Jd' 2001/12/29 後楽園ホール大会その2



第6試合 TWF世界タッグ選手権試合
坂井澄江&武藤裕代(王者組)vs 阿部幸江&KAZUKI(挑戦者組)

阿部、レフェリーがトミー蘭なのを見て、「やっぱり小林じゃ不正を働くからタイトルマッチ裁けないよね。アンタたちデキてたんじゃん。証拠つかんだんだよね。照明さーん、暗くしてくださーい。さっき渡したの映して。」
写真が映し出される。ホテルの前を歩く坂井と小林レフェリー。しかし坂井は水着、小林はレフェリーコスチュームでどう見ても合成。しかし阿部は「水着でだなんて激しいわねー」と悪びれない。
トミー蘭を呼び寄せると封筒を渡す阿部とKAZUKI。トミー蘭が開けると中には千円札(左写真)。うはははは。こんなバレバレの買収工作ねえよ。トミー蘭「お前らいい加減にしろ!」武藤がそこに先制攻撃。

武藤はKAZUKIを捕らえるとロープに振ってMボム。しかし阿部がKAZUKIを踏み台にして武藤にヒップドロップ。ダブルのバックドロップからカバー、武藤1で返す。武藤アルゼンチンバックブリーカーに、阿部健康棒でカット(右写真)。武藤2人にヘッドバット、再度アルゼンチン。KAZUKI着地するとロープに振って水車落とし3連発、カウント2。 KAZUKIコーナーに上る、坂井雪崩式フランケンで落とす。武藤2人にかわづ落とし連発、KAZUKIをカバー、カウント2。武藤がKAZUKIをコーナーに上げる、KAZUKIはMARUからペール缶受け取ると武藤に一撃。さらにペール缶投げつけ、フライングネックブリーカードロップ、カウント2。KAZUKIキャプチュード、武藤ブロック、KAZUKIロープに飛ぶ、武藤キャッチしてボディスラム、カウント2。坂井にタッチ。

坂井カサドーラ、カウント2。坂井コーナーに振る、KAZUKI切り返す、坂井コーナーで待ち構えてコルバタ。坂井カサドーラホイップ。KAZUKI捕まえてキャプチュード、坂井すぐに立つ。KAZUKIショルダースルー、坂井回転エビに、KAZUKIブロックしてヒップドロップ、坂井かわす。坂井ロープに飛び乗ってブファドーラ(左写真)。武藤入ってダブルでロープに振るがKAZUKIは2人にフライングネックブリーカードロップ。

KAZUKIが坂井を肩車、阿部がコーナーに上ってダブルインパクト?狙う。しかし坂井はKAZUKIの背後に着地してバックドロップ、阿部にも武藤が雪崩式ブレーンバスター(右写真)、阿部落ちた瞬間に足を痛める。坂井KAZUKIにフィッシャーマンバスター狙う、KAZUKIブロック。5分経過。

坂井モンゴリアンチョップ、KAZUKIバックドロップからSTF(左写真)、武藤がカット。KAZUKIコーナーに上って延髄ニー、カウント2。KAZUKI逆さ押さえ込み、坂井ノーカウントで立ち上がってパンチ、KAZUKIかわしてバックドロップ、カウント2。KAZUKIコーナーに振る、坂井コーナーに飛び乗る、KAZUKIバックドロップ。阿部が旋回プレス、KAZUKIダイビングニードロップ、カウント2。KAZUKIは阿部にタッチ。

阿部ロープに飛んで旋回式ボディアタック、カウント2。阿部バック取る、武藤が入ってカット。阿部は武藤、坂井に目突き連発(右写真)。阿部回転エビ、カウント2。

阿部健康棒連打。坂井捕まえて阿部をコーナーに振る、阿部その勢いで武藤に健康棒一撃(左写真)。阿部は坂井も場外に落としてトペ、坂井と武藤かわす。逆に坂井がコーナーからプランチャ。阿部をリングに戻して武藤かわづ落とし+坂井のミサイルキック。坂井SSS、カウント2。武藤にタッチ。 バックドロップは着地、阿部バック取る、武藤ロープつかむ。阿部ロープに振る、武藤切り返す、阿部ウラカン・ホイップ。走りこんでエルボースマッシュ、カウント2。10分経過。

