埼玉プロレス第“X刺”(じゅうよん)戦
6/30 板橋産文ホール大会



第1試合 荒井修 vs 匿名希望(友人)

7時20分に会場に着いたらもう始まっていた。なんということだ。今日は大仁田興行でかぶっているのでレフェリーはいつもの森谷さんではなく片谷健。匿名希望(友人)はフライングクロスアタック(右写真)。

荒井スリーパー、匿名希望(友人)落ちた?(左写真

荒井は容赦なくブレーンバスター、炎のコマ(右写真)。荒井4の字、匿名希望(友人)エスケープ。荒井STF、これもなんとかエスケープ。

荒井バックドロップからパロ・スペシャル。体勢崩れるがそのままグラウンドで締め上げギブアップ奪う。

荒井(5分20秒 グラウンド式パロ・スペシャル)匿名希望(友人)


第2試合 カラテ・ハヤト vs ブラック・バロン

カラテ・ハヤト(右写真)は持ってきたヌンチャクをレフェリーが取り上げようとすると「これは俺の命だ!」と差し出すことを拒否。自分のコーナーに置く。

カラテ・ハヤト、さすがにキックが鋭い(左写真)、バロンなんとかかわす。

ハヤトはキックで崩しグラウンドに持ち込むとマウントポジションからアームロックに(右写真)。

ハヤト正拳突き、バロンは蹴り足をキャッチしてレッグロックからインディアンデスロックに。さらにリバースデスロック。足の太さが違うだけに余計苦しそう。ハヤトはなんとかエスケープ。

バロンは足にストンピング、ハヤトはローキック、正拳突きで反撃するがヘッドロックに行ったところをニークラッシャーに切り返される(右写真)。

ハヤトはヌンチャクを取り出して振り回す(左写真)。バロンが顔面グルグルで目をくらませてヌンチャク取り上げる。バロンもヌンチャク使いがうまいぞ。バロンはさらにヌンチャクでハヤトの首を絞める。

ハヤト正拳突き、一本背負い、ソバットでダウン奪い、立ち上がったバロンにまた正拳突き。バロンは顔をグルグル回して目をくらませる(右写真)。5分経過。

ハヤト上段蹴り、バロン四つんばいになってかわす、体勢を崩したハヤトはバロンに引っかかって転ぶ、バロンそのままエビ固めに(左写真)、カウント3。

バロン(5分14秒 エビ固め)ハヤト

ハヤトはバロンの強さに感服したのか「命」のヌンチャクを差し出す(右写真)。

バロンはこれに応え、今までかぶっていたマスクを脱ぐと新しいマスクをかぶり(左写真)、脱いだマスクをハヤトに渡す。友情だ。


ここで飛田が出てあいさつ。「5月5日にお近づきになった先輩を紹介します。」で「サンダーストーム」がかかる。しかし出て来たのは天龍には似ても似つかぬこの男(右写真)。「本当は試合をするつもりだったんですけどコンディションづくりが間に合わず・・・」試合するコンディションじゃないのは見りゃわかる。

これで天龍のシューズのつもりのようだ(左写真)。芸人だかなんだか知らんが話が寒すぎ。自分の好みと合わん、というだけかもしれんが、こんなんなくてもいいしね。ブロディ安藤の手品の方が10倍はマシだろう。


ここで長ーい休憩。


第3試合 トーカイブシドーGL vs こうもり星人

こうもり星人は入って来るとレフェリーをこのポーズで威嚇(右写真)。

GL入場(左写真)。

ロックアップ、こうもり星人ヘッドロック、GL振る(右写真)、こうもり星人はちゃんと戻ってタックル。ロープワーク(?)から足のすくい合い、カバー合戦とちゃんとルチャを見せる。

GL振る、こうもり星人クロスボディで返す。こうもり星人はGLを座らせると首の後ろに乗って例のポーズで「イー」(左写真)。こうもり固め?こうもり星人はサーフボードホールドに移行。

