SMACK GIRL 7/26 Club ATOM大会



リングアナはヤマモ。前半戦のメインレフェリーは木村浩一郎。


第1試合 中島智子 vs 藤城生美(5分2ラウンド)

中島(闘うレースクィーン)と藤城(ケーキ屋)の身長差20cm(中島が上)。中島それを利して打っていく(右写真の背中が中島)。1ラウンド3分過ぎ、中島がグラウンドでスリーパー、しかし30秒ルールでブレーク。藤城立ち上がるとローキックを連打。1ラウンド終了。

2ラウンド。中島投げを打つ(左写真)、グラウンドに持ち込むが決め手を欠く。藤城は両手で押して距離を取ってはローキック、を繰り返す。中島が棒立ちになったところを両足タックルで倒してフロントチョーク、中島ギブアップ。

藤城(2ラウンド 2分6秒 フロントチョーク)中島

藤城に勝利者インタビュー(右写真)。「今度は誰と闘いたいか?」の問いに「身長が同じくらいの人・・・・・」


第2試合 佐藤めぐみ vs 篠原光(5分2ラウンド)

この日がデビュー戦の篠原。鋭い視線を佐藤に投げかける(左写真)。試合開始、篠原は佐藤を引きずり倒すと殴る、蹴る。かと言ってただ暴れているだけかと言えば四つんばいにしてのヒザ蹴りなどちゃんとした戦法も見せる。

結局佐藤に何もさせないまま殴る、蹴る、絞めるで圧勝。グラウンドはあと3秒でブレークというところだったが。

篠原(1ラウンド 3分1秒 フロントチョーク)佐藤

凄いのが出てきたなあ。


第3試合 大野千春 vs ナナチャンチン(5分2ラウンド)

3年ぶりに表舞台に戻ってきた千春(左写真)。

ナナチャンチンがタックルに行っても千春倒れず。ナナチャンチンの打撃にも全くひるまず、グラウンドで腕を狙う。最後は腕十字?

大野(1ラウンド 4分10秒 腕ひしぎ十字固め?)ナナチャンチン

勝利の瞬間「愛があれば大丈夫」が流れる(入場時は違う曲だった)。集まったファンから「ちーはーるっ!(チャッチャッ)ちーはーるっ!」と昔ながらの声援。本人も手拍子を合わせる。いいシーンだ。

インタビュアーのヤマモ「ここで会うとは思ってませんでした。」千春「また出ることがあったら応援よろしくお願いします。」


ここで休憩。あれ?さっきまでバーカウンターに高木三四郎がいたような気がしたんだが、よく見ると高偽だった。おかしいなあ。休憩後、SHINOKI氏が登場、後半戦のカードを発表。後半2試合は石原美和子の所属する禅道会勢とGFII(市村、星野)との対抗戦。


第4試合 市村幸恵 vs 尾上佳子(5分3ラウンド)

市村(右写真)が積極的に打っていく、しかし尾上は冷静に差し合いを制してグラウンドに持ち込む。30秒ルールでブレークされてもまた倒し、上になる尾上。腕取って十字に、これも30秒ルールでブレーク。市村強引な首投げ、尾上ブロックして引きずり倒す、上に。1ラウンド終了。

2ラウンド、市村打撃攻撃(左写真)、しかし尾上は組み付くと足を掛けて倒しグラウンドに。マウントから十字、30秒ルールでブレーク。しかしここで尾上が鼻血を出してドクターのチェックが入る。

試合再開、尾上組み付く、倒して上に。尾上十字、市村タップ。

尾上(2ラウンド4分23秒 腕ひしぎ十字固め)市村

勝利者インタビューでも冷静な尾上。禅道会恐るべし。


第5試合 星野育蒔 vs 金子真理(5分3ラウンド)

みんなの期待を背負って登場、スマックガールの主役・星野育蒔(右写真)。

星野パンチ、ヒザ、投げ打ってケサ固めに。30秒ルールでブレーク。金子倒してバック取る。星野亀になって防御。30秒ルールがあるからこれも有効だろうなあ。狙いどおりスタンドに戻される。立ち上がると星野はハイキックをヒットさせる。凄い。首投げからケサ固め、立ち上がって脇腹にヒザ蹴り、1ラウンド終了。

2ラウンド。いい顔だなあ>星野。星野投げを打つ、金子つぶしてバック取る、金子もボディにヒザ入れて上になる、30秒ルールでブレーク。星野ハイキック、ヒザ蹴り、金子組み付いて倒す、星野引っくり返して脇腹に思いっきりヒザ打ち込む。

星野首投げ、金子切り返してバック取る。ヒザ蹴り、パンチ、しかしブレーク。金子組み付く。星野首を取りに行く(左写真)、金子そのままコーナーに押し込む、倒すがロープがあるためそれ以上攻められない。2ラウンド終了。

3ラウンド。星野ミドルキック連打から首投げ、グラウンドに。金子引っくり返す。しかしブレーク。星野投げを打つとケサ固め、金子は下から足ではさんで防御。ブレーク。星野ミドルキック、金子かわして突っ込むが、星野は首を取ってグラウンドに。そのままフロントチョークで締め上げる(右写真)、金子タップ。

星野(3ラウンド 1分20秒 フロントチョーク)金子

金子もいい選手とは思うのだが、星野の勢いには負け。

勝利者インタビュー。星野はヤマモが差し出すマイクを奪い取ると「あの、今日は打撃の強い選手なので、ガード、こう、ガーッとガードしてからハイキック狙って、狙ったわけじゃないけど、でも、強くて、こうダーッと押されたりして、DDTの、ヒザ蹴り、タノムサクさんに教わったんですけど」うはははは、何言いたいんだこの人は。

「誰と闘いたいですか?」の問いには「もう、街歩いてても闘いたいですから、声掛けてください。」声掛けたら殴られるんじゃなかろうか?

カメラマンの要請に応えてポーズ(右写真)。なんつー顔だ。

ほんとに面白かった。こりゃ次回(8月23日)も行くべきかな。



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