K-DOJO 9/30後楽園ホール大会その2



第4試合 サラウンド・フォース

まずニラが入場(右写真)。「デストロ〜イ。こんばんはー!いよいよK-DOJO後楽園上陸だ!今日のためにいろいろ面白いこと考えてきたんだけど、今後ろで『まいて行こう』って言われちゃって。それがこの興行の現状です。あと7人、ひとりずつ召喚するのは大変なんで、7人いっぺんに。このリングに集いしは選ばれし8人の戦士!ラ〜ヴ、イ〜ズ、オ〜ヴァ〜!」

山縣優&サンボ大石、ヤス・ウラノ、マイク・リーJr、PSYCHO、アップルみゆき、旭志織、ジョー青山が次々に入場(左写真)。ニラ「ん?9人いるぞ?オレをハメやがったか?おいジョー、お前は欠場明けなんだからおとなしくしてろ。」ジョーはニラを場外に叩き出す。カロリーナ「ニラを除く8人でサラウンド・フォースは争われます。」

この試合を逐一書くのは無理だな。旭がジョーにドロップキック、PSYCHOとマイク・リーがリングイン。ロープワークからPSYCHOがデジャ・ヴュ(右写真。PSYCHOがやると名前が違うのかな?)。アップルがリングイン。マイク・リーコーナーに詰めてチョップ。

旭が入ってアップルにレッグスプレッド(左写真)、ニラがカット。ニラコーナーに上って「DJタイム!」後ろに倒れる。みんなが無視したら大変なことになる技だ。

ヤスがリングイン。アップルチョップ連打、ヤスはエルボー(右写真)。

ロープに振る、切り返してヤスの腰に飛び乗ると「りんごの木」(左写真)、いつもはこの体勢からそのまま回転エビに行くが今日は反動をつけてヤスの体を反転させてエビ固めに、カウント2。

サンボと山縣が入りヤスにダブルエルボー(右写真)。ダブルでヒザ砕き、ロープに足を掛けて2人で交互にヒップドロップ。PSYCHOがヤスとタッチ、ドロップキックからハイフライバムに行くがかわされる。

マイク・リーがPSYCHOとタッチ。サンボコーナーに振って突っ込む、マイク・リーかわしてコーナーで逆エビに(左写真)。レフェリーがブレーク。5分経過。

ジョーとPSYCHOが入る。ジョーはPSYCHOにビッグブーツ、リフトアップアンドスラム(右写真)。ヤスがPSYCHOとタッチ、ジョーはヤスにココナツクラッシュ。サンボがヤスとタッチ。

サンボヒザ十字、アップルがカット。アップルサンボにカサドーラ、サンボ持ち上げる、山縣が入ってフェースバスターに(左写真)。ジョーが入る。

サンボはジョーに飛びつきのビクトル投げ(右写真)、ジョーはエスケープできずギブアップ。

サンボ(6分27秒 ヒザ十字固め)ジョー

ニラがひとり戻る。「カマせやがって、KAIENTAI-DOJO・・・・今日のこの日に俺をカードから外すとは・・ずーっと抱いてきたKAIENTAI−DOJOへの愛が薄らいできた・・・WEWやJd'だけじゃなくてもっと他に目を向けたいな。どのリングで戦う俺が見たい?10/20、島田裕二プロデューサーが出場者ハガキで公募してんだよな。書いちゃおうかな?」

するとその島田裕二が突然リングに。「キミの勇気に感動した!10/20THE BEST、君に枠を与えよう!ハガキを書く必要はない!」

マジで「THE BEST」出場決定のようだ。

無理やり握手する島田(右写真)。「相手はモンゴル人だ。これに勝ったら東京ドームに推薦する。その時はボブ・サップだ!」

ニラ「大変なことになってきた。全部仕組まれたことなんですか?ここまで。この勢いで休憩時間にチケットを売るから、金と時間と心に余裕のある人は買いに来てくれ。それでは、さらば愛しき人たちよ!ラ〜ヴ、イ〜ズ、オ〜ヴァ〜!」

休憩か、と思ったら突然石川雄規がリングに。「11月13日のバトラーツの興行でTAKA選手に臼田と当たってもらう予定にしてましたが、臼田が怪我をしてしまいました。それでボクも10周年だしボクと当たってもらおうかと・・・。」島田と石川が同じ会場にいるなんて!


