JDスター4/20板橋産文ホール大会



まずは入場式。武藤、乱丸、TSUNAMIは出ず。ファングがあいさつ。「新体制での最初の興行へようこそ。吉本女子プロレスJd'は前回で潰れました。これまでの闘いを続けていたらまた潰れます。新オーナーがダンプ松本にすべてを託しました。これは事実です。一世を風靡したダンプ松本に生き残るためにすべてを託しました。刃向かう奴は力でわからせるか、潰します。今日は勝ちを意識した戦いをお見せします。」


第1試合、対戦を予定されていた小粂あかねが「芸能の仕事で」欠場のため、和田の相手は直前発表ということに。しかし和田がマイクで呼び入れる前にブラディーのテーマが流れる。

第1試合 和田優 vs ザ・ブラディー

和田先制攻撃、ブラディーかわす(右写真)。

ブラディー裏拳一発でフォール(左写真)。

ブラディー(8秒 片エビ固め)和田

和田「もう一回やらせてください・・・・こんなはずじゃなかったんです・・・」と泣き声で懇願。

竹石代表「ブラディー、やってあげて。」ブラディー「今日3試合になるんだけど、ギャラは出るの?」竹石「それは新オーナーと相談してください。」まだ姿を見せない新オーナーはそんなとこまで口出しするのか?
そういうわけで再試合。和田はブラディーをコーナーに詰めてエルボー連打(右写真)、首固めはカウント2。和田ボディスラム狙う、ブラディーブロックして逆にボディスラム、カウント2。

ブラディーはヘアホイップからチキンウィング(左写真)、リリースして手を踏みつける。うつぶせの和田の背中を踏み、さらにダブルニードロップ。ブラディー足4の字、和田ひっくり返してロープ。

ブラディーショルダースルーからセントーン、カウント2。キャメルクラッチに取る(右写真)。ブラディーリリースしてネックロックに。コーナーに振って突っ込む、和田かわしてドロップキック連打。ロープに振る、ブラディー切り返してフェースバスター、カウント2。5分経過。

ブラディーロープの反動で飛ばして顔面キック、和田キャッチしてブラディーのヒザにエルボー。ロープに飛んで倒れ込みヘッドバット、ブラディーはヒザを立てて受け止める。ブラディーロープに振る、和田切り返して逆さ押さえ込み、カウント2。和田ボディシザーズ、ブラディー切り返す。和田向き直り持ち上げて落とす。ロープに飛んで倒れ込みヘッドバット7連打(左写真)。残り時間は1分。和田サードコーナーからダイビングヘッドバット、カウント2。ブラディーはボディスラム、コーナーに上るとダイビングセントーン、カウント3。

ブラディー(9分45秒 体固め)和田


第2試合 桜花由美 vs 斎藤啓子

いつものように桜花が「美衝撃」を自ら歌いながら入場、と思ったら歌いながら出てきたのは斎藤だった(右写真)。狂い咲き、という言葉が頭に浮かんだ。1コーラス歌ったところで桜花入場、ドロップキックでツッコみ、マイクを奪って自分が歌いだす。再度間奏に入ったところでファングが「長い」とゴングを鳴らす。桜花「そのぷよぷよのおなかでどこがアイドルだ!」斎藤耳をふさいで「聞こえなーい!桜花さんだって隠してるけど足太いじゃないですか!」桜花「そっちはシューズにカビ生えてるだろ!」斎藤「なんで言うんですか!」否定しないのか。高瀬リングアナのコールは両方とも「JDのアイドルといえばこの人!」

斎藤ドロップキックで先制、キャメルクラッチから変な顔攻撃(左写真)。リリースしてストンピング、立たせるとヘアホイップ。桜花はすくr-卯ボーイで丸め込む、カウント2。桜花ストンピング、スリーパーに取る、斎藤ロープ。桜花変な顔攻撃のお返し。桜花リリース、引き起こそうとするところを斎藤首固めに、カウント2。

