DDT "Future Port 2003" 6/15横浜赤レンガ倉庫大会その2



ストロベリージャム控室。今日は最初っからピンクのコスチュームを着ている高木(右写真)。「毎回お前に殴られて着せられるのも御免だからな。しかし勝っても負けてもピンクを着るのは今日が最後だ。で、お前が連れてきたXは誰だ?」

坂井「ピンクの似合う奴を連れてきました。」「昭和」子を連れてくる。最高にピンク似合うな。
高木「こんなの負けるに決まってるじゃないか!」
坂井「よく考えてください高木さん。高木、坂井、「昭和」子と来たら向こうは「昭和」子狙ってくるでしょう?フォール取られて「昭和」子が出場停止になっても我々は痛くもかゆくもない。」ワルやなあ。
高木「いや、今日は俺の連れて来たXで行く。「昭和」子はせっかくだからセコンドだ。」

みさとちゃんとスーザンが世界最強タッグみたいな合体テーマ曲で入場(右写真)。
スーザン「HERO!?」
みさと「HERO!ですって。」
スーザン「どうなのよ?その辺、許す?」
「許す!」との声にみさとちゃん「えっ、許すの?」
スーザン「ちょっとそこの建みさと。ひとつ言っといてあげる。どうやら私は、インフォメーションにもイメージガールにも全く興味がなくなったみたい。ていうか、バカ負けしてどうでもよくなった、ってとこ?そういうことだから後はよろしく。」
ということでみさとちゃんのインフォメーションコーナーが無事復活。


第5試合 高木三四郎、坂井良宏、X vs 一宮章一、諸橋晴也、三和太

高木の連れて来たXはランバー・ソムデートM-16であった(左写真)。ピンク似合うし強いけど・・・。

鳴り響く大谷晋二郎のテーマ。今日の一宮は大タ偽。諸橋と2人で炎武連夢のポーズ(右写真)。

場外戦スタート。坂井は太を抱え上げて腰から鉄柱にぶつけると胸をわしづかみにして引きずり回す(左写真)。痛そうだ。

高木と一宮(大タ偽、って書きづらい)がリングに戻る。ロープワークから高木リープフロッグに行くが一宮は落ちてきたとこに急所蹴り。コーナーに詰めてチョップ連打(右写真)、顔面ウォッシュ。対角線コーナーに振る、高木突進をかわしてラリアット。高木逆水平、テメコノヤロチョップ、ランバーにタッチ。

ランバー飛びヒザ蹴り、一宮キャッチしてコーナーに連れ戻り太にタッチ。太キックの構えを見せるがランバーには当たらず逆にパンチ、キックを浴びてダウンを重ねる。太立ち上がると急所打ち、地獄突きからボディスラム、エルボードロップ(左写真)、ランバーかわす。ランバー飛びヒザ蹴り、坂井にタッチ。

太をコーナーに振って串刺し攻撃3連発(右写真)。「昭和」子も串刺しドロップキック。太は諸橋にタッチ。

諸橋エルボー、ヘッドバット、コーナーに詰めてパンチ連打(左写真)。諸橋ニーリフト、パンチ連打。一宮入って坂井にカニばさみ、諸橋エルボードロップからキャメルクラッチ。一宮ロープの間を全速力で往復してからドロップキック。諸橋首投げからサッカーボールキック、太にタッチ。太ロープに振ってキック、カカト落とし、カウント1。また諸橋にタッチ。

諸橋首投げからチンロック。コーナーに振って串刺しラリアット。太はスプラッシュ、一宮走り込んで逆水平。諸橋パイルドライバー(右写真)、カウント2。一宮にタッチ。一宮キャメルクラッチから変な顔攻撃。ロープに振ってニールキック。一宮チョップ連打。坂井胸を出して受けるが3発打たれるとあっさり倒れる。一宮急所蹴り、太にタッチ。10分経過。

