大建工事主催興行100回記念大会 5/22後楽園ホール



チケットには6時半開場、7時開始となっていたが、実際は6時15分開場、選手入場式は6時50分から(試合はちょうど7時から)。大建工事「プロレス担当」の時津氏(元JWP)あいさつ、「大建工事はその名のとおり建設会社で数々のプロジェクトに携わっておりますが、会長がもとよりプロレスが好きで、買い興行の形でプロレス興行を主催して来ましたが、今回それが100回目となるということでプロレスの聖地である後楽園をお借りして興行をやろう、ということになりました。趣旨に賛同していただいた各団体、各選手にはこの場を借りて感謝を申し上げます。」


第1試合 死神 vs 渡辺宏志

渡辺は握手を拒否してドロップキックで先制。しかし死神は倒れず。

渡辺は死神の頭を四隅のターンバックルにぶつける(右写真)。死神笑う。死神突っ込む、渡辺かわしてカニばさみで倒すとラ・マヒストラル、カウント2。スクールボーイ、これも2。回転エビ、死神こらえる、渡辺目突きから丸め込む、カウント2。

死神場外に出て「目つぶしは反則だろう!」とアピール。間を取って戻る。死神パンチ、渡辺ニーリフト、ロープに振ってドロップキック、死神倒れず(左写真)。渡辺バックドロップからカバー、死神カウント1でハネ返すと笑う。渡辺キック、死神地獄突きで反撃。ボディスラムからまた地獄突き。渡辺ヘッドバット、死神地獄突きで倒す。

死神ココナツクラッシュ2発からエルボードロップ、カウント2。死神ロープに振ってビッグブーツ(右写真)。

死神ロープに振ってブレーンクロー、渡辺かわす。渡辺が帰ってきたところにまたクロー、渡辺かわす。しかし3度目でついに死神は渡辺を捕獲(左写真)。そのまま裏投げ。最後はノド輪落としでカウント3。

死神(4分16秒 体固め)渡辺


第2試合 矢樹広弓 vs カルロス天野

探り合いから手四つでスタート、天野がすぐにキック打ち込んでロープに振る、矢樹はパンチをかわしてスクールボーイ、天野つぶして逆にエビ固め、カウント2。矢樹回転エビ、天野が2で返したところにドロップキック。矢樹ロープに振る、天野切り返してパンチ、矢樹側転でかわしてホイップ。天野もアームホイップ。両者ブレーク。

ロックアップ(左写真)、矢樹下にもぐる、天野はストマッククローで動きを止める。

天野逆エビ固めから逆片エビ(右写真)。矢樹がロープに手を伸ばすが天野はリング中央まで引き戻してまた逆片エビ。矢樹ロープ。天野キャメルクラッチ、リリースして天野バック取る、矢樹切り返す、天野さらに切り返す、矢樹足取ってヒザ十字、天野起き上がって逆にヒザ十字、矢樹決めさせずにまたヒザ十字。ロープブレーク。しかしこの攻防が一切沸かない。関節技の、しかも極めさせない攻防というのはわかりにくいか?

天野ターンバックルにぶつけ、コーナーに押し込むと顔面ウォッシュ。天野対角線コーナーに振る、矢樹切り返す、天野コーナーに飛び乗って反転フライングラリアット、矢樹かわしてドロップキック。矢樹ロープに飛んで低空ドロップキック、天野かわしてロープに飛ぶとフライングラリアット(左写真)。

天野バックドロップ、矢樹着地。天野のパンチをかわすとコルバタ、天野場外転落。矢樹は場外で天野をひきずり回して(右写真)フェンス攻撃。天野もやり返す。5分経過。

天野が先にエプロンに戻るが矢樹引きずり落とす。天野怒る。矢樹逃げる(左写真)。リングの周りを一周して矢樹が先にリングに戻る。

天野ようやくエプロンに。矢樹が近づくと天野は頭上を飛び越えて回転エビ固め、カウント2。起き上がったところにドロップキック。天野ハーフハッチで投げてコーナーに上る。矢樹起き上がって雪崩式一本背負い(右写真)。

矢樹コーナーに上ってミサイルキック、再度コーナーに上ってダイビングプレス、天野足を突き立ててブロック。天野コーナーに上ってダイビングラリアット、カウント2。天野飛びつき十字固め(左写真)、矢樹ロープ。

