WWE "King of the Ring 2001" 6/25 コンチネンタルエアラインアリーナ大会




ホテル・ペンシルヴェニアからバスで約30分、イースト・ルーサーフォードのコンチネンタル・エアライン・アリーナに到着。WWFのトレーラーがいつものように列をなして停まっている(左写真)。

会場の正面入り口(右写真)。昨年のレッスルマニアなんかと違い、場外のグッズ売り場も一箇所のみ、開場待ちの列もさほどでもない。ハコはかなり大きいんだが、そこが盛り上がりの違い?

ステージ上には巨大な「王座」のセット。その両側と入場口奥に3つのビジョン(左写真)があり、各試合の前振りビデオを上映。

7時からは「SundayNight HEAT」のワクに突入。TAZZらが会場のあちらこちらからレポート。7時45分からはジム・ロス&ポール・ヘイマンが実況席に着き、第1試合のヨーロピアン選手権、マット・ハーディvsジャスティン・クレディブル(右写真)が「HEAT」内で開始。マットがリタの助けを借りてツイスト・オブ・フェイトでヨーロピアン王座防衛(って書くとあっけないなあ)。

そしていよいよ8時。オープニング映像、盛大な花火の後、最初に登場したのはDDP(左写真)。アンダーテイカーを挑発した後「MAKE ME FAMOUS」のボードを掲げる。そのまま最前列席に陣取るDDP。

PPV内の第1試合はKoRトーナメントの準決勝第1試合、カート・アングルvsクリスチャン(右写真)。クリスチャンがストンピング、キックの連打で先制、アングルはスープレックスで反撃。アングルターンバックルにぶつけ、対角線コーナーに振る、クリスチャンは突進をかわしてネックブリーカードロップ、カウント2。クリスチャンはエルボーでアングルを場外に落とす。クリスチャンはアングルをリングに戻しコーナーに上る。アングル起き上がってクリスチャンを場外に突き落とす。クリスチャンは場外ラバーフェンスに激突。アングルはリングに戻すとサイドスープレックス、バックドロップ、ブレーンバスターとスープレックスの波状攻撃。

そこにシェーン・マクマーンが登場(左写真)。クリスチャンはロープワークからゼロ戦キックで反撃開始。

アングルムーンサルト(右写真)、クリスチャンかわしてインペイラーの体勢、アングルブロック。

アングルはアンクルホールドに切り返す(左写真)、クリスチャンロープエスケープ。クリスチャンかわしてインペイラー、カバーに行くがシェーンがクリスチャンの足を引っ張る。クリスチャンはエプロンに出てシェーンに文句。アングルは立ち上がるとエプロンのクリスチャンをトップロープ越しのオリンピック・スラム、カウント3。

アングルが決勝進出。

ストーンコールドの試合前インタビューの後、DDPのここまでのサラストーキング映像から正体を現したところまでの総集編上映。ヘイマンがDDPにインタビュー。会場には「DDP, I'm stalking Kimberly」のボードが。そこに突然DDPがストーキング(?)されている映像が流される。怒るDDP。


試合はKoRトーナメント準決勝第2試合、ライノvsエッジに。にらみ合う両者(右写真)、ライノがツバをかける。今までは仲良しだったこの4人、こないだのSMACKDOWN!で闘う姿勢を明らかにしたらしいが。ライノチョップ、ロープに振る、エッジ切り返してニールキック。エッジパンチ、チョップからコーナーに振る、ライノはカウンターのエルボー。ロープワークからライノショルダースルー狙う、エッジキック打ち込みドロップキックで場外に落とす。ライノは場外でパイルドライバー狙う、エッジブロック。エッジはライノを抱え上げて股間から場外フェンスに落とす。さらに場外戦続く。

ライノは形勢逆転してリングに戻る。ライノはセカンドロープのコーナーバッグを外し、金具にエッジをぶつける。対角線コーナーに振ってゴア、助走をつけて顔面ウォッシュ(左写真)、カバー、カウント2。抱え上げるとオクラホマ・スタンピード、コーナーに上ってダイビングプレス、カウント2。

ライノ突進、エッジ抱え上げてスタンガン。さらにマンハッタンドロップからラリアット、ネックブリーカードロップ。エッジコーナーに上る、ライノ追う。エッジは雪崩式回転エビ固めに(右写真)、カウント2。

