大日本 12/2横浜アリーナ大会その3



第8試合 関本大介炎の7番勝負第5戦
関本大介 vs 大谷晋二郎

ステージで例の「火祭り刀」でポーズを取る大谷(右写真)。

李日韓を火祭り刀で威嚇する大谷(左写真)。ああ素晴らしい。
大谷がドロップキックで先制。しかし関本バック取るとジャーマン(右写真)、着地失敗?関本さらにラリアット、大谷場外エスケープ。

大谷リングに戻る。関本コーナーに詰めて逆水平、崩れ落ちた大谷に顔面ウォッシュ(左写真)。さらに逆水平、大谷立ち上がると強烈な張り手、ストンピング。キャメルクラッチに取って鼻に指突っ込む。

大谷首4の字に移行、関本首を抜いてアンクルロックに切り返す(右写真)。さらに逆片エビに。大谷の公約?の5分が経過。

関本足にストンピング、大谷立ち上がると張り手、関本ダウン。大谷しつこく張り手、そして本家顔面ウォッシュ(左写真)。ヒザ蹴り、立たせてから顔面キック。関本耐える。大谷もう一発顔面キック。

大谷フルネルソン、関本ブレークしてラリアット(右写真)。関本コーナーに振って串刺しエルボー、串刺しラリアット。

関本カナディアンバックブリーカー(左写真)からアルゼンチンバックブリーカー、放り投げる。関本ストンピング、距離を取って突進、大谷カウンターのニールキック。10分経過。

大谷投げっぱなしジャーマンから逆片エビ(右写真)、関本ロープ。大谷エプロンに出てスワンダイブミサイルキック、関本かわしてトルネードクラッチ、カウント2。

関本ジャーマン、大谷をコーナーに上げて自分も上る。大谷突き落とす。3度落とされながらも関本4回目で雪崩式ブレーンバスター(左写真)。

関本ジャーマン(右写真)、カウント2。コーナーに振ってスピアー、これは大谷かわす。

大谷ローリングソバット(左写真)。

ふらふら立ち上がる関本の後頭部にスワンダイブミサイルキック(右写真)。パワーボム、これは2で返す。15分経過。

大谷ロープに振ってソバット、関本かわしてドラゴンスープレックス(左写真)、カウント2。両者ダウン。

関本立ち上がってエルボー、大谷顔面キック3連発からドラゴンスープレックス、そしてコブラホールド(右写真)。必死に耐えた関本だが、伸ばした手ががくっと落ちたのを見て李日韓がストップ。

大谷(17分9秒 レフェリーストップ)関本


第9試合 BJWデスマッチ・ヘビー級選手権試合
松永光弘(王者)vs ザンディグ(挑戦者)

7時から準備開始。この試合の形式はセットされたガラスのうち2枚には爆薬も仕掛けてあり、割れたら導線が接触して爆発。さらに試合開始2分と4分でアイテムが投入されるというもの。2種類か。ザンディグが言ってたのよりかなり少ないな。
なぜか王者の松永が先に入場。挑戦者を待つ。ザンディグのテーマ(Youth Gone Wildだっけ?)が延々と鳴り響くがザンディグ出てこない。敵前逃亡?突然ドクター水上が手で「×」を出しながら走ってくる。リングアナの説明によると「さっきの試合のダメージによりドクターストップ」だと。なーんじゃそりゃ、代わり出せよと思ったらCZWのテーマが流れる。

ステージにはよろよろしながらザンディグが(右写真)。これはちょっと「????」だなあ。意図不明。自分でこれがカッコいい(傷ついた正義の味方)とでも思ってんだろうか?

なんだかんだで試合開始。まだとまどってる松永にザンディグは元気に有刺鉄線バットを振り下ろす。ガラスに振る、松永ストップ、ザンディグラリアットで押し込んで一回目の爆発。開始2分で運び込まれたアイテムは画鋲。ザンディグラリアット連発。松永もW★ING式サソリ固めで応戦。

4分で運び込まれたアイテムは蛍光灯オブジェ(五芒星型)。ザンディグが取ってセットするが松永はザンディグを顔からオブジェに突っ込む(右写真)。松永サソリ固め、ザンディグ蛍光灯で一撃して脱出。松永は続いてW★ING式STF、ザンディグロープ。