第5試合 UWA&UWF認定インターコンチネンタルタッグ選手権
Mr.X&XNo.2(王者組)vs XNo.3&XNo.5 with Ms.X

さすがに全部同じマスクじゃわかりにくいと考えたのか挑戦者側は白マスク(左写真)。先発は因縁の1と3を押さえて2と5。ロックアップ、腕の取り合い、5がフライングメイヤー、2ヘッドシザーズで切り返す。ロープワークから5がドロップキック、3にタッチ。2も1にタッチ。

ロープワークから1ショルダーブロック、2発目3がリープフロッグでかわそうとするが、1はタイミングをずらして着地したところにショルダーブロック。1パンチ。しかし5が入ってダブルでパンチ(右写真)。1は5を場外に叩き出し、3をコーナーに連れて行って2にタッチ。2は3と、エプロンの5にもエルボー。5が入り、2をロープに詰めて逆水平。5ロープに飛ぶ、2前転してドロップキック。

1入って2とダブルチョップ(左写真)。エルボードロップ連打。2がコーナーで羽交い絞めにして1が逆水平。首投げからストンピング。ネックブリーカードロップ。ロープに振ってエルボーで倒すと片羽絞め、3がカット。1と2がダブルのネックブリーカー、1スリーパー、3カット。5分経過。書いててなんか空しいな。1とか2とか3とか5とか。

1が逆水平、5をコーナーに振って串刺しエルボー、5かわしてソバット。3にタッチ。ドロップキック、1は2にタッチ。3ボディスラム、ドロップキック連打、5が入ってダブルのバックブリーカー(右写真)、1がカット。

5がキャトルミューティレーション(左写真)、1カット。1ネックブリーカードロップ、2にタッチ。

3が入ってキック、ロープに飛ぶ、2スロイダー(右写真)。もう一発技を仕掛けようとするところに5がコーナーから2の後頭部にミサイルキック。3が2の腕をX状に固めて引き倒す。ロープに飛んでエクスタシープレス、2かわして1にタッチ。

3スクールボーイ、カウント2。1横殴りのXハンマー3連発(左写真)、カウント3。

Mr.X(9分17秒 片エビ固め)XNo.3(だと思うけど自信はない)
※王者組初防衛

騒動の発端のMs.Xはフィニッシュまで全く動かず。Mr.XとXNo.3は和解した様子。それを見てMs.Xはひとりで花道を去ろうとする。Mr.Xが呼び止める。Ms.Xリングに戻る。(この間セリフはなし)

5人でバンザイ(右写真)、そしてXポーズ。

結局元の鞘。誰も完全決裂も期待してなかったかもしれんが。いずれにしてもこれが「セミファイナル」というのは・・・・。


第6試合 10人タッグ三本勝負

まずは正規軍側のNudy Rave、YOSHIYA&筑前、そしてTAKAが入場。続いてF-words4人一斉に入場。Xを除く9人がリングに揃う(左写真)。藤田が「おいおっさん、10周年おめでとう。今日は上井のおっさんが来てるはずなんだけどな。どこだ?どうでもいいや。今日のパートナーはお前の10周年とは何も関係ないがストロングな奴だぜえ。X、カモーン!」スクリーンに新日本のロゴマーク。誰だ?

入ってきたのは真壁(右写真)。プエルトリコつながりか。

第6試合 TAKAみちのく、YOSHIYA、筑前りょう太、PABLO、Hi69 vs 藤田ミノル、真壁伸也、MIYAWAKI、柏大五郎、シルバー・ウルフ


F-wordsが先制攻撃を仕掛け場外戦に。リングに残ったのはTAKAと藤田。藤田はTAKAの顔面にパンチ連打(左写真)。TAKAロープに振ってホイップ、藤田は真壁にタッチ。

PABLOとHi69が入って真壁にクローズライン、真壁ブレークして2人にラリアット。この中に入ると真壁デカいデカい。真壁に体格では引けを取らない筑前がリングイン、真壁ロープに振ってフランケンシュタイナー(右写真)から三角絞めに。筑前腕を極められギブアップ。

真壁(1分6秒 三角絞め)筑前
※F-wordsが一本先取。

2本目開始、真壁ヒザ蹴り、筑前を自軍コーナーに連れ帰る。全員で踏みつけ(左写真)。ウルフが入ってストンピング、MIYAWAKIにタッチ、MIYAWAKIパンチ、チョップ、ロープに振る、筑前ショルダーブロックで返しYOSHIYAにタッチ。。YOSHIYAとMIYAWAKIショルダーブロック合戦、YOSHIYAコーナーに詰めて逆水平。PABLOにタッチ。PABLOエルボー、MIYAWAKIボディスラム、藤田にタッチ。藤田はPABLOをコーナーに投げつけてTAKAを呼び込む。しかしTAKAが出てくるとウルフにタッチ。

ウルフはTAKAにアームホイップ、ヘッドシザーズホイップ(右写真)、ロープに飛ぶ、TAKAラリアット、ウルフかわしてコルバタ、TAKAキャッチしてぶん投げる。ウルフは柏にタッチ。TAKA首投げからキック連打、PABLOにタッチ。PABLOブレーンバスター、YOSHIYAにタッチ。コーナーに詰めてチョップ、Hi69とTAKAが入る。Hi69が柏をキャメルクラッチに捕らえTAKAが顔面にドロップキック、筑前にタッチ。筑前ボディスラム、ストンピング、Hi69にタッチ。5分経過。

Hi69パンチ、柏ブロックしてヘッドバット。真壁にタッチ。Hi69ドロップキック、真壁には効かず。真壁ロープに振ってラリアット、Hi69かわしてニールキック、これは真壁も倒れる。Hi69カバー、カウント2。真壁立ち上がるとラリアット。ボディスラム、藤田にタッチ。藤田コーナー最上段からアトミックボムズアウェイ(左写真)。131kgだからなあ。効くだろうなあ。藤田ボディスラム、ロープに飛んでニードロップ。ターンバックルにぶつけてMIYAWAKIにタッチ。

