ZIPANG 5/20 STUDIO JAIB大会



「STUDIO JAIB」というのは都営新宿線篠崎駅から歩いて約10分、ほんとにJAIB美術館の跡。というか建物もまったく改装されてない。よくこんな会場見つけたものだ。


第1試合 長瀬館長 vs ジークフリート

長瀬ローキックで先制(右写真)。さらにミドル、ロー連打。ジークフリートあっさり崩れる。長瀬ミドルキック、ジークキャッチして倒すとナックル入れてスリーパー。長瀬ロープ。ジークパンチ、ブレーンバスター、ニードロップ、カウント2。ジーク地獄突き、長瀬ミドルキックで逆襲。ソバットで動きを止めるとロー連打。ジーク立てず。

ジーク立ち上がるとロープに押し込んでパンチ、ヘッドバット。ブレーンクローで長瀬を押し倒す(左写真)。長瀬ロープ。ジークストンピング、ロープに振ってドロップキック。パンチ、ヒザ蹴りからDDT、カウント2。ロープでチョーク攻撃、コーナーに振る、長瀬トラースキック、ミドル、ハイ、ソバットで倒してマウントパンチ。5分経過。

ジーク急所攻撃からチョーク攻撃。ロープに振る、長瀬トラースキック、ソバット。長瀬スリーパーから突然マスクに手を掛けると一気に取って投げ捨てる(右写真)。レフェリー・グレース浅野反則負け宣告。

ジークフリート(6分11秒 反則)長瀬


長瀬は本部席の足立に「向こうが先にグダグダやってきたんだろうが!」と抗議。モミ合う。そこに次の試合に出るアジアン・Qooが入ってきて長瀬を押さえる(左写真)。さらにもみ合うが、足立は「長瀬、ジーク、Qooの抗争は今日限り!」と宣言。


第2試合 アジアン・Qoo&峰浩也 vs ジェット・フリーザー&地球外生命体(弟)

階段をヨロヨロと降りてくる地球外生命体(弟)(右写真)。

先発は峰とフリーザー。試合中も地球の重力に慣れてないのかターンバックルにもたれかかったままの弟(左写真)。ロックアップ、峰がロープに押し込む、ブレーク。再度ロックアップ、すぐにブレーク。手四つ、フリーザーが腕をひねる。峰切り返してハンマーロック、フリーザーさらに切り返すとストンピング。ヘッドロックに取る。峰ロープに振る、フリーザータックル。峰がロープにぶつかるともたれかかっていた弟の体が大きく揺れる。峰ストンピング、キック、フリーザーもパンチで返す。峰キック、パンチ。フリーザーパンチからロープに振ってショルダースルー、峰かわしてドロップキック。峰再度ロープに振ってドロップキック、Qooにタッチ。

Qoo(右写真)首投げからスリーパー、フリーザーが角をつかむとQooは「クー・・・」と泣く。フリーザーパンチ連打、ヘッドバット、急所打ち。Qooコーナーに押し込んで峰にタッチ。フリーザーも弟にタッチ。峰キック、ドロップキックからスリーパー。リリースしてストンピング。5分経過。

峰ボディスラムからエルボードロップ、カウント2。Qooにタッチ。ダブルでロープに振る。弟ゆっくりロープに(左写真)。しかしちゃんと帰ってくる、Qooと峰ダブルチョップ、Qooがカバー、カウント2。

Qooロープに振ってラリアット(右写真)、カウント2。

ブレーンバスター(左写真)、カウント2。コーナーに振って串刺しラリアット。

Qoo対角線に振る、Qooが突っ込むと弟はゆっくりビッグブーツ(右写真)。弟ゆっくりとしたモーションで逆水平。まるで誰かを思わせる動き。Qooチョップ受け切ってラリアット、ダブルアームスープレックス、カウント2。峰にタッチ。

峰とQooダブルのブレーンバスター、峰がカバー、カウント2。峰が単独で高速ブレーンバスター、カウント2。峰キック3連打から逆片エビ固め(左写真)、弟ロープ。10分経過。

峰パンチ、ブレーンバスター。弟の動きが突然速くなる。両腕をパシパシ叩いて気合を入れると右腕をぐるぐる回してラリアットからサソリ固め(右写真)。今度は「あの人」に似ている・・・・。フリーザーにタッチ。フリーザーストンピング、ブレーンバスターからカバー、Qooカット。