エッジロープに振る、ライノはエルボーで切り返す。ライノはエッジが立ち上がるのを待ってゴア、エッジもスピアーをカウンターで決め、相打ち両者ノックダウン状態に(左写真)。ライノ先に起きてカバー、カウント2。ライノロープに振ってラリアット、エッジかわしてスクールボーイ、カウント2。ライノゴア、エッジかわしてコーナーに激突させ、高角度DDT(三四郎スタナーのような形で持ち上げて、自分が後ろに跳んで相手を頭からマットに突き刺す)でカウント3。

※エッジが決勝進出。

仲良く一緒にいるスパイク&モーリーにインタビュー。どういわけか今日スパイクとミステリアス・パートナーがダドリー・ボーイズのタッグ王座に挑戦することになったらしい。スパイクは「Big Surprise」と言うが、一体誰だろう?

ダドリー・ボーイズ(ババ・レイ&ディーヴォン)、スパイク・ダドリーが入場した後、注目のスパイクのパートナーは・・・・・ドカーンという轟音とともに赤い火柱。ケインだ。誰か元ECWかな、と思ったがそれはちと甘かったようだ。ケインはババ・レイを、スパイクはディーヴォンを捕らえてパンチ連打(右写真)、スパイクはウラカン・ラナで丸め込む、カウントは2。ババ・レイがスパイクをリフトアップ、ケインに投げつける。ケインはそれを受け止めて、そのままババ・レイに投げ返す。さらにケインがババ・レイにビッグブーツ、スパイクがカバー、カウント2。

ディーヴォンとケインが対戦、ケインはパワースラムからエルボードロップ、カウント2。スパイクにタッチ。ロープワークでディーヴォンが足を痛めババ・レイにタッチ。ババ・レイがスパイクにパンチ連打。ディーヴォンも入ってきて2人で猛攻(左写真)。ロープに振ってババ・レイがサイドバスター、そこにディーヴォンがギロチンドロップ、ケインがカット。ババ・レイがロープに振ってショルダースルー、スパイク軽々と跳ね上げられる。2発目スパイクはウラカン・ラナに行こうとするがババ・レイはライガーボムに切り返す。カウント2。ディーヴォン入ってスパイクをターンバックルに投げつけ、ボディスラムからコーナーに上ってダイビングプレス、スパイクかわす。スパイクここでようやくケインにタッチ。ディーヴォンもババ・レイにタッチ。

ケインパンチ連打、ロープに振ってショルダースルー。ディーヴォンも入るがケインはディーヴォンの後頭部にチョップ(右写真)。ババ・レイはケインをーコーナーに振って串刺しラリアット、ネックブリーカードロップ、サイドバスター、カウント2。ババ・レイロープに飛ぶ、ケインリフトアップするとハイアングルのパワースラム、カウント2。ケインが2人を場外に蹴り落としスパイクにタッチ。

ケインはスパイクをリフトアップ、場外のダドリー・ボーイズに投げつける(左写真)。スパイクがババ・レイをリングに戻す。ケインはコーナーからダイビングラリアット、スパイクがカバー、カウント2。

スパイクがババ・レイにダドリー・ドッグ(右写真)、ディーヴォンがカット。スパイクはディーヴォンにもダドリー・ドッグ狙う。ディーヴォン後方に投げる、スパイクうまく着地するがディーヴォンパンチ打ち込んで抱え上げる、そこにババ・レイが飛び込んで3D、ケインのカット間に合わずカウント3。

ダドリー・ボーイズがWWF世界タッグ防衛。

ディーヴォンがテーブルを出し、スパイクをテーブル葬しようとするが、ケインがババ・レイをテーブルにチョークスラム、スパイクを肩にかついで帰っていく。

エッジ&クリスチャンの控室。2人は決勝戦に向けて何か話し合っている。

再びDDPがストーカーされている映像。DDP怒る。

そしてKing of the Ringトーナメント決勝戦。こんな中盤でやることになるとは。アングルがマイク。「僕はこの後シェーンとのストリートファイトを控えているから君とはやりたくない。王座をシェアするということではどうだね?」(違うかも)しかしエッジの答えはパンチ。試合開始。エッジはアングルをコーナーに詰めてパンチ、キック、ストンピング。アングルもパンチで反撃、ロープに振ってラリアット、エッジかわしてゼロ戦キック。エッジロープに振ってキック。アングルロープに詰まる。しかエッジが近づくと捕まえてトップロープ越しにフロントスープレックス、エッジ場外転落。アングルは場外でエッジをステップにぶつけストンピング攻撃。リングに戻す。