武藤ロープに振ってスパインボム、カウント2。武藤ロープに飛ぶ、KAZUKI足を引っ張る。阿部ロープに飛ぶ、武藤カウンターでケサ斬りチョップ、カバーはKAZUKIがカット。武藤が羽交い絞めにして坂井がミサイルキック、阿部かわして武藤に誤爆(右写真)。

阿部ラ・マヒストラル(左写真)、坂井がカット。阿部もう一度、また坂井がカット。KAZUKIが入ってダブルのブレーンバスター狙う、武藤逆に2人を投げる。武藤阿部にアルゼンチン、KAZUKIがカット。

ロープワーク、武藤が阿部をハネ上げるとちょうどKAZUKIにドロップキックを打つ形に。武藤Mボム(右写真)、KAZUKIがカット。

武藤アルゼンチンバックブリーカー、阿部ギブアップしない。武藤はKAZUKIを踏みつけてさらに締め上げる(左写真)、阿部ついにギブアップ。

武藤(13分5秒 アルゼンチンバックブリーカー)阿部
※武藤・坂井組防衛。

KAZUKI泣きながらマイク。「もう一度だけ再戦お願いします。どうしてもベルト取らなきゃいけないんです。今年中に・・・・。照明さんお願いします。」

映し出されたのは「Jd'ビデオレター」。KAZUKIの故郷で両親がベルト奪取を期待する映像(右写真)。

阿部も「私も今年中に取らなきゃいけない理由があるんです・・・・照明さんお願いします。」

「もうチャンピオンベルト獲った写真で来年の年賀状印刷しちゃったんです・・・・・。」

坂井は「相手にできない」と控室に帰るが武藤が再戦受ける。トミー蘭ゴング要請。阿部アストロシザーズで丸め込む(右写真)、カウント3。

阿部(9秒 エビ固め)武藤
※阿部&KAZUKI、第11代王者に。

坂井戻ってきて「もうアンタたちに挑戦する気なんかないから。」
武藤「アンタら相手にした私がバカだったんだよ。」

阿部&KAZUKI相手にせず「若い世代にチャンスを与えるため、挑戦者はキャリア2年以内に絞りたいと思います。」

阿部、渋るトミーに「初めてなんだからベルト巻いてよー」と巻かせる(左写真)。

手も上げさせる(右写真)。その後は記念写真。

最高>WANTED


第7試合 AWF&QOR二冠選手権王座決定戦/エニウェア・ストリートファイト・イス・机・ラダー・ドラム缶 4thディメンション・バトルワンダーランド・デスマッチ・時間無制限1本勝負
ファング鈴木 vs ザ・ブラディー

開始ゴングが鳴ったのは21時8分。すぐに場外戦に。ラダーフォレストに両者突っ込んでいく。続いてドラム缶エリア。イスフィールドではブラディーがイスの上にカサドーラホイップ、ファングはイスの山にチョークスラム(左写真)。いずれもカウントは2。5分経過。

ファングはイスをステージ下に落としてブラディーを落とそうとするがブラディーホイップで切り返し逆にファングがイスの山に。ブラディーリングに戻す。ラダーとイスを入れる。ブラディーラダーをコーナーに立てかけるがファングが切り返してブラディーをぶつける(右写真)。ファングイス攻撃。つかみ合いのケンカ状態に。ブラディーはチェーンでファングの足を縛る。10分経過。

ブラディーは動けないブラディーにイスをぶつけ、ロープの反動使ってダブルニードロップ、カウント2。ブラディー裏拳2発からカバー、カウント1。ファング足をすくって倒す。ファングチェーンを外し手四つからEXに(左写真)。体勢崩れる。

ファングがラダーを持って突っ込む、ブラディーかわしてラダー抱えたままのファングをジャーマン(右写真)、ラダーは見事コーナーに乗っかる。ブラディーシーソーホイップ。

ファングはラダーをブラディーの上に落とし、さらに顔面に押し付ける(左写真)。15分経過。

ブラディー流血。ファングはチンロックから極楽固めに(右写真)。リリース、場外に出す。

ファングはブラディーを南側階段席の通路まで連れて来ると売店に続く階段に落とす。通路に戻ってきて殴りかかるブラディーだがファングが逆に殴り倒す(左写真)。リングサイドに戻る。ファングラダーに振る、ブラディーはラダーに飛び乗ってトペ・レベルサ、ファングキャッチしてジャーマン、カウント2。20分経過。

