大日本プロレス4/14後楽園ホール大会



まず登坂統括部長がリングに上がり、WEC・Aブロックの得点状況を説明、今日の公式戦で山川がドゥームに勝った場合には メイン終了後に3Wayダンスで決勝トーナメント進出者を決定すると宣言。あとサンプラスは全治3ヶ月だとか。続いて第3回隼杯出場選手入場式。代表あいさつ は新人の上条。「先輩2人には負ける気がしません。レックスの井上選手、元FMWの牧田選手、レッスル夢ファクトリーの下田 選手にも負けません」と無礼なあいさつ。大作をまだよそもん扱いかい。何も実績のないうちから口だけ達者なのもねえ。 沼澤と牧田がリングに残りそのまま公式戦開始。


第1試合 隼杯公式リーグ戦
黒天使・沼澤邪鬼 vs 牧田理

「邪鬼」に変身してからは初めて見るな>沼澤(右写真)。ロックアップ、まず牧田がロープに押し込む。ブレーク際に張り手。ロックアップ、今度は沼澤がロープに押し込む、離れ際にトラースキック。チョップ合戦は牧田の勝ち。沼澤立ち上がってヘッドバットで倒すとストンピング。

沼澤腕をひねる、牧田切り返す、沼澤切り返しハンマーロックに。牧田カニばさみで倒しヘッドロック。沼澤ロープに振る、牧田タックル、ロープワークから沼澤が牧田を放り投げる、ロープに引っかかった状態の牧田に沼澤はドロップキック(左写真)。沼澤突っ込んでエルボー、牧田ブロックするとエプロンから回転エビ固め、カウント2。ボディスラムからエルボードロップ、カウント2。

牧田チョップ、コーナーに振って串刺しエルボー。ブレーンバスターで投げて逆片エビ固め(右写真)、沼澤ロープ。牧田中央まで引っ張ってまた逆片エビ、沼澤再度ロープエスケープ。牧田コーナーに振る、沼澤カウンターキック、セカンドロープに飛び乗ってミサイルキック。

沼澤トラースキックからスリーパー、リリースしてスタナー(左写真)。ネックロックに捕らえてなんか技やるが失敗。5分経過。

沼澤コーナーに振って突進、牧田かわしてフェースクラッシャー。バックドロップからカバー、カウント2。ボディスラムからコーナーに上ってエルボードロップ、カウント2。牧田ラリアット、沼澤かわしてトラースキック。ロープに飛んでウラカン・ラナ、回りきれず2人で横にゴロンと。こういうのも初めて見た。沼澤それでも強引にエビ固め、カウント2。 張り手合戦、牧田かわしてバック取ると(右写真)ジャーマン、カウント3。

牧田(6分40秒 ジャーマンスープレックスホールド)沼澤


第2試合 隼杯公式リーグ戦
上条裕二 vs 井上勝正

上条ドロップキックで先制、すかさずフィッシャーマンズスープレックス(左写真)、カウントは2。上条グラウンドでV1アームロック、井上ロープ。上条首投げからネックロック、井上が脱出すると足を取りアマレス流のアンクルホールド(転がる)、井上はロープ。

ローキックの打ち合い、井上顔面にパンチ、ガードしない上条はすぐにフラフラに。井上コーナーに詰めてニールキック。上条ドロップキック、バックを取る。井上エルボーでブレーク。井上顔面パンチ連打、上条バック取ると強引にジャーマン(右写真)、ホールドはできず。

上条の張り手がヒットし井上もフラつく。上条フィッシャーマン狙い、井上ブロックしてヒザ蹴りで倒すとマウントパンチ(左写真)。ダウン宣告。

上条が立ち上がると井上パンチ、顔面に確実にヒット(右写真)。上条も張り手で反撃。井上もノーガード。

上条の張り手がヒット、上条またフィッシャーマン狙う。井上ブロックして逆にブレーンバスターで投げる(左写真)。

井上狙いすましたアッパーカットからSTF(右写真)。しかし上条はアッパーですでにKO状態、レフェリーが即ストップ。

井上(4分12秒 レフェリーストップ)上条


第3試合 藤村奈々 vs タニー・マウス

藤村も復帰後初めて見る。前より顔がキツくなったような気もする(左写真)。

藤村キック入れて腕をひねると手にかみつく。アームストレッチに取るがタニーはスクールボーイに切り返す、カウント1。タニー首投げ、後頭部にヘッドバット入れてスリーパー、藤村ロープ。タニーロープに振る、藤村カウンターのドロップキック(右写真)。藤村もう一発ドロップキック入れ、ボディスラムからカバー、カウント1。

