DDT 1/16 北沢タウンホール大会その2



第4試合 25人参加ロイヤル・ランブル

まずは蛇界映像。ついにDDT映像部は蛇界にまで潜入したか。ポイズンの遺志を継いでがんばろう、と張り切る蛇影とヘビダーを制し、首だけになったポイズンが再び目を開け、復活(右写真)。「新たな力を手に入れた」と言うと体も復元。仙台は新しい体の試運転だったのか。

控室では三和社長がランブル出場者を集め「今日高木を倒した人間をKO-D無差別級王者に認定する」と宣言。

本家に先駆けること5日、DDTのロイヤル・ランブル最初の入場者はやっぱり高木(左写真)。今日は1分ごとに次の選手が入場、勝負はフォール、KO、ギブアップおよびオーバー・ザ・トップロープで決するという形式。

2番目の入場者はNaoshi Sano(右写真)。

高木はコーナーに上がってSanoを吊り上げる(左写真)とSanoギブアップ。高木さらに三四郎ダストも決める。

3番目の入場者は長瀬館長。館長キックで攻める。高木は足を取ると珍しいジャイアントスイング(右写真)。しかし高木自身も目を回す。

館長コーナーに詰めてキック、パンチ(左写真)。しかし4番目に誰が入るか気にしている間に手が止まりチャンスを逃す。4番目の入場者は菊澤光信。

菊澤握手を求める振りをして高木にチョップ、キック。「信じる者はだまされるんじゃー!」そんな元も子もない。高木をロープに振ってドロップキック。菊澤は館長と高木を落としにかかる(右写真)。高木こらえる。

5番目の入場は豚蝮。高木をコーナーに振ってブロンコバスター(左写真)。さらにリキシばりの(最近やってないけど)スティンキーフェイスも。

6番目の入場はみさえちゃん。菊澤に髪ホイップ3連発、3発目で菊澤はオーバー・ザ・トップロープ。菊澤退場。

高木が長瀬館長を踏みつける。なぜかみさえちゃんと豚蝮も一緒になって踏みつける(左写真)。7番目の入場は藤沢一生。開始から5分が経過。

藤沢高木にヘッドロック、高木はバックドロップで投げる(右写真)。藤沢すぐに立ち上がる。今年の藤沢は違う。

藤沢はみさえちゃんにパンチ打ち込んでアルゼンチンバックブリーカー(左写真)。このピンチに飛び込んできた宇宙(8番目)がカットしてみさえちゃん事なきを得る。

長瀬館長が宇宙にクロスボディ、宇宙は受け止めるとそのまま場外に投げ捨てる(右写真)。館長退場。豚蝮が宇宙に突っかかる、宇宙は腕を極めてぶん投げる。豚蝮エプロンに着地しようとするが花道で足を打ってしまい、そのまま退場。

宇宙が高木を羽交い絞め、そこにみさえちゃんがビッグブーツ(左写真)。みさえちゃんボディスラム、宇宙がカバー、高木2で返す。高井が9番目に入場。藤沢が突っかかっていく。

みさえちゃんは高木にカンパーナ。さらにチョークスラムからカバー、高木は女子式にブリッジで返す。藤沢は高井にアルゼンチンバックブリーカー(右写真)。10番目に入場してきた「昭和」がドロップキックでカット。

「昭和」は藤沢に延髄蹴りから卍固め(左写真)、藤沢ギブアップ。10分経過。

「昭和」がみさえちゃんを落としにかかる(右写真)、宇宙が助ける。11番目にシャーク土屋入場。有刺鉄線スティックでみさえちゃんを場外に叩きだす。高木と宇宙手四つ、宇宙ロープに振ってエルボー、コーナーに振って串刺しラリアット。

12番目に鴨居長太郎が花束持って入場(左写真)。シャークは花束を奪い取って殴りつけるとしつこいとばかりにすぐに場外に出す。「昭和」宇宙にキック、ブレーンバスター。高木も宇宙にニースタンプ、ロープを使って腕を攻める。

13番目は遂にお披露目“スーパースター”ナオッチ(右写真)。

高木がすぐにストーンコールドスタナーを決め場外に出す(左写真)。ナオッチはマイクを取ると「おい高木!お楽しみはぁ、これからだ!お疲れ。

宇宙がシャークにコブラツイスト(右写真)。しかしギブアップする前にリリース。「昭和」は高井にチョップ、しかし「昭和」はあとの3人を仕切ると4人で宇宙を攻撃。14番目は西野湧喜。高井が西野にチョップ。西野も返す。

こちら側ではヘッドロックの鎖が5人つながる(左写真)。しかしすぐにブレーク。15番目はエキサイティング吉田。今年からコスチュームの腰のあたりに「えきよし」と入ったようだ。吉田は西野に突っかける。西野、高井、エキ吉の石頭3人は互いにヘッドバット打ち合う。3人同時に頭ぶつけて皆頭抱える。しかし立ち上がるとまたチョップの打ち合い。

シャークが「昭和」にブレーンバスター。16番目に橋本友彦入場。すぐにシャーク土屋を場外に(右写真)。

「昭和」(左写真)、高井も次々に場外に落とされる。この時点で残りは5人。リング上にはRevolution、スーパーレッスルと西野。そこに佐々木が入り、タッグの3Way状態に。

