ZIPANG 8/14板橋産文ホール大会



7時11分開始。まずは選手入場式(正規軍側のみ)。


そして「お待ちかねのこのコーナー」(こ〜へ〜)。ヘブン様がリングに。「前回来れなかった人のために、例によって、おさらい。」右写真

「地球外大暴れの巻」。左写真

「そして、ジャイアント・ヘブン。合流しました。HDCと合同合宿。」右写真

「しかしスイカ畑で行方不明。」

「見つかった時には変わり果てた姿に。左写真人間じゃなかったんだねえ。どうなるんでしょう?メイン、このジャイアント・ヘブンと『真夏のホタル大作戦』。わけわかんない足立と裏切り者の吉田君、ギャフンと言わせちゃうからね〜。」

「そして、"Who am I?"。今日は、国際インタビュー。」"Who am I?"が引きずられて入場。今日はさほど抵抗しない。が、相変わらずの不審な表情。「日本の感想なんか聞いてみましょうかね。」"Who am I?"は「Take me home.」
「快適だ、と。」

「好きな食べ物なんか聞いて見ましょうかね?ふぇばりっと・ふーど?」
「Do you know who I am? Who am I?」
「えー、寿司とか好きだと。」

そこに足立入場。



「おいヘブン、相変わらず長〜いわかんないことやってるけどさ、その外人のカバンからこんなもの落ちてきたんだよね。」

写真取り出す(左写真)。
「レスラーのかっこしてるぞ?CRISS CODYとか。」

HDC、あわてて"Who am I?"を控室に連れ戻す。"Who am I?"はアメリカ人レスラーだった?彼の記憶が戻る日は来るのか?


第1試合 佐野直&マスクド・ハルコン vs "Who am I?"&ジェット・フリーザー

ヘブン客席に向かって「イヤとは言ってないからさ、試合やるんだよ」小声でこっちだけに言ってどうする?

先発は佐野とフリーザー。ロックアップ、フリーザーコーナーに詰める。ブレーク。再度ロックアップ、フリーザーヘッドロック、佐野ロープに振る、フリーザータックル、その時佐野が出した大声に"Who am I?"おびえたのか座り込む。"Who am I?"が気になってリング上に集中できない〜。ロックアップ、フリーザー腕を取る、佐野切り返す、腕の取り合いから佐野がアームホイップ、フリーザーキック入れてコーナーに連れ帰る。

フリーザーに促された"Who am I?"は佐野にチョップを打ち込む。佐野はハルコンにタッチ。

"Who am I?"が出てくると佐野は「6メンタッグ!」と"Who am I?"を説得して仲間につけようとする。"Who am I?"言われるがままにファイティングポーズ取る(右写真)がすぐにフリーザーにコーナーに戻される。

フリーザーとハルコンが闘っていると"Who am I?"突然逃げ出す。ヘブンが売店前でウロウロしてる"Who am I?"を捕らえるが"Who am I?"は場外まで逃げていく。フリーザーも追う。最初は「こら!」と制止していたレフェリーのグレース恵だが「私も行った方がいいかしら?」と後を追う。こ〜へ〜リングアナ「選手が戻り次第試合を再開します。」。佐野とハルコンの2人はリング上で困惑(左写真)。

しばらくすると、なぜかヘブンマスクを着けた"Who am I?"が会場を通り過ぎて別の出口から出る。後を追うコンゴとタオルをかぶったヘブン。今度は別の入り口から、今度はコンゴのマスクを着けた"Who am I?"が出てくる(右写真)。産文ホールの構造はなかなか複雑なようだ。ヘブン追いかけてマスクだけ取って戻ってくる。"Who am I?"は?

しかたなく試合再開したフリーザーとハルコン。フリーザーはハルコンのマスクを破る(左写真)。5分経過。

佐野が入りフリーザーに首4の字。ハルコンは足4の字(右写真)。ハルコン仕返しとばかりにフリーザーのマスクに手を掛ける。しかし脱がすことはできず。"Who am I?"がエプロンに戻ってくる。フリーザー"Who am I?"にタッチ。

フリーザーは"Who am I?"に氷袋を使うように命じる。素直に氷袋を持ってリングに入る"Who am I?"。ハルコンが取り上げようとする(左写真)。ハルコン奪い取るが、この時勢いで"Who am I?"を氷袋で殴る。

佐野が入り、SA-NOスタナー2発からSA-NOスプラッシュ(右写真)、カウント3。

佐野(8分12秒 体固め)"Who am I?"

