Jd'3/23 横浜文化体育館大会"Yokohama Big Bang"その3



第8試合 メタルガレージ・エスケープルールタッグマッチ
阿部幸江&ファング鈴木 vs ライオネス飛鳥&KAZUKI

試合決着はエスケープのみでフォール、ギブアップ、KO、レフェリーストップなどはなし。各人一つ凶器持ち込み可能ということで阿部は健康棒とチェーン付きスノコ(2つだよ)、ファングはイス、KAZUKIはペール缶2個と何やらプラスチックの箱、そして飛鳥は机をメタルガレージ内に持参。KAZUKIはプラスチック箱からヘルメットを取り出すといきなり装着。こないだの北沢での勢いはどこへやら。飛鳥はKAZUKIを試合に参加させようとするが完全に逃げ腰。連携しようとしても誤爆の連発。飛鳥仕方なく一人でラリアット(右写真)、サッカーボールキックをファング&阿部に連発。まあ、ファング&阿部の希望は「飛鳥と」だからこれでもいいのか。

ザイルを付けて逃亡を図るKAZUKIにファングがイス攻撃(左写真)。それでも何度でもトライするKAZUKI。飛鳥がぶん投げた阿部がKAZUKIに激突してまた転落。

阿部が飛鳥に目突き、ファングはSTO(右写真)。「メタルガレージ・マスター」阿部はチェーンを手にとるとKAZUKIを踏み台にして天井に。チェーンを天井からぶら下げるとまた下に戻る。

阿部はチェーンにつかまってコーナーから飛鳥にウラカン・ラナ狙うが飛鳥は難なくこれをキャッチ、パワーボムで阿部をファングにぶつける(左写真)。

飛鳥はコーナーに立てかけた机に阿部とファングを振り、KAZUKIが串刺しニー(右写真)、飛鳥も串刺しラリアット。

飛鳥が2人の上に机を置いてフットスタンプ打ってる横でやっぱり逃亡に専念しているKAZUKI(左写真)。5分経過。

飛鳥がKAZUKIを乗り越えてエスケープ図る。ファングイスを投げるが当たったのはKAZUKI。KAZUKIまた転落。阿部とファング2人で飛鳥の脱出を阻止。ファングが天井に引き上げる。ファングはイスの取り合いを制して飛鳥にイス攻撃(右写真)。

天井上で飛鳥とファング、リングでKAZUKIと阿部という戦いの二重構造(左写真)。どっちを見ていいかわからない。上では飛鳥がファングにラリアット、逆回し蹴り。下では阿部がKAZUKIにヒップドロップ連発。

飛鳥はKAZUKIに机を天井まで持ってこさせるとファングをパワーボムで叩きつけようとする、しかし阿部がカット(右写真)。10分経過。

飛鳥天井の上でジャイアントスイング(左写真)、足元が安定しないせいか回数は2回ほど(×3回トライ)。

KAZUKIも天井に上る。飛鳥はファングを振り切ってエスケープ(右写真)。

一人残されたKAZUKI、ファングと阿部が立たせようとすると「ギブアップ!」左写真)。こないだの北沢での勢いは・・・・。高瀬リングアナ「ギブアップは認められません。」

ファングと阿部はダブルでKAZUKIに吊り天井(右写真)。KAZUKI「ギブアーップ!」やはり認められない。飛鳥が戻り(自分の意思で戻ったらエスケープは無効になるらしい)カット。KAZUKIが飛鳥にしがみつく、ファングは2人まとめてSTO。

飛鳥は阿部を捕まえる、その間にファングがエスケープ。飛鳥は阿部にブレーンバスター(左写真)。続いてタワーハッカーボム狙うがこれはブロック。飛鳥サッカーボールキックから再度タワーハッカーボムに、戻ってきたファングが阻止。15分経過。

ファングが飛鳥にイス攻撃、阿部飛鳥の肩に乗るとミステリオ・ラナ(右写真)。飛鳥と阿部が金網を降りる。飛鳥が先に下に。阿部も飛鳥にプランチャ、エスケープ。

まだ動けないKAZUKIにファングがイス攻撃(左写真)。飛鳥は場外で阿部と乱闘。

KAZUKIはザイルでリング内にぶら下がってしまう(右写真)。ファングは金網をゆする。飛鳥がマイクを取って「KAZUKI立てー!」と檄を飛ばす。ファングが金網を降りる、飛鳥が下から肩車の形で押し上げ天井に戻す。20分経過。

飛鳥はファングを机にパワーボム、2度目で机割れる(左写真)。飛鳥三度目のエスケープ。阿部に場外でジャイアントスイング。

KAZUKIは飛鳥から投げ上げられたペール缶をファングにぶつける(右写真)。

そしてシャイニングウィザード(左写真)。勢い付き過ぎてあわや落ちそうになるが踏みとどまる。

KAZUKIエスケープ(右写真)。

KAZUKI(23分50秒 エスケープ)ファング

阿部とKAZUKI和解のハグ。飛鳥もファングを抱き寄せる。
KAZUKI「えーと、今日で高所恐怖症を克服することが出来ました!もう怖いものなんかありません!WANTED!?も再結成したことだし、再結成記念でタッグのベルト挑戦したい人は誰でもいつ何時でも挑戦を受けます!」