藤田とMIYAWAKIがダブルのショルダーブロック、MIYAWAKI抱え上げてロープに引っ掛ける、そこに柏が攻撃(右写真)、MIYAWAKI反転、ウルフが飛び込んで合体のフェースイレイザー。MIYAWAKI首投げからエルボードロップ、ウルフにタッチ。ウルフロープに飛んで619、MIYAWAKIにタッチ。

MIYAWAKIヒザ蹴り2発、ロープに振ってサイドバスター、藤田がコーナーからエルボードロップ合わせる。MIYAWAKIデスペナルティ(左写真)、PABLOがカット。MIYAWAKIは柏にタッチ。柏コーナーに上ってダイビングヘッドバット、Hi69かわしてPABLOにタッチ。PABLOが「オレハ、オコッタゾー!」と言おうとするところを藤田とウルフがパンチ、ダブルでロープに振る、PABLOクローズラインかわして2人にドロップキック。MIYAWAKIがリングイン。10分経過。

真壁が入ってPABLOにエルボー、PABLOは筑前にタッチ。筑前コーナーに振ってスプラッシュ、エクスプロージョンに(右写真)、柏がカット。真壁は藤田にタッチ。藤田ドロップキック、TAKAが藤田を場外に落とす。

ウルフとYOSHIYAがリングイン、他の8人は場外に。YOSHIYAはチョークスラムからビッグブーツ、ウルフかわしてロープに飛ぶ、YOSHIYAカウンターのビッグブーツ(左写真)、カウント3。

YOSHIYA(11分12秒 片エビ固め)ウルフ
※1−1に。

3本目、YOSHIYAがウルフをロープに振ってスクラップバスター、TAKAにタッチ。首投げからドロップキック。ロープに振る、ウルフ切り返す、TAKAさらに切り返してジャストフェースロック(右写真)、両軍入り乱れるがMIYAWAKIがカット。

Hi69とPABLOがツイン・トペ・コン・ヒーロ、ウルフもトルニージョ、TAKAもコーナーからケブラーダ(左写真)。藤田がロープに飛ぶ、Ryokoがコーナーから飛んでスイングDDT。

TAKAが戻って藤田をロープに振る、TAKA切り返す、藤田首固め、カウント2。ロープに飛ぶ、TAKAキャッチしてジャストフェースロック(右写真)、真壁カット。TAKAスーパーK、筑前にタッチ。

YOSHIYAも入ってダブルで肩車式バックドロップ。筑前コーナーからフロッグスプラッシュ(左写真)、ウルフがカット。筑前はTAKAにタッチ。

TAKAスーパーK(右写真)、しかしみちのくドライバーはMIYAWAKIが未然に阻止。YOSHIYA入って藤田にビッグブーツ、TAKAがそれを受けてフェースロックに。

藤田はフェースロックから脱出するとアンクルホールドからBONEYARD(左写真)、Hi69カット。

藤田延髄蹴り、真壁が入ってジャーマン、TAKA着地、しかし真壁ラリアット、藤田がカバー、カウント2。真壁ジャーマン(右写真)。

最後はフジタドライバー(左写真)、カウント3。

藤田(5分45秒 片エビ固め)TAKA
※F-wordsが2−1で勝利。

藤田「本日は真壁凱旋試合にようこそ!今日組んでるってことはもうわかるよな?これから2人でまたあの団体に上がる!おい吉田貴男!10年間お疲れ様。後のことは俺に任せとけ。ではさようなら。」F-words退場。

TAKAが無言で退場しようとするとスクリーンにはTAKAの歴史ビデオが。最近のWWFでの映像(右写真)から遡ってハヤブサ戦なども映る。正規軍全員で座って鑑賞。終わるとTAKAは「なんだこのイヤミなビデオは?俺がもう昔ほど動けないって言いたいのか?・・・・・10周年なんてただの記念だ。俺は10年たっても20年たっても終わらない。俺はこのままやって行く。俺は自分のやりたいようにやるだけだ。」TAKA立ち上がる。

TAKA一転前向きなマイク(左写真)。「俺達は選ばれた存在じゃねえ。雑草だ。だがな、雑草は伸びが速いぜ。気付いたらそこらじゅう埋め尽くしてやる。好きな奴だけ着いてくればいい。着いてきた奴には損はさせねえ。お前ら、KAIENTAI-DOJOが好きか?お前らKAIENTAI−DOJOに着いてくるか?This is KAIENTAI-DOJO、We are KAIENTAI-DOJO!」

熱い。一歩引いて選手育成とかプロデュースみたいなことやってるかと思ったら真っ只中で熱くやってるとは>TAKA。

しかし「後楽園ホール」って道場生にとっては「やっとたどりついた場所」だけど、TAKAにとっては全然そんなもんじゃないはず。その温度差がちょっと出てるような。



感想はこちらか、メールにて。

観戦記INDEXへ。