JWP 8/20 東京キネマ倶楽部大会その2



第3試合 輝優優 vs 春山香代子

風格たっぷりの輝優優(右写真)。セコンドには元気美佐恵。この試合に春山が勝てば輝・元気の持つJWPタッグ王座に挑戦させる、ということだが?

輝がコールされる前に春山がドロップキックで先制、ガウンを着たままの輝に春山はストンピングの連打。髪をつかんでホイップ、またストンピング。ロープに振る。輝カウンターの張り手一発で形勢逆転(左写真)。春山場外エスケープ。体勢立て直してリングに戻る。

手四つからリスタート。力比べから輝キック。ドロップキック、DDTからネックロック。春山首を抜いて張り手。ストンピング、ドロップキックからカバー、カウント1。ボディスラム、ロープに飛んでドロップキック。再度ボディスラム、逆エビ固めから逆片エビ(右写真)。リリースしてストンピング。

春山バックドロップ狙うが輝はヘッドロックで締め上げてブロック。そのままターンバックルに顔面からぶつけ、足を取って逆エビ狙う。春山手を伸ばしてロープエスケープ。輝中央に引っ張ってアキレス腱固め(左写真)、さらに引っくり返して逆片エビ、春山ロープ。5分経過。

輝レッグロック、春山這ってロープに。輝キック、コーナーに振って串刺しニーアタック。春山張り手、フェースクラッシャー、輝エルボー、春山キック、輝キャッチして張り手。輝もう一発張り手かましてロープに振るとイナヅマ(右写真)2発、カウント2。

輝コーナーに振る、春山切り返すが輝はカウンターのキチンシンク。輝エルボー、春山もエルボーで返すが輝が打ち勝つ(左写真)。輝ロープに振ってラリアット、春山かわして体当たり。

春山コーナーに上ってミサイルキック、Xファクター風のフェースバスターからもう一度コーナーに上ってダイビングプレス、しかし輝は足を突き立てる。輝「回すぞ!」と叫んでブラックバスター(右写真)、カウント2。

輝三角絞め(左写真)。足がきっちり首に食い込んでいる。春山もがきながらもなんとかロープ。10分経過。

輝コーナーに上る、春山引きずり落とす。輝バック取ってジャーマン(右写真)、輝カサドーラ狙う?春山フェースイレイザーに切り返す。春山ミサイルキック2連発からダイビングプレス、今度は決まる。カウントは2。春山ヒザ蹴り2発からオレンジブロッサム、カウント2。

ボディスラム打ってコーナーに上る。輝立ち上がってエルボー、落下した春山に三角飛び延髄蹴り。輝ジャーマン、これも2。輝エルボー、春山ボルドーボム(左写真)、カウント2。

春山オレンジブロッサム(右写真)、カウント2。

春山もう一発狙う、輝ブロックして水面蹴りからラ・マヒストラル(左写真)、カウント2。輝垂直落下式ブレーンバスター狙う、春山ブロックしてオレンジブロッサム、これも2。15分経過。

春山アルゼンチンバックブリーカーから前方に落としてエビ固め、輝はその両手を取って腕ひしぎ三角固め(右写真)、春山の粘りに輝リリース。

しかし輝のエルボー2連発(左写真)で春山粉砕。

輝(16分28秒 体固め)春山

これで挑戦の話はなくなったか、と思いきや輝が「悔しいか春山!これが現実なんだよ。でも今日の頑張りを私は認める。だからタッグのベルトに挑戦させてあげよう。」と。これには驚いた元気がリングに上がり、ノーマイクで輝とモメる(右写真)。元気「勝ったら、ってことだったろ?勝手に決めんなよ!」しかし輝は「私の言うことを聞いて」の一点張り。
元気まだ小声で「決めんなよ・・・・。」

最強チームに不協和音?


メインの前に休憩、そして恒例?生CM。棒読みの選手たちに対し、巧い演技を見せたレフェリーの渡辺。生CMの主役に躍り出るか?


第4試合 日向あずみ&宮崎有妃 vs コマンド・ボリショイ&倉垣翼

先発日向と倉垣。手四つから力比べ、倉垣が押し込む(左写真)。日向ブリッジで返すとリストロックに。倉垣切り返してコーナーに振る、日向カウンターのキック。宮崎入ってダブルのクローズライン、倉垣かわして2人まとめてクロスボディで押しつぶす。日向と宮崎起き上がってロープに飛ぶ、コマンドがリング下から宮崎の足引っ張る。

日向は倉垣を捕らえて逆片エビ(右写真)、リリースしてストンピング。宮崎にタッチ。

宮崎ブレーンバスターホールド、カウント2。キャメルクラッチに取る(左写真)。リリースしてストンピング、コーナーに振る、倉垣切り返して側転エルボー、コマンドにタッチ。

コマンドはセカンドロープを利用してのタランチュラ(右写真)、リングに戻って逆片エビ。日向がエプロンから宮崎の手を引っ張ってエスケープさせる。5分経過。

コマンド卍固め(左写真)、宮崎ロープ。コマンドロープに振る、宮崎フライングネックブリーカードロップで返す。ロープに振ってもう一発、カウント2。宮崎は日向にタッチ。日向DDT、カバー、カウント1。

