EDGE 2003/5/25 西鉄ホール大会その3



第5試合 レッスルブレインヘビー級選手権
茂木正淑(王者)vs 川内大裕(挑戦者)

後半3試合はKBCの高島宗一郎アナ(「獣神道場」で地元では有名)がゲストリングアナ。さすがうまい。ここまでは入場時にコールだったが、後半は選手がリングに入ってからのコールという従来型。この使い分けはいいかもね。試合開始。ロックアップ、川内がロープに押し込む、ブレーク。再度ロックアップ、今度は茂木がロープに押し込む、離れ際にチョップ。手四つから茂木が腕をひねり上げる、川内切り返す、茂木足をすくってレッグロックに。川内十字に切り返す(右写真)、茂木ロープ。

手四つから力比べ、茂木後方回転してダブルのリストロックに。ヒザ蹴り入れてチョップ。川内も逆水平で返す(左写真)。茂木チョップ、川内逆水平で倒す。

川内ヘッドロック、茂木ロープに振る、ショルダーブロックは互角。川内ロープに飛ぶ、茂木ラリアット、川内かわしてショルダーブロックで茂木を吹っ飛ばす(右写真)。川内ストンピング、ボディスラムからネッククラッチ。茂木指に噛み付く。川内ダブルアックスハンドル、コーナーに詰めて逆水平。対角線コーナーに振って串刺しラリアット、2発目茂木かわして張り手で倒すとエプロンに出てトペ・アトミコ。スライディングキックで場外に出してプランチャ。場外でさらに鉄柱攻撃、イス攻撃。川内額から流血。5分経過。

川内は鉄柱攻撃、イス攻撃のお返し。場外でDDT。客席に投げ込もうとするが茂木に切り返される。茂木鉄柱にもう一度ぶつけて川内をリングに戻す。茂木は川内を逆さ吊りにするとちゃぶ台を顔の前に置いてイスでヒット(左写真)。茂木コーナーに詰めて逆水平、対角線コーナーに振ってちゃぶ台目掛けてフェースクラッシャー。

茂木ブレーンバスターのように抱え上げてちゃぶ台に垂直に落とす(右写真)、カウント2。茂木コーナーに振って突進、川内かわしてエルボー、バックドロップ、カウント2。ロープに振ってスパインバスター。

川内ボディスラムで投げてコーナーに上る、茂木下から掌底、ちゃぶ台投げつけてトップロープから雪崩式ブレーンバスター(左写真)、カウント2。

茂木クリップラー・クロスフェース(右写真)、川内なんとかロープエスケープ。10分経過。

茂木裏投げ(左写真)、川内すぐに立ち上がって裏投げ返す。

さらに2発ずつ裏投げ(右写真)の掛け合い。川内カバー、カウント2。

川内ボディスラムからコーナーに上って長距離ダイビングヘッドバット(左写真)、カウント2。川内ジャックハマー狙う、茂木首固めに、カウント2。茂木掌底からもう一度首固め、これも2。

川内エルボー4連打、パワーボム狙うが失敗、茂木掌底、川内かわしてスピアー(右写真)。

川内ジャックハマー(左写真)、しかしカウントは2。

川内ラリアット、ロープに飛んでもう一発、茂木かわして背後から飛びつくと回転十字架固め(右写真)、カウント3。

茂木(13分58秒 回転十字架固め)川内


第6試合 獣神サンダーライガー vs ディアブロ

ディアブロは鎧を付けて入場。カッコいい。

ライガー見るの何年ぶりだ?少なくともこんな間近で見たことはないはず。

遺恨対決はクリーンにロックアップでスタート。ディアブロロープに詰める、ブレーク。再度ロックアップ、今度はライガーがロープに詰めるがブレーク。三度目ライガーがヘッドロックからハンマーロックに、ディアブロ切り返す、ライガーさらに切り返す。手四つから力比べ、ライガーキック入れて腕をひねる。アームロックホイップからヘッドシザーズに。ディアブロ首を抜く。ライガー片足タックルからレッグロック、そして弓矢固め(左写真)、ディアブロ体を反転させてつぶす、カウントは1。

ディアブロネッククラッチからチキンウィング。リリースしてキャメルクラッチに。ライガー崩して逆にキャメルクラッチに。ライガー首投げからメキシカンストレッチ、ディアブロロープ。そのまま場外に逃げるが一周して戻る。ディアブロキック、チョップ、サミング。ラフに来られたライガーはタックルで倒すと上から首を絞める、ディアブロも下から絞め返す(右写真)。5分経過。

ライガースリーパー、コーナーに詰めて逆水平、対角線コーナーに振る、ディアブロ切り返す、ライガー待ち構えて両足でキック、ターンバックルにぶつけてコーナーに上げる。雪崩式フランケン狙うがディアブロ急所。ディアブロマットに降りるとライガーを引き落としたとこにもう一発急所打ち。ディアブロ持参のチェーンを腕に巻いてパンチ連打(左写真)。

ディアブロライガーボム(右写真)、カウント2。ディアブロラリアット。左利きなのか。ディアブロターンバックルを外しライガーの額を金具にぶつける。コーナーに上げて雪崩式フランケン、カウント2。

