埼玉プロレス旗揚げ第“襲叱”戦 板橋産文ホール大会



飛田によると「ロジャースで1枚2980円で購入した自社マット」右写真)。10月11月やらなかったのは9月の51人という入りが飛田にとってトラウマになったこと。じゃなんで今回やるのかと言えば「あまりにもやることがないから。人生すべてヒマつぶし」と。今日の怪人は「受験戦争とか親の邪念が怪獣化したもの」だそうだ。


第1試合 ティエラ・ビエント・イ・フエゴ vs ケン片谷

両者滑るマットを気にしながらロックアップ、フエゴがヘッドロック、片谷腕をひねる。フエゴがマットの端をつかむとレフェリー・森谷さんはロープブレークを命じる(左写真)。

再度ロックアップ、フエゴがフライングメイヤーからグラウンドヘッドロック。片谷エビ固めに固めるがマットのめくれたところだったので「場外」という判断、ノーカウント。納得行かない片谷(右写真)。フエゴ足を取ってアキレス腱固め。場外カウントが進む。

19までいったところで両者マットの上に乗る(左写真)。リングに戻ったというより鬼ごっこの「安全地帯」のようである。

フエゴは片谷を場外のイスに投げつけるとマットをかぶって隠れる。片谷が戻ってくる。フエゴを見つけられない。背中を見せたところでフエゴはマットから飛び出して片谷を急襲(右写真)。

片谷ヘッドロック、ステージにぶつけて自分はシャツを着ると客の振りをして着席(左写真)。

フエゴが見つけられないでいるとやはり背後から急襲(右写真)。5分経過。

片谷ブレーンバスター狙う、フエゴ首固めに、片谷切り返す、フエゴ再度切り返して3カウント。

フエゴ(5分20秒 首固め)片谷


第2試合 エニィウェアフォールマッチ
Naoshi Sano vs 重要参考人(被害者)

これが重要参考人(被害者)。重要参考人なのに被害者とは?
スタートはオーソドックスにフライングメイヤーをヘッドシザーズで切り返すムーヴ。

マットをしきりに気にする重要参考人に対しマットをめくって挑発するSano(左写真)。

両者チョップ合戦(右写真)、しかし重要参考人は自分の手が痛くなり次第にチョップの威力が弱まる。攻め込むSano。ローリングエルボーからカバー、カウント2。

Sanoコブラツイスト(左写真)、リリースして客席の上で再度コブラ、引き倒してイスの上でフォール、カウント2。Sanoチョップ、地獄突き。5分経過。

Sanoマットの上に大量にイスを置く。観客も協力。Sano突っ込む、重要参考人かわしてイスの上にスクールボーイ(右写真)、カウント3。

重要参考人(5分51秒 スクールボーイ)Sano

ここで休憩。


第3試合 世界最少4人参加新春バトルロイヤル

4人とは第1試合、第2試合に出たこの4人(左写真)。休憩はこの4人のためだった?

なかなか組み合わない4人。Sanoは持ってきたアメリカ国旗で重要参考人と闘牛ライクな動き(右写真)。

ヘッドロックでつながる4人(左写真)。

4人で交互にチョップ打ち合う(右写真)。

チョップ合戦で疲れた4人はそれそれマットをかぶって寝てしまう(左写真)。レフェリー・森谷さんは制止するどころかシャツを脱いで重要参考人と一緒に寝る謎の行動。Sanoがツッコむ。

森谷さん4人に対しダウンカウント数え出す。Sano、片谷、フエゴはカウント9で起きるが重要参考人起きず。カウント10が数えられ重要参考人退場。3人がコブラツイストでつながる(右写真)。一番端のSanoがギブアップ。Sano退場。

フエゴ第1試合と同じようにマットに隠れる。しかし片谷今回は見破っておりマットをはぐと一気にキャメルクラッチ(左写真)、フエゴギブアップ。

片谷(7分32秒 キャメルクラッチ)フエゴ
※片谷優勝。


第4試合 サバイバル飛田 vs “偏差値37からの使者”教育ママゴン

先に入場してママゴンを待つ飛田。

これがママゴン。

ママゴンの最初の凶器は「代数・幾何」の教科書。

ロックアップ、ママゴンニーリフト連発からボディスラム(左写真)。母は強い。

ママゴン定規で飛田を打ち据える(右写真)。スパルタだ。

今度は布団たたき(左写真)。飛田を押さえつけて「数I」の教科書を見せると「勉強しなさい!」飛田「やだよ!」

今度は飛田の頭を布団を干すでかいはさみではさむ(右写真)。

さらに鼻・耳に洗濯バサミ。

口には棒つきタワシ(右写真)。飛田も反撃を試みるがママゴンはビンタ一発で飛田をおとなしくさせる。

飛田灯油ポンプを奪い取ってママゴンの首を絞める(左写真)。しかしママゴンは下から教科書で一撃。今度は現代社会だ。飛田強制的に読まされる。

ママゴン再び定規攻撃(右写真)。飛田の現代社会の勉強は続く。「労働三法・・・」

ママゴンは飛田の顔にラップを巻きつける(左写真)。これは危険だ。飛田立ち上がり、ラップをはがすと渾身のラリアット。

飛田はなんと金属バット?を持って来る。一○展○事件を思わせる親に対する金属バット攻撃(右写真)。

金属バット連打でママゴンも動きが止まる。森谷さん制止しようとするが飛田は森谷さんを突き飛ばしてさらに打ち続ける。

最後はパイルドライバー(右写真)、飛田3カウント。

飛田(10分ちょい 体固め)ママゴン

飛田「こういう形でしかママゴンを倒すことはできなかった・・・・話し合いの道は残ってなかった。永遠に母親と子供は母親と子供のままなのだな、と。日本の教育はプロシア憲法が大日本帝国憲法になって、それがアメリカに負けて日本国憲法になって、文部省ができて、それがドメスティック・バイオレンス。悪いことをしたら隣のおじさんが注意するどころか自分の子を熱湯で殺すなんて陰湿なことになってる。隣のおじさんが注意しようもんなら『ウチの子に何を』って言われるだけ。こういう日本の意識の低さのせいで俺も金属バットを使わざるを得なかった・・・(さらにマイク続くがかなりヤバい発言なので中略)・・次回2月3日、金町大会は君らが生まれて生きてきて、こんな節分見たことないって節分を見せてやる。」

今日は面白かったなあ。来て正解。



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