ザンディグパワーボムで松永をガラスに叩き付ける。2度目の爆発(左写真)、しかし松永はカウント2で返す。

ザンディグは蛍光灯の上でパイルドライバー、葛西がカット(右写真)。ザンディグはスピニングラリアットで葛西を場外に叩き出す。

ザンディグは松永の顔面にホチキスで紙をはりつけ(左写真)それに火をつける。

最後は蛍光灯持ってのキャメルクラッチ(右写真)、松永ギブアップ。

ザンディグ(10分38秒 蛍光灯式キャメルクラッチ)松永
※ザンディグ王座奪取。

ザンディグがCZW勢をリングに呼び寄せる。最初は松永を囲んでバカにしてるようだった(左写真)が、突然ザンディグがファンに対してメッセージを。
「ダブルクロスという単語を生み出したのは俺達だ。そしてもうひとつ、BJWを作ったのも俺達だ。しかしもうCZWはこの国ではフィニッシュだ。撤退する。ファンに言いたいことは『アリガトゴザイマシタ』それだけだ。この会社ではやっていけない。リタイアした人間やクレイジーモンキーとやるのはもう飽きた。」
ついに噂されていた撤退を公言したか。10月のマイクは何だったんだろうねえ?この人のやることはすべてが計算と駆け引きっぽい。これに対し団体側のフォローはなし。松永が一言「ドクターもグルかよ?馬鹿野郎フザケんな。」と吐き捨てたのみ。

ファンとの最後の別れを延々と続けるCZW勢。でもどっかにまたパッケージで来るんじゃないの?


第10試合 山川竜司復帰戦・BJWタッグ&WEWハードコアタッグダブルタイトル10分エキシビション
山川竜司&金村キンタロー(WEW王者)vs MEN'Sテイオー&関本大介(BJW王者)

この試合のレフェリーは登坂統括部長。まずはテイオーと関本が入場。続いて金村が単独で入場(右写真)。

そして「Separate Ways」が流れ、山川のシルエットがステージに浮かび上がる(左写真)。

花道を歩く間、ずっと帽子を押さえてた山川(右写真)。

それはすでに入場時で涙を流していたから(左写真)。

リングに上がり、帽子をかぶり直す。

しばしの間があって発した言葉は「お前ら!待たせたな!」

コールを受け両手を広げる。

試合はテイオーと金村でスタート。しばしあって山川がリングイン。リストロックの応酬からテイオーがヘッドロック、山川ロープに振ってトラースキック(左写真)。

ロックアップ、山川キック、テイオーは関本にタッチ。関本逆水平(右写真)、山川の体が大きく揺れる。

山川ロープに振ってタックル(左写真)、やっぱり当たり弱いなあ。もう一度振ってラリアット、カウント2。金村が入る。エルボー打ってロープに飛ぶ、関本パワースラム、テイオーにタッチ。

テイオーと関本が金村にダブルのタックル(右写真)。コーナーに振って串刺しラリアット。金村ジャーマン、山川にタッチ。山川ラリアット、金村入ってトータルイリミネーション、カウント2。関本は山川にスピアー、テイオーにタッチ。

テイオーブレーンバスター(左写真)、カウント2。すかさずテイオーロック、金村がカット。関本が入る。山川リバースタイガードライバーから金村とダブルのパワーボム狙う、テイオーがカット。

関本ジャーマン(右写真)、カウント2。ファイト一発、カウント3。

関本(7分40秒 体固め)山川

テイオーマイク「山川、自分の足で立て!」山川が立ち上がると涙声で「山川、復帰おめでとう。」山川も泣く。

山川マイク「山川竜司、ここに復帰を宣言します!」
「もちろん僕一人の力でここまで来たわけではありません。ファンの皆さん、選手の皆さん、他団体の金ちゃんまで僕のために一生懸命にやってくれて・・・。いつもは目立たないフロント、スタッフのみんな、大日本を支える柱です。7周年をここで迎えられて本当にうれしいです。大日本も、ケンドー・ナガサキ、谷口裕一、いろいろいましたけど最初は地方興行ばっかりで、1列2列の中でやってきたんで本当に夢のようです。しかしここで満足するわけにはいきません。ファンの皆さんの応援がある限り一生懸命つっぱしゃって・・・・・・突っ走っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!ここは出発点の出発点です。」
最後はもちろん「見たいかー!」で締め。

終了は8時半。長ええ。メインを山川の試合にして結果正解だろうな。ザンディグのマイクじゃ終われないもん。逆にザンディグは自分の試合よりエキシビションが後に来てるのも気に入らなかったんだろうが。



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