DDT NON-FIX "6.5"その2



第3試合 諸橋晴也 vs 坂井良宏

今日も両足ジャンプでリングインする次代の大物(右写真)。

体を揺すって試合に備える次代の大物(左写真)。今日はなぜか腕の落書きが「PEIN」と一文字間違っている。

諸橋キックで先制、ストンピング連打(右写真)。坂井耐える。ロープで顔面こすり、コーナーで踏みつけ。

諸橋ストンピング、ヘッドバット連打(左写真)。しかし坂井の頭から怨霊みたいな「エクトプラズム」が出るのはなぜだ?諸橋さらにキック、ロープに飛ぶ、坂井キャッチしてフォールアウェイスラム。

坂井ブレーンバスター(右写真)、カウント2。坂井コーナーに詰めてショルダータックル連打。坂井自分のエクトプラズムでムセる。

諸橋エルボー連打、パイルドライバー(左写真)、カウント2。

諸橋エルボー、坂井かわしてベアハッグ(右写真)。コーナーに詰めてまたショルダータックル連打。

坂井は肩に担ぐとF5(左写真)、また自分の上に落とす。それでもカバー、カウント2。

坂井は「秘密兵器」シューティングスタープレスを狙ってコーナーに。しかし怖気づいて後ろを向いてしまう(右写真)。

諸橋はすかさずコーナーに上りスパイダージャーマン(左写真)、そのままコーナートップからフロッグスプラッシュ、カウント3。

諸橋(4分29秒 片エビ固め)坂井

さらに攻撃を続ける諸橋。そこに「Fire」がかかるが来たのは高偽三四郎(右写真)。2人で攻撃。

再び「Fire」。喜ぶ坂井。しかしやって来たのは三四郎ベストを着た太(左写真)。3人で攻撃。偽ャークがコーナーに上げて諸橋がもう一発スパイダージャーマン。

三度目ようやく高木がピンクコスで恥ずかしそうに入場(右写真)。

高木「てめーらベスト返せ!」左写真
高偽「イチゴのアップリケがお似合いだぜ。もうこのベスト要らないだろ?誰かピンクのベスト作ってやれよ。」
高木「おいそんなこと言うとほんとに作る奴いるからやめてくれ。」
高偽「解散を賭けて俺たちと闘え!」
高木「相手になってやる。」
しばし間があいて頭を押さえながら坂井が「ちょっと待て・・。」
高偽「遅い!」
そこに三和社長「何だよ全く。すぐ解散とか。おかしいよ!横浜の試合は負けた奴がDDT無期限出場停止だ。」と衝撃の宣告。
高偽「こっちは俺と諸橋と太でやってやる。」
高木「こっちは俺と坂井と坂井・・・・もうひとり探してくる!」
高偽「三四郎、DDT出場停止の間に王道とかど真ん中とかそんな甘い考えは捨てろよ。」
高木「坂井、負けたら無期限出場停止だ。恨むなよ、俺を。」
坂井「あの元メビウスの半ズボンにスパイダージャーマン2発も食らっちゃいました。遅いですよ!高木さん。来てくれんの。」
高木「お前こそ着替えどこにやったんだよ!お前も一人連れて来い。二人のうち強そうな方をリングに上げる。」
坂井「ピンクの似合う奴を連れてきます。」
高木「それはあんまりこだわなくていい。必ず勝てそうな奴を。」

二人で「Fire」。(左写真

コーナーで踊る高木。


まずKUDO、MIKAMI、続いて鳥羽、佐々木が入場。佐々木と鳥羽は「チームからまわり」のポーズ(左写真)。次に入ってきたのは西野。MIKAMIと握手を交わす。最後の一人は・・・スーパー宇宙パワー!

第4試合 MIKAMI、KUDO、西野湧喜 vs 佐々木貴、タノムサク鳥羽、スーパー宇宙パワー

宇宙がKUDOに突っかけ乱闘スタート。佐々木もMIKAMIを場外に出してチョップ打ち合い。西野はリング内で鳥羽にストンピング連打(右写真)。

鳥羽パンチ、西野ヘッドバット、鳥羽パンチ、西野ロープに飛んで西野ヘッドバット(左写真)、西野再度ロープに飛んでヘッドバット、鳥羽カウンターのヒジ。もう一発ヒジ、パンチとつないでダウンさせると宇宙にタッチ。鳥羽はすぐにセコンドにコールドスプレーかけてもらう。

宇宙ロープに振ってエルボー、首投げからサッカーボールキック。西野エルボー、宇宙張り手。宇宙ロープに飛ぶ、西野カウンターのラリアット、カウント2。西野ヘッドバット、宇宙張り手、ロープに飛ぶ、西野パワースラムに行くが(右写真)回りきれず宇宙は首から突っ込み負傷。宇宙は佐々木にタッチすると首にコールドスプレー、コーナー下で休む。西野もMIKAMIにタッチ。

佐々木とMIKAMIはロープワークから佐々木がスピンスラム決める(左写真)。佐々木バキューン!キック、MIKAMIかわしてミッキーブーメラン180、KUDOにタッチ。