藤村コーナーに振る、タニー切り返してボディにヘッドバット。対角線コーナーに振って2発目、藤村かわす。藤村ロープに振る、タニーカウンターでボディにヘッドバット。ロープワーク(左写真)から倒れこみヘッドバット、カウント1だがいつものように「3だろ!」

タニーロープに振る、藤村ジャンピングネックブリーカードロップに返す。もう一発、カウント2。タニーヘッドバット、藤村頭をキャッチ(右写真)。藤村パンチ、タニーかわしヘッドバット。コーナーからのダイビングヘッドバットは藤村かわしてラ・マヒストラル、カウント2。

藤村ロープに飛ぶ、タニーカウンターのソバットからバックドロップ(左写真)、カウント2。藤村スクールボーイ、カウント2。

タニーソバットから背中に飛びついてパロ・スペシャル(右写真)、藤村ギブアップ。

タニー(4分10秒 パロ・スペシャル)藤村

再デビューしたばっかりにしては問題ない動きだった。「個性」を出すにはまだまだなんだろうけど>藤村。


第4試合 松崎駿馬、伊東竜二、下田大作 vs 石倉正徳、武藤隆成、塩田英樹
※下の観戦記、ひょっとしたらREX勢の名前を勘違いしてるかもしれません。

隼杯で当たる伊東と大作が小競り合い。その2人を仲裁するように松崎が先発を買って出る。REXの先発は石倉。石倉キックで先制、松崎キャッチしてグラウンドに持ち込む、石倉ロープ。石倉キック連打(左写真)、松崎ヘッドロック、石倉ロープに振る、松崎タックル。ボディスラム2発打って伊東にタッチ。

石倉は伊東にドロップキック打ち込み、自軍コーナーに連れ帰って武藤にタッチ。武藤キック、伊東キャッチしてマウント取る。立ち上がって足にキック、エルボードロップ(右写真)。大作が伊東の背中にタッチして無理やり交代。

大作は武藤をコーナーに詰めてキック連打(左写真)。武藤も蹴り返す、大作キャッチしてドラゴンスクリュー。武藤は塩田にタッチ。大作ヒザ蹴り、塩田もキック。大作は松崎にタッチ。松崎バックドロップ。伊東にタッチ。

3人で太鼓の乱れ打ち(右写真)。伊東ボディスラムからニードロップ、カウント1。塩田下から足を取ってヒザ十字に、伊東ロープ。塩田ニールキック、ローキックからスリーパー、伊東ロープ。塩田キック、伊東キャッチしたままロープに下がる。大作が背中にタッチ。大作入ってブレーンバスター、5分経過。

大作ストンピング、逆片エビに取る。塩田ヒザ十字に切り返す、大作ロープ。塩田キック、ヒザ蹴り。石倉にタッチ。塩田が羽交い絞めにして石倉がスワンダイブミサイルキックからジャーマン(左写真)、カウント2。武藤にタッチ。石倉と武藤はダブルのブレーンバスター。武藤サッカーボールキック。武藤パンチ、ヒザ蹴り、コーナーに振って串刺し3連発。

大作は武藤のヒザ蹴りをキャッチすると担ぎ上げてバックフリップ、立ち上がったところにラリアット。伊東が強引にタッチしてミサイルキック、武藤は石倉にタッチ。伊東と石倉は前蹴りで蹴り合い(右写真)。伊東ソバット、カカト落とし。石倉倒れながらも腕取って十字に、伊東ロープ。塩田にタッチ。伊東ヒザ蹴り入れて松崎にタッチ。