ディアブロはコーナーにライガーをチェーンで固定しての串刺しラリアット(左写真)。

ディアブロはロープに飛んでライガーの後から、そして前からラリアット(右写真)連発。ディアブロ左腕のサポーター外す。ディアブロラリアット、ライガーかわして掌底、ディアブロ一瞬耐えてラリアット、ダブルノックダウン。10分経過。

ライガー先に立ち上がって掌底、コーナーに振って串刺し掌底。チェーンを手に巻いて掌底打ち下ろす。巻き込まれたレフェリーが場外転落。ライガーは「死ね!」と叫びながらチェーンでディアブロの首を絞める(左写真)。

ライガーパワーボム、レフェリー戻れず。ライガーフィッシャーマンバスター(右写真)、レフェリーまだ戻れずカウントなし。

ようやくレフェリーがリングに。ライガーパワーボム狙う、ディアブロはキドクラッチ(左写真)、カウント2。

ディアブロ急所蹴り、ライガーかわして逆に急所蹴りから浴びせ蹴り(右写真)。

最後は垂直落下式ブレーンバスター(左写真)、カウント3。

ライガー(13分29秒 体固め)ディアブロ

コスモがライガーを挑発。しかしライガー「何言ってるかわかりませーん」という感じのポーズ。


第7試合 博多ライトヘビー級&レッスルブレインJrヘビー級ダブルタイトルマッチ
アステカ(博多ライトヘビー級王者)vs リッキー・フジ(レッスルブレインJrヘビー級王者)

これが博多ライトヘビー級のベルト。モチーフは博多にわか。

ロックアップ、リッキーヘッドロック、アステカロープに振る、リッキーショルダーブロック。ロープワーク、リッキーはフェイントかけてアステカを転ばすと背中を踏む。リッキードロップキックで場外に落とすとプランチャ。リングに戻るとアステカ腕をひねる、リッキーロープを使って回転(左写真)、切り返す。アステカ回転して切り返す。アームロックに。

リッキーネックロック、アステカはヘッドシザーズで返す。リッキー倒立で外す(右写真)。リッキーネックロック、アステカの先月折れた鼻に拳を押し付ける。アステカまたヘッドシザーズからアームロック。アステカ立ち上がってホイップ、ネッククラッチからチキンウィングに。リッキー力で返すがアステカは力を利用して元に戻す。5分経過。

アステカヒップトスで投げる、リッキーグラウンドヘッドロックから鼻にパンチ2発。リッキーはアステカの鼻目掛けてニースタンプ、アステカ痛さでハネ起きる(左写真)。

リッキーさらに鼻にパンチ、コーナーに詰めて鼻パンチ連打(右写真)。リッキー対角線コーナーに振る、アステカ切り返して串刺しエルボー。アステカチョップ連打、リッキーかわして鼻にパンチ。リッキーボディスラムからギロチンドロップ、カウント2。

リッキースリーパー、鼻に拳でグリグリ。フライングメイヤーからネックロックに捕らえ(左写真)、アステカが髪をつかむとレフェリーにチェックさせてその間にまた鼻にパンチという頭脳的作戦。10分経過。

リッキーコーナーに詰めて鼻にヘッドバット、逆水平、鼻にパンチ。対角線コーナーに振って突っ込む、アステカカウンターのキックからランニングネックブリーカードロップ。アステカロープに振ってすくい投げ、リッキー切り返して逆にすくい投げ。リッキーロープに飛ぶ、アステカ場外に投げ飛ばす。スライディングキックからプランチャ。リングに戻るとエプロンのリッキーにブレーンバスターの体勢。リッキーブロック。アステカターンバックルにぶつけようとする、リッキー逆にぶつけてコーナーに上る、アステカ雪崩式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。

アステカツームストーンドライバーから顔面にドロップキック、カウント2。アステカコーナーに上ってダイビングプレス、リッキーはヒザで受け止める。リッキー「よくがんばったな。これで終わりだ。」とカミカゼ(左写真)、カウント2。もう一発、アステカ2で返す。リッキーは9999狙う、アステカブロックしてチョップ連打。

リッキーキック、アステカより先に垂直落下式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。リッキーがローリングストーン狙うがアステカはブロックして延髄蹴り、リッキー前のめりに倒れる。15分経過。

アステカ垂直落下式ブレーンバスター(左写真)2連発、カウント3。

アステカ(16分6秒 片エビ固め)リッキー
※アステカは博多ライトヘビー級4度目の防衛、5代目レッスルブレインJrヘビー級王者に。

リッキー「認めるよ、お前。頼むから一回で終わりなんて言わないでくれよ。何回でもやろうじゃないか。そのベルト、俺が弱い挑戦者相手に防衛戦重ねてきたんだ、渡すわけにはいかない。そしてその博多のベルト。チープなデザインだけど、それもいいなあ。なんでもそのベルト持ってたら九州ではラーメンと明太子食い放題だそうじゃねえか。もう一回!」

アステカが締める。「ありがとうございました。こんなにたくさんのお客さんの前で自分の10周年を飾ることができて本当に嬉しいです。先月2回鼻折って救急車で運ばれました。でも今日はあえてギプスを付けずに闘いました。この実績をタテにもう一回ライガーをここに呼びます。そして今度こそライガーに勝ちます!スーパーJrに出てる人間なんて屁でもない!ここでライガーに勝ちます!」

全試合面白かった。テーマ曲流れる時に次の曲の頭が出たりするミスはあったけど進行もきっちりしてたし。



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