太ボディスラムからぶーちゃんローラー(左写真)、カウント2。諸橋にタッチ。

諸橋エルボー連打、コーナーに振って串刺しエルボー(右写真)。諸橋ラリアット、坂井かわしてフォールアウェイスラム、ランバーにタッチ。

ランバーはフルーツバスケット(仮)の3人をパンチ、キックで蹴散らす。諸橋にキック連打(左写真)。諸橋キックをキャッチしてパワーボムに。諸橋ラリアット、ランバーかわしてジャンピングハイキック、高木にタッチ。

高木と諸橋ラリアットの打ち合い。諸橋はダイアモンドカッター、みちのくドライバー。諸橋ラリアット(右写真)、高木耐える。諸橋ロープに飛んでもう一発、高木かわしてカニばさみ、ロープにもたれた諸橋の後頭部にランニング延髄ニー。

高木投げっ放しジャーマン、サンダーファイヤーパワーボム(左写真)、三和社長がカット。高木は三和社長にスタナー。一宮が高木にシャイニングウィザード。ランバーが一宮にシャイニングウィザード。太が高木にニールキック、坂井が太にドロップキック。諸橋ラリアット、坂井かわしてバックドロップ。

坂井ダイビングニードロップ、やっぱりかわされる(右写真)。諸橋コーナーに上る、高木がコーナーに上がってホイッパー・スナッパー、サンダーがカット。「昭和」子がサンダーにミサイルキック。高木が諸橋に三四郎スタナー2000、太が高木にコロニー落としでカットしようとするが高木かわして諸橋に誤爆。坂井諸橋にF5、またも自分の上に落とす。

諸橋が高木にスパイダージャーマン仕掛ける、高木抵抗する、一宮がイスで一撃。諸橋スパイダー敢行。そこに太コロニー落とし、今度はヒット。一宮が高木にフルネルソンスープレックス(左写真)、

一宮スパイラルボム(右写真)、カウント3。

一宮(14分50秒 エビ固め)高木

一宮「高木!約束どおりストロベリージャムは解散!高木は無期限出場停止!」
観客の「エ〜!」という声に「エーじゃない!お前ら流れのVTR見たろうが!横浜進出だからHappy Endで終わると思ったか?バ〜カ。俺もだんだん熱くなってきたぞ!火祭り、エントリーしてやる!プロレスで熱いのも偽造で熱いのも客を熱くさせることには変わりない!」

いつの間にか手錠でつながれていた坂井と「昭和」子(左写真)。鍵出てこず、手錠でつながれたまま放置される。そのまま2人で退場。


第6試合 KO-Dタッグ選手権試合
佐々木貴&タノムサク鳥羽(王者組)vs MIKAMI&KUDO(挑戦者組)

MIKAMI、KUDOの入場後「オールナイトDDT」が復活(右写真)。長くなりそうなのでMIKAMIはリングに寝て待つ。「お手紙」は「チーム空回りって決定なんですか?貴くんは空回りなんてしてません。空回りしてる相方のフォローで一所懸命です。」などとやたらホメたたえる内容。送り主は一関市在住の佐々木の母親らしい・・・・。

先発は鳥羽とKUDO。MIKAMIがKUDOにタッチ要求。Suicide対決かと思いきや佐々木が鳥羽にタッチ要求、結局佐々木vsMIKAMIに。ロックアップ、MIKAMIがロープに押し込む、ブレーク。ロックアップ、今度は佐々木が押し込む、ブレーク。バックの取り合い、腕の取り合いから首の取り合い(左写真)。佐々木腕ひねる、MIKAMIはロープを使って回転、脱出。MIKAMIホイップ、佐々木足をすくう、MIKAMI再度アームホイップ、佐々木ヘッドシザーズ、MIKAMIブレークしてフライングメイヤー、佐々木ヘッドシザーズ、ブレーク。

