埼玉プロレス 2/12 板橋産文ホール大会



試合前におばけのサイン会(右写真)。

今日からゴングが導入され、観客どよめく。飛田があいさつ(左写真)。「たくさんのご来場、はっきり言ってとまどっております。自分は期待されると逆にダメになる方で、『叩き上げ』とか『叩かれて伸びる』とか言うけど、日本人の3割もそんなのはいないんじゃないかと。おだてておだてて伸びる方なんで、あんまり期待されると。何話そうかな?最近だと、諫早湾のノリですかね?今回の怪人、エロゲーとかギャルゲーとかの怪人、2ヶ月前にパチンコ屋で隣に座っていたおっさんから情報を仕入れて今回対戦に至った、と、そういうわけで。」


第1試合 荒井修 vs 長瀬館長

荒井は「サンライズ」で入場すると「ウィーッ!」。売店にいたおばけが荒井に近寄り、握手(右写真)。おばけは協力を誓い、そのまま荒井のセコンドに付く。

館長ローキックで先制するが体格差が凄すぎる。荒井ローキックでお返し、館長吹っ飛ぶ。ダウンカウントは5まで進む。荒井ロー、ミドルからラリアット(左写真)、館長ダウン。今度はカウント6。館長ソバット、倒して十字に行くが荒井はエスケープ。

館長ローキック連打、バック取るが荒井は豪快な払い腰(右写真)。館長ダウン。カウントは4。

館長後ろから飛びつくとスリーパー(左写真)、しかし荒井は難なくロープ、館長思わず「せまい・・・」荒井ロー、ミドル、館長ダウン。カウントは5。

荒井ハイキック(右写真)、館長ダウン、カウント5で立つ。

荒井腕取って十字(左写真)、リリースすると腕極めネックロック、崩れるとワキ固め、これもリリース。

荒井は足を取るとジャイアントスイング(右写真)。5回転で放り捨てる。目を回しながらもう一度トライ、しかし回せない。が、館長ダウン。カウント7。5分経過。

荒井ハイキック、足取ってアキレス腱固めから首をはさみこんで三所絞め(左写真)、館長ギブアップ。

荒井(5分19秒 三所絞め)長瀬

荒井は突然セコンドのおばけを突き飛ばす。追うおばけ。帰ってくるとガッツポーズ。勝ったのか?


第2試合 Naoshi Sano vs SHOGUN

「GOKUのマスクを受け継いだ男」らしい>SHOGUN(右写真)。一方のSanoは「リアル・アメリカン」で入場。SHOGUNはロックアップからホイップ3連発。

ルチャを仕掛けるSHOGUNに対しあくまでアメリカンなSano。ラリアット、パンチ連打で倒すとスピニングトーホールド(左写真)。SHOGUNはキックでブレーク。Sanoディスカスエルボーからコブラツイスト、引き倒してフォール、カウント2。Sanoキック、ラリアット、SHOGUN2発目かわしてコルバタ。

SHOGUNドロップキック。Sanoを客席に座らせるとトペ(右写真)。まさに一直線。

Sanoはイスの上のコブラツイストで逆襲(左写真)。パンチの打ち合いはSanoが制し、足を取ると逆片エビ、SHOGUNロープ。Sanoストンピング、パンチ。5分経過。

SHOGUNはSanoのブレーンバスターを切り返すとメキシカンバックブリーカー(右写真)、落としてドロップキック、カウント2。

SHOGUNカニばさみから変形エル・ヌド(左写真)。惜しくも外れる。

SHOGUNは客席のイスを2段に積み上げてそこからムーンサルト(右写真)、カウント2。SHOGUNまたイスに上ってダイブ、Sanoキャッチしてダイアモンドカッター(ちょっとスッポ抜け)。

Sano首固め、カウント2。起き上がったSHOGUNにトルネードクラッチ(左写真)、カウント3。

Sano(7分19秒 トルネードクラッチ)SHOGUN

アメリカンはアメリカンでも今日はテイオーがモチーフだったのね。>Sano


ここで休憩。長い。


第3試合 ブラック・バロン vs スラセンジャー(本日デビュー)

