全日本 4/12 日本武道館大会その3



第8試合 武藤敬司&小島聡 vs 川田利明&渕正信

電光掲示板には「川田利明復帰戦」の文字が(右写真)。

川田のコールと同時に大量の紙テープが(左写真)。それだけ待たれていた、ということか。


しかし先発は渕と武藤。ロックアップ、武藤がバック取る、渕はアームロックホイップに。武藤再度バック取る、渕また腕を固めに行く、武藤は足をすくってレッグロックに、アキレス腱固めに移行、両者転がってロープに。武藤そのまま場外にエスケープ、小島にタッチ。小島キック、チョップ。コーナーに詰めて逆水平連打(右写真)。渕耐える。が、川田がタッチ要求。ここでようやく川田がリングに。

川田が小島に張り手、逆水平(左写真)。小島も逆水平打ち返す。張り手打ち合い、小島ヘッドロック。川田ロープに振る、小島ショルダーブロックで吹っ飛ばしブレーンバスター、川田すぐに立ち上がって顔面キック。小島は武藤にタッチ。5分経過。

武藤ヘッドロック、川田ロープに振る、武藤ショルダーブロック。川田ローキック連打(右写真)、武藤足をキャッチするとドラゴンスクリュー。痛がる川田に会場一瞬引く。川田は渕にタッチ。

渕はバックドロップ連発(左写真)、武藤場外エスケープ。武藤が戻ると渕はミサイルキック、カウント2。

渕顔面キック連打、武藤足をキャッチしてドラゴンスクリューから足4の字(右写真)、川田が顔面へのニードロップでカット。川田は武藤の足を取るとドラゴンスクリューのお返し。武藤は小島にタッチ。

小島は渕の足にストンピング、首投げからサマーソルトドロップ。小島チョップ、渕も打ち返す。小島サミング、キック、逆水平からコーナーに振って串刺しラリアット、バックドロップ2発(左写真)。10分経過。

小島サソリ固め、川田がチョップ、キック打ち込むが小島放さない(右写真)。

川田がロープに飛ぶ、小島立ち上がってラリアット、相打ちに(左写真)。小島は武藤にタッチ。

武藤サソリ固めの体勢からリバースデスロック(右写真)、渕ロープ。武藤STF、渕ロープ。武藤は小島にタッチ。

小島足にストンピング、ローキック連打からニークラッシャー2連発(左写真)、武藤にタッチ。15分経過。

武藤も渕の足にストンピング連打。渕の足を取る、渕はその足を軸に延髄蹴り、川田にタッチ。川田武藤の顔面にステップキック(右写真)、武藤はその足を取ってドラゴンスクリュー。

しかし川田すぐに立ち上がってジャンピングハイキック(左写真)。武藤は小島にタッチ。

川田は小島に起き上がりこぼし式逆水平(右写真)、カウント2。

エルボーの打ち合いから小島コーナーに振って串刺しエルボー、「行っちゃうぞバカヤロー」エルボードロップ(左写真)。

小島が川田にコジコジカッター狙う、渕が妨害。ダブルで飛んでサンドイッチハイキック(右写真)。

入ってきた武藤にもサンドイッチハイキック(左写真)。

川田パワーボム(右写真)、カウント2。20分経過。

川田バックドロップからもう一発パワーボム狙う、小島リバース。立ち上がれない川田に武藤がシャイニングウィザード(左写真)。

武藤は低空ドロップキック連打、浴びせ蹴り、ドラゴンスクリューからコーナーに座り込んだ川田にシャイニングウィザード(右写真)、カウント2。

川田バックドロップからジャンピングハイキック(左写真)。

ストレッチプラムに(右写真)。カットに入った小島には渕がフェースロック。川田締め上げてカバー、武藤2で返す。川田再度ストレッチプラム、武藤ロープ。川田は渕にタッチ。

