埼玉プロレス第“自由に”戦 4/22板橋産文ホール大会



今日の「リング」はむきだしのマットにビニールシート1枚(右写真)。いつもは敷いているカバーすらない。

飛田あいさつ(左写真)。「非常にテンションが上がらないっていうかですね、今日ホームセンターに買出しに行ったら、帰りにバイクが動かなくなって、バイク屋に持って行ったら修理に7万円かかるっつーんでこれは『お陀仏』ってことで墓掘って埋めようかと。次期総裁選もたけなわっていうことで、もう政治ネタも尽きたっていうかオレが政治ネタしゃべっても意外性がないという街の声が聞こえてきて。どうなんでしょうね。第1試合、ポセイドン・サミー、こいつは仕事が忙しくてなかなか試合ができないというある意味レアなレスラーで。第2試合、Naoshi Sanoってとこが勘違いしてるな。第3試合はノーコメント。メイン、THE HIGATAというのは皆さんもご存知かどうか海苔が高くなるって、業者の人いわく2年後くらいにばーっと来るそうで。こいつは有明海から鹿児島を回って、四国と広島の間を通って江戸川を上って今日の対戦の運びとなりました、って長いな。」

ビニールシートは飛田が持って帰ってしまった。

第1試合 荒井修 vs ポセイドン・サミー

これ(右写真)が「仕事が忙しくてなかなか試合ができない」ポセイドン・サミー。

荒井ローキック、サミータックルで倒して上になる、荒井引っくり返してケサ固め。サミーエスケープ。荒井ローキック2発からハイキック、サミーダウン。荒井アーホイップから腕固める。押さえつけて首を固める(左写真)。腕取って十字に。サミーエスケープ。

荒井コブラツイスト、グラウンドに引き倒してカウント2。足すくってエビ固め、カウント2。サミーック、荒井掌底、サミーダウン。荒井両足取って炎のコマ(右写真)。勢い良く回しすぎて荒井が目を回す。荒井なんとか復活して背中にパンチ、すると「アッチィー!!」。背中が熱を持ったようだ(本人は熱くないのか?)。

荒井ミドルキック(左写真)からブレーンバスター、サミー抵抗するが荒井無理矢理投げ切る、カウント2。

荒井ブルドッギングヘッドロック(右写真)からスピニングトーホールド、荒井目を回す。三半規管が弱いのか?サミーカバー、カウント2。荒井立ち上がってフィッシャーマンバスター、ちょっと体勢崩れるがカバー、カウント2。荒井コーナーに振る、サミーマットの外に出る。ここはやっぱり「コーナーにぶつかった」動きをするべきなのか?

荒井ハイキック、サミーダウン。荒井キャメルクラッチ、リリースしてSTF、サミーエスケープ。荒井ラリアット(左写真)、サミーダウン、カウント7。

荒井十字固め、リリースして立たせると卍固め(右写真)、サミーギブアップ。

荒井(7分41秒 卍固め)サミー


第2試合 Naoshi Sano vs “13日は金曜日”Jackson The Horrible

これがJackson The Horrible。

Sano、Jacksonにガムをプレゼント(右写真)。Jacksonが取ろうとすると指にパチ。なんと古典的な。Jackson怒ってパンチ。

Jacksonヘッドバット連打(左写真)、倒れたSanoの胸を踏みつける。Sano「チョーク!」レフェリー森谷さん取り合わない。Jackson立たせて逆水平連打からカバー、カウント2。さらにサミング、股間にギロチン、Sano「Golden Ball!」とアピール。Jackson股間にストンピング、Sano「cock!」おいおい。森谷さん「埼玉ルールOK。」

Jacksonパイルドライバーの体勢、Sano急所打ちでブレーク。Sanoパンチ連打。Jacksonネックハンギング(右写真)、Sanoパンチでブレーク。Sanoパンチからエルボーで倒す。Jacksonムクっと起き上がりチョーク攻撃。

