大日本12/19横浜文化体育館大会その2



第5試合 K-mania vs Anarchy全面対抗戦・中堅戦
伊東竜二 vs 大黒坊弁慶

伊東がドロップキックで先制。さらにミドルキック連打、弁慶ロープに詰まる、伊東さらにキック、ロープに飛ぶ、弁慶カウンターのショルダーブロックで吹っ飛ばす。弁慶コーナーに振ってスプラッシュ(左写真)。弁慶は伊東を場外に出してフロアでボディスラム、リングに戻すと背中にダブルパンチ。

弁慶ロープに振ってラリアット、伊東かわして飛びヒザ蹴り。伊東コーナーに振って串刺しニーアタック、エプロンまで飛び出す。そのままコーナーに上ると後頭部にミサイルキック。さらにカカト落とし、ギロチンドロップ。立たせてミドルキック、ドロップキック、カウント2。伊東卍固め、弁慶がロープに近づくとタランチュラに移行、しかし弁慶は決まる前に伊東を場外に出す。伊東は場外から足を引っ張って弁慶も外に。場外でミドルキック連打、客席に振るが弁慶切り返す。弁慶抱え上げて伊東の腰を鉄柱に。リングに戻るとサイドバスター(右写真)、カウント2。

弁慶ベアハッグ、伊東はパンチ、エルボーでブレーク、ロープに飛ぶ、弁慶捕まえて再度ベアハッグ、締め上げてからマットに叩き付ける。

弁慶は伊東の背中にエルボードロップ3発、逆エビ固め(右写真)から逆片エビに。伊東動けないがギブアップもしない。弁慶リリースしてターンバックルに背中から何度もぶつける。

弁慶パワーボム、伊東ウラカン・ラナに切り返す、カウント2。伊東もう一回ウラカン・ラナ、これも2。伊東ミドルキック、延髄蹴り、弁慶場外転落。伊東はトップロープに飛び乗ってスワンダイブ式プランチャ(左写真)。さらにエプロンから飛びヒザ蹴り。伊東場外でシャイニングウィザード、ストンピング、リングに戻す。

伊東ミサイルキック、フロッグスプラッシュ、カウント2。シャイニングウィザード式延髄蹴り、カウント2。伊東助走付けて飛びヒザ蹴り、弁慶キャッチして投げっぱなしパワーボム。弁慶バックドロップ(右写真)、カウント2。10分経過。

弁慶ジャンピングボム、カウント2。コーナーに振ってスプラッシュ狙う、伊東はカウンターのキック。弁慶再度突っ込む、伊東かわしてハイキック、弁慶ブロックして強烈な張り手、伊東ダウン。弁慶フライングソーセージ(左写真)、カウント3。

弁慶(11分29秒 体固め)伊東
※Anarachy1勝2敗に。

弁慶マイク「伊東!お前はジュニアなのかヘビーなのか?そんな中途半端じゃ俺らには勝てんぞ!来年はどっちかはっきりさせろ!」

ここで休憩、蛍光灯のセッティング(200本だったかな?)


第6試合 K-mania vs Anarchy全面対抗戦・副将戦
グレート小鹿&MEN'Sテイオー vs 山川竜司&金村キンタロー

グレート小鹿、軍艦マーチではなく「リアル・アメリカン」で入場(右写真)。

試合は山川・金村が突っかけて乱闘スタート。金村が小鹿を場外に出す。山川はテイオーにフェースクラッシャー(左写真)。山川パイルドライバー狙う、テイオーリバース、山川はロープに付けられた蛍光灯にぶつかって場外転落、蛍光灯数本割れる。

金村がリングに戻る。小鹿とテイオーはダブルのクローズラインで場外に落とすとスタイナーポーズ。山川と金村が戻る。小鹿が金村、テイオーが山川をコーナーに詰めてパンチ、リング中央に振って同士討ちさせ、小鹿アイアンクロー、テイオーはスリーパー(右写真)。しかし両者とも急所打ちでブレーク。