最後の佐野の猛攻で"Who am I?"が記憶を戻すかと思ったがそれはなし。


第2試合 エル・コンサドーレ vs GENTARO

「第2試合を前に。」とこ〜へ〜がマイク。「最近コンサドーレ選手、勝率が落ちてまして、はっきり言って落ち込んでます。そこで、彼の好物のバターピーナツを、特に若い女性にあげてもらって、元気付けようと思います。希望者の方!」あまり希望者が出ないのでこ〜へ〜無理矢理配る。言われたとおりにコンサドーレにバタピーをあげる女性客(左写真)。

しかしこの人たち、対戦相手のGENTAROにもバタピーあげる(右写真)。

リングを一周回ってバタピーをもらうコンサドーレ(左写真)。たまにノドつまらせる。

試合開始。しかしコンサドーレはコーナーに控えたり、グレースを相手にしたりとなかなか試合を始めない。このへんつぼ原人と芸風かぶるなあ。こっちの方がかわいいけど。GENTAROロープに詰めてチョップ、コンサドーレ控室に帰ろうとする。戻るとGENTAROストンピング、パンチ、腕を取る。首投げからスリーパー、カバー、カウント2。ボディスラムからカバー、これも2。GENTARO顔面にエルボードロップ。逆片エビ固めに取る(右写真)。ロープに近づいてもなぜかエスケープしないコンサドーレ。

GENTAROリリースしてストンピング、コーナーに振って串刺しエルボー。パンチ打って対角線コーナーに振るとコンサドーレはコーナートップに留まったまま動かない(左写真)。5分経過。

そこでGENTAROはピーナツ作戦に出る。ピーナツを一粒ずつまいて、下りて来させ(右写真)、リング中央まで来たところでストンピング。だまし討ちを食ったコンサドーレは人間不信に陥る。

両者のやりとりが長いので退屈してピーナツを食うグレース(左写真)。

GENTAROは首投げからネッククラッチに取ると頭の毛をむしる(右写真)。人間不信のコンサドーレはレフェリーからカメラマンから疑ってかかる。

犯人がGENTAROだと気づくと土下座させて説教(左写真)。

コンサドーレパンチ打ってロープに振るとフライングクロスアタック2連発。再度振ってドロップキック(右写真)。

コーナーに振って側転エルボー(左写真)、フェースクラッシャーからカバー、カウント2。

コーナーに振る、GENTARO切り返す、コンサドーレコーナーで待ち構えてキック、くちばし攻撃からスイングDDT(右写真)。さらにくちばし攻撃。10分経過。

コンサドーレフィッシャーマンズスープレックス(左写真)、カウント2。コーナーに振る、GENTARO切り返してかわづ落とし。GENTAROエプロンに出てスワンダイブプレス、カウント2。ダイビングエルボーからスウィートチン・ミュージックに行くがコンサドーレかわして肩車状態からウラカン・ラナ、カウント2。

コンサドーレヒッププレスwithVサインでコーナーに詰める。GENTARO大ダメージ。コンサドーレジャパニーズレッグロールクラッチ(右写真)、カウント2。コンサドーレがスウィートチン・ミュージック狙って足踏み開始、さあ蹴ろうと言うところに逆にGENTAROのスウィートチンが決まり、カウント3。

GENTARO(12分33秒 片エビ固め)コンサドーレ


第3試合 山下義也 vs コンゴ・ザ・ダークナイト

序盤、組み合わずにポーズ合戦を繰り返す両者。なんでここまで力が入ってるのか?ヘッドロックからタックル合戦、3発目コンゴがラリアット。山下場外に。コンゴ鉄柱にぶつけ、鉄柱を背にした山下にクローを仕掛けるがかわされて自分の腕を痛める。

しかしリングに戻るとクロー攻撃(右写真)。山下ブリッジでこらえるがコンゴは強引にクローに。すぐにチョークに。ブレークされるとショルダークロー。山下エルボーで脱出、さらにエルボー連打。コンゴは急所攻撃で逆転するとまたクロー。手に巻いたビニールテープはがして首絞めようとするがなかなかうまく行かず。5分経過。

今度急所攻撃、山下エルボー、キック、バックドロップ(左写真)、カウント2。山下エルボー、コンゴは山下の腹、頭にヘッドバット、ロープに振ってフライングラリアット、カウント2。コンゴショルダースルー、山下キックで返しネックブリーカードロップ。

