DDT NON-FIX 〜5.10〜



「機材トラブル」のため開始が30分遅れ。映像・音楽あってのDDTだからそれも仕方がない?不十分なものを見せられてもね。そして7時30分にようやく「Into The Light」が流れる。まずは「Take The ROYAL」トーナメントのダイジェストビデオ、そしてヘビモ拉致〜監禁(右写真)〜拷問〜救出〜コミッショナー就任までが改めて紹介される。

リング上には山本コミッショナーと三和社長。コミッショナーはまず開始時間の遅れをわびた後「三和社長、私は5/18のメインのカードは認めません。今後、三和社長といえども不当なマッチメークは私が許しません!メインは3vs3にします!」と熱弁(左写真)。さらに「最近私は気になることがあります。MIKAMIはハシゴ、エキサイティング吉田は机を持ち込んでいます。何でもありじゃないですか。三和社長、これでいいんですか!」三和社長ひるむ。するとコミッショナーは、


「いいんですよ。何でもありがプロレスです。5/18のメインはハシゴのH、イスのI、机のT、この3つを公認凶器として認めたH.I.T.(ヒット)マッチとします!」

高木とMIKAMIは控室で「誰を3人目にするか」で言い合い。後ろでアイアンマン王者・鴨居が無言のアピールをする(右写真)が2人は無視。




第1試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権
鴨居長太郎(王者)vs ブラックジャック・ファンク(挑戦者)

久々に登場のブラックジャック・ファンク、以前と同じようにトランプをまきながら入場。ファンクはコーナーに詰めてチョップ(左写真)、鴨居はパンチで反撃。ファンクバックを取るとアトミックドロップ、ラリアットからカバー、カウント2。ファンクはエルボースタッブ連打。

ファンクはロープに振ってパワースラム、カウント2で引き起こすとまたエルボースタッブ連打。ストンピング、エルボースタッブから抱え上げてショルダーバスター(右写真)。渋い。カウント2。ファンクエルボースタッブ、鴨居ボディブローの打ち合い。ファンクブルドッギングヘッドロック。そこにトリプルMとSanoが乱入。

Sanoがドロップキック(左写真)、トリプルMはラリアット。2人でロープに飛んでダブルのフェースクラッシャー。

トリプルMはSanoに金を見せておいてからキック(右写真)、ペディグリー。ファンクにもペディグリー。この時点でレフェリーがゴング要請。

鴨居(2分50秒 ノーコンテスト)ファンク



鴨居立ち上がる。ファンクが鴨居にすがろうとしてトランクスを下げてしまう。そのままのカッコで鴨居「おい!オレはこのベルトに命賭けてるんだ!プロレスはお笑いじゃないんだぞ!」その格好で言われても・・・・(左写真)。
トリプルM「おい、いつまで待たせるんだ、コミッショナー?」コミッショナー「勝手にやってください。」トリプルM「いつだ!?」」コミッショナー「ジオポリスで勝手にやってください。」
Sano「流れで乱入しちゃったけど、俺もジオポリス出まーす。」そしてファンクに向かい「おい、俺はお前みたいなニセアメリカ人が一番嫌いなんだよ!」ファンク「You Fuckin' Jap!」

とにもかくにも5/18のアイアンマンは4Wayに決定。


第2試合 タノムサク鳥羽&橋本友彦 vs 「昭和」&石井智宏

試合前、MIKAMIが鳥羽をメインに勧誘。鳥羽は「格闘技4Wayマッチ」があることと「ハシゴとかイスとか痛いの嫌い」という理由で拒否。MIKAMIカメラに向かって「エーッツ!」
先発は石井と鳥羽。鳥羽キック、パンチ。石井は重いローキックで反撃。エルボースタッブ、ボディスラムからサッカーボールキック。鳥羽パンチ、石井は2発目をかわしてラリアット。鳥羽をコーナーに投げて橋本を呼び込む。しかし橋本が入ると石井は「昭和」にタッチ。この2人、この時以来の因縁か?
橋本仕方なく仲村にタッチしようとするが鳥羽「オイオイ、オレが出るよ」とリングイン。鳥羽パンチ連打(右写真)、ヒザ蹴り。「昭和」はエルボーでコーナーに詰めるとモンキーフリップ、立ったところにドロップキック、石井にタッチ。

