IWAジャパン1/12後楽園ホール大会その2



第6試合 ザ・グレート・タケル vs 河童小僧

タケル入場後場内暗転。まず入場曲がどうなるか期待された河童小僧。いきなり見世物小屋風の音楽が流れて口上がかぶさる。「作り物でもこしらえものでもございません。もちろんヤラセなどではございません。」爆笑。
さらに「人間界に来た所、新宿二丁目の花膳でかっぱ巻きをもらったのが運のツキ、本日デビューとあいなりました。目指すはプロレス大賞新人賞。」オリジナルかこの口上。

河童小僧、リングに入るとニュートラルコーナーに腰掛ける(左写真)。プロレスのルールは果たして理解してるのか?試合開始、ロックアップからタケルヘッドロック、河童ロープに振る、タケルショルダーブロック。タケルロープに飛ぶ、河童リープフロッグでかわしてドロップキック、タケルを場外に落とすと河童はコーナーからトペ・コン・ヒーロ。この動きは!(おそらく「あの人」にプロレスを教わったのであろう)

タケルリングに戻る。河童ロープに振ってコブラツイスト(右写真)、タケルすくい投げで切り返す。タケルロープに振ってコルバタ、河童場外転落。

タケルはスワンダイブプランチャ(左写真)。両者リングに戻る。タケルは首投げで投げて顔面にドロップキック。タケルチキンウィングからチンロック。タケルコーナーに振る、河童切り返し串刺しエルボー、さらにタイガードライバー。

タケルがエプロンに逃げる。河童ロープでスタナー、タケルがエプロンに寝っ転がるとトップロープ越えのギロチンドロップ(右写真)。まさに「あの人」にそっくりなフォームだ!5分経過。

タケルがエプロンに戻る。河童が不用意に近づいたところに延髄蹴り。トップロープに飛び乗ってスワンダイブニールキック(左写真)、カバー、カウント1。

タケルジャーマン、カウント2。シャイニングウィザード式延髄蹴り(右写真)、カウント2。

タケルラウンディングボディプレス、河童かわすとコーナーに上ってダイビングヘッドバット(左写真)、カウント2。河童バック取る、タケルブレーク。タケルラリアット、河童かわす。タケル肩車に、河童は両足を捕まえるとファイナルアンサー?に。カウントは2。

河童はタケルの足を固定して背中に乗せると変形のバックブリーカー(右写真)これが必殺の「カッパ巻き」か?タケルギブアップ。

河童小僧(8分6秒 カッパ巻き)タケル

勝ち誇る河童小僧(左写真)。次の来襲が待たれる。


第7試合 松田慶三&YUJI KITO vs 三宅綾&上野幸秀

三宅&上野組の応援として立見里歌がリングに(右写真)。

新田恵利とは違って当時と雰囲気が違うもんで最初誰かと思ったよ。

先発は今日もいいテカり具合の三宅(右写真)と松田。ロックアップ、松田がヘッドロック、三宅ロープに振る、松田ショルダーブロック、三宅倒れない。三回ぶつかり合った後三宅がラリアット、松田かわしてショルダーブロックで吹っ飛ばす。松田はエプロンの上野にもショルダーブロック、場外に落とす。KITOが入ってカニばさみで倒しダブルのドロップキック。三宅は上野にタッチ。

上野と松田チョップ合戦。KITOコーナーに詰めてキック、ロープワーク、上野ホイップ。首投げからスリーパー(左写真)、リリースしてストンピング。ロープに振ってエルボー。ロープに飛ぶ、松田リープフロッグに行くが上野は途中で止まって急所蹴り。ロープに振り、三宅が肩に担いで上野がXファクターに。KITOは松田にタッチ。

松田と上野手四つ、松田リストロックに。上野キック、ブラディーEX風に締め上げる。三宅にタッチ。三宅カニばさみで倒して逆片エビ、松田ロープ。チョップ合戦、三宅はサミング、上野にタッチ。上野ネックブリーカードロップ、カウント2。首投げからスリーパー(右写真)。5分経過。