小鹿を場外に出すと山川が蛍光灯で一撃(左写真)。小鹿流血。金村もテイオーを蛍光灯で殴って流血させる。

山川は小鹿を場外引き回し、東側の端まで連れて行く。gosakuが手伝って机の上に小鹿を寝せると山川は2階からダイブ(右写真)。5分経過。

金村もテイオーをリングサイドの机に寝せてコーナーからダイブ。山川がリングに戻り金村と2人でテイオーの顔に蛍光灯の破片を突き刺す(左写真)。小鹿ようやくヨロヨロと花道を戻ってくるが、途中で崩れ落ちる。しばらく起き上がれず。山川テイオーにパンチ、テイオーはエルボーで反撃。

山川は蛍光灯の束の上にテイオーをボディスラム(右写真)。金村も同じように蛍光灯の束にボディスラム。山川ギロチンドロップ、カウント2。金村はリングを降りて小鹿に攻撃、山川はテイオーにパンチ連打。10分経過。

金村が小鹿をリングに戻す。山川とダブルでボディスラム。テイオーをコーナーに上げ、蛍光灯の束を敷いてダブルの雪崩式ブレーンバスター狙う。テイオーはエルボーで山川を落とす、山川蛍光灯にモロに落下(左写真)。

金村にはコーナー上で卍固め(右写真)。

ようやく息を吹き返した小鹿は机の破片を振り回して山川に反撃(左写真)。

故事かパンチ連打(右写真)。小鹿が羽交い絞めにしてテイオーがエルボー、山川かわすがテイオーは誤爆せず。

小鹿が金村をロープに振る、蛍光灯に激突(左写真)。そのまま場外に出してアイアンクロー。

テイオーはブレーンバスター、ラリアット3連打から蛍光灯の束で一撃(右写真)。

テイオーは蛍光灯を次々に割ってマット上を破片だらけにする。その上でローリングクレイドル(左写真)、カウントは2。

テイオーは山川をミラクルエクスタシーで蛍光灯に叩き付ける(右写真)。

山川の足に蛍光灯をはさみこんで弓矢固め(左写真)。しかしレフェリーをgosakuが暴行。山川タップ、テイオーはリリースするが当然レフェリーは見ていない。15分経過。

小鹿がリングに戻り、山川にアイアンクローで固定しての大外刈り(右写真)。山川は急所蹴り。リバースタイガードライバー狙うがテイオーが阻止。

小鹿パイルドライバー狙う。そこに突然冬木弘道が乱入、地団駄ラリアット(左写真)。

山川がエビに固めてカウント3(右写真)。

山川(16分35秒 エビ固め)小鹿
※Anarchy2勝2敗のタイに。

山川「おーし、今日から俺が社長だ。いいか小鹿、今日から俺が社長だからな。まずお前に仕事を与える。ここの残務整理だ。きれいにしとけよ。」
金村「おいWX、昨日家でな、数年前の週プロ見たんや。あの頃のお前輝いとったなぁ。なんやお前今は。来いよお前!」
挑発に応じてWXがリングに上がると山川&金村はリング下に逃げる。

小鹿マイク(左写真「皆さん、ものの見事に負けました。これで2勝2敗、小鹿自身も関本に賭けています。もし関本選手が負けたら、潔く退社する覚悟でおります。関本には頑張ってもらいたい。ただこの試合を見てるお客さんに申し上げたいのですが、山川か金村かわかりませんが、上から落ちてきたときに首をちょっと。あと脇腹にシコシ痛みが残ってます。とにかく僕はものの見事に負けました。今言えることは大日本プロレスを作って8年、悔いはないです。潔く退社します。ありがとうございました!」


第7試合 K-mania vs Anarchy全面対抗戦・大将戦
関本大介 vs アブドーラ小林

ロックアップ、関本ロープに詰める、逆水平は小林ブロック。再度ロックアップ、関本ヘッドロック、小林ロープに振る、関本ショルダーブロック。ロープに飛んでさらに3発。ロックアップ、関本フライングメイヤー、小林ヘッドシザーズで返す。これを2回やってブレーク。関本コーナーに振る、小林切り返してモンキーフリップ、関本は側転して着地(右写真)。

関本逆水平、小林は地獄突き。関本ロープに振ってラリアット、小林かわしてロープに飛ぶとヘッドアタック。手四つから関本は低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、後ろから足へのラリアットと集中攻撃、アンクルホールドに(左写真)。しかし小林はハネ返しアームストレッチに。関本ロープ。小林チキンウィング、関本切り返す、小林また返す、関本返すが小林は切り返して投げっぱなしのタイガースープレックス。関本場外転落。5分経過。

