DDT 3/28 北沢タウンホール大会 4周年記念興行「審判〜Judgment5〜」その2



第5試合 KO-D無差別級選手権試合
高木三四郎(王者)vs エキサイティング吉田(挑戦者)

挑戦者・エキサイティング吉田(左写真「今日はどんな手を使ってでも、試合後にベルトを巻く」と宣言。一方王者の高木は「今日は串刺しラリアットでアレ(片足でぴょんぴょん飛んでから受身)やらしてやる!」

そして本部席には「2人の友情物語に終わらせてたまるか。絶対邪魔してやる。」と怒りに燃える三和社長が。

吉田低空ドロップキックで先制、高木の足にストンピング打ち込む(右写真)。吉田は本部席からチャンピオンベルトを持ち出すとそれで高木のヒザを攻撃。そしてさらにストンピング。

高木はチョップ、キックで反撃、コーナーに詰める。高木ロープに振ってエルボー、吉田かわすが高木はカウンターでドロップキック(左写真)、カバーはカウント1。吉田急所打ちで高木を倒し足にストンピング。レッグブリーカー、サードロープに高木の足を引っ掛けてヒップドロップ。エプロンに足をぶつけ、ヒザにエルボースタッブ。

吉田ニークラッシャー(右写真)。「カモン、タカギ!」とリングサイドから声援を送るスーザンに吉田「うるせー!」これに対しスーザンは中指立てて挑発。吉田は高木のヒザに倒れこみヘッドバット2発、首投げからスリーパー。ギロチンドロップからカバー、カウント2。立たせてネックブリーカードロップ。足攻撃やめて大技か。

吉田高木の顔面を攻める。ネッククラッチに。高木ロープ。吉田ストンピング、背中にパンチ、ロープに振ってスリーパー、高木首投げで投げて背中にドロップキック(左写真)。高木はセカンドロープで吉田にチョーク攻撃、ロープに飛んで吉田の首筋にヒップドロップ。苦しむ吉田。高木は吉田を場外に出し鉄柱攻撃、ラリアット相打ちを制すると吉田をリングに戻す。5分経過。

チョップ合戦、高木は「テメコノヤロ」チョップで吉田をダウンさせる。カバーはカウント2。高木コーナーに振って予告通りの串刺しラリアット(右写真)、吉田つんつん片足で飛びかけるが耐える。もう一発、吉田またも耐える。

高木ヘッドバット、吉田「ヘッドバットはこうやるんだ!」とヘッドバットで返す。高木もまたヘッドバット、吉田つんつん飛ぶ(左写真)。しかし倒れない。ヘッドバット相打ち、両方ともつんつん飛んで大きく受身。素晴らしい。

バックの取り合い、高木が制して後ろから両足をすくうとSTFに(右写真)、吉田必死にロープに。

高木は吉田をエプロンに出すとリングの端の固い部分目掛けて三四郎スタナー(左写真)。リング内に戻してカバー、カウント2。

高木ロープに振ってラリアット、吉田かわす。吉田突っ込む、高木カウンターでジャンピングラリアット(右写真)、カウント2。高木「カウントが遅い」とレフェリー・ジェントル高久に抗議。そのスキを突いて吉田が背後から急所蹴り。

吉田ブレーンバスター、ボディスラムからアニマルエルボー2発(左写真)。「気合だー!」ポーズはないが「ウーはどうした?」とファンを挑発。

吉田スクリュードライバー(右写真)からコーナーに上る。

吉田ダイビングギロチン(左写真)、カウントは2。10分経過。

吉田はリングサイドから机をリングに持ち込んでその上でドリルアホールパイルドライバー(右写真)、机折れる。吉田カバー、カウントは2。吉田折れた机を高木のヒザにぶつける。

吉田足にストンピング入れてサソリ固め(左写真)、高木ロープ。

吉田はエキサイティングスコーピオンの体勢に、高木は首固めに丸め込む(右写真)、カウント2。高木ジャンピングラリアットからキック打ち込んでストーンコールドスタナー、カウント1。

高木は三四郎ボトム(左写真)、カウント2。

高木サンダーファイヤーパワーボム(右写真)、吉田これも2で返す。高木もう一発サンダーファイヤーパワーボム、これも2。

高木は三四郎スタナー2000(左写真)、体勢ちょっと崩れる。吉田カウント2で返す。高木もう一発三四郎スタナー2000の体勢。

ここで三和社長がイスを持ってエプロンに上がる。スーザンがリング内から押さえる。ロープをはさんでイスを取り合う2人(右写真)。そしてスーザンが勝った、かと思ったらそのイスは高木を直撃。誤爆?すかさず吉田が高木を押さえ込む、カウント3。

吉田(14分26秒 片エビ固め)高木
※吉田、第5代KO-D王者に。

次の瞬間、スーザンが三和社長と握手。う、裏切り?

吉田は口から血を吐き、無言でスーザンと花道を引き揚げる(左写真)。この3人が結託?

起き上がった高木は怒りの矛先を三和社長にぶつけストーンコールドスタナー2発(右写真)。そのまま「Fire」が流れ三四郎集会に突入したので「会場静まり返る」ということはなし。

うーん、そう来たか。一歩踏み出したな、DDT。

三四郎集会は早めに切り上げ。
撤収が始まり、もう残ってる客も少なくなった時に高木がロビーに現れ、「最後にとってつけたように一言言わせてくれ。4周年、ありがとう。4年前はいつつぶれてもおかしくないと言われてたんだ。それが4周年だ。もう一言言わせてくれ。ありがとう。」



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