矢樹起き上がると浴びせ蹴り、天野もすぐに立つとローリングエルボー、カウント2。天野ジャーマン(右写真)、カウント2。

矢樹強引にワキ固め(左写真)、天野ロープ。

矢樹ロープに振る、天野切り返す動きから矢樹に飛びついて首刈り式飛びつき腕十字(右写真)、矢樹ギブアップ。

天野(9分33秒 腕ひしぎ十字固め)矢樹


第3試合 GAMI&PIKA vs 大向美智子&バイオニックJ

VIPの先発は大向。RE:DRUGは例によってどちらも出ない。GAMIがしぶしぶリングイン、しかし何もせずにPIKAにタッチ。PIKA大向と対する。震えるPIKA。しかし気合を入れて立ち向かう。まさにロックアップ、という瞬間GAMIが後ろからメガホン攻撃(左写真)。ダブルでロープに振るが大向はGAMIにフライングネックブリーカードロップ。PIKAをロープに振ってパンチ、PIKAかわして足を踏む、PIKAホイップ、大向のパンチをキャッチするとロープ渡りからホイップ。

GAMIもロープ渡りに挑戦(右写真)。しかし巨体のJがロープにぶつかるとその振動であえなく転落。大向木刀を持ち出す。Jもヌンチャクを取り出す。ロープに振って大向はGAMIに木刀、JはPIKAにヌンチャク。大向はGAMIにXファクターからカバー、カウント2。Jにタッチ。Jはロープに振ってエルボー、アームストレッチに。GAMIは崩して裏アキレス腱固め、PIKAがドロップキック。GAMIはJの首をセカンドロープに固定してギロチンドロップ。PIKAが入ってボディスラム狙うがJを上げることできず。J逆にボディスラム、カウント2。大向にタッチ。大向追う、PIKA逃げる。大向捕まえてロープに振るとホイップから羽根折り十字固め、PIKAロープ。大向タイガースープレックスの体勢、PIKAブロック。5分経過。

大向ロープに振る、PIKAかわしてドロップキック、肩に飛び乗ってミステリオ・ラナ、カウント2。PIKAラ・マヒストラル3連発、いずれもカウント2。パイルドライバーの体勢に入るが大向あっさりリバースする。大向カカト落とし、カウント2。大向担ぎ上げる、PIKA丸め込んでカウント2、GAMIにタッチ。GAMIラリアット、大向キャッチして裏投げ、GAMIは目突き。大向バック取るとタイガースープレックス、カウント2。Jにタッチ。Jチョークスラム狙う、GAMIブロックしてチンクラッシャー。ストレッチボム狙うがJブロックして逆水平。変形のココナツクラッシュから逆水平、チョークスラムからカバー、カウント2。Jコーナーに上る。GAMI下から張り手打って雪崩式フランケン(左写真)、カウント2。

GAMIはPIKAにタッチ。PIKAコーナーに上ってミサイルキック。J起き上がってトラースキック、カウント2。Jロープに飛ぶ、GAMIエプロンからキック。GAMIが羽交い絞めしてPIKAがコーナーからミサイルキック、なぜかレフェリーのトミー蘭に誤爆。トミー場外転落。その間にGAMIはトラースキックからストレッチボム(右写真)、PIKAがコーナーからフロッグスプラッシュ、GAMIがカウント3つ入れるがもちろん無効。10分経過。

PIKAラリアット、GAMI後頭部からラリアット、PIKAもう一発ラリアット、ようやくJを倒す、カバーはカウント2。PIKAカサドーラ狙う、Jはフェースイレイザーに切り返す。J担ぎ上げる、GAMIメガホン攻撃でカット。Jはミラクルエクスタシー、カウント2。大向がGAMIを場外に落としPIKAにB3ボム(左写真)、コーナーからJがギロチンドロップ落とし3カウント。

J(11分17秒 体固め)PIKA


第4試合 日向あずみ、コマンド・ボリショイ、倉垣翼 vs 元気美佐恵、田村欣子、宮崎有妃

先発はコマンドと宮崎。手四つでスタートするが宮崎はすぐに手にかみつき、コーナーに飛び乗ってホイップ。宮崎顔面キック、マスクつかんでホイップ。コマンド地獄突き連発、日向を呼び込んでダブルでキック、カウント1。エルボースタッブから髪ホイップ、コーナーで踏みつけ(右写真)。フェースクラッシャーで叩きつけて倉垣にタッチ。倉垣ロープに振ってドロップキック2発。ロープに振る、宮崎コルバタで切り返し元気にタッチ。

手四つ、倉垣キック、元気には効かず。元気逆水平、ロープに詰めてさらに逆水平の連打からカンパーナ(左写真)、リリースしてエルボードロップ、カウント2。コーナーに振る、倉垣サルト・モルタルで元気の突進をかわすと串刺しドロップキック、腕をひねり上げて日向とタッチ。

日向ダブルアックスハンドル、腕取ってワキ固め(右写真)、元気ロープ。日向ストンピング、ロープに飛んでドロップキック、元気倒れず。蹴り合いは元気が制する。元気は日向をコーナーに連れて田村とタッチ。田村チョン蹴り連打、フライングメイヤーからグラウンドヘッドロック、日向ヘッドシザーズで返す。