斎藤ドロップキック(右写真)、カウント2。斎藤ロープに振る、桜花切り返してドロップキック、カウント2。桜花ボディスラムからエルボードロップ4連発。

桜花ストンピング連打から足4の字(左写真)、斎藤ひっくり返す。桜花元に戻す。斎藤再度ひっくり返す、桜花ロープ。5分経過。

桜花ストンピング、髪のつかみ合いからエルボー打ち合い、桜花の気迫ある表情がいい(右写真)。桜花一瞬圧倒されるもエルボーで打ち倒して足でカバーする際にはにっこり。プロだ。

斎藤張り手、桜花「親にも叩かれたことねーんだよ!」と張り返す(左写真)。斎藤張り手からカバー、カウント2。ドロップキック5連打、カウント2。

斎藤はセカンドコーナーからダイビングプレス(右写真)、カウント2。

斎藤ロープに振る、桜花切り返して桜花払い腰(左写真)。ロープに振ってさらに3発、カウント2。桜花バック取るとアトミックドロップ2連発、カウント2。

桜花ボディスラムからさくらドロップ、斎藤かわしてジャパニーズレッグロールクラッチホールド、桜花は足を立ててブロックし、そのまま腕をつかんで変形のサーフボードストレッチ(右写真)に。桜花ボディシザーズからひっくり返してエビ固め、カウント2。斎藤足を取ってレッグロックから弓矢固め、桜花つぶす。10分経過。
桜花ロープに飛ぶ、斎藤カウンターのドロップキック。斎藤首投げからケサ固め、桜花はヘッドシザーズで切り返す。桜花ロープに振る、斎藤飛びつきDDT。もう一発DDTからカバー、カウント2。斎藤コーナーに振る、桜花切り返す、斎藤反転クロスボディ、カウント2。斎藤コーナーに上る、飛びつき回転エビ固めは失敗。ロープに振ってクロスボディ、カウント2。桜花ボディスラムからコーナーに上ってミサイルキック(左写真)2連発、カウント2。

桜花が斎藤をコーナーに上げる。斎藤キックしてスイングDDT(右写真)に、カウント2。

斎藤ミサイルキック3連発、カウント2。残り時間は1分(15分一本勝負)。

斎藤コーナーに上る、桜花腕ひねってホイップ。エルボードロップ、カウント2。桜花ノーザンライトスープレックス狙う、斎藤ヒザでブロックしてDDT(右写真)、カウント2。

桜花ヒザ蹴りお返ししてダブルアームスープレックス(左写真

ロープに飛び乗るとさくらドロップ(右写真)、これでカウント3。

桜花(14分59秒 エビ固め)斎藤

最初はちょっと?だったが、試合は熱戦だった。


第3試合 おばっち飯塚&KAZUKI vs 藪下めぐみ&ドレイク森松

ドレイク入るなり「KAZUKI!お前まだ盗みやってんのか!コスチューム返せ!」と。KAZUKIきょとん。藪下(今日デビュー6周年)が入場したところでファングがマイク。「4人中3人が凶器持参なので普通のルールじゃ面白くない。COOの指令によりこの試合ノールールで。ヤブ、あんただけ何も持ってないからこれ貸すよ。」とチェーンを投げる。普通のルールじゃ面白くないといってノールールというのも工夫ねえな。それにしてもファングはチーフ・モアリー気取りなのかねえ?
試合が始まってすぐおばっちとKAZUKIリング下に潜ると衣装替え。おばっちのこれは藪下のつもりらしい(左写真)。昔はこんなの着てたんだっけ?