アングルバックドロップ、カウント2。ブレーンバスター、カウント2。スリーパーに取る(右写真)。エッジ立ち上がる。アングルキック、エッジをコーナーに上げる。エッジはアングルの背中を滑り降りてスクールボーイ、カウント2。エッジロープに振る、アングル切り返してフロントスープレックス、カウント2。アングル再びスリーパー。今度はエッジの動きが鈍くなりカウント入る。3寸前で反応を見せ、立ち上がるエッジ。パンチでブレークしロープに飛ぶ、アングル場外にすくい投げで投げる。アングルは場外でブレーンバスターの体勢、ボディから場外のフェンスに投げつける。

リングに戻すとアングルはコーナーに上る。エッジ起き上がり雪崩式フランケン(左写真)、カウント2。2人ともヒザを着いたままでパンチ合戦、両者立ち上がる、エッジラリアット2発。そこにまたシェーンが現れる。アングルコーナーに振る、エッジ切り返して串刺しドロップキック、アングル叩き落してシーソーホイップ、エッジエビ固めに切り返す、カウント2。アングルはオリンピック・スラム狙う、エッジ切り返してDDT狙う、アングルブロック、エッジはエビ固めに、しかしこの時レフェリーはエプロンに上がったクリスチャンに気を取られてこれに気付かず。クリスチャンがエッジの勝利を妨害した?今度はアングルがビクトリーロール、これはシェーンがカット。エッジは高角度DDT、カウント3。

KoRトーナメントはエッジが優勝。

試合後の控室ではエッジ&クリスチャンに亀裂の兆候なし。何だったんだ?

一方のアングルは怒り狂って警備員にセミのストリートファイトでは絶対誰も乱入させないようキツく指示。



続いてはジェフ・ハーディとX−パックのライトヘビー級戦。X−パックが足をすくってジェフを倒すと背後から馬乗りになってビンタ連打。ロープワークからジェフホイップ→アームロック。X−パック起き上がる。ジェフロープに振る、X−パック切り返す、ジェフコルバタ。X−パック場外転落。ジェフは客席前のフェンスからフライングラリアット。リングに戻るとX−パックはコブラツイスト(右写真)。ロープをつかんで返されないようにする。ジェフロープから場外にエスケープ。ジェフリングに戻る、X−パックロープに振ってバックスピンキック、カウント2。X−パックスリーパー、ジェフロープに振る、X−パックニールキック、コーナーに詰まったジェフにソバット、顔面にヒット。X−パックはブロンコバスター、ジェフかわす。ジェフジャンピングネックブリーカードロップ。ロープに振ってドロップキック、X−パックかわす。X−パックコーナーに振る、ジェフ反転ミサイルキック。ジェフロープに飛んでクロスボディ、カウント2。ジェフコーナーに詰めてパンチ連打。X−パックはそれを持ち上げてX−ファクターに、カウント2。もう一発X−ファクター狙う、ジェフはチンクラッシャーに切り返す。ジェフコーナーに上る。X−パック追いかける、ジェフ突き落とすとスワントーン・ボム、3カウント。

ジェフライトヘビー級王座防衛。

リーガルとTAJIRIがいつものようにコミッショナールームに。そこにストーンコールドがやってきて、ビンスに直通電話をかける。「ご機嫌いかがじゃねえよ。ジェリコにしろベンワーにしろWCWに行くかもしれない奴にタイトル取られたらWWFに悪影響が出るぞ!恐れてなんかいないさ。落ち着け?何が落ち着けだ!」と相当ナーバスな様子を見せる。

またもDDPがスクリーンに大写しに。そしてDDPの今日の会場入りのビデオが写される。DDPリングに上がり、「テイカー!てめえだろ!俺はここにいるぜ!出て来い!」と叫ぶ。しかし映像で応えたのはサラ。「この映像を撮ったのは私よ。ストーカーされる気分はどう?」


そしてテイカー入場、レフェリーなし、決着なしの「試合」が開始。テイカーパンチで圧倒(左写真)、DDPは急所攻撃で反撃。テイカーさらにパンチ、DDPを場外に出す。サラがビデオ片手に試合の模様を撮り続ける。DDPイス攻撃。テイカー一瞬ひるむが突進するとタックルでDDPを客席に叩き込む。そしてまたパンチ連打。

