Jd' 2001/9/9 金町地区センター大会その2



第4試合 阿部幸江 vs ドレイク森松

阿部いきなりの健康棒攻撃(左写真)。ファング「いけーっ!おしおきだーっ!」『おしおき』という言葉が似合う凶器だ>健康棒。阿部ロープに振ってコルバタ、再度ロープに振る、ドレイク切り返してラリアット、カウント2。阿部キック、飛びついてウラカン・ラナ、カウント2.阿部ロープに飛んでヒッププレス、ドレイクキャッチしてパワーボム。

ドレイクはロープでチョーク(右写真)、ロープこすり、サミング攻撃。ドレイクコーナーに振る、阿部反転して回転エビ、カウント2。阿部ロープに振る、ドレイクキック、バック取って心中式アトミックドロップ、カウント2。ドレイクロープに振る、阿部旋回式クロスボディで返す、カウント2。2発目はドレイクブロック。5分経過。

ドレイクトラップバスター、カウント2。阿部目突きで反撃、ドロップキック3連打からミサイルキック、ロープに飛んでランニングエルボー、カウント2。阿部カサドーラ狙う、ドレイクはフェースイレイザーに切り返す。ドレイク肩に担ぐとムーンライトボム、KAZUKIカット。ファングとKAZUKIがダブルでロープに振り、阿部がセコンドの丸山から受け取ったスノコで一撃(左写真)。

阿部が追い込まれるとST'Sが総出でカット。追い込まれなくても積極的に介入。多勢に無勢のドレイクはコーナーに詰められ串刺し攻撃の連発を食う。ドレイクはバットを振り回して追い払おうとする(右写真)。10分経過。

ドレイクのバットにイスで対抗する阿部(左写真)。その後もST'Sの介入は続く。各人いろんな方法で森松にちょっかいを出すが、丸山が突然水の入ったボトルを2つ持ち、口に水を含んでリングに。口から水を噴射するがドレイクに効き目なし、水のボトルを取り上げられる。もうひとつは阿部が取る。リング内、客席と水を撒き散らす2人。

この状態で水を掛け合う2人。トミー蘭が割って入りゴング要請。きょとんとするリングアナにトミー「もうできないだろ!」。できないできない。

阿部(11分25秒 ノーコンテスト)ドレイク

前代未聞だなあ>水の掛け合いによるノーコンテスト。

阿部ちゃんビショ濡れ。やっぱ主役は阿部ちゃんだなあ。でも「ブタ!ブタ!」と連呼するだけのマイクは今イチ。


第5試合 おばっち飯塚&矢樹広弓 vs ザ・ブラディー&藪下めぐみ

おばっちに指示されたのか大根を持って入場してきた矢樹。それを見たファング「あーあ、そんななっちゃったんだぁ。こっち来ればカッコよかったのに。そんななっちゃったんだ。」おばっちにも「そんなしちゃったんだ。」言われた矢樹は笑うのみ(右写真)。対戦相手のブラディーも「今日はぴりっとはしないから。ごめん!」とあきらめムード。

先発は矢樹と薮下。のはずがおばっち「あ、やっぱり出たい!」と矢樹にタッチを要請。矢樹戻ってタッチ。薮下もブラディーに代わろうとするがブラディーはタッチ拒否して「アンタ行ってきなよ。」言われるがまま薮下はおばっちの待つ相手コーナーまで行って手を差し出す。おばっちその手を取ってロープ渡り(左写真)。

天井が低い金町センターではロープ渡りも大変(右写真)。おばっち敵コーナーで足を滑らせると「悪い予感するわね。」ブラディーがおばっちの手を取ってトミーに渡す。おばっちわからなかったのかわざとかトミーに大根スマッシュ。

ST'Sが入っておばっちに「かごめかごめ」ストンピング。しかし大根でぶたれたトミーは見て見ぬふり。

ブラディーロープに振る、おばっちヒッププッシュで返す。矢樹も呼び込んでダブルのヒッププッシュ。ブラディー一言矢樹に「ノるなよ。」おばっちと矢樹はブラディーをロープに振ってクローズライン狙う、ブラディーかわしてクロスボディで2人まとめて押しつぶす(右写真)。

矢樹立ち上がって両足を取る(左写真)。てっきり逆エビに行くものと思いきや・・・。

矢樹ジャイアントスイングでブラディーを回す(右写真)。カバーはカウント2。

ブラディーは立ち上がってブレーンバスターで矢樹を投げるとジャイアントスイングのお返し(左写真)、こちらもカウントは2。薮下にタッチ。矢樹もおばっちにタッチ。

薮下おばっちをコーナーに連れていってブラディーと二人で踏みつけ。薮下Xファクター、首投げからマウント取って張り手。おばっち切り返して首投げからスリーパー、薮下にストッキングかぶせようとするが薮下は完全にかぶせられる前にストッキングを引き裂く(右写真)。おばっちはルイルイ(ダイヤル固め)に。カウント2。薮下はブラディーにタッチ。