GLはこうもり星人を前方に投げるとニールキック、ボディスラムからコーナーに立たせると側転エルボー(右写真)、フェースクラッシャー。

GLドロップキック、こうもり星人客席に。GL迷わずトペ(左写真)。凄い。

リングに戻る、コブラツイストの掛け合いはGLが制してグラウンドコブラに(右写真)、カウント2。

GLドラゴンスクリュー、こうもり星人なぜか逆に飛ぶ。GL4の字、こうもり星人たまに起き上がるとこのポーズで「イー」(左写真)。効いてないのか?しかしエスケープ。

GLコーナーに振る、こうもり星人三点倒立・・・・のはずがブリッジ(右写真)。しかしGLが近づくと両足でGLの頭をはさみ、人工衛星ヘッドシザーズ。

こうもり星人はGLにニードロップ、イスをリングに置いてそこに飛び乗るとニードロップ(左写真)、カウント2。

こうもり星人イス攻撃、ブレーンバスター狙うが投げられず。こうもり星人回転エビ、ボディスラムからイスを積み上げてのダイビングプレス(右写真)、カウント2。

こうもり星人もう一度ブレーンバスターにトライ、GLは背後に着地して十字架固め(左写真)、カウント3。

GL(7分41秒 十字架固め)こうもり星人

GLマイク「今日はお前の魔の手から地球を守ったぞ!何度でも来い!俺は先頭に立って地球を守る!」

そんなに壮大な話とは思わなかった。


ここで「若干のインターバル」。これが異様に短い。引っかかった(?)者多数。


第4試合 サバイバル飛田 vs 水質汚濁・ガマ親分

飛田が先に入場、ガマ親分の入場を待つ。場内が一瞬暗転。扉が開くとそこにはカラテ・ハヤトがサポートしながらリングに向かうガマ親分の姿が(右写真)。

対峙する飛田とガマ親分(左写真)。しかしガマ親分は飛田に興味があるのかないのか闘う気があるのかないのかひたすら前進。

この足がキュート。

飛田が先制攻撃を仕掛ける。しかし何も悪いことをしていないガマ親分への攻撃に会場からは若干のブーイング。

ガマ親分ついに反撃開始。ジャンプしてのヘッドバットを飛田の顔面にヒットさせて倒すとジャンプ(右写真)、これがホントのフロッグスプラッシュ

飛田もパンチ、キックで対抗。しかしガマ親分はジャンピングヘッドで倒すとフロッグスプラッシュで追い込む(左写真)。

飛田場外に連れ出す。ガマ親分は短時間なら二足歩行も可能な様子。すぐに飛田を壁に押し付けて圧迫(右写真)。

飛田はガマ親分をリングに戻すとSTF(左写真)。ガマ親分返す。またもフロッグスプラッシュから馬乗り(?)になる。

飛田パンチ。ガマ親分は急所蹴りからジャンピングヘッド(右写真)。5分経過。

飛田はドロップキック、ストンピング。ジャンプしてギロチンドロップ(左写真)、カウント2。

飛田ブレーンバスター(右写真)、ガマ親分ジャンピングヘッド、飛田かわす。飛田投げ飛ばし、マウントパンチ。飛田カカト落とし、ストンピング。

ガマ親分を立たせるとクロスチョップ(左写真)。

飛田首投げからキック、そしてX固め(右写真)、ガマ親分ギブアップ。

飛田(8分13秒 X固め)ガマ親分

試合が終わっても技を解かない飛田に謎の男が襲い掛かる(左写真)。

飛田によると「マンホール人Ver.2.0」らしい(右写真)。

飛田マイク「どう意味づけしようかな、とか。ああいうのが日本中の池や沼に、ミドリガメとかワニガメとか、そういう飼い切れなくなって捨てるのが多いんで、飼い切れないなら最初から飼うなと。・・・・果たして今のを試合と呼べるんだろうか?最近ちょっと自信なくして、眠れない夜を過ごし、枕を涙で濡らす日々を送ってます。見てのとおり怪人は出尽くしてしまったのは火を見るより明らか。今日もほんと大仁田興行と重なってて、森谷さん出れないからとあるインディー団体にレフェリー貸してくれって頼んだら『そんなとこ出るのは・・・』って感じで。俺が思うに一番難しいのはルチャリブレで一番簡単なのが擬似真剣勝負だと。いいよなあ、××は。××××を××して××に×××か。今ごろ××あたりに××××の×××を教わってんだろうな。」
ちょっと今日のマイクはマズいと思うんでこのへんでやめとこう。



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