ファングラダーに上る、ブラディーラダーごと倒す。ブラディーはファングを引き上げてラダー上でのブラディーEX(右写真)。しかし外れる。ブラディー場外を引き回そうとするがファング形勢逆転して蹴りまくる。

ファングはブラディーをドラム缶の上に乗せて吊り天井(左写真)。リリースしてラダーの上からサマーソルトドロップ、ブラディーかわす。

ブラディーが逆にラダーの上からセントーン(右写真)、カウント2。リングに戻す。コーナーに上ってダイビングセントーン、カウント1。

ブラディー裏拳、ファングブロック。ファングの腕を取るとEXに(左写真)。

ブラディーリリースして裏拳、ファングはイスでブロック(右写真)、ブラディー腕痛める。ファングラリアット、ブラディーもイスでブロックしようとするがファングはイスごとなぎ倒す。場外戦に。

テーブルランドにやってきた2人。ファングパワーボム狙う、ブラディー着地。ファングスリーパー、一段高くなったところに上って吊り下げるファング。ブラディーも上に上って難を逃れる。ファングは壇の上からテーブルランド目掛けてSTO(左写真)、カウント2。

ファングはラダーの上からサマーソルトドロップ、カウント2。さらにSTO(右写真)、カウント2。30分経過。

ファングがブラディーをリングに戻し、ラダーを入れる、ブラディー片方の端を踏んでファングにもう一方をぶつける。ファング場外転落。ブラディーはコーナーからトペ・レベルサ(左写真)、場外でカウント、2。場外でダブルノックダウン状態、8で両者立つ。

リングに戻ってファングラリアット、カウント1。ファングバックドロップ(右写真)、ブラディー立ち上がる。

ファングSTO4連発(左写真)、カウント2。

ブラディーはファングをラダーに押し付けて裏拳(右写真)。裏拳さらに3発打ち込んでEX。外してまた裏拳、ファングかわしてバックドロップ、カウント2。35分経過。

また両者ノックダウン。カウント9で立つ。ファングはスピニングラリアット(左写真)。立たせてもう一発スピニングラリアット、カウント2。ファングは腕にチェーンを巻く。

ファングはチェーンを巻いた腕で串刺しラリアット連打(右写真)。

ファングスピニングラリアット(左写真)、カウント2。ファングさらにラリアット3発。ブラディーチェーンの一方を自分の拳に巻くと裏拳、カウント2。ラリアットと裏拳相打ち、両者9で立つ。

ブラディー裏拳5連発(右写真)、ファング2で返す。40分経過。

ブラディーは拳にチェーン巻きなおしてチェーン裏拳連打(左写真)からカバー、カウント3。

ブラディー(40分16秒 片エビ固め)ファング
※ブラディー、第5代二冠王者に。

ブラディーマイク「わかったか。私に逆らったらどうなるか!実力はこんなもんだ。所詮2番手は2番手なんだよ!」

ファングマイク「よくわかりました。あなたを敵に回すことでどんなにプロレスが楽しくなるか、すごくよくわかりました。スーパーテラーズを出ます。私はずっと2番手でした。もう2番手はいやです。」
「あなたの敵に回ります。それがどういうことかは、どれくらいの覚悟が必要かわかりました。お願いです。私に最後のチャンスをください。最後のチャンス、二冠戦。金網、天井付き金網に入れますか?こわいですか?」

ブラディー「入れますよ。こわがってちゃヒールはできないんだよ。だがな、タイトルにそんな簡単に挑戦できると思うなよ。条件がある。プロレスやめるか、ヒール、ペイント、凶器やめるかどっちか。受けたらやってもいいよ。」

ファング「お客さん、金網見たいよね?あなたの敵に回るってことはそういうことなんでしょ?負けたら今までのファング鈴木を全部消すって。やりましょう。代表、金網いつ用意できますか?」

卯木「金網はディファに置いてありますんで1月27日、ディファ有明で。鈴木、最後の挑戦、わかってますね?」

ファング「私も若くないんで、ぜーんぶ賭けて金網に入ります。」

試合後のマイクで次の展開が決まるのならあそこまでやらなくても、という気しかしないなあ。長すぎるもん。



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