渕バックドロップ、カウント2。武藤シャイニングウィザード連発(左写真)、カバーは川田がカット。武藤は小島にタッチ。

小島は渕に垂直落下式ブレーンバスター、川田カット。川田が小島に垂直落下式ブレーンバスター(右写真)。パワーボム狙うが武藤がシャイニングウィザードで阻止。25分経過。

小島はコジコジカッター(左写真)、ブレーンバスター狙うが渕が首固めに丸め込む、カウント2。

小島は川田にラリアット(右写真)、武藤が川田を場外に蹴り出す。

小島渕にもラリアット狙う、渕前蹴りからバックドロップ。小島すぐに立ち上がってラリアット、渕2で返す。小島助走を付けてもう一発ラリアット(左写真)、これは渕返せず3カウント。

小島(27分10秒 体固め)渕

ヒザ攻められるとまだまだ痛そうではあったな。次期シリーズで完全復活となるのかどうか?


第9試合 三冠ヘビー級選手権
橋本真也(王者)vs 嵐(挑戦者)

ロックアップ、嵐がロープに押し込む、クリーンブレーク。再度ロックアップ、橋本ヘッドロック、嵐ロープに振る、橋本ショルダーブロック、嵐耐える。ここからショルダーブロック合戦、嵐が優勢(右写真)。橋本キック、嵐ブロックしてショルダーブロックで橋本を場外に吹っ飛ばす。嵐は場外に橋本を追いかけて鉄柵、鉄柱にぶつけリングに戻す。

嵐ストンピング、橋本立ち上がって手をたぐる、嵐腕を引いてラリアット、キック、チョップからアームロック、橋本ロープ。嵐は橋本の肩口にチョップ、エルボー、パンチの集中攻撃。橋本ケサ斬りチョップ(左写真)、ミドルキック、サッカーボールキック。嵐エルボー。5分経過。

橋本ストンピング、ケサ斬りチョップ。頭にナックルパート、エルボードロップ。嵐立ち上がってショルダーブロック、肩口にヘッドバット、転がして片にエルボードロップ、アームロックに捕らえると(右写真)橋本痛そうにロープ。そのまま場外エスケープ。両陣営のセコンドがモメる(主にカシンだが)。

橋本リングに戻るとキック、ストンピング。ミドルキック連打(左写真)。

ケサ斬りチョップ(右写真)からまたミドルキック。

橋本バックに回るとスリーパー(左写真)、リリースして地獄突き。

嵐は橋本のミドルキック4連打(右写真)は耐えるがトラースキックでダウン。橋本カバー、カウント2。

橋本DDT狙って首を取る、嵐ヒザ蹴りでブロック。橋本ニールキック、嵐ブロック(左写真)。

嵐はコーナーに追い込んで嵐落とし(右写真)。

ドロップボムからコーナーに上って旋回式フロッグスプラッシュ(左写真)、カウント2。一気に攻め込むかと思いきや嵐はスリーパーに。橋本ロープ。

嵐はもう一発嵐落としの体勢に、橋本ブロックして変形卍固めのような入り方から最終的には裏十字に(右写真)、体勢崩れる。15分経過。

橋本ケサ斬りチョップ、嵐ブロックしてドロップキック。嵐タックル、橋本キャッチしてDDT。橋本重爆ドロップキックのお返し(左写真)。

橋本ジャンピングDDT(右写真)。

橋本三角絞め(左写真)、嵐あえなくタップ。

橋本(17分4秒 三角絞め)嵐
※橋本初防衛。

なんか負けても嵐はさほど悔しそうでもないように見えるのがなんとも。ここまでの舞台づくりは一体何だったのか?橋本が「次は誰だ!さっき復帰した奴か?」と叫ぶと小島が「その前に俺だ!」と名乗りを上げ乱闘に。

タイトルマッチ2戦が低調という、見事にやってる側の思惑の外れた興行だったような。がんばれ武藤社長。



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