リングに戻るとテイカーまたキック、パンチ。DDP場外にエスケープするがテイカー戻す。DDP「やめてくれ」ポーズ。テイカー構わずビッグブーツ、DDP場外転落。DDPそのままセキュリティを振り切って会場の外まで逃げていく(右写真)。サラは頼もしい夫の姿を撮り続ける。しかしこれで終わりじゃないだろうなあ。

そしてセミファイナル、アングルとシェーンのストリートファイトマッチ。アングルまずタックルで倒すとバック取って持ち上げてはマットに這わせる。もちろんまともにレスリングやればアングルの圧勝。アングルパンチ、バックドロップ、ロープに振ってキチンシンク2発。ヒザ蹴り、キック連打、シェーンは足をキャッチしてドラゴンスクリュー。アングルバック取るとシェーンの体を自在にコントロール(左写真)、シェーン場外エスケープ。アングルはリング中央でパーテレ・ポジションを取り「やってみろ」と挑発。シェーンリングに戻りバックを取るがアングル難なく切り返しパンチ、アングル・リフトで豪快に後方にぶん投げる。

アングルはコーナーに詰めてフロントスープレックス連発、シェーンをコーナーにビンタ。またパーテレ・ポジションで挑発。シェーン立ち上がるとバック取るふりして脇腹にキック、引っくり返してマウントパンチ。両者立つ。シェーンいつものステップを交えながら(右写真)パンチ、ラリアット連打。アングルバック取って崩す、シェーン逃げると立ち上がって回り込みキック、ロープに振るがアングルはまたフロントスープレックス。アングルコーナーに上る、シェーンはキックで場外に落とす。

シェーンはフェンスに上ってそこからダイビングラリアット。リング下から竹刀を取り出し、それが折れるまでアングルを打ちのめす。アングルタックル、シェーンかわしてアングルは鉄柱に。シェーンはラリアットでアングルを客席に叩き込む。シェーン戻してアームホイップで2度フェンスに叩きつける。ステップにぶつけ、シェーンタックル、アングルは後頭部をステップで強打。リングに戻るとシェーンがカバー、カウントは2。シェーンエルボードロップ、リング下から木の板を取り出す。ごみ缶も2つ。まずはごみ缶のフタで攻撃。アングルキック、シェーン足を取る、アングル延髄蹴り。シェーンは足を放さずアンクルホールドに(左写真)。アングル必死にブレーク。

シェーンは飛びつきDDTからシャープシューター(右写真)、アングルロープ。中央に戻す、しかし崩れる。両者疲れきった状態でパンチ合戦、ダブルノックダウンに。

シェーンごみ缶攻撃4発、アングルの腹につぶれたごみ缶乗せてコーナーに上がる。シェーン飛ぶ(左写真)、これはシューティングスタープレス!?しかしどうやらアングルがごみ缶を投げつけて撃墜した様子。アングルがカバー、カウントは2。アングル飛行機投げ、もう一度肩にかつぐ、シェーン着地、アングル場外に投げ落とす。アングルはフェンスにぶつけて花道に出すとブレーンバスター、シェーンが切り返す。

ついにステージ前まで来た両者。ここからはビジョンの映像の方が良く見える(右写真)。アングルは「KOR」と書かれたステージセット目掛けてシェーンをフロントスープレックス、シェーンは背中をセットにぶつけ、頭からステージに落ちる。もう一発、セットのプラスチック板が粉々に壊れ、シェーンはその向こう側に。アングルもう一枚の板にもシェーンをフロントスープレックス、やはり一回目では割れずにシェーン頭から落ちる。2度目で板砕ける。服を着ているシェーンはよくわからないがアングルは背中から流血。

アングルは荷物運び用のコンテナに乗せてシェーンを連れ帰る(左写真)。リングに戻すとカバー、シェーンは2で返す。アングルパンチ連打、シェーンも打ち返す。シェーンがオリンピック・スラム、カウントは2。アンクルホールド狙うがこれはアングルブロックして逆に足を取るとシーソーホイップ、シェーンコーナーマットに激突。。

アングルはシェーンをコーナーに上げるとシェーンがリングに持ち込んだ木の板で3発殴る(右写真)。アングルはその板をトップロープ上に渡して足場を作るとコーナートップからのオリンピック・スラム、シェーンさすがにこれは返せず3カウント。しかしシェーンに対する賞賛の拍手はシェーンが完全にステージから姿を消すまで続いた。