日向スリーパー、ボディシザーズからマウント取って十字に。コマンド上体起こしてエビ固め、サイドマウントからマウント取って十字、日向逃げようとするがコマンドは裏十字に捕らえる(右写真)、日向ロープ。この2人の攻防はいい。コマンド地獄突きからポーズ。倉垣入ってダブルのタックル。倉垣ボディスラム、カウント1。ブレーンバスター、カウント2。もう一発、日向首固めに、カウント2。日向ロープに振ってエルボー、バックドロップ打って宮崎にタッチ。

宮崎ドロップキック2連発、カウント2。首投げからステップオーバーレッグストレッチ(左写真)。足を放して首4の字。倉垣首を抜いてレッグロックからフェースロックに。宮崎ロープ。倉垣ストンピング連打、ロープに飛んでドロップキック2発、カウント2。倉垣ロープに振る、宮崎切り返してDDT2発。両軍タッチ。

コマンドと日向は互いの頭をターンバックルにぶつけ合う。コマンド対角線コーナーに振る、日向コーナーに飛び乗って反転ミサイルキック。日向ロープに飛んで顔面にキック。ロープワークからコマンド裏投げ。10分経過。日向もう一発顔面キック、コマンドキャッチして裏アキレス腱固め、日向立ち上がって足取り返す。コマンドも切り返すが最終的には日向がヒザ十字に。倉垣がカット(右写真)。

コマンドと倉垣はダブルでロープに振る、日向2人目掛けて開脚ドロップキック打つがコマンド&倉垣かわしてダブルのビクトル投げ(左写真)、宮崎がカット。

日向がコマンド、宮崎が倉垣にストレッチプラムの競演(右写真)。宮崎の日記によると宮崎は今日日向から教わったらしいが。

日向ダブルアーム式背骨折り狙う、コマンドブロック。日向バック取ってジャーマン(左写真)、宮崎にタッチ。日向がコマンドをロープに固定して宮崎が馬跳びアタック。サードロープに首を掛けて宮崎ギロチンドロップ。さらに日向と宮崎がリング下で左右に分かれて顔の両側からドロップキック。宮崎コーナーに上るとミサイルキック。

宮崎はコマンドをコーナーに上げると「行くでしかし!」と叫んで雪崩式フランケン狙うがコマンドは宮崎を場外に突き落とす(右写真)。コマンド飛ぶ。そこに日向がトペコンで飛ぶがコマンドかわして宮崎に誤爆。15分経過。

コマンド裏投げからセンセイ固めII(左写真)、日向がカット。

コマンドフィッシュストレッチスリーパー(右写真)。この技は追悼とかじゃなくて誰か常時使ってもよさそうなもんだがなあ。これも日向がカット。コマンドコーナーに上ってダイビングフットスタンプ、倉垣はダイビングヘッドバット、カウント2。

倉垣バックドロップ、宮崎後方に着地してジャーマン(左写真)、カウント2。宮崎エプロンに出てスワンダイブミサイルキック、日向もスワンダイブミサイルキックで続く。宮崎ロープに飛ぶ、コマンドがエプロンから捕まえてロープでスタナー、倉垣はラリアット、カウント2。倉垣バックドロップ狙う、宮崎ブロック。倉垣ロープに振る、宮崎ウラカン・ラナ、カウント2。

倉垣バックドロップ、ボディスラムからコーナーに上る、宮崎追いかけて雪崩式フランケン(右写真)、コマンドがカット。宮崎は日向にタッチ。

日向ロコモーションジャーマン、3発目に行くところコマンドが後ろから捕まえて日向にジャーマン。倉垣突っ込む、日向カウンターキックで動きを止めダブルアーム式背骨折り。ジャーマン、カウント2。日向コーナーに上る、倉垣追いかけて雪崩式バックドロップからムーンサルトプレス(左写真)、宮崎カット。2発目は日向かわす。

倉垣ヘッドバットからウィングクラッチホールド(右写真)、カウント2。倉垣カナディアンバックブリーカー、日向エビ固めに切り返す、カウント2。宮崎が手を着いた状態の倉垣の後頭部にスワンダイブストンピング(!?)。20分経過。

日向はコーナーに上ってミサイルキック、カウント2。日向クロスアームスープレックス、これも2。日向コーナーに上る、コマンド足をつかむが宮崎がコマンドを場外に連れ出す。日向延髄ニー(左写真)、カウント2。

最後はみちのくドライバーII(右写真)、日向が20分を超える熱戦に終止符。

日向(22分16秒 片エビ固め)倉垣

日向マイク。「8月31日の板橋産文ホール大会で春山とタッグタイトルに挑戦することになりました。今日春山は負けましたけど、私が必ず春山をタッグチャンピオンにします!」

面白かった。いつも同じこと書いてるけど、客が少なくても内容はいい。



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