Jacksonイスを3つマットに積み重ねてその上にDDT(左写真)。さらにパイルドライバー。5分経過。

Jacksonイス攻撃、Sanoは大振りのイス攻撃をかわして足をすくうとエビ固め(右写真)、カウント3。

Sano(5分18秒 エビ固め)Jackson



休憩時間中に急遽オークション。ブロディ安藤のネタ本の「家庭の医学」(左写真)やさっきのポセイドン・サミーのマスクまで破格の安値で落札。


第3試合 長瀬館長 vs 決めてません

昨年12月以来登場の「決めてません」。胸になぜか何かを隠すような白テープが(右写真)。

館長ローキック、決めてません違う所を手で払って「効かない」とアピール。館長ミドルキック、決めてません今頃太ももを押さえる。館長ソバット、決めてません地獄突き、ダブルパンチ、ボディスラム(左写真)。

館長後ろから飛びついてスリーパー(右写真)、グラウンドに持ち込んで絞めるがリリース。

館長目隠しして倒すとマウントパンチ(左写真)、胸のテープをはがす。

なぜかいやがって胸を隠す決めてません(右写真)。前回は出していたはずだが?試合中断してビニールテープで応急処置。5分経過。

決めてませんそのテープをはがしてチョーク攻撃(左写真)。さらにテープをムチにしてぶつ。決めてませんモンゴリアンチョップ、大外刈り、カウント2。縦四方、カウント2。

決めてませんボディスラムから客席のイスに上ってダイビングプレス(右写真)、3カウント。

決めてません(7分ちょい)館長

館長「最近試合らしいことやってないんですいませんでした!」


第4試合 サバイバル飛田 vs “汚された海からの怒りの代弁者”THE HIGATA

飛田掃除機抱えて入場(左写真)。

一瞬明かりが落ちてHIGATA入場(右写真)。

ボディーチェック。HIGATAの手はスルメに酷似(左写真)。

試合開始。HIGATAはそのスルメのような手で飛田の顔面を押さえつける(右写真)。

HIGATA場外に出る。やたらとドアの方に行きたがるのは「水門」を探しているのか?飛田後ろからパンチ、HIGATA捕まえて飛田を壁にぶつける(左写真)。

マットに戻る。飛田ボディスラムからエルボードロップ、カウント2。うつぶせの状態のHIGATAにパンチ。飛田スリーパー、HIGATA切り返してハンマーロック(右写真)、飛田エスケープ。

点々と落ちてる黒いのはHIGATAから剥がれ落ちたノリ。

飛田こぶしでグリグリ、後頭部にギロチン。飛田STFからチキンウィングフェースロック(左写真)。

飛田キックからフィッシャーマンバスター(右写真)。

飛田得意の首4の字に(左写真)、しかしHIGATAはこれを外す。

飛田距離を取ってラリアット、そしてドリルアホールパイルドライバー(右写真)。

飛田そのまま頭をはさんでリバース首4の字に(左写真)。HIGATAギブアップ。

飛田(7分59秒 リバース首4の字)HIGATA

飛田マイク「なんて言い訳しようかな。みなさんご存知かどうか知りませんが、4月1日からFMWに正規のルートじゃなくて杉作J太郎を通してヒマだったら出てくださいって。4月1日だったらクソみたいな試合しても四月馬鹿って言い訳できると思って。どうなんでしょうね?昔『死ぬための生き方』という本読んでいて、いかに面白く死ぬかというのがFMW参戦のテーゼというか。怪人についても触れようか。水門開けるか開けないかで今度はアサリ業者vsノリ業者の地獄絵図に。水門開けたらヘドロ出るとか。率直みなさんどう思いました?次は売り興行で大阪の金融道のリッチな山嵐みたいなオヤジに来てくんない?って言われてとりあえず行くんだけど。大阪と言えばネオレディースで行った時セアカゴケグモ男ってのとやろうとしてたんだけどいきなりヒザ靭帯断裂して。もう治った頃だろうけど、あんまりベタだし。・・・・やっぱりリングないと変かな?リングに上がったら鉄柱なりコーナーポストなり使うものいっぱいあって、あっちが町田康ならウチは五七五七七で。きれいに言えばね。さーてと、次6月30日押さえてるけど、怪人が出尽くしたという。まあとりあえず。もう帰り支度してますが。今日はたくさんご来場ありがとうございましたというマトモなコメントで終わりたいと思います。」



観戦記INDEXへ。