フリーザーもう一発ブレーンバスター狙う、峰ブロックして逆に投げる。フリーザーキック、コーナーに振って突っ込む、峰コルバタ。立ち上がったところにドロップキック。Qooを呼び込んでダブルのブレーンバスター(左写真)。

峰コーナーに上る、ミザイルキック、フリーザーかわしてQooに誤爆。弟がQooを場外に放り出して乱闘に。その間にフリーザーは氷袋をリングに入れてフリーザースパイク(右写真)、これでカウント3。

フリーザー(13分7秒 体固め)峰


第3試合 マスクド・ハルコン vs ブラック・へブン

黒いヘブンはヘブンではないなあ、やっぱり(左写真)。ロックアップ、ハルコンフライングメイヤー、両者立つ、ブラックロープに振るがハルコン放さず。ハルコンパンチ入れて再度ヘッドロック、ブラックロープに振ってエルボー。ブラックパンチ、ストンピング。ブラックヘッドロックに取ってパンチ。

ハルコンパンチで形勢逆転しコーナーで踏みつけ(右写真)。またヘッドロック。ブラックパンチ入れて逆転、ヘッドロックに。フライングメイヤーでグラウンドに、しかし両者立つ。ハルコンロープに振る、ブラック放さず。ハルコンもう一度ロープに振る、ブラックタックル。5分経過。


ブラックヘッドロック、ハルコンロープに振る、ブラックタックル、またヘッドロックに。ハルコンバックドロップ。ハルコンジャンプしてヘッドシザースホイップ(左写真)2発。さらにドロップキック。引き起こしてロープに振るとフライングクロスアタック、カウント2。

ハルコンメキシカンストレッチ(右写真)からエビ固め、カウント2。変形かわづ落としからまたエビ固め、カウント1。ハルコンは首に足を掛けて丸め込む、カウント2。ハルコンバック取る、ブラック急所蹴り。

ブラックはハルコンの足をロープに掛けてキック連打、急所蹴りも。足取ってニークラッシャーからステップオーバートーホールド(左写真)。さらにヒザにヘッドバット、レッグブリーカーから逆片エビ。ハルコンロープ。ブラックロープに振ってドロップキック。10分経過。

ブラックヒザにパンチ、ボディスラム打ってコーナーに上る、ミサイルキック、ハルコンかわす。ハルコン首投げからエビ固め、カウント2。ハルコン抱え上げると(右写真)ゴリー・スペシャル、ブラックギブアップ。

ハルコン(11分4秒 ゴリー・スペシャル)ブラック・ヘブン

ここでハルコンから驚きのマイク。「これからHDCはハルコンが引き取る!俺に付いて来るか?」フリーザー。弟、そしてブラック・ヘブンも握手。HDCが「ハルコン・大好き・クラブ」(もしくはハルコン・大学生・サークル)になった?


第4試合 足立知也、スパイダー・ウォリアー、吉田和則 vs 島田宏、森谷俊之、サバイバル飛田(三本勝負)

足立がマイク。「おいスパイダー・ウォリアー、俺たちは3年前、そのマスクを巡って争い、別の道を歩いた。でも今は何のわだかまりもない。今日は素顔でやってくれ。」その呼びかけに応じてウォリアーがマスクを脱ぐ(左写真)。中から出てきたのは(ってのも変だが)ファントム船越。

マスクを脱ぎ終わると同時に乱闘で試合がスタート。6人ともリング下から会場の外へ。客がついて行くと巨体の島田が戻ってきたりしてみんな右往左往。

船越と吉田が森谷を捕らえてキック攻撃。

最後まで外にいたのは飛田と足立(右写真)。ようやく全員が戻る。森谷が足立を捕らえてアームストレッチ、腕にニースタンプ。ロープに振ってラリアット、足立かわし、トンボを切ってトラースキックで場外に落とすとトペ・コン・ヒーロ。鮮やか。飛田と吉田がリングイン。

飛田ラリアット、2発目吉田かわしてDDT。吉田ブレーンバスター、コーナーに上ってミサイルキック2発。3発目狙ってコーナーに上る、飛田起き上がると吉田を捕まえて雪崩式DDT(左写真)、危険な角度で吉田がマットに突き刺さり3カウント。