田村は首を抜いてインディアンデスロック。田村上から張り手、日向も下から張り手打ち返す。両者立ち上がると激しいエルボー打ち合い(左写真)、髪のつかみ合い、日向ヘッドバット、これは効いた様子。日向ダブルアーム式バックブリーカー。日向ドロップキック、両軍タッチ。5分経過。

コマンドキック、元気受け流す。元気ロープに振る、コマンド飛びついてウラカン・ラナ、元気途中で止めて持ち上げる、コマンド後ろに反り返って再度ウラカン・ラナ、元気また持ち上げる。コマンドまたウラカンに、元気途中で止めて逆エビに。逆片エビに移行(右写真)、コマンドロープ。元気ロープに振って肩にかつぐ、コマンドライムライト、カウント2。元気は宮崎にタッチ。

宮崎キック連打、ロープに振る、コマンド切り返す、宮崎フライングネックブリーカードロップ、コマンドネックスプリングで起き上がる。口に手をやって驚く宮崎の表情がナイス。宮崎再度ネックブリーカードロップ、コマンドまた起き上がる。コマンドロープワークからアームホイップ、突進するが宮崎は風車式バックブリーカー、コーナーに振ってダブルニーアタック、ブレーンバスターホールド、カウント2。田村、元気入って串刺し3連発。宮崎ミサイルキック、田村に誤爆。JWPが田村を捕らえて逆に串刺し3連発(左写真)。

コマンド裏投げ、カウント2。ロープに振る、田村切り返してキック、コマンドキャッチして裏アキレス腱固め、田村ロープ。田村ビクトル投げ、コマンド立ち上がるが田村は下から崩してヒザ十字(右写真)、コマンドロープ。田村逆エビ固め狙う、コマンドブレークダンスのように背中で回転して三角絞めに。田村ロープ。コマンドは倉垣にタッチ。田村DDT、コーナーに振ってヒザ蹴り連打。10分経過。

田村エースクラッシャー、カウント2。ダブルリストアームサルトは倉垣ブロックしてバックを取る、しかし田村はまたエースクラッシャー。田村ロープに振る、倉垣切り返してバックドロップ。カナディアンバックブリーカーに担ぎ上げるが(左写真)宮崎がカット。ダブルでロープに振るが倉垣は2人まとめてクロスボディで押しつぶす。

倉垣コーナーに上る、田村は下からエルボー打ち込んで雪崩式ダブルリストアームサルト。リング上でもう一発ダブルリストアームサルト(右写真)、カウント2。元気にタッチ。

元気キック、倉垣チョップ、元気逆水平で返す。元気ビッグブーツ、コーナーに詰まった倉垣にもう一発ビッグブーツ(左写真)、カウント2。元気対角線コーナーに振る、倉垣サルト・モルタルで元気の後ろに回るとカニばさみからフブキ・ラナ、カウント2。残り4人が場外に出る。倉垣コーナーに上る、元気捕らえるが日向が引きずり落とす。コマンド掌底。

コマンド、日向、倉垣の3人がコーナー上。まずはコマンド、次に日向が後ろ向きダイビングフットスタンプで飛ぶ。そして倉垣がムーンサルトプレス(右写真)、宮崎がカット。倉垣は日向にタッチ。日向走り込んでニーアタック。田村入ってキック、元気とダブルでロープに振ると3D。宮崎ドロップキック、元気カバー、カウント2。15分経過。

元気ノド輪落とし、日向ブロックしてエルボー。日向バック取って投げっ放しジャーマン(左写真)。しかし元気すぐに立ち上がるとノド輪落とし、カウント2。日向もすぐに立ち上がるとジャンピングヒッププレス、コーナーに上ってミサイルキック、カウント2。

日向みちドラ狙う、上がらず。元気逆にGドライバー狙う、倉垣が未然にカット。日向ロープに飛ぶ、元気捕まえてバックドロップ(右写真)、カウント2。宮崎入る。日向の足を乗せて予告付きイーブンフローDDT。投げっ放しタイガースープレックス、カバーはコマンドがカット。

宮崎肩にかつぐ、日向着地してバック取る、そこに倉垣がミサイルキック。日向それを受けてロコモーションジャーマン、4連発。カウント2。日向コーナーに上って延髄ニー、宮崎かすと肩にかついでえびす落とし、カウント2。宮崎ムーンサルトプレス、日向かわす。コマンド掌底、日向クロスアームスープレックス(左写真)、元気と田村がカット。

日向みちドラ狙う、宮崎首固めに切り返す、カウント2。日向ロープに飛んでニーアタック、コーナーに上って延髄ニー(右写真)、カバーは田村がカット。

しかし最後はみちのくドライバー(左写真)、カウント3。

日向(19分5秒 片エビ固め)宮崎



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