WWE サバイバーシリーズ2002 11/17 MSG



入場口でまず金属探知機によるチェック。カメラ(デジカメも)は持っていても何もおとがめなし。18時30分に開場。チケットは半券をちぎるのではなくバーコードを読む形。中に入るとメインの「イリミネーション・チェンバー」に使われる円形の檻が吊り下げられていた(右写真)。今回座ったヒナ段席の値段は$104.50。

PPV恒例の飛行船(左写真)。19時から「HEAT」開始。マイケル・コールとリタが会場のあちらこちらを歩き回る。19時35分頃から会場にも前振り映像が流れ始める。19時40分、ハワード・フィンケルが入ってくる。そしてビショフの映像がインサート。ステファニーがいるはずの「Smackdoown!」GM控室をノックしようとするが思いとどまる。

今回の大会ロゴ映像(右写真)。7時45分、フィンケルがリングに上がり「スペシャルボーナスマッチ」を予告。その後「RAW」、「Smackdown!」の両番組の実況・解説陣がそれぞれ配置に。

結局フィンケルが再びリングに上がり(左写真)「スペシャルボーナスマッチ」が始まったのは20時を過ぎてから。しかしまだ放送時間内に入ってはいない。



スペシャルボーナスマッチ ハリケーン&ゴールダスト vs ランス・ストーム&ウィリアム・リーガル

出てきたのはリーガルとストームのコンビ(右写真)。このカード、事前に発表されていたんだがダーク扱いになったのか。相手はハリケーン&ゴールダストのコンビ。

先発はハリケーンとストーム。ロープワークからハリケーンはフライングネックブリーカードロップ、さらにスイングネックブリーカードロップ。ハリケーンパンチ、ストーム切り返してゼロ戦キック(左写真)。リーガルにタッチ。

リーガルはハリケーン、ゴールダストにスープレックス連発。カバーはカウント1。再びストームにタッチ。ストームブレーンバスター、ハリケーン着地して後方回転エビ、カウント入らず。ストームはヒザ蹴り連打からカバー、ゴールダストがカット。ストームコーナーに振ってラリアット、対角線コーナーに振る、ハリケーンキック、コーナーに上って飛びつきざまのネックブリーカードロップ(右写真)、ゴールダストにタッチ。

ゴールダストはストーム、リーガルにチョップ連打、ショルダースルーも連発、突っ込んできたストームにはパワースラム、カバー、リーガルがカット。ゴールダストとハリケーンはストームとリーガルを同士討ちさせる。ハリケーンがストームを捕らえてチョークスラム(左写真)。

ゴールダストがカーテンコールの体勢で持ち上げる、リーガルがパンチ、ストームはインサイドクレイドルに丸め込む(右写真)、カウント3。

ストーム(インサイドクレイドル)ゴールダスト

ブーイングを浴びながらもしつこくゴールダスト、ハリケーンに攻撃を加えるストームとリーガル。

そこに客席から入ってきたのは竹刀を持ったトミー・ドリーマー(左写真)、あっという間に2人を蹴散らす。

会場からの「E!C!W!」コールを浴びてご満悦のドリーマー(右写真)。試合はなんてことなかったがドリーマーの登場は私にとってはまさに「スペシャル・ボーナス」だった。



会場にもPPVのオープニング映像(左写真)が流れ、いよいよPPV「サバイバー・シリーズ」のスタート。



第1試合 6人タッグ・テーブル・イリミネーションマッチ
ババ・レイ・ダドリー、スパイク・ダドリー、ジェフ・ハーディ vs ロージー、ジャモール、リコ

ダドリーズに続いてジェフの入場(右写真。クリックすると大きく)。会場人気未だ衰えず。ルールはテーブルに落とされた(机が割れなければダメ。自爆除く)人間から抜けていって最後に1人でも残ったチームの勝ち。

3minutes warning with リコが攻撃を仕掛け乱戦スタート。しかしダドリーズwithジェフは3人を場外に放り出す(左写真)。

ババ・レイがスパイクを3minutes warningに向けて投げつける(右写真)。しかし3mwはキャッチ。そこにジェフがダイブ、2人を押しつぶす。

残ったリコもババ・レイがパンチで撃退。ジャモールをリングに戻す。スパイクがジャモールに飛びつきウラカン・ラナ(左写真)。

ババ・レイが足を広げてスパイクが股間にダイビングヘッドバット(右写真)。

ジェフもジャモールの股間にダイビングギロチン(左写真)。ババ・レイはジェフに「Get the tables!」スパイクがいち早くテーブルをリング下から持ってきてセット。しかしロージーが入ってきてラリアット連打、ジェフを場外に連れ出す。

ジャモールがテーブルをコーナーに立てかけ、そこにスパイクを立たせて突っ込む、スパイクかわしてジャモールは机に自爆(右写真)。ババ・レイがジャモールにスパイン・ボム、机セットするがロージーがセーヴ。スパイクがダイビングプレス。カバーはリコがカット。

スパイクはリコにダドリードッグ仕掛ける、3mwがスパイクをキャッチ、そのまま机に叩きつける。スパイク退場。

ジェフがババ・レイを踏み台にポエトリー・イン・モーション(右写真)、ロージー場外転落。しかしロージーはジェフを場外に引きずり出す。リコとジャモールはババ・レイにパンチ。

リコとジャモール挟み撃ち狙うがあっさり切り返され同士討ち。ババ・レイがジャモールにババ・ボム(左写真)。

その間にジェフはアリーナ席の下に机を置いてロージーをセット、自分はアリーナ席に上りそこからスワントーン・ボム(右写真)。見事に机を破壊しロージー退場。これで2対2に。

