DDT NON-FIX 〜12.17〜その2



第3試合 MIKAMI&怨霊 vs HERO!&KUDO

ラダーを担いで入ってきた怨霊にHERO!とKUDOはダブルのドロップキック、怨霊場外転落。MIKAMIにはダブルのローリングクローズラインから顔面にダブルのドロップキック。怨霊がリングに戻る、コーナーに振って2人でスライディング、足を引っ張って倒すとトップロープを飛び越えてのエルボードロップ(右写真)。

KUDOがMIKAMIにキック、MIKAMI足をキャッチ、KUDOその足を軸に延髄蹴り、MIKAMIがロープにもたれる、そこにダブルのブーメラン(左写真)。KUDOはそのまま場外の怨霊にプランチャ、HERO!はMIKAMIにアラビアンスリングショット、カウント2。HERO!ファルコンアロー、KUDOがスワンダイブのダブルニードロップ、怨霊がカット。KUDOキック、MIKAMIかわしてスク〜ルボ〜イ、カウント2。MIKAMIキック、KUDOキャッチ、MIKAMI延髄蹴り、怨霊にタッチ。

怨霊ミサイルキック(右写真)、KUDOはHERO!にタッチ。怨霊はHERO!をロープに振ってくるくるエルボー。狭いリングがちょっとやりにくそう。怨霊コーナーに振る、HERO!切り返してクロスチョップ、対角線コーナーに振ってHERO!キック。

HERO!ロープに振ろうとする、MIKAMIが怨霊にタッチ、怨霊切り返してHERO!をロープに振る、戻ってきたところにMIKAMIがコーナーから飛びつき式コルバタ(左写真)。HERO!はKUDOにタッチ。MIKAMIと怨霊がKUDOにダブルのドロップキック。HERO!が怨霊にミサイルキック、MIKAMIはHERO!にミサイルキック。MIKAMI首投げからコーナーに上ってダイビングセントーン、カウント2。怨霊がラダー入れる。

MIKAMI上る、KUDOも上る。そこにダブルブリッジが乱入、諸橋が怨霊にM5、橋本はKUDOにパワーボム(右写真)。

(5分27秒 無効試合)

橋本「何が前哨戦じゃこのアホ、チビ同士で!来週の3Way、机、ラダー、イス、TLCでやろうやないか。ただの3Wayじゃおもろないやろ?受ける覚悟がなかったらやめとけ。」ダブルブリッジ退場。
MIKAMI「あいつらアイテムの使い方知ってんのか?変な使い方して客引かせんじゃねーぞ。TLCマッチでもTDLマッチでもなんでもやってやろうじゃねーか!このMIKAMI様の必殺のスク〜ルボ〜イ!でな。」
HERO!「机は勉強する時に使うもの、イスは座るもの、そしてラダーは高いところにあるものを取る時に使うもの。そう教わって今まで来た。それを試合に使うと言っても想像できないが、試合を壊されては黙っていられない。やってやるぞ、タイトルマッチ!」


「昭和」子のインフォメーションコーナー。今日は2/11(だったと思う)の赤レンガホール大会を発表。チケット発売は明日から。

そしてニコライが一宮社長に取り入って、1/12の後楽園ホールでのアイアンマンヘビーメタル級選手権挑戦を約束させる(右写真)。ここで長い長い休憩に。映像機材トラブルがあったとかなんとか。


第4試合 O.K.Revolution引退試合・アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
男色ディーノ(王者)vs O.K.Revolution(挑戦者)

まずは一宮社長が「引退セレモニー」と称してO.K.のプロフィール紹介(週プロ愛モード棒読み)。「ライバルは・・・自分自身。負けてしまいました。」
そしてO.K.の革命の歴史を紹介。そして引退の10カウントゴングを本人のいないまま行う。

ゴングの途中でO.K.がリングに滑り込む(右写真)。久しぶり黒のショートタイツ。
「俺のいないところで何やってんですか!だいたいそれはリングアナがやることでしょう?なんで社長がやってんですか?」
一宮「面白いから。」
O.K.「僕は絶対引退しない!」

そこにディーノが入ってくる。ディーノは先ほど予告した相手を襲う。O.K.リングを降りてディーノに攻撃、試合開始。リングに戻すとチョップの打ち合い、ディーノロープに振ってラリアット、O.K.かわしてスピアー。O.K.ターンバックルにぶつけ逆水平連打。コーナーで踏みつけ。ディーノ場外エスケープ。O.K.追って猛攻(左写真)。リングに戻してストンピング、首投げで投げて顔面にドロップキック、カウント2。チョップ連打、ロープに振ってラリアット、カウント2。