山下ミサイルキック、ブレーンバスターでカウント2。しかしラリアットはコンゴかわしてノド輪落とし(右写真)、カウント2。もう一発ノド輪落とし。ターンバックルに頭をぶつけさらにノド輪落としに行こうとするが山下はワキ固めに切り返す。10分経過。

山下ボディスラムからコーナーに上る。コンゴ立ち上がってデッドリードライブ。ロープに振ってラリアット(左写真)。コーナーに振って串刺しラリアット。

ロープに振る、山下カウンターのトラースキック。山下カミカゼ、スイングDDTから回転エビ(右写真)、3カウント。

山下(11分52秒 回転エビ固め)コンゴ

山下マイク。「コンゴはとっても強かったです。(会場から「えー」の声)もっとやっていきたい相手です。とても他人とは思えません。

カード見たときはおおっと思ったが見たらつまんない試合だったなー。眠い眠い。よかったのは最後のマイクだけ。


第4試合 足立知也、吉田和則、アジアン・クーガー vs ヘブン、ジャイアント・ヘブン、地球外生命体

ヘブン入ってくると虫かご出す(左写真)。「真夏のホタル大作戦、この中に入っているのがお前らを苦しめる。」

「地球外生命体は進化した!半分だけ。」
「最近見せたタイタニック、えらく感動してました。」

そういうわけで「タイタニック〜愛のテーマ」で地球外生命体入場。肌色になった部分が「進化」したということか?

すっかりタイタニックにハマっている様子。

ヘブンとふれあい。

問題のジャイアントヘブン入場。「ゴジラ」のテーマが流れ、ヘブン様がホール入り口を指す。しかし大きすぎて入れない(左写真)。

ようやく入ってくる。スイカ畑で行方不明になった際にスイカと同化した?(右写真

あまりの大きさにみんなで支えないと直立不能。

と思ったら着脱可能だった。

本体の顔はこんな感じ。

先発はヘブンと吉田。吉田腕取る、ヘブン切り返して腕をロック。吉田ロープを利用し回転して外す。ヘブンネックロックからフルネルソン、さらにくるくる回って結局すくい投げ。吉田トラースキック。足立と地球外生命体にタッチ。地球外生命体、ポージングしまくる。ようやくロックアップ、フライングメイヤーからグラウンドヘッドロック、足立ヘッドシザーズで返す。クーガー「進化してる!気をつけろ!」おーい。手四つから力比べ、足立が押し込むがブリッジで返す(右写真)。

地球外生命体ドロップキックで足立を落とす。ロープに走るので飛ぶかと思うと急にヨロヨロ歩き出す(左写真)。

足立リングに戻る。地球外生命体弱々しいチョップ、足立キャッチしてロープ渡り(右写真)ホイップ。自らロープに飛んでブファドーラ(右写真)、カウント2。クーガーにタッチ。クーガーボディスラムからギロチン、カウント2。

クーガー首投げから首4の字、吉田と足立が入って両方の足にアキレス腱固め。するとジャイアント・ヘブンが入ってスイカダンスしながら3人を順に踏みつけてカット(左写真)。

ジャイアント・ヘブンはダメージを食らって動けない地球外生命体の足を引きずってコーナーに戻り(右写真)、タッチ。クーガーはジャイアント・ヘブンをロープに振るがジャイアント体当たりで吹っ飛ばす。ジャイアントはクーガーをコーナーに振ると体の一部のスイカをぶつける。クーガー大ダメージ。

クーガー「スイカ野郎!」と叫ぶと足をすくって倒し、エプロンからトペ・アトミコ。3人入ってタイコの乱れ打ち。ジャイアントは3人に次々にラリアット、3人をコーナーに振ってまとめてスプラッシュ(左写真)。5分経過。

場外エスケープした3人にジャイアントはエプロンからプランチャ(右写真)。ジャイアントはリングに戻るとヘブン、地球外生命体と3人でスイカダンス。ヘブン入る。クーガー戻る。クーガー首投げ、ヘブン着地してキック、クーガーエプロンに。突っ込んできたヘブンをトップロープスタナーからロープ越えギロチン。しかしスライディングキックはヘブンかわしクーガー転落。ヘブンリングに戻って場外のクーガーにトルニージョ。

足立とジャイアントが入る。足立ショルダータックル、ジャイアントには効かない。3発目ジャイアントはラリアットで返す(左写真)。逆水平打ち込む。ヘブンこれを見て「弱いのう。」さらに天龍ばりのグーパンチ、逆水平の乱れ打ち。ヘブン「ブザマじゃのう。」10分経過。