阿部と2人で花道を戻ろうとするとステージからTAKAが来る(左写真)。
TAKA「阿部ちゃん、久しぶりだな。タッグのベルト、男でも挑戦受けるよな?今誰でも、って言ったよな?一人でも取れるんだけど、せっかくだからパートナー用意した。俺のパートナーはこいつだ。」

出てきた「TAKAのパートナー」は武藤(右写真)。
TAKA「俺はさっきコイツと闘って可能性を感じた。」へ?
阿部「TWFのベルトは女の子のベルトだからー。アンタ(武藤)も女の子とは言いがたいしー。」うはははは。
KAZUKIは阿部に判断を一任。
TAKA「やるのかよ?」
阿部「やってやるよ!」
TAKA「いつでもいいから行ってやるよ。ただ小さいところにすんなよ。北沢とか。客のいっぱい入るとこにしてくれ。」
阿部「ちょうどいい。4月13日の後楽園でどうだ?」
TAKA「チケットいっぱい売っとけよ!」


第9試合 メタルガレージ・TWFシングル王座決定戦
藪下めぐみ vs ザ・ブラディー

この試合は天井から吊り下げられたベルトを持ってエスケープするか、リング上あるいは天井で3カウント、ギブアップ、KO、RSのどちらかで決着というルール。藪下入場するとイスを持ってリングには入らず天井に。天井でブラディーの入場を待つ(左写真)。ブラディーもイスを持って天井に上る。トミーも仕方なく天井に。

天井で試合開始(右写真)。ロックアップ、藪下が金網の端まで押し込む、ブラディーこらえて逆の端まで押し戻す。藪下ドロップキックからカバー、カウント1。ブラディーイスを手に取る、藪下もイスで対抗。ブラディーバックを取ると天井でジャーマン、リングに向かう。

ブラディー早くもラダーに上りベルトを手に。藪下がコーナーからラダーにミサイルキック、ブラディーを落とす。ベルト壊れる。こんな早い時間帯で「吊り下げられたベルトをラダーに上って取る」というテーマがなくなるというのもなあ。今度は藪下がラダーに上る、ブラディーラダーごと押し倒す。エプロンの藪下にブラディーは金網に登ってのダブルニードロップ(左写真)。

ブラディーコーナーに振る、藪下コーナーに飛び乗ってウルトラタイガードロップ(右写真)。Xファクターからロープに飛んで顔面にドロップキック。2発目ブラディーかわす。ブラディーは藪下の顔面を金網に叩きつける。

ブラディーロープに振る、藪下すれ違いざまにフェースバスター。ロープに振ってもう一発。エプロンに出るとスワンダイブミサイルキック(左写真)、カバー、カウント1。5分経過。

ブラディーは手四つからブラディーEX(右写真)、リリースしてラダーに振りブラディー突っ込む、藪下かわす。

藪下足取って逆エビから逆片エビ(左写真)。リリースしてロープに飛ぶ、ブラディーカウンターの裏拳。ブラディーはラダーを立てかけて何かやろうとするが藪下がラダーの端を押し下げてもう一方の端をブラディーのアゴに。これ見たのECW以来かも。藪下はブラディーをラダーの上に寝せてコーナーからプレス、ブラディーかわす。ブラディーコーナーに上る、藪下も上り、片足キックで金網に激突させる。

藪下ボディスラム、ラダーを抱え上げてブラディーにぶつけようとするがブラディーかわしてバック取るとラダーごとジャーマン(右写真)。10分経過。

ブラディーロープに振る、藪下切り返して飛びつき十字固め(左写真)、ブラディーロープ。藪下ロープに飛ぶ、ブラディーカニばさみで藪下を顔からラダーに突っ込ませる。

ブラディーパンチ、藪下キャッチするとパワーボムでブラディーをラダーに叩きつける(右写真)。

藪下ベルトを体に巻いて脱出図る、ブラディー追う(左写真)。ブラディーが藪下からベルトを奪い取り結局2人とも天井に。

金網の上というのに普段と同じような攻防を繰り広げる2人、再三落ちかける(右写真)。15分経過。

ついには天井の上にラダー立てて攻防(左写真)。無茶だ。

藪下掌底、ブラディーすぐに起き上がって裏拳、藪下もすぐに起きる。ブラディーもう一発裏拳、藪下ブロックして(右写真)、しかしカウントは1。

藪下ワキ固め、リリースしてブラディーをラダーに振る、ブラディーラダーに上ってダイブ、藪下はブラディーの腕をキャッチしてワキ固め(左写真)。

藪下リリース、ブラディーはバック取ってジャーマン(右写真)。トミーがあおりを食って落ちかける。

藪下掌底からダブルリストアームサルト(左写真)。

藪下ラダーに上ってのキャノンボール、ブラディーかわす(右写真)。

ブラディーが逆にラダーからダイビングセントーン(左写真)、カウント3。

ブラディー(20分10秒 体固め)藪下
※ブラディーが新王者に。

ブラディー「トモさん、トモさん、ベルト取りました。トモさんのおかげです!ありがとうございました!」
飛鳥「何言ってんだよ。お前の力だろ。」

どっちが面白かったか、と言われればセミだが、どっちが凄かったかと言われればメイン。2試合続けて金網でも方向性が違ったことで見飽きることはなかったかな。



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