O.K.ロープに振ると抱え上げてアバランシュホールド、カウント2。O.K.バック取る、ディーノ切り返す。O.K.タイツを脱がす。ららぽーとでの勝利の再現か?ディーノは身を沈めてエビ固めに(右写真)、カウント2。

ディーノはシャイニングウィザードの要領でO.K.の顔面に股間をぶつける。そそてコックボトム(左写真)。

ディーノ「ファイトォ!一発!」しかし「一発」ラリアットではなく、O.K.の尻に強烈な一発(右写真)。5分経過。

ディーノはO.K.をベルトで一撃。コーナーにベルトを引っ掛けるとシーソーホイップでO.K.をぶつける。そして男色絞めに(左写真)、リリースしてカバー、カウント2。

ディーノパイプカッター、コーナーに上げて股間に「ヴィーナス」2連発からカリコノクラズム(と聞こえた。右写真

ディーノは坂井をリングに入れて「大家の一生」をきっちり撮るよう指示。そして男色ドライバーに、O.K.ブロックしてバック取るとジャーマン(左写真)、カウント2。コーナーに上ってミサイルキック、このカバーは一宮がカット。

ディーノロープに振ってラリアット、O.K.かわしてスピアー。しかしディーノベルトで一撃、O.K.ダウン。次の瞬間坂井がビデオカムでディーノを一撃、O.K.をディーノの上に乗せる(右写真)、カウント3。

O.K.(8分5秒 体固め)ディーノ
※O.K.Revolutionは126代目の王者。

喜ぶ新王者(左写真)。

坂井「大家!よくやったじゃねーか。お前がチャンピオンだ、おめでとう!感動したよ!大家のがんばる姿を見て俺もちょっとだけやる気が出たよ。映像班専任になって一週間、一宮社長からたくさん仕事をもらいました。一宮社長DVD・BOX、Samurai!の1時間枠、そしてなんかわからないストリーミング放送とか。でもねえ、給料ちゃんこだけじゃ無理なんだよ!」
一宮「坂井、ネタの坂井がどうした?お前からネタを取ったら何が残る?お前にプロレスができるのか?」
O.K.「社長はDDTのためじゃなく、お客さんのためじゃなく、自分のためだけに僕たちをリストラしようとしてませんか!」

一宮「ああもう、お前そのベルトもってどっか行け。国際でもPWCでもどこでも行って防衛してきていいぞ。」
ディーノ「ちょっと待って。1、2、うーん。今日は全く覚えてないわ。負けたかもしれないわね。大威チン八連制覇とか言って、ちょっと遠くばかり見て足元をおろそかにしてたわ。後楽園、大威チン八連制覇闘いの一として、やらせてくれないかしら?」
一宮「坂井、大家、お前らまとめてやってやる。オレと美人秘書が組んで、お前ら負けたらリストラだ。こっちには何も(条件は)ない。」
ディーノ「いわゆるハイリスク、ノーリターンね。」
坂井「試合ができれば何でもいいんですよね!」大家は無言。ディーノのツッコミに坂井吹き出す。ディーノさらにツッコむ。坂井大声を出してごまかす。ディーノ「逆ギレ?」と大声で対抗。なぜか始まる絶叫大会。坂井の勝利。坂井「これは僕らの七日間戦争だ!」


第5試合 ハンディキャップ・イリミネーションマッチ
高木三四郎 vs ポイズン澤田JULIE、多咬刺、猪熊裕介

気合を入れて入ってきた高木だが、多咬刺に後ろから忍び寄られるとまた脅え出す。多咬刺はトラースキック、延髄蹴りから(旧名)バキューン!キック(右写真)。

多咬刺は顔面にキック連打、首投げからヒジでグリグリ、チンロックからチョーク攻撃(左写真)。チョップ合戦、高木は「テメコノヤロ」チョップで倒す。しかし2分が経過し猪熊がリングイン。

多咬刺と猪熊は2人でパンチ、キック(右写真)。ロープに振ってダブルのチョップ。2人でコーナーに追い込んで踏みつけ。猪熊「今日改造されろよ!後がつかえてんだからな!」