橋本が吉田を落とそうとする(右写真)。しかし吉田はなんとかこらえる。橋本は標的を佐々木に。STOで叩きつける。

吉田は宇宙が捕らえてコーナーに振る、宇宙串刺しラリアット、吉田かわして宇宙を場外に落とす(左写真)。これでわからなくなったなあ。20分経過。

橋本がエキサイティング吉田を落とす。これで高木を助ける人間がいなくなったか、と思ったら旧友NOSAWAが18番目に入場。NOSAWAは佐々木、西野を落としにかかる(右写真)。西野にブレーンバスター、西野切り返す、NOSAWAさらに切り返してリバースDDT。佐々木がNOSAWAを落とそうとするがNOSAWAこらえる。

19番目はGENTARO。橋本にキック、橋本は捕まえてすくい投げ(左写真)。GENTAROパンチで反撃。

20番目に太陽ロホ入場、橋本をコーナーに振ってエルボー(右写真)。「モウイッパツ!」と叫んで対角線コーナーに振るが橋本かわして落とす。ロホエプロンに着地してセーフ。

21番目にポイズン澤田JULIE(左写真)。NOSAWAと西野を次々に落とす。25分経過。

ポイズンはニールキック2連発(右写真)で橋本も場外に落とす。22番目は蛇影。ポイズンとロホが互いを落とそうとするが両方ともなかなか落ちない。

高木とGENTAROが共闘してポイズンをコーナーに追い詰める(左写真)。

しかしポイズンが呪文を唱えると高木もGENTAROもコントロールされてしまう(右写真)。23番目は鳥羽。しかし鳥羽はなかなかリングには入らない。

佐々木がショルダースルーでGENTAROを落とそうとする、GENTAROはエプロンに立つとスワンダイブ式ミサイルキック(左写真)。

逃げ回る鳥羽を佐々木が追いまわす(右写真)。しかし鳥羽がコーナーからコーナーへと逃げる。

24番目、CIONA(?)が入場。ま、SanoのCIMA風なのだが(左写真)。

CIONAはグレースにゴングを叩かせて例のパフォーマンス。しかし調子に乗ってコーナーでポーズを取ったところに高木が後ろからヴィーナス、CIONA場外転落。

MIKAMI入場と同時に鳥羽もリングに。ロホとGENTAROがダブルのトラースキック、ロホが高木にブレーンバスター、高木逆に投げ返す。ロホはエプロンに立って羽交い絞め、そこにGENTAROがスウィートチン・ミュージック打ち込むが高木はブロックし(左写真)、ロホにはロープでスタナー。

高木もエプロンに出てロホとチョップ合戦繰り広げる。高木はヒザ蹴りで(右写真)ロホを転落させる(先ほどトップロープを越えてエプロンに出てるのでこれでも失格)。

GENTARO再度スウィートチン、高木またブロック。GENTAROトップロープ越しのブレーンバスター狙う、高木逆にGENTAROを場外に投げ捨てる。蛇影が佐々木をコーナーに上げてセクシー雪崩式フランケンを狙う。しかし佐々木はコーナー上で腕固めという桜庭テクを見せ(左写真のMIKAMIの向こう側)蛇影がギブアップ、退場。

ポイズンが佐々木をコーナーに詰めてガラガラチョップ。両者もつれて同体で転落。ありゃりゃ。残りは高木、MIKAMI、鳥羽の3人。MIKAMIが高木にスクールボーイ、カウント2。高木は三四郎スタナー2000を放つ、鳥羽がカット。鳥羽突っ込む、高木ショルダースルー、鳥羽エプロンに。鳥羽バックブロー、高木かわしてロープでスタナー、鳥羽転落。いよいよ残りは2人。MIKAMIは高木をコーナーに上げると急所打ちから雪崩式スクールボーイ(右写真)、2カウント。

MIKAMIみちドラ、これも2。MIKAMIエプロンに出てスワンダイブミサイルキックを高木の後頭部に。MIKAMIコーナーに上る、高木ロープを蹴って体勢を崩すと引きずり落とすようなストーンコールドスタナー。高木再度三四郎スタナー2000(左写真)からMIKAMIをトップロープ越しに投げ捨て優勝。

高木(34分34秒 オーバー・ザ・トップロープ)MIKAMI

高木は本部席の三和社長からKO-Dのベルトを奪い返すと「きったねえマネしやがって!誰でもいいからかかってこい!DDTは今年も行けるとこまで行くからな、俺の曲をかけろ!ミュージック、スタート!」

終わってしまえば高木がベルトを取り返してメデタシメデタシ、だが、この形式の試合で初めて「間延び」しなかったのではないだろうか。

それにしても今日の北沢は盛り上がってたな。いつもはATOMの盛り上がりには劣るような感じすらあるのに。


入場順
1.高木三四郎
2.Naoshi Sano
3.長瀬館長
4.菊澤光信
5.豚蝮
6.みさえちゃん
7.藤沢一生
8.スーパー宇宙パワー
9.高井憲悟
10.「昭和」
11.シャーク土屋
12.鴨居長太郎
13.ナオッチ
14.西野湧喜
15.エキサイティング吉田
16.橋本友彦
17.佐々木貴
18.NOSAWA
19.GENTARO
20.太陽ロホ
21.ポイズン澤田JULIE
22.蛇影
23.タノムサク鳥羽
24.CIONA
25.MIKAMI

退場順
1.Naoshi Sano
2.菊澤光信
3.長瀬館長
4.豚蝮
5.藤沢一生
6.みさえちゃん
7.鴨居長太郎
8.ナオッチ
9.シャーク土屋
10.「昭和」
11.高井憲悟
12.スーパー宇宙パワー
13.エキサイティング吉田
14.NOSAWA
15.西野湧喜
16.橋本友彦
17.CIONA
18.太陽ロホ
19.GENTARO
20.蛇影
21.佐々木貴
22.ポイズン澤田JULIE
23.タノムサク鳥羽
24.MIKAMI



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