全日本 6/8日本武道館大会



第5試合 スティーヴ・ウィリアムス&マイク・ロトンド vs 小島聡&ヒロ斉藤

武道館に入り席に着くと第5試合が始まったところ。ウィリアムスと斉藤が手四つから力比べ。最初は圧倒される斉藤だが(右写真)、大声援を受けて徐々に盛り返すとキック入れてリストロックに切り返す。さらにウィリアムスの両手をマットに着けて手踏み。斉藤チョップ、ウィリアムスパンチの構え、斉藤踏みとどまって小島にタッチ。小島とウィリアムスはチョップ合戦、ウィリアムス顔面パンチ、小島ダウン。ウィリアムスはロトン度にタッチ。ロトンドレッグロック、ステップオーバートーホールド。小島脱出。5分経過。

斉藤が入り、ロトンドのヒザにエルボースタッブ、ボディプレスからレッグロックに。ロトンドはボディシザーズに切り返すとダイヤル固め、カウント2。ウィリアムス入ってダブルのクローズライン、ウィリアムスがカバー、カウント2。ウィリアムススリーパー、斉藤チンクラッシャーで脱出。ウィリアムスはロトンドにタッチ。ロトンドかわづ落とし、カウント2。ロープに振ってスクラップバスター、小島カット。コーナーに振る、斉藤待ち構えてキック、小島にタッチ。小島エルボースマッシュ、スパインボム、コーナーに振っての串刺しラリアット2発から行っちゃうぞエルボードロップ(左写真)、さらにダイアモンドカッター。小島ロープに飛ぶ、ロトンドビッグブーツ。小島再度ロープに飛ぶ、ロトンド担ぎ上げてバックフリップ、ウィリアムスにタッチ。

ウィリアムスラリアット、小島は2発目をかわして投げっ放しジャーマン、斉藤が入ってセントーン2発、カウント2。しかしコーナーに上ってのダイビングセントーンはかわされ自爆。ウィリアムスとロトンドはダブルインパクト、ウィリアムスがカバー、斉藤は2で返す。ウィリアムスは斉藤をコーナーに振り、ロトンドと2人でパンチ。しかし斉藤は2人にチンクラッシャーで反撃。ウィリアムスは斉藤を捕まえてバックドロップの体勢、斉藤ブロック。ウィリアムスはドクターボムに、小島がカット、斉藤は後方に回ってスクールボーイ(右写真)、カウント2。

斉藤ラリアット、ウィリアムスかわしてバックドロップ(左写真)、カウント3。

ウィリアムス(11分37秒 片エビ固め)斉藤


第6試合 アジアタッグ新王者決定戦
垣原賢人&長井満也 vs 永田裕志&真壁伸也

この4人で「アジアタッグ」というのもね(右写真)。それにしても選手権宣言の日本スポーツ出版社社長・竹内宏介は力入りすぎ。先発は長井と真壁。真壁バック取る、長井切り返す、真壁腕を取ってひねり上げる、長井切り返す、真壁さらに切り返してグラウンドに持ち込んでスリーパー、長井切り返す。真壁ワキ固め、リリースしてストンピング。長井立ち上がってヒザ蹴り連打、垣原にタッチ。垣原は真壁をコーナーに投げつけて永田を呼び込む。真壁しぶしぶとタッチ。永田バックドロップの体勢、垣原は体をひねって押しつぶすとマウントパンチから十字、永田ロープ。垣原サッカーボールキック、永田場外エスケープ。

手四つで再開、永田フロントスープレックスからサッカーボールキック。垣原立ち上がってキックで応戦、蹴り合いに。永田ミドルキックをキャッチ、裏アキレス腱固めに(左写真)。永田ボディスラム、真壁がコーナーに上ってダイビングプレス。ボディスラムから逆片エビ、垣原エスケープ。垣原キック、ソバットで真壁の動きを止めて長井にタッチ。長井ヒザ蹴り連打、ボディスラムからカバー、カウント1。長井がぶる、真壁コーナーに押し込む。垣原入って長井と交互にミドルキック連打。垣原サソリ固め、真壁ロープ。5分経過。

長井入って腕にヒザ蹴り連打(右写真)するとワキ固めに。真壁ロープ。真壁エルボー、長井ヒザ蹴り連打、倒れた真壁の腕にギロチンドロップ。コーナーに詰めてさらにヒザ蹴り連打、対角線に振る、長井が突っ込むと真壁はカウンターのスピアー、永田にタッチ。