ロックアップ、佐々木ヘッドロック、MIKAMIロープに振ろうとするが佐々木振らせない。グラウンドヘッドロックに(右写真)。MIKAMI力で切り返そうとする、佐々木元に戻す。MIKAMIロープに振る、佐々木ショルダーブロック。佐々木ロープに飛ぶ、MIKAMIリープフロッグ、佐々木がドロップキック、MIKAMI場外転落。佐々木は鳥羽にタッチ。5分経過。

鳥羽パンチ、ハイキック、MIKAMIはキックをかいくぐってタックルで倒すと十字(左写真)、鳥羽ロープ。鳥羽上になる。MIKAMIコークスクリューシザーズで投げ飛ばす、KUDOにタッチ。

鳥羽とKUDOキック合戦、KUDOは鳥羽のキックをキャッチして(右写真)軸足に足払い、水面蹴り。鳥羽はKUDOのキックをキャッチしてパンチ。ハイキック相打ち、スピンキックも相打ち。鳥羽パンチ、ニールキック、佐々木にタッチ。

佐々木チョップ、KUDOもチョップ返す。KUDO首投げからサッカーボールキック(左写真)。佐々木も立ち上がると首投げからサッカーボールキック。張り手の打ち合い、これは佐々木が優勢。佐々木ヒザ蹴り、ブレーンバスター、カウント2。鳥羽にタッチ。10分経過。

鳥羽ヒザ蹴り、ボディアッパーからカカト落とし(右写真)。ストレートでコーナーに詰めてパンチ連打、助走付けて串刺しニーアタック。佐々木にタッチ。

佐々木チョップ、ミドルキック、KUDOもミドルキック。佐々木チョップ、KUDOソバット(左写真)。佐々木ロープに飛んでキック、チョップ連打、KUDOソバット、ハイキック、佐々木キャッチ、KUDO回転してハイキック、MIKAMIにタッチ。

MIKAMIロープに振ってドロップキック(右写真)、カウント2。

コーナーに詰めてパンチ連打からモンキーフリップ、タンヤオ(左写真)、さらに急所にヘッドバット、ニードロップ連発。セントーンからカバー、カウント2。KUDOにタッチ。

KUDOストンピング、キック、コーナーに振ってダブルニーアタック(右写真)からモンキーフリップ。KUDOキック、パンチでコーナーに詰めてヒザ蹴り、ブレーンバスター、カウント2。MIKAMIにタッチ。

KUDOボディスラム、MIKAMIがエプロンからトペ・アトミコ。MIKAMIスリーパー、ロープに足を掛けて絞める。MIKAMIニードロップ、カウント1。MIKAMIナックルパート連打(左写真)、サミング、KUDOにタッチ。KUDOニードロップ。15分経過。

KUDOストンピング、ヘッドロック、佐々木ロープに振る、KUDOショルダーブロック、KUDOロープに振ってエルボー、裏拳、キック連打、MIKAMIにタッチ。MIKAMIロープに飛ぶ、佐々木キャッチしてツームストーンドライバーに、MIKAMI切り返して逆にツームストーン。MIKAMI再度ロープに、佐々木今度はスピンスラム、鳥羽にタッチ。鳥羽MIKAMIの顔面にストレート(右写真)、MIKAMIはコーナーまで飛んでKUDOにタッチ。

KUDOジャンピングハイキック、鳥羽かわしてパンチ。鳥羽パンチ連打、コーナーに詰めてニールキック。鳥羽ミドルキック、ヒザ蹴り連打(左写真)鳥羽ハイキック、佐々木にタッチ。

佐々木がKUDOをコーナーに振る、まず佐々木が串刺しエルボー、佐々木を踏み台にして鳥羽が串刺しニーアタック。佐々木ブレーンバスター。佐々木キック、距離を取って「1、2、3、発射!」でドロップキック。佐々木キック、KUDOかわしてソバット(右写真)。佐々木場外転落。