ジャイアントはコーナーに振ってスプラッシュ。2度目は足立コーナー上で倒立(右写真)。ジャイアントがロープを揺らすが動じない。寄って行くとヘッドシザーズホイップ。ジャイアント場外転落。

足立はジャイアントにラ・ケブラーダ(左写真)。これを皮切りにヘブンがトペ、吉田が三角飛びプランチャ。

地球外生命体は宇宙人プランチャ(右写真)、クーガーはトップロープノータッチトペコン。吉田と地球外生命体がリングイン。吉田ブレーンバスターからスリーパーに取る。

吉田に赤い光が当たる。見るとヘブン、コンゴが「ホタル」を駆使している(左写真)。

大ダメージを負った吉田(右写真)。足立、クーガー抗議するがいずれもホタルの前にダウン。ヘブン入る。首投げ、顔面ふみつけから垂直落下ブレーンバスター。ちょっと体勢揺らぐ。あぶねーなぁ。ターンバックルにぶつけ、逆水平3連打。コーナーに振って突進、吉田かわしてエプロンに出るとスワンダイブミサイルキック、足立にタッチ。15分経過。

ヘブンタックル、足立リープフロッグでかわして人工衛星ヘッドシザーズで落とす。足立飛ぶ構えを見せるがヘブン逃げる。クーガーとジャイアント入る。クーガードロップキック、吉田を呼び込んでダブルのクローズライン、ジャイアントかわして2人にラリアット、クーガーと吉田かわしてダブルのDDT。ジャイアントは地球外生命体にタッチ。地球外生命体パイルドライバー、カウント2。ヘブン入って合体パワーボム(左写真)、カウント2。


ヘブンは「お見舞いしちゃうよ」と予告してのヘブンズ・ストーム(右写真)。カバーは足立がカット。

ヘブンとジャイアント、2人で「チェックメイトだ!」と叫んでダブルのSTO?(左写真)カバーはカウント2。ジャイアントが吉田をロープに振ってニールキック、フィッシャーマンバスター、カバーは足立がカット。地球外生命体にタッチ。

地球外生命体バックを取る、吉田ロープブレーク。吉田トップロープに飛び乗ると反転ドロップキック。コーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー(右写真)。ヘブンがカット。吉田スイングDDT、ジャイアントカット。足立が入ってムーンサルト、カウント2。コンサドーレドライバー、ヘブンがカット。20分経過。

吉田と足立が連係技やるがことごとく呼吸合わず。足立リバースカンパーナ(左写真)、そこにクーガーがギロチン。吉田がヘブンを場外に落とす。足立はジャイアントにドロップキック。

クーガーが地球外生命体に串刺しニールキックからクロスアームスープレックス(右写真)、これで3カウント。

クーガー(20分58秒 クロスアームスープレックスホールド)地球外生命体

地球外生命体、完全にグロッギー(左写真)。ヘブン「かわいい地球外になんてことするんだ!こんな結末はありっこないっての。なんかキタナいことしてんじゃないかな?いつものセリフ言っちゃうよ!やーっておしまい!」コンゴ、フリーザー、ジークらが入って乱闘。

クーガー「ヘブン、変なことばっかりやってるが、次のクルーザー級の挑戦者、お前を指名する!1vs1でやってやる!」

ヘブン紙袋持ってリング上に。「次の作戦。」紙出すが「9・1までお待ちください。ペコリ」右写真)。

足立「おいヘブン、これで締めか?」

ヘブン「実はあんだよ。次は、女性客多数動員を狙ってワンワンちゃん来るよ。しかもプードルちゃん来ます。」紙出す(左写真)。これは・・・・・凄い。「んじゃあとよろしく。あ、もいっちょ。次回また見てくださいねー、ジャンケン、ポイ!」チョキ出す。足立ついついパー出して負ける。
足立「何サザエさんみたいなことやってんだよ!つい出しちゃったじゃねーか!おいヘブン、クーガーがせっかくタイトルマッチやろうってのに次やんねーのか?お前がやらないなら俺が挑戦させてもらうぞ?とまあ、もう会場の時間が迫ってるから締めるぞ。次回9月1日、ここ板橋産文ホールで応援よろしくお願いします!俺は翔べない男じゃない、翔べる男だ!」

いやー、ジャイアント・ヘブンは期待の方向性とは違ったが、試合でちゃんと見せられる選手だったのでよかった。それにしてもプードル・・・・・・・。



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