思わず見入ってしまうバロンの顔。

なんちゅうか、まあこれ関係のようだ。凶器を手に観客を襲うスラセンジャー。しかしバロンが後ろから襲撃。とはいえバロンも凶器を持った殺人鬼には逃げる一方。

ようやくバロンはスラセンジャーの凶器を落とし、マット中央で組み合う。バロン観客席に振る(右写真)、スラセンジャーはイスに飛び乗って反転クロスボディ、おお、凄い。しかしスラセンジャーはルールを知らないのかカバーには行かずひたすらチョーク攻撃。

その後も何か技を決めてはカバーではなくチョークに行くスラセンジャー(左写真)。

エルボードロップからチョーク、ギロチンドロップからチョーク、イスの上からのミサイルキック(右写真)からまたチョーク(右写真)。5分経過。

再び凶器を手にしたスラセンジャー、バロンに襲い掛かる。ここでバロンの顔が回る。目を回すスラセンジャー(左写真)。

なぜか自分の腹を凶器で刺してしまったスラセンジャーをバロンはスクールボーイで押さえ込む(右写真)、カウント3。

バロン(6分25秒 スクールボーイ)スラセンジャー


メインの前にまた5分休憩。


第4試合 サバイバル飛田 vs “恋愛シミュレーションゲームの弊害”上・同・下級生・トゥルーラブ・トゥーハート・センチメンタル・メモリアル

飛田先に入場、気合が入る。

そしてなんかのゲームのテーマ(知らん)に乗って入場してきた上・同・下級生・トゥルーラブ・トゥーハート・センチメンタル・メモリアル(右写真。以下メモリアル)。むむむむむむむむむ。

挑みかかる飛田(左写真)。チョップで攻めるがメモリアルはチョップ一発で反撃、飛田ダウン。

ここで携帯が鳴る。あわてて出るメモリアル。すぐにメールで返信(右写真)。飛田追いかけてチョップ打ち込むがまた一発で逆襲される。

メモリアルは飛田にキス。よろけて倒れた飛田にさらに濃厚なキス(左写真)。

このポーズにはレフェリーの森谷さんも悩殺される(右写真)。

メモリアルはカバンからマーガレットを取り出すと飛田の顔をふさぐ(左写真)。これは苦しい。

飛田なんとか脱出するとマーガレットを2つに引き裂き、悲しむメモリアルを投げ飛ばす。下着が露わになるメモリアル(右写真)。見たくねー。

すかさず飛田はスクールボーイガールで丸め込みカウント3。

飛田(3分25秒 スクールガール)メモリアル

飛田マイク「恋愛ゲームの弊害、未だに名前はちゃんと言えないが、恋愛ゲームに逃げる男が非情に増えているという問題が、生身の恋愛をしないというそおういう問題に対する答え、答えじゃねーか。ま、警鐘としてアレが出てきた。エロゲーももう下火らしいし、怪人のセレクト間違えたかな?いや、いっぱいいるんだよ。最近では諫早湾のノリとムツゴロウが合体した怪人とかいるし。ちょろっと今日はすいませんね。ほんとにもーちょっとバイオリズムが、パチンコ屋で見たんだけど、知能運がガーッと下がってて。スラセンジャーとか907便とかは考えたんだけど。オレにタブーはない。面白い奴が偉い、って思想なんで。オレの中では。だんだんなんか、あー、ちょっと、ときメモが流行ってる頃にあいつ連れてくればよかった。もう2も出て、それが全然売れなくて、中古屋で1400円とかなってる時期じゃね。だから、変な期待を持つからこーゆーことになるんだ。五木寛之曰く『日々の苦しいことが地獄で、たまのうれしいことが天国である』って、つきつめると納得行かない部分もあるけど、とりあえず4月はこれに懲りずにみなさんホントに。とりあえずこのへんで引き上げさせてもらいますがまたのご来場をお待ちしております。」

次は4月22日(日)、今回同様板橋産文ホールで。



観戦記INDEXへ。