永田エクスプロイダーの体勢(左写真)、長井が入る。永田ビッグブーツで蹴り倒し、改めて垣原にエクスプロイダー。

敬礼ポーズをはさんでナガタロックに(右写真)。カットに入った長井には真壁がナガタロックII。垣原がロープエスケープ。

永田バック取る、垣原前方回転してヒザ十字(左写真)、長井も真壁にヒザ十字でカットを防ぐ。しかし永田ロープ。

永田と長井ローキックの打ち合い(右写真)。長井ミドルキック、2発目の軸足に永田ローキックを入れて長井を転がす。真壁にタッチ。長井をコーナーに振って永田がビッグブーツ、真壁はスピアー。

真壁ノーザンライトスープレックス、カウント2。続いてジャーマン狙うが逆に長井が投げっ放しジャーマン。長井チキンウィングフェースロック、永田キックを後頭部に入れてカット。真壁バック取ってジャーマン、ちょっと崩れ気味、グリップ放さずもう一発(左写真)、カウント2。

垣原入ってコーナーに振るとミドルキック、長井もミドルキック。垣原が抱えて長井キック?ダブルでコーナーに乗せてキン肉バスター(右写真)、永田カット。真壁エルボー、長井ヒザ蹴り連打でダウン取る。長井エプロンに出て、真壁が立ち上がるのを待ってスワンダイブ式の飛びヒザ蹴り、カウント3。

長井(12分40秒 片エビ固め)真壁
※垣原&長井組が新王者に。


第7試合 川田利明 vs 天山広吉

ロックアップ、すぐにブレーク。ロックアップ、天山ロープに詰めてチョップ、川田かわす。ロックアップ、川田バック取る、天山切り返す、川田腕を取ってバックキック(左写真)、天山こらえてモンゴリアンチョップ。天山張り手、川田エルボー、天山チョップ、川田ヘッドバット、自分が痛い。天山ヘッドバット、川田ダウン。

天山は上からチョップ打ち込んでチョーク攻撃、アームロック。コーナーに振ってヘッドバット、モンゴリアンチョップ(右写真)。川田ミドルキック連打、前かがみの天山の顔面にキック、さらにサッカーボールキック。川田がぶる、天山切り返して腕を取る。5分経過。

天山逆水平、キック、コーナーに詰めてブルドッギングヘッドロック、カウントは1。天山サミング、川田はエルボー、ロープに飛んでビッグブーツ。天山ヘッドバット、ボディスラムから倒れこみヘッドバット、川田転がってかわす。天山もう一発倒れこみヘッドバット、今度はヒット(左写真)、カウント2。天山コーナーに上げる。川田ヘッドバット、自分が痛い。天山雪崩式マウンテンボム、カウント2。天山はバファロースリーパー、川田は下から蹴ってブレーク。

天山モンゴリアンチョップで倒し、ムーンサルトプレス狙ってコーナーへ。川田転がって逃げる。天山一旦リングに戻り、対角線上のコーナー際に川田を首投げで寝せてもう一度コーナーに上る。川田立ち上がってバック取る、天山振り切る。天山体の向きを変えてモンゴリアンチョップ、ダイブするが川田はキックで迎撃。カバー、カウント2。コーナーに振ってビッグブーツ、ストレッチプラム(右写真)、締め上げた後カバー、カウント2。10分経過。

川田はバックスピンキックを後頭部に。パワーボム狙うがこれは天山がリバース。しかし川田はすぐに立ち上がってビッグブーツ。天山ヘッドバットで倒すと再度バファロースリーパー(左写真)。川田が動いて外す。両者立つ。天山ヘッドバット、川田はローキックからジャンピングハイキック、天山ブロックしてロープに飛ぶとフライングニールキック、カウント2。

天山はTTD(右写真)、コーナーに上ってムーンサルト、カウント2。天山パンチ、モンゴリアンチョップ。

川田はモンゴリアンチョップをブロックしてジャンピングハイキック(左写真)。川田バックドロップ、天山すぐに立ち上がる。川田ビッグブーツ。

天山立ち上がる。川田そこにジャンピングハイキック(右写真)。天山まだ起き上がってくる。川田ジャンピングハイキック、カウント2。

川田バックドロップの体勢、天山踏ん張る。川田カカト落としはさんでバックドロップ(左写真)、カウント3。

川田(15分10秒 片エビ固め)天山


第8試合 世界タッグ選手権
太陽ケア&ジョニー・スミス(王者組)vs 中西学&吉江豊(挑戦者組)