石井ミドルキック連打、鳥羽パンチ。石井張り手、ミドルキック、ストンピング。リフトアップしてターンバックルに落とす。「昭和」にタッチ。「昭和」コーナーに振って串刺しラリアット、ブレーンバスター(左写真)でカウント2。石井にタッチ。石井もブレーンバスター、鳥羽踏ん張るが石井は無理矢理持ち上げて投げ捨てる。石井が鳥羽をコーナーに振る、「昭和」もホイップ、「昭和」串刺しラリアット。石井も串刺しラリアット。石井再度ブレーンバスター、鳥羽着地してパンチ、ようやく橋本にタッチ。橋本は「昭和」、石井、「昭和」に払い腰3連発。5分経過。

橋本ヒザ蹴り、ミドルキック、ロープに飛んで石井に突っ込む、石井カウンターのキックから垂直落下式ブレーンバスター、「昭和」にタッチ。「昭和」延髄蹴りからノーザンライトスープレックス、カウント2。橋本は「昭和」をコーナーに押し込んで鳥羽にタッチ。鳥羽コーナーに詰めてパンチ連打(右写真)、ミドルキック。「昭和」は2発目をキャッチしてドラゴンスクリュー、石井にタッチ。石井ドロップキック、鳥羽は吹っ飛びながらも橋本にタッチ。

石井ドロップキック、キック連打、ロープに飛ぶ、橋本カウンターでSTO(左写真)。橋本払い腰から十字、「昭和」がカット。鳥羽が「昭和」を場外に出す。橋本あの試合でフィニッシュになった高角度のバックドロップ。うー思い出した。

2発目石井こらえる。鳥羽が場外から戻ってパンチ、橋本バックドロップ(右写真)に。石井立ち上がってラリアット、「昭和」にタッチ。「昭和」ドロップキック、2発目橋本スカして鳥羽にタッチ。鳥羽パンチ、ヒザ蹴り、ウラカン・ラナからマウントパンチ。さらにパンチ連打、「昭和」なんとかキャッチしてワキ固め、橋本がカット。「昭和」延髄蹴りから卍固め、これも橋本がカット。10分経過。

「昭和」ジャーマン(左写真)、カウント2。2発目鳥羽はエルボーでブロック。

鳥羽バックブローに行くが「昭和」はかわして逆さ押さえ込み(右写真)に。カウントは2。「昭和」が羽交い絞めにして石井がラリアット、鳥羽かわして「昭和」に誤爆。鳥羽カバー、カウント2。橋本と石井は殺気みなぎる場外戦。

鳥羽パンチ打ち込んでロープに飛び乗る、足すべらせる。再度トライ、ロープ上で反転してレッグラリアット(左写真)、カウント2。「昭和」が立ち上がったところにバックブロー、エビに固めてカウント3。

鳥羽(11分29秒 エビ固め)「昭和」

橋本マイク「石井コラ、ジオポリス、殺したるから待っとけオラァ。」


第3試合 佐々木貴&藤沢一生 vs ポイズン澤田JULIE&蛇影

今度は高木が佐々木を勧誘。佐々木拒否。その後ろでウォーミングアップに励む藤沢の動きが誰かに似ている・・・・・
先発はその藤沢と蛇影。コーナーで足を踏ん張って、ゴングと同時に飛び出してラリアット。はははははは。藤沢さらに気合を込めて前蹴り連打。似てるー。背中にパンチ打ち込んでブレーンバスターからサソリ固め(右写真)。右腕の突っ込み方、引っくり返す前のタメ、いずれも合格ー。ポイズンがカット。藤沢ロープに飛んでラリアット、佐々木にタッチ。

蛇影急所打ちからポイズン呼び込む。ポイズンがベアハッグに抱え、蛇影がロープに飛び乗って三角飛び延髄蹴り(左写真)。蛇影ロープに飛んでフェースクラッシャー。

ポイズンパワーボムで叩きつけ、佐々木を逆さの状態のまま引き上げる。その顔面に蛇影がスライディングキック。さらに合体のライガーボム、カウント2。ダブルの逆水平チョップから2人でなぜかキャイーンポーズ右写真)。ど、どうしたんだ蛇界転生?