松崎ラリアット、ブルドッグから監獄固め。石倉がカット。6人入り乱れての乱戦に。松崎バックドロップ(左写真)、石倉がカット。

大作がジャーマン(右写真)、しかしこれは権利なし。

松崎カナディアンバックブリーカー(左写真)、塩田ギブアップ。

松崎(9分36秒 カナディアンバックブリーカー)塩田

試合後「お前らまじめにやる気あんのか?」と怒る石倉に伊東、大作は「お前らは眼中にない。次回後楽園で隼杯公式戦で相手をぶっつぶす」とこれまた失礼なマイク合戦。


第5試合 WEC・Aブロック公式戦
山川竜司 vs タワー・オブ・ドゥーム

今日は南側階段席の通路を沼澤の押す台車に乗って登場してきた山川(右写真)。「山川は崖っぷち。勝って3Wayにつなげてやる!」

髪がなくなり、体重を落としても金歯は不滅(左写真)。握手でスタート、かと思いきやドゥームはその腕をたぐり寄せてバックドロップ。エルボードロップ、ギロチンドロップからカバー、カウント2。ドゥームはコーナーに振ってスプラッシュ、2発目山川かわしてスクールボーイ、カウント2。山川場外エスケープ。

山川イスを持って戻るとドゥームとイスチャンバラ(右写真)。ドゥームが打ち勝って山川の背中に一撃。ドゥームはカナディアンバックブリーカーに担ぎ上げるとドミネイター、カウント2。立ち上がれない山川をほっといてイスとボードをセットアップ。しかしさすがに時間がかかりすぎたか山川復活してイス一発。

山川ラリアット2発、ドゥーム倒れない。山川ロープに飛ぶ、ドゥームはビッグブーツ。ドゥーム山川を抱え上げるとボードにパワーボム(左写真)。さらにハイアングルのライガーボム、カウント2。このへんからドゥームは有刺鉄線で切ったのか手の傷をやたらナメる。意外とケガに慣れてない?

山川キック入れて腕折り3連発。ボディスラム狙うが上げることができない。ドゥーム逆にフォールアウェイスラム。山川腕取って十字に(右写真)。

ドゥームは持ち上げると自分の体ごとボードに(左写真)、そのままカバー、カウント2。

ドゥームパンチ、パワーボム、山川は下から十字に(右写真)。ドゥームはパンチでブレーク。

山川リバースタイガードライバー狙う、ドゥーム持ち上げるとビーチブレイク風に落とす。あぶねえ。しかし山川は立ち上がる。ドゥームラリアット、山川かわしてカニばさみで倒すとステップオーバーアームストレッチ(左写真)、ドゥームギブアップ。

山川(7分22秒 アームストレッチ)ドゥーム

これで山川、ドゥーム、ウィンガーの3人が4点で並ぶ。ウィンガーがマイク。「お前ら疲れてるやろ!だから今すぐ決定戦だ!」強引に3Way開始。

第6試合 WEC・決勝トーナメント進出者決定戦
山川竜司 vs タワー・オブ・ドゥーム vs ジ・ウィンガー

ウィンガーはドゥームを場外に落とすとオキャノンボム(右写真)、カウント2。

コーナーに上るとセントーン2連発(左写真)、これもカウントは2。

ドゥームがリングに戻ってくるとウィンガーはポケットからドル札?を出すとドゥームを買収(右写真)。納得したかに見えたドゥームだが、背中を見せたウィンガーの後頭部にラリアット。

ドゥームセカンドロープに。山川が持ち上げる。ドゥームセカンドロープからライガーボム(左写真)、カウント3。

ドゥーム(1分30秒 エビ固め)ウィンガー
※ドゥーム勝ち抜け(?)

山川もオキャノンボム(右写真)、カウント3。

山川(1分34秒 オキャノンボム)ウィンガー
※山川、ドゥームが決勝トーナメント進出。

どういう「3Wayダンス」なのかイマイチわからんがウィンガー脱落は間違いないようだ。

踊る山川(左写真)。

ドゥームも山川に勧められて踊る(右写真)。巨体にしてはいい動き。



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