ジャモールがババ・レイを机にセットしてリコがムーンサルト?狙うが足を踏み外して落ちる(左写真)。

ババ・レイがコーナーに上がってリコを机に雪崩式バックドロップで投げつけるが、ジャモールが机を引いたため(右写真)机の上には落ちずセーフ。

ジェフが戻ってきてトペコン、ロープに振ってドロップキック。机にセットするがリコが妨害。逆にジェフを場外の机にセットしてジャモールがコーナーからダイブ(左写真)、ジェフよけることできず退場。

ババ・レイがリコにパンチ、机にセットしてコーナーに上る、ジャモールがコーナーに上って妨害、リコ逃げる。しかしババ・レイはジャモールを机の上へのパワーボム、ジャモールも退場。

ダメージで立てないババ・レイに、ひとりになって心細そうなリコはとりあえずストンピングを連打。しかしここですでに退場済みのロージーが加勢に入る。ロープに振ってスクラップバスター。ジャモールも入って3人で攻撃。このピンチに駆け込んできたのはディーヴォン。3mwを場外に放り出す(左写真)。

ババ・レイとディーヴォンが揃えば当然フィニッシュは机の上への3D(右写真)。

ババ・レイ(一人残り)リコ

観客からの「E!C!W!」コールに応えるディーヴォン(左写真)。兄弟タッグ復活か?それにしても第1試合から凄い盛り上がったいい試合だった。



ここで「The World」からSALIVAの生演奏。その間にリング上の掃除。客はトイレタイム。


第2試合 WWEクルーザー級選手権
ジェイミー・ノーブル(王者)with ニーディア vs ビリー・キッドマン(挑戦者)

キッドマンがスクールボーイ、エビ固めで先制、しかしカウントはいずれも1。キッドマンウラカン・ラナ、ノーブル場外エスケープ。キッドマン戻してロープに振る、ノーブル切り返してネックブリーカードロップ、チキンウィングに(右写真)。なにげに長期政権を築きつつあるノーブル。しかし試合は地味。せっかく盛り上がった会場の雰囲気を盛り下げ「Boring」コールまで浴びる。

キッドマン切り返してロープに振るフェースバスター、ノーブル場外に。キッドマントペ、リングに戻す。キッドマンがノーブルをコーナーに上げる、ノーブルキッドマンを突き落としてダイブ、キッドマン下からドロップキックで迎撃(左写真)。キッドマンはノーブルを肩に担いでぶん回し、首を自分のヒザに落とすネックブリーカー。ロープに振る、ノーブルヒザ蹴りからみちのくドライバー、カウント2。

ノーブルがキッドマンをコーナーに上げる、キッドマンはノーブルを場外に落としプランチャ。リングに戻すとロープ越えのギロチンドロップ、カウント2。キッドマンバックドロップ、ノーブル着地、タイガードライバー狙う、キッドマンブロック。しかしニーディアが介入。ノーブルはネックハンギングボムから再度タイガードライバーの体勢、キッドマン逆さ押さえ込みに切り返す。ノーブル起き上がると3度目の正直でタイガードライバー(右写真)、カウント2。

ノーブル突っ込む、キッドマンカウンターのキック、コーナーに上げると雪崩式のフェースバスター(左写真)、カウント2。キッドマンコーナーに上る、ニーディアが妨害。ノーブルはキッドマンの両足をトップロープに乗せてイーブンフローDDT、カウント2。ノーブルブレーンバスター、キッドマン着地して延髄蹴り。

キッドマンコーナーに上る、ニーディアがまた妨害。しかし今度はニーディアを蹴って場外に落とすとシューティングスタープレス(右写真)、カウント3。

キッドマン(シューティングスタープレス)ノーブル
※キッドマンが新王者に。

なんとなーく不穏な空気が漂い始めたノーブルとニーディア。しかし今日のところは一緒に控室に。



第3試合 WWE女子選手権(ハードコアルール)
トリッシュ・ストラタス(王者)vs ビクトリア(挑戦者)

試合前の映像で自分を映した鏡にまで八つ当たりしていたビクトリア。一方の王者トリッシュはにこやかに入場(右写真)。

しかしビクトリアはトリッシュの着ていたガウンを脱がせるとそれで首を絞める(左写真)。そのままホイップ。次は棒をノドに押し付ける。トリッシュ巴投げで投げるがビクトリアはまた上になってパンチ。

ビクトリアはゴミ缶をコーナーにセット、トリッシュをぶつけようとするがトリッシュ切り返してシーソーホイップでビクトリアの頭をゴミ缶にぶつける(右写真)。

トリッシュも棒を振り回すが当たらず、ビクトリアのゴミ缶フタ攻撃一撃で倒れる(左写真)。ビクトリアパワーボム、コーナーに振る、トリッシュ待ち構えてキック。ストラタスファクションに行くが失敗。

ビクトリア鏡をリングに持ち込む。が、結局これは使わずじまい。トリッシュ突っ込む、ビクトリアカニばさみで倒す。ビクトリア場外に降りて消火器噴射(右写真)。トリッシュの顔面を直撃。

リングに戻るとスナップスープレックス(左写真)、カウント3。

ビクトリア(スナップスープレックス)トリッシュ
※ビクトリアが新王者に。

クルーザー級に続いて女子王座も移動か。今日は波乱の一日?




その2