ブラディーロープに振る、おばっちロープの間をくぐる。ブラディー捕まえてドロップキックから逆片エビ、リリースしてカベルナリアに(左写真)。おばっちロープ。ブラディーはおばっちのボディに正座式ダブルニードロップ2発。カバー、カウントは2。しかしブラディーは「もうダメ今日アタシ」と薮下に交代。

おばっちも矢樹に代わって矢樹と藪下のちょっとだけ緊張感の戻る場面に(右写真)。

グラウンドでの切り返し合いから矢樹ヒザ十字(左写真)、藪下場外エスケープ。4人とも場外に出て乱闘。ST'Sがやはり優勢。藪下が矢樹をリングに戻す。

藪下パンチ、矢樹かわして十字、藪下ブロックしてロープに振ると飛びつき十字、矢樹ブロック(右写真)してロープに。10分経過。

藪下もう一度飛びつき十字固め、矢樹切り返して十字、藪下ブロック、矢樹ワキ固め、藪下回転、藪下バック取るとバックドロップ、カウント1で矢樹返す。藪下ダブルアームスープレックス、そこにブラディーがダイビングセントーン。ブラディーバック取る、矢樹ロープまで逃げる、おばっちハリセン(左写真)。矢樹カサドーラ、カウント2。おばっちにタッチ。

おばっちロープワークからカンチョー攻撃(右写真)2発でブラディーを場外に落としてスライディング式トペ、しかし藪下につかまり場外で滅多打ちに。

藪下おばっちをリングに戻しスワンダイブ式プレスからワキ固め(左写真)、おばっちロープ、藪下バックドロップ、カバーは矢樹がカット。おばっちはおばっちドロップ、カウント2。15分経過。

おばっちコーナーに上る、藪下引きずり落として自分がコーナーに。矢樹が入って雪崩式一本背負い、おばっちが対角線コーナーからおばっちトルネード(右写真)、カウント2。藪下立ち上がって掌底、おばっちかわして延髄蹴り、しかしブラディーが後ろからドロップキック。

藪下十字、おばっちロープ。藪下バックドロップホールド(左写真)、カウント2。

藪下再度十字、矢樹がコーナーからのダイビングプレスでカット(右写真)。ブラディーが矢樹を捕まえてコーナーからの宙吊りブラディーEX。

その間に薮下がパワーボムから十字(左写真)、おばっちギブアップ。

薮下(17分29秒 腕ひしぎ十字固め)おばっち

ここで薮下がマイクを取る。ブラディーに向かって「お願いがあります。9月30日、坂井とタッグを組ませてください。」これにファングが反駁。「お前何言ってんだよ?何言ってるかわかんないよ。私らも、お客さんも、坂井もわかんないよ。坂井呼んでこようか?それは、お前がスーパーテラーズ出るってことか?それとも坂井を勧誘するってことか?そういうことなのか?」薮下「私は出ません。」ファング「じゃ坂井を入れるのか?」薮下「私は組みたいだけです。」ファング「わかんない奴だなあ。」ブラディー「もういいわかったよ。あんた好きにしな。その前に条件がある。坂井と組む前に私とシングル。そこで確かめる。」ファング「ちょっと待った。その前に私がやる。」薮下「わかりました。」

そこに坂井。「ちょっと待ってよ。なんかスーパーテラーズで盛り上がってるけど、私は何も返事してないよ。私が何回アンタたちにダマされたと思ってるの!」ブラディー笑う。「アタシはねえ、もう私生活でも人をなかなか信じられなくなったんだから!」ブラディー&ファング、そして観客爆笑。坂井のマイクで笑ったのは初めてかも。ブラディーノーマイクで「そりゃいい経験したね!人生にとって貴重だよ!」ファング「よかったよかった!」坂井「うるさい!アンタたちのおしゃべりはもうお客さん飽きてるから帰って。」やっぱり面白くない>坂井のマイク。ブラディー「アンタの方が付き合い長いんだからアイツの言ってることわかるんでしょ?」坂井エプロンに上がる。薮下「私は、誰も、ダマしてませんよお。」左写真)握手を求める。坂井その手をハタいて帰る。

阿部ちゃんの爆笑マイクで始まり、坂井の爆笑マイクで終わる。いい興行じゃないか。



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