小林トペ。関本を鉄柱にぶつけイス攻撃、客席に放り投げてさらにイス、リングに戻す。小林さらにイス攻撃(右写真)、関本流血。小林は関本のこめかみを拳でグリグリ、ドラゴンスリーパー風に固める。

小林ヘッドバット(左写真)、関本はチョップで返す。小林もチョップ打ち返す。関本はエルボー、ロープに振ってエルボー。

小林ヘッドバット、関本逆水平(右写真)でなぎ倒す。

関本コーナーに振って串刺しラリアット、対角線コーナーに振って串刺しスピアー、小林かわして関本は肩から鉄柱に激突。小林山嵐式バックフリップから「このバカちんが!」エルボードロップ(左写真)、カウント2。10分経過。

小林はクレイドル・パイルドライバー(右写真)、カウント2。

小林首筋に手刀、関本はチョップで返す。小林サミング、ボディスラムからリバーススプラッシュ(左写真)、カウント2。小林ロープに振ってラリアット、関本かわしてスピアー、しかし小林はこれをキャッチしてネックロック。

小林リリースして背中にイス攻撃。肩にも一発。もう一発狙って振り上げたイスに関本右腕でラリアット。さらに小林の首に左腕でラリアット、カウント2。関本ブレーンバスター(右写真)、カウント2。ドラゴンスープレックス狙うが小林ブロック。

関本ラリアット、小林ブロック。関本もう一発ラリアット、今度はヒット(左写真)、カバー、カウント2。関本が後ろ向きにコーナーに上る、小林立ち上がると捕まえて投げっぱなしパワーボムに。両者ダウン。

小林カウント6で立つ。関本を引き起こすとコーナーに上げて自分も上る。関本ラリアットで叩き落す、しかし小林はもう一度上ると雪崩式モンキーフリップ(右写真)、カウント2。15分経過。

小林はコバヤシドライバー(左写真)からエルボードロップ、カウント2。

小林投げっぱなしタイガースープレックス(右写真)3連発、カウント2。小林ボディスラムからラウンディングボディプレス、関本かわす。しかし小林が先に立ち上がる。

小林パイルドライバー狙う、関本逆に持ち上げてコバヤシドライバーのお返し(左写真)、カウントは2。

関本ラリアット、小林キャッチ、関本もう一回ラリアット、カウント2。関本バック取る、思い直してボディスラムからムーンサルトプレス(右写真)、カウント3。

関本(18分52秒 片エビ固め)小林
※K-mania3勝2敗で対抗戦勝利。

なんで最後はなじみのないムーンサルトプレスだったのだろう?ジャーマンに一瞬行こうとしたのに。首に不安があったのか?

小林立ち上がってマイク「おい関本、聞こえるか!この野郎、俺は立ってるぞ!お前も勝ったんなら立ってみろ!」しかし関本は立てない。
「おい関本、今日は負けたけど、大日本はデスマッチの団体だ!次やる時はデスマッチだからな!覚悟しとけ!」

関本また寝転がる。小林が元気なだけに勝負の説得力が薄れていく。
小鹿が代わってマイクを取る。「対抗戦は負けたんだゴチャゴチャ言うな。」
小林「小鹿!スキがあったらお前も狙ってやる。」
山川「小鹿、お前には負けてねえぞ!」
小鹿「馬鹿野郎、俺たちに負けたんだ。来年になったら馬のように使ってやる。」Anarchy退場。

小鹿「先ほど悲観的なこと申し上げたのですが、僕は社長の座にとどまることになりました。残念なのは、今関本がケガしたかもしれないということで心配です。」
関本は担架で運ばれる。
小鹿「あわや小鹿の首が飛ぶかというところでしたが、2002年最後の試合はめでたしめでたし、本当にありがとうございました。みなさんのおかげで最後の興行をこの横浜で迎えることができました。2003年ももっともっと皆さんに応援していただいて、僕も一所懸命がんばりますので、来年も最後の興行はこの文体で締めくくりたいと思います。本日はどうもありがとうございました!1月2日、後楽園ホールでお会いしましょう!」

こんな終わり方でいいのかなあ?到底めでたしめでたしでもないし。



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