そしてついにメインイベント。オースチン、ベンワー、ジェリコによるトリプル・スレットのWWF世界ヘビー級選手権(最初にフォール勝ちした人間が王者)。3人の試合前の映像が流れる。ジェリコは悠然、ベンワーはスクワット、オースチンは係員に「ビンスはまだか」と詰め寄る。選手入場。こないだから新しくなったジェリコのビデオクリップ(左写真)がカッコいい。

試合開始、当然ダブル・クリスは2人がかりでオースチンを攻撃(右写真)。オースチンはたまらず場外に逃げるがベンワーが連れ戻す。ダブルのショルダースルー、そしてまたキック。ジェリコがエルボーからカバーに行くがこれはベンワーがカット。この辺人間関係複雑だ。両者にらみ合う、そのスキにオースチン反撃開始。2人に対し交互にパンチ。ダブル・クリスは再び共闘体制でオースチンにパンチ、しかしジェリコのニールキックがベンワーに誤爆、ベンワーが場外転落。リング上はジェリコとオースチンの一騎打ちに。

オースチン1vs1なら負けない、とばかりにジェリコにパンチ連打、ロープに振ってエルボー、カバーに入るがベンワーが戻ってカット。オースチンバックドロップ、ジェリコ場外エスケープ。ベンワーが今度はオースチンと一騎打ち。ベンワーコーナーに振る、オースチン切り返してラリアット、ベンワーかわしてクロスフェース、オースチンロープ。ベンワー高速ブレーンバスター、パンチからロープに振ってエルボー、カウント2。両者パンチ合戦、オースチンはベンワーを場外に落とすとステップにぶつける。

オースチンはベンワーをリングに戻して急所ストンピング(右写真)。オースチンパンチ、ベンワーは両腕に足を掛けてエビ固め、カウント2。ジェリコがようやく復活しエプロンまで上がってくる。オースチンはベンワーをぶつける。ジェリコまた場外転落。オースチンがベンワーをコーナーに振る、ベンワーブロックする、レフェリーを巻き込む。ベンワーがオースチンにスタナー、レフェリー何とか復活してカウント、しかし2。ベンワーがベルトでオースチンを一撃、カバー、これはジェリコがカット。ジェリコはベンワーにキック、2人で場外に。

ジェリコがベンワーを鉄柱にぶつけてリングに戻る。オースチンがジェリコをカバー、カウント2。逆水平の打ち合い、オースチンが逆エビ狙う、ジェリコハネ返して逆にウォール・オブ・ジェリコ、オースチンは完全に決まる前にエスケープ。ジェリコブレーンバスター、カウント2。ロープに振る、オースチンキック連打(左写真)からスリーパー、ジェリコはバックドロップに切り返す。両者ヒザ着いた状態でチョップの打ち合い、立ち上がるとパンチの打ち合い、ジェリココーナーに振ってエルボー、もう一発。ジェリコラリアット、ベンワーがエプロンに上がる、ジェリコ三角飛びドロップキックでベンワーをまた場外に落とす。オースチンがスタナー狙う、ジェリコブロックしてキック。オースチンイス攻撃からジェリコをコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター。別コーナーに上げてもう一発、3発目狙ったところにベンワーが背後から近づいてジャーマン。5連発で見舞う。6発目はオースチンが急所蹴りでブロック。全員ダウン。

ベンワーが先に起き上がりオースチンにクロスフェース、オースチンロープ。ベンワーがジェリコにブレーンバスター、オースチン戻って2人にキック。そこに客席からブッカーTが乱入、オースチンにキック連打、シザーズキック、場外に出すと本部席に叩きつけて去っていく。会場はこの乱入に対しおおむね歓迎ムード。ブッカーTが人気あるのかそれだけオースチンが嫌われているのか。ジェリコはベンワーに逆水平連打からウォール・オブ・ジェリコ(右写真)、ベンワーロープ。ジェリコフェースクラッシャーからライオンソルト、目測外れる。カバーも2カウント。ロープに詰めてエルボー、2人もつれて場外に。ジェリコがオースチンをリングに戻す。トップロープからムーンサルトプレス、カバーはベンワーがカット。ベンワー自分がダイビングヘッドバットからカバーに、ジェリコがレフェリーの足を引っ張ってカウント阻止。ベンワーはジェリコをコーナーに上げて雪崩式バックドロップ、両者ダウン。オースチンがベンワーをカバー、レフェリーカウント3つ入れる。

オースチン王座防衛。

凄い試合だったが最後はちょっと。反則がらみでないだけマシだが、自分が技を決めたのにフォールされた、というのも珍しいのでは?>ベンワー



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