新日本プロレス10/6後楽園ホール大会
“無我2002”その3



第8試合 西村修 vs 飯塚高史

飯塚(右写真)は1年4ヶ月ぶりの復帰戦。その試合(途中から)見たんだけど、まさかこんなに長い欠場になるとは。

西村入場(左写真)。今時このテのガウン来て入場する選手は世界的にも珍しいのではなかろうか。

手四つからスタート(右写真)。ロックアップ、飯塚がロープに詰める、ブレーク。飯塚タックル、西村切る。飯塚またタックル、今度は倒して飯塚腕を固める。

両者立ち上がる、飯塚腕をひねる(左写真)、西村回転して切り返す。飯塚コーナーに詰めてブレーク。飯塚ヘッドロックからフライングメイヤー、西村ヘッドシザーズで切り返す。ブレーク。

西村ヘッドロック(右写真)、飯塚ボディにエルボー入れて切り返す。

飯塚ねじ伏せてアームロック(左写真)、一旦立ち上がってアームロックホイップ。西村回転して脱出。

西村バック取る、飯塚コーナーに押し込んでブレーク、足にキック(右写真)。西村体勢入れ替えるがクリーンブレーク。

飯塚さらにキック、サイドヘッドロックに取る(左写真)。首投げからケサ固め。5分経過。

飯塚は西村の腕をたたんでV2アームロック風に首も固める(右写真)。

西村ブリッジ(左写真)で返す。飯塚が腹の上に乗るが西村動じず。西村立ち上がるとモンキーフリップ。

ロックアップ、飯塚コーナーに詰める。腕を取ってスタンディングのアームロック、西村は足を掛けると後ろに引き倒して(右写真)バナナスプレッド。

飯塚脱出、しかし西村逃がさずレッグロックに(左写真)。

さらに弓矢固めに移行(右写真)、締め上げてからカバー、カウントは1。

西村首4の字固め(左写真)、10分経過。

飯塚引っくり返して首を抜くとレッグロックからアンクルホールドに(右写真)、西村ロープ。飯塚足にストンピング、サードロープに足を掛けてヒップドロップ、レッグロック、西村ロープ。西村場外エスケープ。

西村十分に間を取ってリングに戻る。西村カチ上げエルボースマッシュ(左写真)、飯塚チョップで反撃。

西村フライングメイヤー、飯塚立ち上がってドラゴンスリーパーに切り返す(右写真)。

さらに西村の足を取ると後ろに倒れてヒザ十字に(左写真)。

西村は変形の足4の字に切り返す(右写真)。飯塚ヒールホールドに、西村ロープ。15分経過。

両者立ち上がる。飯塚ローキック連打(左写真)、西村滑り込んでアリキックで応戦。

飯塚ビクトル投げ(右写真)。

西村立ち上がるとスピニングトーホールド(左写真)、飯塚下から蹴り上げる。

西村はその足を取って足4の字固め(右写真)。飯塚引っくり返す。

西村は首を立て、頭を支点に体を回してまた返す(左写真)。飯塚もう一度引っくり返す。20分経過。

飯塚は逆片エビに移行(右写真)、西村ハネ返す。飯塚再度逆片エビに。

西村立ち上がると鎌固めに切り返す(左写真)。

西村リリース、両者立ち上がる、飯塚フロントネックロック(右写真)。

飯塚リリースしてブリザード(左写真)。西村の背中にパンチ、エルボースタッブ。

飯塚ネックブリーカードロップ、西村ブロックして逆さ押え込みに(右写真)、カウント2。西村首固め、飯塚切り返す、西村さらに切り返す、ぐるぐる2人で回る。西村立ち上がってヘッドロック、飯塚バックドロップ。西村場外エスケープ。

西村がエプロンに戻る、飯塚トップロープ越しのブレーンバスター狙う、西村背後に着地してスリーパー、飯塚切り返してスリーパー、西村さらに切り返してグラウンドコブラ(左写真)、カウント3。

西村(24分14秒 グラウンドコブラ)飯塚

濃い世界だなあ。これだけ小技で試合を組みたてられ、しかも飽きさせない(全員がそうかは保証しない)のは凄い。すでに藤波が提唱した「無我」と西村ワールドの「無我」は違ってるような気もするが(さらに今日のは新日本の一興行だし)。

飯塚もようやく復帰。リングサイドには永田、中西も。

田中リングアナから「短めにあいさつを」と振られた西村は「Ladies and Gentlemen, welcome to Korakuen hall! 無我というのはトップで時代を走るのではなく、常にクエスチョンマークであり続けたい。」
飯塚「ようやく復帰しましたが、今日の結果には納得していません。まだ完全復活にはほど遠いのでがんばりたいと思います。」

無我恒例記念撮影(右写真)。



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