上野リリースしてストンピング、パンチ打ち込んで三宅にタッチ。三宅は松田をターンバックルにぶつけ逆水平連打(左写真)。松田もキックで反撃。三宅はヒザ蹴り。

三宅は観客に見せ付けるように松田の顔面かきむしり(右写真)。コーナーに詰めて顔面にパンチ連打、上野にタッチ。上野チンクラッシャー、カウント2。ネックブリーカードロップ、カウント2。また三宅にタッチ。

ダブルで振って松田がカニばさみ、上野が延髄蹴り、これはかすった程度。上野カカト落とし。三宅が松田の足を開き、上野が急所目掛けてエルボードロップ(左写真)。KITOが入る。三宅はKITOにも同じように急所エルボーに行こうとするが松田が阻止。逆に三宅を捕らえてKITOが急所にエルボードロップ。

三宅と松田張り手合戦(右写真)、両者ダウン。松田はKITOにタッチ。KITOは三宅をコーナーに振ってダブルニーアタック、対角線コーナーに振って串刺しエルボー。もう一度コーナーに振る、三宅カウンターのエルボー、上野にタッチ。10分経過。

KITOラリアット、上野かわしてフラップジャック。KITO延髄蹴り、バックドロップ、カウント2。KITO垂直落下ブレーンバスター(左写真)、カウント2。


KITOロープに振る、上野切り返してキック、ペディグリー(右写真)。両軍タッチ。

松田はラリアット(左写真)、三宅耐える。

松田はラリアット3連発(右写真)で三宅を倒す。松田コーナーに振る、三宅切り返す、松田突っ込んでくる三宅にカウンターキック、セカンドコーナーに上って飛びつきブルドッグ、カウント2。

松田ゴーストバスター、カウント2。三宅をコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー(左写真)、カウント2。KITOが上野を場外に落とす。

松田ボディスラムからコーナーに上ってダイビングギロチンドロップ(右写真)、三宅かわす。

三宅はMRS2000(左写真)、カウント2。


三宅タイガードライバー(右写真)、これはKITOがカット。

上野コーナーに上って松田の後頭部にミサイルキック(左写真)、そして三宅がMRS2000、カウントは2。上野がKITOに突っかける、KITOショルダースルーで場外に落とす。

三宅ロープに飛ぶ、KITOがエプロンからトラースキック、振り返ったところに松田がラリアット(右写真)、カウント3。

松田(15分3秒 片エビ固め)三宅

松田「2つだけ、聞いて欲しいことがある。1つはHappy New Year。もう1つはオレとKITOとタケルとでIWAを盛り上げていく。必ず結果を出す。期待していてくれ!」


第8試合 WMW世界ヘビー級選手権試合
タイガー・ジェット・シン(王者)vs 一宮章一(挑戦者)

一宮がゴング前に突っかける。佐藤レフェリー巻き込まれて失神。一宮はシンのターバンでシンの首を絞める。そのまま場外に。

乱闘は客席に。一宮は観客の飲み物をシンに噴き掛けるがシンは動じずイスで反撃(右写真)。「北」のボードにぶつけて一宮を流血させる。シンはビール缶で一宮の額を乱打。南側階段席で乱闘。一宮もイス攻撃。

両者リングに戻る。一宮ビッグブーツ(左写真)からレッグドロップ、レフェリーまだカウント不能。一宮レフェリーを起こす。ここでゴング。1回。あれ?

シンがロープに振ってコブラクローからチョークスラム(右写真)、佐藤レフェリーゆっくりとカウントを叩く、カウント3。

シン(15秒 体固め)一宮
※シン王座防衛。

さっき一回鳴ったのは開始のゴングだったか(つまりながーい場外乱闘は試合時間に含まれず)。

シンがセコンドに押さえられる(左写真)。一宮マイク(大仁田風に)「タイガーさんよ、タイガーさんよ、タイガーさんよ、俺はな、俺はな、俺はな、もう一回減量してNOAHさんのJrにスーパーインディとして上がるんじゃ!」5団体共催のディファカップのことか?シンには関係ないが・・・。しかし何か挑発されたと思ったのかシンが一宮に襲い掛かりまた乱闘。

気がつけばゴージャス松野も杏仁師匠も噂されたムルアカ氏も出てないが文句を言う人は誰もいない(と思われ)。まあそれでも文句のある人は「ベストヒットIWA」のアルバムでも聞けばきっと脱力して文句言う気もなくなるだろう。ハヤクニンゲンニナリタイタイ。



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