太陽ケアの入場テーマって盛り上がらんなあ。先発はそのケアと吉江。ロックアップ、すぐにブレーク。再度ロックアップ、吉江ヘッドロック、ケアロープに振る、吉江タックル。ロックアップ、吉江コーナーに詰めてパンチ、エルボースタッブ。吉江ボディスラム。ケア立ち上がってエルボー、逆水平。吉江チョップ、ケアエルボー、吉江バックハンドのパンチからブレーンバスター(右写真)、カウント2。吉江抱え上げてオクラホマスタンピード、中西にタッチ。

ケアが腕を取る、中西構わずボディスラム、ケア放さない。中西肩にかついで飛行機投げ、今度は外れる。中西ストンピング、逆水平。ケアはキックで対抗し高く抱え上げてのバックドロップ(左写真)、カウント2。スミスにタッチ。スミスフライングメイヤーからグラウンドヘッドロック。両者立ち上がる、スミス足を掛けてバックドロップはブロック。中西ロープに振る、スミスタックル、中西が逆に吹っ飛ばす。中西は吉江にタッチ。吉江首投げからギロチンドロップ、スリーパー。スミス切り返す。5分経過。

スミスはしつこい腕攻めに。吉江は足をすくって脱出、エルボー落としてレッグロックに。中西入ってダブルの股裂き、足にストンピング連打してからマフラーホールド(右写真)。ケアがカット。吉江入ってスミスの足をサードロープに固定、ヒップドロップ落とす。2発目狙ってロープに走る、スミス立ち上がって逃げる。吉江エルボー、スミスもエルボー、吉江バックハンドパンチで倒して踏みつけ。ボディスラム、中西にタッチ。中西スリーパー、ヘッドロックに。スミスロープ。中西逆水平、スミスエルボー、中西ブレーンクロー。外してボディスラム連発、3発目スミスは背後に着地してジャーマン、カウント2。ケアにタッチ。ケアコーナーに振って串刺しニーアタック。ロープワークからニールキック、カウント2。ロープに飛ぶ、中西すくい投げ、ケア切り返して飛びつきDDT、カウント2。10分経過。

ケアボディスラム、コーナーに上ってリバーススプラッシュ、中西ヒザを立てる。ケアが立ち上がったところにスピアー(左写真)、スミス入る、こっちにもスピアー。スミスをアルゼンチンバックブリーカーにかついでケアに投げつける、2人まとめてカバー、カウント2。すべてにおいて力任せだなあ。吉江入る。中西は吉江をアルゼンチンバックブリーカーに抱え上げてケアとスミスに投げつける。カバーはカウント2。

吉江バックドロップ、ケア着地してキック、吉江バックハンドパンチ、ケアキック、吉江キャッチ、ケアその足を軸に顔面にハイキック。スミスにタッチ。スミスミサイルキック、ヘッドスプリングで立ち上がるとラリアット、エルボー、カウント2。吉江バックハンドパンチ、スミスかわしてチキンウィングフェースロックからチキンウィングアームロック(右写真)、中西カット。

スミスのエルボーからケアがノーザンライトスープレックス、ケアコーナーに上ってダイビングプレス、スミスがダイビングエルボーからカバー、中西がカット。ケアにタッチ。ケアは吉江の足を取って逆片エビ。スミスがリング下から回りこんで中西を押さえる(左写真)。ケアはSTFに、吉江ロープ。ケアエルボー、カウント2。ロープに振る、吉江返してテーズプレス?ほとんど飛んでないけど。カウントは2。15分経過。

吉江投げっ放しジャーマンからキャメルクラッチ、スミスカットに入るが吉江放さない。中西がスミスを後ろから捕まえてアルゼンチン、ケアがロープ。吉江ドミネイター狙う、ケア着地してキック、吉江キャッチしてこまたすくい式ライガーボム(右写真)。バック取ってジャーマン、カウント2。

エルボーの打ち合い、吉江バックハンドパンチ、ロープに走る、ケアウラカン・ラナ、カウント2。ケアハイキック、バックスピンキック。これが後頭部にヒット、吉江もんどり打って倒れる。中西がカットに入るが低空ドロップキック、スミス入って押さえる。ケアはハワイアンスマッシャー(左写真)、カウント3。