KUDOは鳥羽も場外に落としてトップロープ越えのトペコン(左写真)、鳥羽をリングに戻しMIKAMIにタッチ。20分経過。

MIKAMIは鳥羽にツームストーンドライバー(右写真)からコーナーに上ってマテリアル、鳥羽のボディに突き刺さり鳥羽うめき声を上げる。カバーはカウント2。MIKAMIは鳥羽の両腕をたたんで足掛けエビ固め、カウント2。KUDOにタッチ。KUDOストンピング、串刺しダブルミーアタックからフィッシャーマンズスープレックスホールド、カウント2。KUDOコーナーに上ってダブルニードロップ、佐々木カット。KUDOムーンサルトダブルニードロップ、鳥羽かわして佐々木にタッチ。

佐々木串刺しゼロ戦キックからライガーボム、カウント2。リバース雲龍はMIKAMIがカット。佐々木D-ガイスト狙う、KUDO着地してハイキック。MIKAMIにタッチ。MIKAMIミサイルキック、首投げからコーナーに上ってダイビングセントーン(左写真)、鳥羽カット。KUDOが鳥羽にダブルニーアタック、佐々木がKUDOにゼロ戦キック、MIKAMIが佐々木にスワンダイブミサイルキック。4人ともダウン。25分経過。

MIKAMI先に立ち上がりラダーをコーナーにセット。鳥羽がMIKAMIをラダーに追い込んでニールキック、MIKAMIかわして鳥羽は足をラダーで強打。佐々木がMIKAMIをラダーに振る、MIKAMI切り返して佐々木ラダーに激突。MIKAMIラダーを蹴ってムーンサルトアタック。MIKAMIラダーに上る。鳥羽が上って阻止しようとする、KUDOがジャンピングハイキックで鳥羽を撃墜。しかし佐々木がラダーに上る。鳥羽とKUDOは花道で殴り合い。雪崩式のDDTを狙う佐々木、スク〜ルボ〜イ、回転エビ固めで切り返そうとするMIKAMI。攻防の末最終的には佐々木が雪崩式ブレーンバスターに(右写真)。

KUDOが戻ってきて佐々木にスワンダイブミサイルキック。鳥羽がKUDOにバックブロー。鳥羽はMIKAMIにもバックブロー、MIKAMIかわしてエアスマッシュ。MIKAMI佐々木にもエアスマッシュ、佐々木下がってラリアット、カウント2。佐々木ラリアット、MIKAMIかわしてスク〜ルボ〜イ(左写真)、カウント2。佐々木立ち上がるとロープに飛んでラリアット、カウント3。

佐々木(29分26秒 片エビ固め)MIKAMI
※王者組初防衛に成功。

佐々木「MIKAMI!宣言どおり、ここオレの最も好きな街横浜でKO-Dタッグを防衛したぞ!なあMIKAMI、順番から言えば次7月17日後楽園ホール大会でお前の持つKO-D無差別級に挑戦できるのはこのオレしかしないんじゃないのか!」
MIKAMI無言で帰ろうとする。
佐々木「決定でいいんだな?迷ってるヒマはない、決定だ!7月17日、このオレ様が無差別級王座を獲って、KO-D二冠王だ!」
MIKAMI結局何も言い返さず去る。

鳥羽「MIKAMIさん、どうもありがとうございましたっ!僕もどんどん進んでいかなければいけないんで、MIKAMIさんはKUDOと組んで進んで行ってください。」Suicide Boyz終結宣言?
「自分は、佐々木さんとのらりくらりやっていきます。」佐々木コケる。
鳥羽「佐々木さんはガンガン進んでください。僕はもういっぱいいっぱいで、補佐でもいいってんなら使ってやってください。」
佐々木「DDTはまたこの横浜に戻ってきます!そのときはもっと大きいハコで。」
客の「文体!」という声に「文体?横浜スタジアムだよ!」

期待通りの好試合。今日は地元・横浜の声援に乗った佐々木が見事に実力を発揮した、という感じか。それにしても写真の撮りづらい会場だった。見てる分には全然問題ないんだけど。



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