ポイズンロープに振ってスリーパー、佐々木ロープ。ポイズン再度スリーパー、まだ長州が憑いているらしい藤沢がラリアットでカット。ポイズンは蛇影にタッチ。佐々木は蛇影にフェーマッサー(左写真)から片足ドロップキック。

藤沢がベアハッグ、佐々木がロープに飛んでネックブリーカードロップ(右写真)佐々木さらにドロップキック、藤沢ストンピング。藤沢背中にパンチ、ラリアット。蛇影はポイズンにタッチ。

藤沢は長州が抜けて今度は野人ポーズ。そこにポイズンが呪文。藤沢あっさり術にかかり、ジェントル高久レフェリーをアルゼンチンにかつぎ(左写真)。ポイズンがゴング要請。今日のリングアナ・伊藤こ〜へ〜が思わずゴングを鳴らしてしまうが「今のゴングは呪文によるもので無効です!」

ポイズン首投げからサッカーボールキック。コーナーに詰めて蛇影と2人で逆水平連打。ポイズン首投げからスリーパー、リリースしてアームロック(右写真)、これもリリースしてアキレス腱固め、さらにクルックヘッドシザーズ。「ひとり新日」の藤沢に昔の血がうずいたか?>ポイズン。5分経過。

ポイズン藤沢を場外に落とす。場外ではヘビダーが竹刀。すぐに戻す。ポイズンは藤沢をコーナーに逆さ吊り。蛇影がエプロンからトップロープを飛び越えて急角度のドロップキックを顔面に。ダブルで振ってクローズライン狙うが藤沢かわして2人をスピアーで吹っ飛ばす。佐々木にタッチ。佐々木は2人目掛けて開脚のミサイルキック。2人に続けてDDT、ポイズンをロープに振り、跳ね上げてフェースクラッシャー。藤沢「行っちゃうぞー!」からコーナーに上ってダイビングエルボー、ポイズンかわす。ポイズンチョークスラム、蛇影にタッチ。

蛇影ロープに振ってトラースキック。ロープに飛んでジャンピングニー。ブレーンバスターからキャトルイミテーション、佐々木がカット。蛇影はポイズンにタッチ。佐々木も入ってポイズンとラリアット相打ち2度。3発目ポイズンかわしてチョークスラム、佐々木着地して延髄蹴り、後頭部にギロチンドロップ。佐々木コーナーに振る、ポイズン切り返して串刺しラリアットから蛇界ノクラズム(右写真)。

ポイズンキャトルミューティレーションに行くが佐々木は立ち上がって防御。バックの取り合い、ポイズンフルネルソンに。佐々木は体を沈めてエビに丸め込む、カウント2。佐々木逆キャトルミューティレーションに行くと見せてバックドロップから生徒会長ロック、蛇影カット。藤沢が入ってポイズンをアルゼンチンにかつぐ(左写真)、蛇影がカット。ポイズンスクールボーイ、カウント2。蛇影にタッチ。10分経過。

蛇影裏投げ、バックドロップ、カウント2。キャトルイミテーションは佐々木がカット。蛇影ライガーボム、佐々木カット。ポイズンが佐々木を場外に落とす。蛇影ドラゴンスープレックス(右写真)、肩が完全に付いてないためノーカウント。

蛇影改めてキャトルイミテーション(左写真)、藤沢ギブアップ。

蛇影(10分56秒 キャトルイミテーション)藤沢

佐々木マイク「提案がある。来週、ジオポリス、1vs1で大将同士。勝敗に双方の軍団の存続を賭けよう!」ポイズン「よかろう。」コミッショナー「コミッショナーは公平であるべきですが、この試合に関しては佐々木さん、がんばってください!」


第4試合 高木三四郎&MIKAMI vs スーパー宇宙パワー&エキサイティング吉田

今日もまたどっちが先に入場するかでモメる高木とMIKAMI。MIKAMIはTTRトーナメント優勝を盾に「格上」を主張する。しかしなぜか先にかかる「Deep Impact」。仕方なくMIKAMIがハシゴ持って先に入場。続いて高木入場。さらに吉田withスーザン、宇宙with金村キンタローの順に入場。宇宙の入場時に場外で先制攻撃をかける高木。しかしあっという間に宇宙&金村に逆転され、リング上で2人のイス攻撃を浴びる(右写真)。

MIKAMIも場外で吉田に捕まりスーザンのビンタを浴びる(左写真)。しかしMIKAMIは3発目にこようとしたスーザンにキック、吉田にも急所蹴りを浴びせてエプロンに。ちょうど宇宙と金村が2人でハシゴを抱えているところ。MIKAMI迷わずスワンダイブ式ドロップキックでハシゴごと2人をなぎ倒す。そのまま宇宙とMIKAMI残る。MIKAMIは宇宙を座らせて180°ブーメラン。ストンピングからセントーン、カウント1。高木にタッチ。

高木キック、ロープに振ってドロップキック、倒れた宇宙にオースチンエルボー、カウント1。ボディスラムから再度オースチンエルボー。ロープに首をかけてヒッププレス、カウント2。宇宙ローキック、首投げからサッカーボールキック。吉田にタッチ。吉田ギロチンドロップ。吉田ヘッドバット(右写真)から高木の顔面をロープでこするとスーザンをエプロンに上げてビンタ打たせる。