KUDOトップロープ越しにダブルニードロップ、コーナーに振ってダブルニーアタックからモンキーフリップ。回転してキック、コーナーに詰めてヒザ、正拳(右写真)。チョップ合戦から佐々木ソバット、KUDOかわしてハイキック、佐々木かわして逆にハイキック、鳥羽にタッチ。

鳥羽コーナーに詰めてパンチ連打、対角線コーナーに振って串刺しニーアタック(左写真)。

鳥羽はヒザ蹴り、ボディにアッパー、ここからカカト落としへとつなぐいつものパターン化と思ったらKUDOは水面蹴りで鳥羽を倒す。KUDOが逆にカカト落とし。KUDOミドルキック連打(右写真)、鳥羽キャッチしてパンチ、ヒジ、宇宙にタッチ。5分経過。

宇宙ブレーンバスター、ダブルアームスープレックスから十字、KUDOが上体起こすと三角絞めに(左写真)、KUDOロープ。

宇宙ストンピング、足にキック、スピニングレッグブリーカー2発から逆片エビ(右写真)、KUDOロープに手を伸ばす。宇宙中央に戻す、KUDOなんとかロープエスケープ。宇宙は佐々木にタッチ。

佐々木コーナーに振って串刺しエルボー。高速ブレーンバスターで投げてカウント2。佐々木ロープに振る、KUDOは佐々木の背中の上で転がって着地(左写真)するとドロップキック、西野にタッチ。

D-NA対決(右写真)。佐々木キック、西野チョップの打ち合い。

西野ラリアット、佐々木ハイキック(左写真)。西野すぐに立ち上がってラリアット、MIKAMIにタッチ。

MIKAMIコーナーに上り(ライトにぶつかり)ミサイルキック(右写真)。佐々木はコーナーまで飛んで鳥羽にタッチ。

MIKAMI鳥羽のパンチをかわすとトラースキック、これはカッコよい。MIKAMI珍しいツームストーンドライバー(左写真)、コーナーに上るとマテリアル、カウント2。鳥羽の腹部を直撃。鳥羽パンチ撃って宇宙にタッチ。コーナーに下がっても苦しむ。下がる選手下がる選手がこれだけコーナーで苦しんでるタッグマッチというのも凄いな。

宇宙クロスヒールホールド(右写真)、MIKAMIロープ。宇宙ストンピング連打。10分経過。

宇宙首投げからスリーパー(左写真)、さらに腹固めからワキ固めへと移行。腕にストンピング連打。KUDOがカットに入って宇宙の腕にキック。宇宙怒ってKUDOに張り手、一発でダウンさせる。宇宙は佐々木にタッチ。

佐々木パワーボム、MIKAMIはウラカンホイップに切り返す(右写真)。佐々木リバース雲龍、カバー、KUDOがカット。宇宙が入ってKUDOにラストライド、鳥羽も西野にバックブロー。4人場外に出て佐々木とMIKAMIに勝負を任せる。

佐々木バキューン!キック(左写真)、MIKAMI突っ込む、佐々木ラリアット、MIKAMI身を沈める、かすった感じで当たる、MIKAMIスク〜ルボ〜イ、カウント3。

MIKAMI(11分37秒 スク〜ルボ〜イ)佐々木

まだ暴れる宇宙を分けるセコンド陣(右写真)。

MIKAMI「なるほどなるほど。なるほどなるほど。宇宙と西野は別の機会にまたやることにして、とりあえず落ち着いてくれ。今日闘ってお前がどんな動きするか思い出してきたよ。久しぶりだからな。横浜、ベルト獲りに行くからな。俺が巻きたいんじゃない。コイツ(KUDO)に巻かせてやりたいんだ。鳥羽のときも思ったけどな、組んでると巻かせたくなるんだよ。横浜は俺たち2人だけじゃない。元アイアンマン王者連れて行くからな。お前達には使いこなせない。強いぞ。6月15日横浜、この世界を獲ったMIKAMI様の必殺のスク〜ルボ〜イで、今日みたいにしてコイツの、お前より細いウエストにベルト巻かしてやる。」左写真

鳥羽「MIKAMIさん、いやMIKAMI!元アイアンマン王者?脚立じゃ?横浜脚立持って来いよ。脚立が強いのは、俺が押さえてるからなんだよ。どっちが真の脚立持ちにふさわしいか証明してやる!」
佐々木はこの鳥羽の発言に「おい横浜は聖なるタッグタイトル戦だぞ?大丈夫か?」チームからまわりの心の連携はさっそく高速空回り。

佐々木「今日は確かに俺は負けた。それは認める。しかし、今日ヘバってるのはどっちだ?MIKAMI、KUDO、お前ら全然熱くない。お前らにはぬるい風が吹いてる。俺たちチームからまわりは夏の台風を持ってるんだ!俺は絶対負けるわけにはいかない。いつまでもお前と比べられてちょっと下とかまだ追いつけないとか言われてるわけにはいかねーんだ。タッグ防衛した暁にはお前のKO-Dシングルに挑戦して俺がDDTの二冠王になる!This is war! バキューン!」左写真

今日はある意味横浜へのカード決定と前哨戦と思っていたからこれほど凄い試合が見られるとは。昔みちプロの6人タッグを「みちプロザ・ベスト」とマスコミが表現していたが、今日のメインはそれに匹敵するかも。



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