高木場外に逃げる、多咬刺追って鉄柱攻撃(左写真)。多咬刺リングに戻す。ロープに振ってダブルの地獄突き。高木また場外に。4分経過、ポイズンが入場。高木はポイズンとラリアット相打ち。

高木と猪熊がリングに戻る。猪熊フリッカージャブ、カウント2。多咬刺とポイズンも戻り3人でストンピング(右写真)。3人で交互にチョップ、ポイズンがボディスラムからエルボードロップ、猪熊もエルボードロップ、多咬刺はギロチンドロップ、カウント2。

ポイズンと多咬刺がダブルのフラップジャック(左写真)、猪熊がカバー、カウント2。猪熊コーナーに振って串刺しラリアット、高木かわしてラリアット、さらにポイズンに突っ込むがポイズン呪文で動きを止めてチョークスラム、高木ブロックしてドラゴンスクリュー。

多咬刺にはスタナー、猪熊にもう一発ラリアット、猪熊これをかわしてバックドロップ(右写真)。

猪熊コーナーに上ると「俺の時代がやってくる!」と叫んでダイブ、高木キャッチしてスタナー(左写真)、カウント3。

高木(8分25秒 片エビ固め)猪熊

ポイズンと多咬刺ダブルのブレーンバスター(右写真)、多咬刺がカバー、カウント2。

ロープに振ってダブルのクローズライン、高木かわして2人にラリアット。ポイズンと多咬刺再度ダブルのブレーンバスター狙う、高木はDDTに切り返す(左写真)。高木は多咬刺に三四郎スタナー2000、カバー、レフェリーのグレースの足を猪熊が引っ張ってカウント阻止。10分経過。

猪熊リングに入って高木に低空ドロップキック。鳥羽が入って猪熊を追い払う。多咬刺が鳥羽にトラースキック。ポイズンは高木を捕らえて足4の字に(右写真)。高木ひっくり返すがポイズンはすぐ戻す。多咬刺ギロチンドロップ。

スーザンが入ってカット、そのままポイズンに馬乗りになって張り手連打(左写真)。

しかしスーザンはダブルのチョークスラムを喰らって退場(右写真)。

多咬刺トラースキック、ポイズンに誤爆。高木ロープに振ってラリアット、ポイズンかわすが高木はマッケンロー(左写真)、ロープにもたれたポイズンにヒップドロップ。多咬刺赤の毒霧。ポイズンはヤマタノオロチ(逆落とし)、カウント2。

多咬刺トラースキック、ポイズンモアイ・オブ・イースター、そしてキャトルミューティレーション(右写真)、高木がグッタリしたのを見てグレースが試合をストップ。

ポイズン(12分22秒 レフェリーストップ)高木

ポイズン「三四郎!今日こそ完全体にならせてもらうぞ。その前に、カギって何だ?多咬刺はな、一生オレの操り人形なんだ。元に戻そうなんて無理だ!」

ポイズン「吸血ターイム!」エキスを口に含んで高木の血を吸おうとする(右写真)。
高木「カギ!」そう呼ぶとなんとGENTAROのテーマが。

GENTAROがパンチ、スウィート・チン・ミュージックで蛇界転生を蹴散らす(左写真)。

多咬刺に向かってGENTARO「タカシーッ!」右写真
多咬刺は明らかに動揺。一緒に戦っていた頃に記憶が戻ったか裏切られた記憶が蘇ったか?

高木「多咬刺を元に戻すカギはGENTAROだ。佐々木貴とチーム・アカレンジャーズを組んでいたGENTAROを連れてくれば何か変化が起きるだろうと思った。そして変化は起きた。」
エキスを飲んでしまったポイズン「借りは必ず返す!」と言い残して苦しそうに退場。
GENTARO「みんな、僕は、タカシを元に戻す使命を帯びて、今このDDTのリングに戻ってきた。これからまたこのリングで暴れるぞ!All Together Now! スウィート! チン!バキューーーーン!」

高木「年末に向けて役者が揃った。この3人で後楽園、ポイズン、多咬刺、猪熊とやってやる。」

高木プチ集会(左写真)。「プロレスに『絶対』って言葉はないんだ。」

GENTAROのDDT離脱が個人的に今年最大のバッドニュースと思っていたので、年の終わりにこの復活劇が見れて満足。やっぱり今日も来てよかった。ATOMは確かに「後楽園の前振り」かもしれんけど、ストーリーが展開する瞬間に居合わせる快感はATOMに来ないと味わえない。



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