ケア(18分14秒 片エビ固め)吉江
※王者組防衛。

これはちと、対抗戦としても、世界タッグ戦としても、全日武道館のセミとしてもヴォルテージ低すぎた。


第9試合 三冠ヘビー級選手権試合
天龍源一郎(王者)vs 武藤敬司(挑戦者)

天龍がコールされる瞬間、武藤がドロップキックで先制。そのままゴング。武藤さらに低空ドロップキックからドラゴンスクリュー狙う、天龍ブロックして逆に武藤の足を取る、武藤はもう片方の足で天龍の顔面にヒザ蹴り(右写真)、武藤はムーンサルト狙って?コーナーに上る。天龍場外エスケープ。武藤はコーナーから観客を見渡してポーズ。今日は6日と違って最初から観客を視野に入れての試合。

天龍戻る。ロックアップ、武藤がバック取る、天龍は腕を固めてねじ伏せる。武藤立ち上がる、天龍ホイップしてアームロックプラスヘッドシザーズ。武藤はまたヒザ蹴り入れてブレーク。ロックアップ、武藤ヘッドロック、首投げからフラッシングエルボー。再度首投げからスリーパー(左写真)。ヘッドロックにスイッチ、天龍バックドロップ。天龍ロープに振ってラリアット、武藤は前転でかわしてドロップキック。5分経過。

武藤は天龍をコーナーに詰めてパンチ、対角線コーナーに振って側転エルボー、天龍は武藤の後頭部にビッグブーツ(右写真)。延髄蹴りからカバー、カウント1で武藤返す。天龍早くもパワーボム、カウント2。天龍顔面にチョン蹴り、逆水平。武藤あびせ蹴り、天龍場外エスケープ。武藤すかさずプランチャ、これも意図してかどうかヒザが天龍の頭に。

武藤先にリングに。天龍がエプロンに戻るとドロップキック2発、天龍こらえる。武藤ブレーンバスター狙う、天龍踏ん張る。武藤再度トライ、天龍逆に武藤を場外に投げ捨てる(左写真)。天龍リングを走るとトペ。10分経過。

天龍が先にエプロンに上がる。武藤は下から足を取るとドラゴンスクリュー(右写真)。武藤エプロンからリング下の天龍に低空ドロップキック。天龍をリングに戻す。武藤はコーナーに上がる。武藤はミサイルキックを天龍のヒザに。セカンドコーナーからもう一発。

武藤は低空ドロップキック、ドラゴンスクリューから4の字に(左写真)。天龍ロープ。武藤は天龍のヒザにドロップキック連打、天龍は顔面パンチで返し、逆に低空ドロップキック。15分経過。

武藤も低空ドロップキック打ち返す、天龍もう一発低空ドロップキック。天龍は武藤の足を取ってドラゴンスクリュー(右写真)。

天龍4の字(左写真)、武藤が両肩をマットに着けて苦しんでいると和田京平はカウント取る。アメリカ流だ。武藤ロープエスケープ。

武藤低空ドロップキック、天龍スカして足を取るとテキサスクローバーホールド(右写真)、体勢崩れる。

天龍パンチ、コーナーに上げてスパイダージャーマン(左写真)からダイビングエルボー、カウント2。

天龍逆水平チョップ連打、ロープに走る、武藤はフランケンシュタイナー(右写真)からシャイニングウィザード。

しかし天龍は立ち上がるとノーザンライトボム(左写真)、カウント2。20分経過。

天龍は武藤をコーナーに上げてパンチ、チョップから雪崩式フランケン(右写真)、カウント2。

天龍再度ノーザンライトボムの体勢、武藤は抱え上げられた状態で天龍の頭にヒザ、体勢を崩す。天龍立ち上がってチョップ、武藤はオーバーヘッドキック(左写真)。

武藤シャイニングウィザード2連発(右写真。撮りにくいね、この技は)カバー、カウント2で天龍返す。

現在のフィニッシャーを返された武藤はしかしシュミット流バックブリーカーからコーナーへ。会場盛り上がる。ムーンサルトプレス(左写真)、カウント3。

武藤(23分24秒 体固め)天龍
※武藤、。新王者に。

武藤はベルトを受け取るとキス。マットに置いてもう一度ベルトにキス(右写真)。これやってハマるのも武藤くらいだろうなあ。

3本のベルトを腰と肩に巻いてポーズ(左写真)。特にコメントなく引き上げる。

セミがちょっと弱かったがセミ前とメインが最高の内容。ちなみに6日も今日も客席設置方法に違いはあるもののほぼ満員でした。



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