吉田ハシゴをリングに入れ、コーナーに立てかける。吉田が高木をコーナーに振る、高木切り返して吉田をハシゴにぶつける(左写真)。吉田つんつん受身に行く、高木受身取らせない。

高木は吉田をハシゴの脚の間にはさむとドロップキック(右写真)、吉田ハシゴごとつんつん受身。高木はMIKAMIにタッチ。5分経過。

MIKAMIストンピング、パンチ、ロープに振ってドロップキック、吉田かわしてエルボードロップ、宇宙にタッチ。宇宙サッカーボールキック、MIKAMIかわす。宇宙首投げ、MIKAMI着地。宇宙ラリアット、MIKAMIかわしてコルバタ、宇宙スカしてMIKAMIは頭から落ちる。宇宙バックドロップ、MIKAMI着地してスクールボーイ、宇宙は切り返してスリーパー(左写真)、MIKAMIロープ。

MIKAMIコーナー詰めてパンチ、マスクはぎ。対角線コーナーに振る、宇宙切り返して串刺しラリアット(右写真)。首投げからサッカーボールキック、吉田にタッチ。吉田パンチ、キック、ヘッドロックに取ってパンチ連打。ブルドッギングヘッドロックからカバー、カウント2。スイングネックブリーカードロップから首にヒッププレス。吉田はMIKAMIを肩にかついでコーナーに上ると雪崩式バックフリップ、カバーは高木がカット。

高木入ってラリアット、カウント2。吉田とチョップ合戦、高木「テメコノヤロ」チョップで打ち勝つとカバー、カウント1。ブレーンバスターからコーナーに上る。珍しいミサイルキック(左写真)、吉田場外転落。宇宙とMIKAMI入る。MIKAMI飛びつき十字固め。

MIKAMI「今日こそぶつけるからなあ」と宣言して宇宙をハシゴに振る、しかしやっぱり宇宙に切り返される。が、今日はそのままハシゴに飛び乗るとムーンサルトアタック(右写真)。素晴らしいね、この動き。高木がリングに戻り宇宙と吉田に連続してストーンコールドスタナー。MIKAMIがハシゴに上る。10分経過。

MIKAMIハシゴの上に立つ。スーザンがエプロンからハシゴを揺らす、MIKAMI転落。今度は高木が上る。しかし吉田起き上がって高木を肩車式バックドロップに取る(左写真)。高木場外転落。

吉田は机をリングサイドにセットするとその上でパイルドライバー(右写真)。宇宙もMIKAMIをラリアットで場外に落とす。金村も入って場外戦。ジャッジ金子のカウントが進む。4人とも帰れずカウントはついに20。

高木(12分38秒 両者リングアウト)吉田



試合終了後もイスでMIKAMIをいたぶる金村(左写真)。その背後にヌウッと巨体が。

大刀光参上。大刀光は金村にチョークスラム。スーザンにもチョークスラム行こうとする、これは吉田がセーヴ。すると吉田にチョークスラム。宇宙入ってヒザ蹴り、大刀光は突っ張りで場外に落とす。MIKAMI「タッチー、間に合ったか。」
宇宙「オイ、DDTノ宝物(週プロ参照)。こいつガじおぽりすノめいんノモウ一人?」
大刀光「おいそこの3人、5月18日、首洗って待ってろ。」
宇宙「おれトヤル意味ワカッテルノ?最近ぷろれすト格闘技ハ一緒ラシイカラがっちりイクヨ。」

大刀光「上等だ。やってやるよ。」
金村「お前らやることキタナいぞ。強ぇえじゃねえか。こっちはなあ、オレも、吉田さんも、木村さんも」宇宙ハタく。
「みんなジュニアヘビーなんだぞ!オレの曲をかけろ!」で4人でブリブラダンス(左写真)。大刀光つられて踊ろうとする。MIKAMI「タッチー、あれは踊っちゃイケナイよ。」

高木「MIKAMIチクショー、もう少し早く教えてくれよ。HITマッチ上等じゃねえか!誰がハードコアか、お前らの目に焼き付けろ!」


時間が押しているので巻きで三四郎集会。6/27に予定されていた北沢タウンホール大会は中止
「その代わり、6月29日にジオポリス押さえたぞ!まずは月一回ジオポリスからだ。」

DDTがまた一歩前に踏み出したか。



観戦記INDEXへ。