリバースDDTの合体技。コスモエプロンに出てスワン式のエルボーアタック。コスモボディスラムからコーナーに上るが加藤蘇生して雪崩式ブレーンバスターに切って取る(左写真)。カウントは2。コスモニーリフトからネックロックに取る、加藤これを抱え上げるとマンハッタンドロップ。加藤ロープに詰めて逆水平、コスモも返す。加藤張り手、コスモ首を取ってインプラントDDT。コスモグラウンドのネックロック、加藤エビ固めに、カウント2。加藤巻き投げ、ロープに振ってドロップキック、怨霊にタッチ。

怨霊はコスモの脇腹にキック打ち込むと逆片エビ固め(右写真)。リリースして足にストンピング。ロープに振って低空ドロップキック。コスモがコーナーに逃げ帰ろうとするが怨霊と加藤はコスモの足を捕まえて逃がさない。加藤はローキック連打から足殺しに。怨霊にタッチ。怨霊パンチ、キック打ち込んでコスモを場外に放り出す。5分経過。

怨霊場外で強烈なイス攻撃、リングに戻す。コスモなんとかファラオンにタッチ。ロゼッタを巡る因縁の対決。ファラオンは怨霊をロープに振ってパワースラム、さらにバックドロップ、カウント2。ファラオンスリーパーに捕らえると怨霊をぶん回す(左写真)。カバー、カウント2。ファラオンがコーナーに上る。怨霊雪崩式フランケン、ファラオン肩からマットに突っ込む。かなりヤバい落ち方。怨霊コーナーにうずくまるファラオンにドロップキックで追撃、ファラオン立ち上がることができない。怨霊さらにストンピング、コスモが無理矢理タッチしてリングイン。

コスモは怨霊に裏投げ2発、カバーはカウント2。コスモはテイオーロックに捕らえる(右写真)。しかし軽量の悲しさか怨霊に簡単に立ち上がられる。コスモ逆さ押さえ込み、カウント2。怨霊はコスモをコーナーに連れ帰り加藤にタッチ。加藤はエルボースマッシュ(カチ上げ式)連打。カバー、カウント2。10分経過。

加藤ロープに振って低空ドロップキックから足8の字固め(左写真)。決勝までこの技を温存していたのか?ファラオンが肩を押さえながらカットに入る。加藤は放さない。怨霊がコスモにギロチン、ファラオンの執拗なキックでようやくブレーク。コスモ場外で間を取ってリングに戻る。加藤シュミット式バックブリーカーから押え込む、カウント2。怨霊にタッチ。コスモもファラオンにタッチ。

ファラオンは肩を押さえたままキック連打、ロープに振って痛めてない方の腕でゴッドラリアット2連発(右写真)、一発打つごとに自分にダメージ。それでも渾身の力で押え込む、加藤がカット。ファラオンはコスモにタッチ。コスモダイビングフットスタンプ。ノーザンライトスープレックスは2カウント。

ファラオンがまた痛みを耐えてラリアット、怨霊場外転落。そこにコスモがロープの間をくぐってから回転する「正調」トペ・コン・ヒーロ(左写真)。しかし加藤がコスモを捕らえて鉄柱攻撃。一旦加藤がコスモをリングに戻す。再度場外に連れ出す加藤、怨霊がスワン式トペコン、コスモかわして加藤に誤爆。

コスモリングに戻りトルニージョをヒットさせる(右写真)。加藤をリングに戻す。

ファラオンが加藤に体ごとぶち当たるファラオンゴッドラリアット、それを受けてコスモがバックを取るやタイガースープレックス(左写真)、カウント3!

コスモ(15分4秒 タイガースープレックスホールド)加藤
※ファラオン&コスモ組、タッグトーナメント優勝。

ファラオン&コスモの優勝を全員で喜ぶ正規軍(右写真)。コスモもこれで2・6の雪辱を果たした形に。正直お父さんのがんばりには感動した。

ファラオンマイク。「怨霊!お前、娘のロゼッタとタッグが組みたいか!」

怨霊コックリうなづく。

「ならな、加藤とやって勝て!」

怨霊またうなづく(左写真)。加藤大慌て。

「それからな、Super J-Cup、1回戦勝って、両国に出ろ!そしたら認めてやる。OK?」

怨霊コクコクうなづく。

しかし怨霊、リングを降りるとコスモのマイクに「Thumbs down」のポーズ。

優勝トロフィーが週プロの石川カメラマンから渡され、そのまま記念撮影。しかしファラオン父さんは痛みに耐えかね記念撮影を早々に切り上げて走って控室に。大事でなければよいが。



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