飛田(5分50秒 体固め)吉田
※PWC残党軍1本先取。

飛田と吉田で再開、飛田パンチ、ボディスラム、森谷にタッチ。森谷ニースタンプからスリーパー、サミング。飛田もサミング。島田にタッチ。島田は吉田の足にボディプレス落としてからレッグロック、吉田ロープ。手四つから力比べ、吉田ドロップキック打って船越にタッチ。ロックアップ、島田エルボー、パンチ、船越チョップで対抗。島田キャメルクラッチ、船越ロープ。森谷入ってダブルで振るとチョップ、エルボーに行くが船越かわして足立にタッチ。足立ボディスラム、森谷ブロックしてDDT、カウント1。島田にタッチ。島田ナックルパンチ、ブレーンバスター(右写真)、吉田がカット。森谷にタッチ。ダブルのチョップ、森谷キック、パンチ、足立チョップ、首投げから吉田にタッチ。5分経過。

吉田首投げからスリーパー、森谷持ち上げて落とす。森谷DDT、コーナーに振って串刺しラリアット。2発目吉田かわしてスワンダイブ式ミサイルキック(左写真)。

吉田スイングDDTからグラウンドコブラツイストで森谷を押さえ込み(右写真)カウント3。

吉田(7分18秒 グラウンドコブラ)森谷
※1−1に。

森谷パンチ、島田に渡す。島田キック連打、ボディスラム、肩にかついでトラップバスター、カウント2。吉田急所打ちで脱出、船越にタッチ。ダブルのレッグブリーカーから船越インディアンデスロック(左写真)、さらに島田の巨体を弓矢固めに。崩れると立たせてスイングネックブリーカードロップ、カウント2。足立にタッチ。足立コーナーからミサイルキック、首投げからフラッシングエルボー、カバーは飛田がカット。足立は吉田にタッチ。

吉田ミサイルキック、島田は森谷にタッチ。吉田ロープに飛んでイナヅマ。エプロンに出てスワンダイブ式ラリアット、カバーは飛田がカット。船越コーナーに上ってミサイルキック、森谷は飛田にタッチ。船越と飛田チョップの打ち合い。船越サミング、首投げからエルボードロップ。飛田はボディにパンチ入れてダブルアームスープレックス(右写真)。

飛田パンチ、ヘッドバット。船越ナックルパート。飛田クロスチョップからX固め(左写真)。飛田リリースして島田にタッチ。船越も足立にタッチ。島田投げっ放しのタイガードライバー。ロープに振ってキチンシンク。オクラホマスタンピードからカバー、吉田がカット。5分経過。

飛田入ってダブルのブレーンバスター、飛田パイルドライバー、これも吉田がカット。足立は飛田をコーナーに詰めてダブルニーアタック、吉田にタッチ。吉田ロープに振ってドロップキック、飛田スカしてラリアット、森谷にタッチ。

森谷パンチ、吉田ブロックしてボディスラム、エルボードロップ。DDT打って足立にタッチ、飛田と島田を場外に出す。足立コーナーに上ってダイビングエルボードロップ、首をつかんで不知火(左写真)、カウント2。

足立は森谷の足を固めると複雑な固め技に(右写真)、島田がカット。森谷ペディグリー、島田にタッチ。

島田ボディスラムからコーナーに上ってダイビングプレス、カウント2。ボディスラムから再度コーナーに。船越が落とす。足立が逆にムーンサルト、島田かわす。島田垂直落下式ブレーンバスターからムーンサルトプレス(左写真)、カウント3。

島田(12分48秒 片エビ固め)足立
※2−1でPWC残党軍の勝利。

ハルコンがマイク。しかし音が悪くよく聞こえない。「足立、お前弱いな。お前は次からメイン外れろ。プードルちゃんとでもやってろ。次回鶴見大会ではHDCが助っ人として鶴見五郎、前田光世を用意してPWC残党軍を潰す!」


そしてなぜか目隠しをして連れてこられた森弘之(右写真)。「僕は記憶喪失じゃありません。」ハルコンと握手。HDC入りのようである。

飛田地声で「足立お前締めろよ。」

それを受けたか足立が締める。今日デビューの予定だったが母親の重病のため断念したAMAZONの分までがんばる、旗揚げしていろんな人間が去っていったが自分がこのリングを守る、などなど。

メインが盛り上がって終わる、というのはいい興行だ。飛田の強さも見れたし。鶴見(6月17日午後2時。鶴見青果市場)も楽しみだ。カードは正式には未定っぽいが。



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