おばっちは藪下のコスチュームで藪下に体当たり(右写真)、KAZUKIにタッチ。藪下もドレイクにタッチ。ドレイクはKAZUKIに「水着返せ!」KAZUKI「持ってない!」ドレイクスリーパー、KAZUKI腕にかみついてブレーク。ドレイクヘッドロックからフライングメイヤー、ケサ固めから十字に。KAZUKIブロック。ドレイクロープに振ってラリアット、KAZUKIかわしてエビ固め、カウント2。

エプロンのおばっちがいつの間にかドレイクのコスチューム(左写真)を着ている。KAZUKIはおばっちにタッチ。ドレイク「脱げ!」脱ぐとゴミ袋で作った?ドレイク風コスチュームには鯉のぼりと「ドコイク森松」の文字。手がかかってる割にはウケず。

両者バットを片手に対峙(右写真)。しかしおばっちのはプラスチックだ。強度に差がありすぎ。おばっち「じゃんけんで勝った方だけ使っていいことにしよう。」ドレイク応じる。「勝ちを意識した戦い」だね。

じゃんけんに勝った?ドレイクロープに振ってバットで一撃(左写真)。おばっちKAZUKIに「チェンジ。」KAZUKI「やだよ。ものすご怒ってんじゃん。」しかしおばっちの説得で渋々ペール缶持ってコーナーに。

KAZUKIペール缶振り上げる、おばっちがくしゃみ、ロープを揺らす、KAZUKIペール缶放り投げるとドレイクの腕に直撃。不意打ちを食らってドレイク痛がる。ドレイクロープに振ってラリアット、KAZUKIかわしてフライングネックブリーカードロップ(右写真)。ロープに振ってもう一発、カウント2。KAZUKI水車落とし狙うがドレイクはブロック。KAZUKIはドレイクを場外に。エプロンから延髄ニー。おばっちがゴム用意してゴムパッチン狙うがドレイクかわしてKAZUKIにゴム誤爆。ドレイクがKAZUKIをリングに戻す。

ドレイクラリアット、KAZUKIかわす、おばっちがエプロンから大根攻撃、KAZUKIは水車落とし、カウント2。KAZUKIコーナーに上る、藪下が足押さえる、ドレイクは肩に担いでスーパートラップバスター(左写真)、カウント2。藪下にタッチ。

藪下コーナーに振る、KAZUKIコーナーに上る、藪下雪崩式ブレーンバスター。藪下エプロンに出るとスワンダイブプレス、カウント2。ダブルリストアームサルト狙うがこれはKAZUKIブロック。藪下再度スワンダイブ狙ってエプロンからトップロープに、おばっちがハリセンで撃墜、KAZUKIキャプチュード(右写真)、カウント2。

KAZUKIパンチ、藪下キャッチしてワキ固めから十字(左写真)、おばっちがカット。藪下掌底、KAZUKIはペール缶でブロック。

KAZUKI延髄ニーwithペール缶(右写真)、カバーはドレイクがカット。おばっちが入ってフィッシャーマンズスープレックス狙う、藪下ブロック、KAZUKIがフライングネックブリーカードロップで倒しおばっちがおばっちドロップ、カウント2。KAZUKIがボディスラム、おばっちがコーナーからせんたっきツイスタープレス、ドレイクがカット。ドレイクがおばっちをコーナーに振ってラリアット、藪下が十字、KAZUKIカット。

おばっちは藪下にゴミ袋固め、ドレイクカット。おばっちレッグロックから藪下の体を反らせる。変形STFというか裏ゴミ袋固め?(左写真)これもドレイクがカット。藪下は起き上がると掌底一発でおばっちをフォール。なんつう唐突な終わり方だ?チェーン使ったのかな?

藪下(14分40秒 片エビ固め)おばっち

ファングがマイク。「森松さん、藪下さん、COOの意向をよくわかっていただいてるみたいですねえ。凶器も使ったし。」
藪下「あたしはチェーン使わなくても十分強いの。そこにあったから使っただけ。」
ファング「フリーの藪下さん、ドレイクさん、これからもよろしくお願いします。おばっち!そして桜花!言いたいことがある。上がってくれ。おばっち、キミは入場の時に客に媚び売ってお菓子配るのはやめてください。桜花、試合前に歌うのはやめてください。戦いの前に歌なんて。」チーフ鈴木のこの発言は観客に大不評。
結局「北沢、おばっちvs桜花で勝った方は続ける、負けた方は禁止。」と決定。中途半端な強権発動だなあ。いっそのこと全部のお笑い排除したらどうだい?



その2